広報課が選ぶ!2024年立命館大学の注目ニュース
2024年も残りわずかとなりました。1年を振り返り、広報課が選ぶ今年の「立命館大学の注目ニュース」をご紹介します。
(1)学生・校友の活躍
2024年は学生、校友ともに飛躍の年となりました。体育会アメリカンフットボール部PANTHERSが、全日本大学アメリカンフットボール選手権決勝「甲子園ボウル」で優勝し、2015年以来9年ぶり9回目の大学日本一に輝きました。また、体育会女子陸上競技部が「第42回全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)」で9年ぶり11度目の優勝を果たし、各区間で区間賞や区間新記録を更新するなど、素晴らしい成果を収めました。スポーツに限らず、さまざまな分野で学生や校友の活躍が見られました。
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(2)創始155年・創立125周年記念事業を展開
2025年、立命館は創始155年・学園創立125周年を迎えます。2024年度~2026年度を中心に、立命館の原点を振り返るとともに、中期計画R2030チャレンジ・デザインを推進し、学園が未来にわたってソーシャル・インパクトを創出するための多様なプロジェクト・記念事業を実施しています。
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(3)次世代研究大学を体現する研究の成果・研究者の活躍
米国スタンフォード大学とエルゼビア社による「世界のトップ2%の科学者」を特定するリストに立命館大学から36人の科学者が選出。また長谷川知子教授は、特定出版年・特定分野での世界の全論文のうち、引用された回数が上位1%に入る論文の著者(高被引用論文著者)としてクラリベイト・アナリティクス社より6年連続で選出され、文部科学大臣表彰科学技術分野科学技術賞(研究部門)なども多数受賞。さらに、立命館大学宇宙地球探査研究センター(ESEC)の佐伯和人センター長らが開発した「マルチバンド分光カメラ(MBC)」を搭載した小型月着陸実証機(SLIM)が、世界初のピンポイント月面着陸に成功するなど、次世代研究大学を目指す立命館大学は、さまざまな分野で研究成果を創出し、国際的な評価を受けました。
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- 「世界のトップ2%の科学者」に本学から36人がランクイン
- 総合科学技術研究機構 長谷川知子教授/RARAフェローが、6年連続で科学・社会科学分野における 世界最高峰の研究者「高被引用論文著者」に選出
- SLIMが月面着陸成功!月の起源の解明に向けた探査に期待
- 金子健太郎教授/RARAフェローが「第23回船井学術賞」 受賞
(4)各キャンパスで新展開が進む
大阪いばらきキャンパス(OIC)では、新棟(H棟)を開設。TRY FIELDとして新しく生まれ変わり、Ritsumeikan Innovation Network for Co-creation(RINC)での活動を中心に産官学地の輪をさらに広げ、正課・正課外を問わず多様な学びを加速させています。
開設30周年を迎えたびわこ・くさつキャンパス(BKC)では、「先端クロスバースイノベーションコモンズ」(CVIC)と「グラスルーツ・イノベーションセンター」(GIC)の建設を進め、これまで蓄積してきた「健康・長寿・QOL(Quality of life)」分野の研究の深化と産学連携を通じた地域イノベーションの創出をさらに広げようとしています。
衣笠キャンパスでは、2026年度にデザイン・アート学部/デザイン・アート学研究科(仮称)の開設を発表。未来志向の新たなデザイン学の追求とアートの技術・感性を基盤に、自然科学と人文・社会科学領域を横断した教育・研究の展開を図ります。
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- 立命館大学OIC新展開施設(H棟)竣工式を開催
- 大学と社会をつなぐ共創プラットフォーム「TRY FIELD」
- 立命館大学BKCグラスルーツ・イノベーションセンター(仮称)建設工事、および立命館大学BKC先端クロスバースイノベーションコモンズ(仮称)建設工事 安全祈願祭を挙行
- その感性を、世界に解き放つ。デザイン・アート学部(仮称)、大学院デザイン・アート学研究科(仮称)
(5)東京大学、京都大学に次ぐ全国3位!国家公務員総合職試験(春試験) 合格者数84人
立命館大学から過去最多となる84人が国家公務員総合職試験(春試験)に合格し、合格者数で東京大学、京都大学に次ぐ全国3位となりました。低回生時から行政リーダーとしての素養やマインドを養成するプログラム「立命館霞塾」を2013年から開講するなど、日本の未来を支える公務員を目指す学生たちのキャリア支援を積み重ねてきたことが、着実に実を結んできています。
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