2016.05.24

スポーツ教育学特殊講義

スポーツ健康科学部では、3回生よりスポーツ健康科学に関する専門的な学びをより進めていくこととなっております。具体的には、スポーツ科学コース、健康運動科学コース、スポーツマネジメントコース、そしてスポーツ教育学コースの4つのコースから1つのコースを選択し、各コースの学びを深めていくことになります。そして、それぞれのコースには、3回生を対象にした「特殊講義」という科目が開講されております。この「特殊講義」は、各コースの最先端の内容をより総合的、統合的に学ぶことで、そのコースにおける基礎的知識を学際的に理解したり、それらの知識をそれぞれのフィールドでの実践へと結びつけるトレーニングを行っております。

このうち、「スポーツ教育学特殊講義」では、その講義の前半において、スポーツの指導の技術を高めることを目的に、実際のスポーツ指導場面を想定した模擬指導を採用し、実践しております。また、この際にPDCAサイクルを用いて、それぞれが行った模擬指導の検討を行っております。この回は、先に行ったグループの模擬指導の様子を動画撮影したものをみながら、各自で反省点を抜き出し、これをグループで共有し、それらの課題をもとに再度指導計画の立案を行いました。



この結果、「指導内容の説明の仕方、時間配分、教材の構成、グルーピング、事前準備など」の、さまざまな観点より改善点を明らかにすることができ、先に行った模擬指導のどの部分をどう改善すればよいのかがグループ毎に共有できました。
さて、いよいよ次回は、これらの改善点を踏まえた模擬指導を実践することになります。
どのような模擬指導が展開されるのか、いまからワクワクしています。

追記:「負うた子に 教えられる 笹のふね」

初夏を迎えたばかりなのに、暑い日が続いています。先日涼を求めて子供と近くの小川に散歩にでました。足を水に浸しつつ、川辺の笹を摘んで「笹舟」を作ろうとしたのですが、うまくできずに試行錯誤していると、子供が作り方を得意顔で教えてくれました。お粗末でした。




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