立命館大学BKCグラスルーツ・イノベーションセンター(仮称)建設工事、および立命館大学BKC先端クロスバースイノベーションコモンズ(仮称)建設工事 安全祈願祭を挙行
6月10日、びわこ・くさつキャンパス(以下、BKC)にて「先端クロスバースイノベーションコモンズ(仮称)」(以下、CVIC)、「グラスルーツ・イノベーションセンター(仮称)」(以下、GIC)の建設工事安全祈願祭を執り行いました。両施設は、2025年の開設を目指しています。
当日は、森島朋三理事長、仲谷善雄学長をはじめとした大学関係者、設計施工企業である株式会社竹中工務店の関係者が参列。森島理事長が穿初と玉串奉奠を行い、工事の安全を祈願しました。
サイバー空間(仮想)とフィジカル空間(現実)が高度に融合した人間中心の社会「Society 5.0」。その具体化が進む中、今回新たに建設するCVICは、「身体圏」という新たな研究領域を創生し、スポーツ健康科学、脳神経科学、情報科学、心理学、人間科学などの多様な研究分野からアプローチする学際共創ハブの拠点となる施設です。仮想と現実が融合した社会における人の活動、コミュニケーションが心身に与える影響やウェルビーイングにどのようにつながっていくのかを明らかにし、Society 5.0に向けたソーシャルインパクトの創出を目指します。
GICは、企業や自治体などさまざまなステークホルダーと連携し、BKCを中心に研究成果を生かした起業・事業化を推進する施設。自由なものづくりを可能にするFabラボなどを備え、科学、芸術、数学など分野を横断した探究型のSTEAM教育を交えながら、新たな社会を拓くイノベーション人材、創発性人材を育成します。
両施設を起点に研究・教育をさらに高度化させ、その成果の実装を通じて社会共生価値を創出する「次世代研究大学」の実現を目指します。