株式会社チトセロボティクスが、第59回機械振興賞「中小企業庁長官賞」を受賞
本学発ベンチャー企業である株式会社チトセロボティクス(東京都文京区)が「校正不要で超高精度制御を実現する産業ロボット制御ソフトの開発」にて、第59回機械振興賞「中小企業庁長官賞」を受賞し、表彰式が2025年2月20日に行われました。
機械振興賞について
機械産業における技術開発の促進を目的とした賞です。優れた研究開発やその成果の実用化によって、機械産業技術の進歩・発展に著しく寄与した企業、大学、研究機関、および研究開発担当者が表彰されます。
- 一般財団法人 機械振興協会 機械振興賞
https://www.jspmi.or.jp/tri/prize/
川村 貞夫 教授のコメント
昨年度の日本機械学会ロボティクスメカトロニクス部門賞「部門技術業績賞」及び日本ロボット学会「第29回 実用化技術賞」によって学界からチトセロボティクス製品の性能を評価され、この度は第59回機械振興賞「中小企業庁長官賞」という形で、産業界から我々の製品の社会的意義を認めて頂きました。我々の会社は、立命館大学発スタートアップとして、2025年度で8年目となります。ロボットには華やかな話題が多く見受けられますが、我々は社会ニーズのある技術を基礎から積み上げて、社会実装に結び付けます。労働力が不足する日本社会の課題解決のために、チトセロボティクスの製品が広く様々な分野で利用されるように、今年も努力致します。

