広報課が選ぶ!2022年立命館大学の注目ニュース
新型コロナウイルス感染症の収束が見通せないなか、東欧での混乱が世界に大きな影響を与えた2022年。予測不可能な社会環境においても、地域・社会に貢献する教育・研究機関として、安全・安心を守りながら学生の育成や研究活動に取り組んできました。
今回は「広報課が選ぶ!2022年立命館大学の注目ニュース」と題して、注目ニュースをご紹介します。
1. 広報課が選ぶ!2022年立命館大学の5大ニュース
地域交流イベントを開催
立命館大学と立命館大学校友会が、楽天生命パーク宮城にて開催された「東北楽天ゴールデンイーグルス vs オリックス・バファローズ」の試合を「立命館大学デー」と称して冠協賛デーを実施。楽天生命パーク宮城における大学による冠協賛試合は初めてであり、東北の校友の方々を中心に交流を深めました。
また、びわこ・くさつキャンパス(BKC)では、「『ウェルビーイング』を体感する1日」として、初めて「BKCウェルカムデー」を開催。スポーツやSDGsなどをテーマにした80以上の企画を実施し、5,000人以上が来場しました。
大阪いばらきキャンパス(OIC)でも「いばらき×立命館DAY」や「Asia Week」を対面開催。それぞれ2,000人を超える市民の方々にお越しいただき、地域と大学の交流を通じて教育・研究や異文化などへの理解を深める機会となりました。
その他にも、新型コロナウイルス感染対策を講じながら、2022年はさまざまな対面企画を実施。地域社会とのつながりの大切さを改めて確認する年となりました。
<関連情報>
- 楽天生命パーク宮城にて「立命館大学デー」開催
- BKCウェルカムデー ~びわこ・くさつ健幸フェスタ2022~を初開催
- いばらき×立命館DAY 2022~地域の力で茨木の未来をつむぐ~を開催
- アジアとつながる国際交流フェスタ「Asia Week 2022」を開催
立命館先進研究アカデミー(RARA)を始動
立命館大学独自の新しい研究推進システム「立命館先進研究アカデミー(Ritsumeikan Advanced Research Academy)」(以下、RARA)を新たに設置。大学院生を含む若手研究者から中核研究者まで研究者のキャリアパスに応じた研究環境の抜本的充実を図っています。
大学の先進研究を牽引する中核研究者である「RARAフェロー」、中核研究者へのステップアップに向け実績を積み重ねる「RARAアソシエイトフェロー」、次世代の研究者として活躍が期待される「RARA学生フェロー」を任命。中長期計画「学園ビジョンR2030 チャレンジデザイン」で掲げる「新たな価値を創造する次世代研究大学」、「イノベーション・創発性人材を生み出す大学」の実現を目指します。
<関連情報>
スタートアップ人材育成プログラムをスタート
起業家や研究者、学生など多様な人の交流を通じ、学びの機会(パネルセッション、レクチャー、ワークショップ)と繋がりの機会(ネットワーキング、展示テーブル)を組み合わせたイノベーション促進・交流プログラム「OIC CONNÉCT」を新たにスタート。毎月、社会起業家や学生起業家らを招いたセッションなどを行っています。また、12月には、社会にインパクトや価値を生み出す人”IMPACT MAKERS”が集うIMPACT MAKERS DAYを開催。学生のIMPACT MAKERらによるピッチ・セッション「Student Impact Makers」などを行いました。これらの取り組みを通じて、中長期計画で掲げる「イノベーション・創発性人材を生み出す大学」の実現を目指します。
<関連情報>
ウクライナ支援
立命館大学は、ロシアの軍事侵攻の影響で、教育や研究を続けられなくなったウクライナの学生を一時的に受け入れることを4月に表明。株式会社日本M&Aセンター取締役会長・創業者の分林保弘様が、日本への渡航費や日本滞在期間中の生活費の支援をはじめ、多大なるサポートをくださっています。
また6月には、国内での稽古が困難な状況に陥った相撲・ウクライナ代表チームを大分県・宇佐市が招いて、合同稽古を計画。宇佐市から選手派遣の依頼を受けた立命館大学は、これをウクライナ支援プロジェクトの一環として位置づけ、趣旨にご賛同いただいた佐伯祐左様(東邦電気産業株式会社代表取締役社長・1995年理工学研究科修了)からのご厚志により、体育会相撲部の選手らがウクライナ代表チームと合同稽古を行いました。
さらに、学生受け入れなどがきっかけとなり、ウクライナのボリス・グリンチェンコ記念キーウ市立大学と協力協定を締結しました。この他にも大学のみならず、学生・教員らが、さまざまな支援活動の実施や研究情報を発信してきました。
<関連情報>
- ウクライナ侵攻にかかる学生の受け入れ支援について
- ウクライナからの留学生を迎えてのセレモニーおよび交流会を開催
- ウクライナからの留学生が甲子園で始球式
- 体育会相撲部がウクライナ代表チームと合同稽古を実施
- 大分県宇佐市長がご来学
- ウクライナのボリス・グリンチェンコ記念キーウ市立大学と協力協定を締結
- 「辛い時こそ、周りを幸せにできる人間に」ウクライナ近隣国での支援活動に参加
- ウクライナに冬服・防寒具を届ける支援企画をスタート
- 「戦争犯罪」「ジェノサイド」とは何か その定義や“罪と罰”を解説
- 「避難民」は難民とは何が違う? 日本の難民政策の基本を解説
国家公務員総合職試験 合格者数63人で西日本私大1位
2022年度春の国家公務員総合職試験の最終合格者が人事院より発表され、立命館大学から過去最多となる63人が合格。合格者数で全国7位、西日本の私立大学で1位となりました。
立命館大学では、学生の多様な希望進路や学習の進度などに合わせ、さまざまな公務員養成の支援を展開。特に現役の国家公務員総合職による講演会・ディスカッション、政策立案ワークショップなどを通じて、低回生時から行政リーダーとしての素養やマインドを養成するプログラム「立命館霞塾」を2013年から開講するなど、公務員を目指す学生のキャリア支援に取り組んでいます。
<関連情報>
2.立命館大学キュレーション型オウンドメディア「shiRUto」の注目記事
建学の精神と立命館憲章に基づき、構成員一人ひとりの尊厳と多様性が大切にされることを目指して学園全体でダイバーシティ&インクルージョンの取組みを進めています。
7月に掲載し、多様性を前提に「気遣いあるコミュニケーション」の必要性を伝える記事『「ハーフ」「ミックス」「Hafu」? 日常に隠れる「日本人同士の差別」に気付けるか』に注目が集まりました。
shiRUto
2018年11月に開設した「shiRUto」は、本学の教育・研究から得られる知の数々が私たちや社会とどのように関わっているのかを、ビジネス、テクノロジー、グローバル、ライフ、スポーツ、カルチャーの6つの視点で取り上げています。
3.「+Rな人」の注目記事
競技歴わずか2年で日本代表に選ばれたトライアスロン 白石怜佳さん(食マネジメント学部3回生)を特集した『トライアスロンで高みを目指す~日本代表として世界への挑戦~』に注目が集まりました。記事掲載後も、国内外の大会で活躍し続けた白石さんに今後も目が離せません。
+Rな人
課外活動や研究など、さまざまな分野で活躍するキラリと輝く学生を紹介しています。
4.SNSの注目投稿
Twitter
「第40回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」にて、立命館大学体育会女子陸上競技部が準優勝。3年ぶりの表彰台に登ったことを伝える投稿に注目が集まりました。12月30日(金)に行われる「2022全日本大学女子選抜駅伝競走(富士山女子駅伝)」で、王者奪還に挑む女子陸上競技部をぜひ応援してください。
- 立命館大学広報課公式Twitter
大学からのお知らせや学生の活躍、ユニークな研究内容など、立命館大学の「今」を紹介しています。
Instagram
3年ぶりにみやこめっせ(京都市勧業館)で開催した立命館大学・大学院入学式の投稿に注目が集まりました。
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キャンパス風景やさまざまな分野で活躍する学生・学生団体、立命館大学の日常を発信中です。
最後までご覧いただきありがとうございました。2023年も立命館大学のニュースをお届けしてまいります。