11月16日(火)、理工学部の長谷川知子准教授は、クラリベイト・アナリティクスの事業部門であるWeb of Science Groupが発表した2021年度の高被引用論文著者(Highly Cited Researchers2021)に選出されました。長谷川准教授の選出は3年連続となります。

 高被引用論文著者は、特定出版年・特定分野における世界の全論文のうち引用された回数が上位1%に入る論文を発表し、後続の研究に大きな影響を与えた研究者が選ばれます。 今回は約70の国と地域から、さまざまな研究分野で活躍する6,602名(うち日本の研究機関からは89名)の研究者が選ばれました。長谷川准教授は、一人の研究者が複数分野で論文を発表している場合の合計被引用件数で評価する「クロスフィールドカテゴリー」で選出されました。

 長谷川准教授は、エネルギー、経済、農業、土地利用、水利用などを統合的に解析するコンピューターシミュレーションモデル、いわゆる統合評価モデルを用いて、気候変動を中心とした地球環境問題に関連する研究を行っています。とりわけ、将来の温室効果ガスの排出量を見通し、その削減方策の検討、気候変動による影響の経済的分析などに取り組んでいます。

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