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2020.01.21

口頭試問(2020年1月16日)

こんにちは、かわいです。

先週の木曜日、卒業論文の口頭試問がありました。

 (kawai)20200121

積み上がった卒業論文を読み、学生同様(以上に?)私も緊張して

臨みました。


5分という短い時間で取り組んできた研究を

「伝わるよう」かつ「価値が理解されるよう」発表する

ということは決して容易いことではなかったと思います。

他の先生が「自信にしてほしい」とおっしゃっていました。

私もそう思います。


発表を聴きながら学生たちのこれまでの挑戦と成長が

透けて見えて感激していたら、合間になんでそんなに

ニヤニヤしているんですかと学生に言われてしまいました。

それは誤解です。精一杯望んでいる姿に心動かされていました。


卒業論文・卒業研究というまとまりのある知識を編集して

自分で生み出していく作業は大きく学生の成長につながっている

と思います。


一人の学生が「自分はこれをやった」と言えるように取り組みたい

と口にしていました。その姿勢と成果を含め、一人の人として

知識を持って世界と対峙することを果たせたと思います。

大げさに聞こえるかもしれませんが、これから学校から仕事・社会

へと移行(トランジション)していく彼らにとって、必要かつ有意義な

通過儀礼となっていると思いました。


学業面での大学生活を一区切りになったかと思います。

学生の皆さんには是非時間をとって、大学生活をふりかえって

自分の大学生活がどうだったかを考えてみてほしいと思います。

できるなら、共に過ごした仲間とそのことについて話し合って

ほしいなと思います。



かわい

2020.01.14

自己調整学習

01/14



こんにちは、かわいです。

学習科学論の授業で自己調整学習について紹介しました。

学習についての科学の中では新しい潮流で研究もたくさん産み出されている領域です。

自分も読んでいてとても勉強になりました。


自己調整学習ができる学習者とそうでない学習者の対比が突き刺さります。

 (kawai)20200114

自己調整がうまくできない学習者は次のように記述されていました。

遠く漠然とした目標は持っているものの、目の前のしなくてはならない作業を

しっかりやり遂げる自己効力感は低く、興味も持てない。その結果、計画も貧弱、

うまくいかなくてもしっかり取り組まなかったからだと言い訳を用意し、

結果だけを見て単位さえ取れればそれで良しというスタンスになる。

結果、単位が取れようが取れまいが、知識も必要な能力も身に付かず、

成長のない悪循環を繰り返してしまう。


自己調整ができる学習者は、

遠い目標だけでなく目の前の課題に焦点を合わせた目標を持ち、

自分のできるところは着実に、できるかどうか背伸びする領域にも挑戦し、

うまくいかなくても、そのプロセスから学んでできるように試行錯誤し、

自分でフィードバックしたり、または他人からフィードバックをもらい、

結果についてはおまけ(付随的なもの)と捉える成熟した姿勢を示します。

結果、自身の興味関心や視野の地平を広げ、行動と経験を豊かに広げ、

能力も拡張していき、自分のできることとしたいことを豊かにしていきます。

(アイデンティティ研究の用語を使うなら、アイデンティティ地平を広げる

 と言いたいところです)


問題は、どうすれば、自己調整学習ができるようになるのかということです。

・一つは学習の型にはめてできるようになるまでパターン学習する

・他人の学習プロセスから学ぶ(モデリング)

・自分の学習プロセスをモニタリングしてコントロールする


いずれにせよ、かなりターゲットを絞って細部に分け入った作業を

「できるように」支援することが重要になりそうです。

難しいのは、自己調整学習が弱い学習者の方が、

そのようなことを「できるつもり」になってしまうという点です。

はっきりと「できていない」という結果に直面し、フィードバックを

受けることが出発点でしょうか。あるいは、「できる」まで進めない

経験も重要かもしれません。


大学では自由に学べるはずですが、日々の多様かつ多量の経験に圧倒

されてしまうこともあるかもしれません。ぜひ、2020は、自分の

テーマを自分で追求していくということを大事にしてほしいと思います。


もちろん、自分ごとから始めねば、ですね。


かわい



2020.01.07

2020年 年始の展望

こんにちは かわいです。

あけましておめでとうございます。

2020年が始まりました。


雲ひとつない写真が撮れました。

 (kawai)20200107


年末に手に取った本に楽天主義者がうまくいくという話が書かれていました。

別の本には、単なる楽観思考ではうまくいかないという話が書かれていました。

この話は食い違っているわけではありません。

いろいろと事を進める際に、その結果がうまくいくというイメージをもつこと

(楽天主義者)はとても大切です。しかし、ただたんにうまくいくことを

妄想しているだけでは、妄想で実現して満足してしまって、現実に行動を

起こさなくなってしまうことが多いようです。


2020年は、あんな研究やこんな取り組みをしたいなあとひとしきり楽しく

天に想像を広げましたら、現実の障壁を見つめて目標への道筋をシビアに

考えることが大事になります。


私の場合、、、

目の前の締め切りや原稿を出すことにまずは注力し、1つ1つブロックを

積んでいきたいと思います。大学生の成長理論のブロックを1つと翻訳書の

出版につづけて学校から仕事・社会への移行(トランジション)についての

研究を一歩進めたいと思います。

まとまった時間を取るのが難しい日々となりそうですが、ちょっとずつ継続

して取り組めば1年で2つか3つ形にできる(したい、しなくては!)という

気持ちになってきました。



かわい




2019.12.31

2019年 年末のふりかえり

こんにちは、かわいです。

2019年は本当にあっという間でした。

春から夏にかけては研究プロジェクトの最終局面で仕上げに入り、

後期に入ってからは学部生の卒業論文に伴走し、

(卒論生のみんなもがんばった!最後の口頭試問まで走りきって!)

年末は寒暖差とアレルギーとたたかう日々です。


風景写真を見るだけでも、心が安らぐそうですが、

少し足を伸ばして鴨川を散歩してきました。

 (kawai)20191231


一年を通じて、教育・研究・社会貢献の3つを鼎立させることの

難しさを痛感しました。とくに今年度は新しい科目を開発しながら

進めたので大変でした。


学生のさらなる挑戦を可能にするような教育を構築したいと思いながらも

力不足や準備への時間不足もあり至らないところも多々ありました。

その中でも学生たちがこちらの想定していなかった挑戦へ突き進むことを

目の当たりにして心が弾みました。

その挑戦を加速させるような教育を実践するためにも、研究を進める

ことの重要さをひしひしと感じています。創造がスポーツ健康科学部

らしさだと思いますので、色々な力を掛け合わせて創造していくピース

になれればと思います。


2019年、たいへんお世話になりました。

2020年、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

次の年もどうぞよろしくお願いします。


かわい

2019.12.24

学生ワークショップvol.2

こんにちは、かわいです。

先週、ゼミ活動の一環で学生が学生に向けてワークショップを実施してくれました。

大谷翔平選手が取り組んだことで有名になったマンダラートを用いて、

1年後の目標と10年後の目標について書き出して語り合うという活動をガイドしてくれました。

ワークショップについての知識も学習中ではありますが、実際に行動に移すことができた点で

よかったなと思っています。

 (kawai)20191225

(動きながら撮ったので、写真があらい点、ご容赦ください)

場自体も、とても和気藹々としており、学生同士がお互いの考えていることを知る

機会としてよかったと思います。目標を書き出すこと、それを他者に向かって説明することは

自分の状態のモニタリングや評価として重要な意味を持ちます。

また、遠い位置にある目標と近い位置にある目標を2つ考えることで自分の将来展望の内容の構造化

に進められる発展可能性のあるワークだったと思います。



実施した学生たちは、緊張して一緒に取り組んでいる学生の名字が出てこないということも

ありましたが、いい経験になったのでは無いでしょうか。最後の締めを進行役とは別の学生

が担ってくれましたが、チームメンバーが互いの考えていることを知る上でも意味があるの

はないかというまとめはよかったと思います。


「もっとこうすればよかった」という気づきが得られたことで、次回のワークショップへの

動機づけも生まれたようです。行動&活動することで新たな経験をし、そこから経験学習

していくというのがゼミ生には性に合っているようです。


ようやくゼミのコンセプトが見えてきたような気がします。

今年もあとわずか、健康第一で。



かわい

2019.12.17

オリター執行部集合2019-2020

こんにちは、かわいです。

12/14の土曜日にOICにてオリター執行部の集合研修

に参加&講師をしてきました。

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2019年度の執行部と2020年度の執行部がともに集まり(100名以上!)、

2019年度の成果を確認するとともに、2020年度の決意を

固めるような場になったのではないでしょうか。


2019年度の執行部の学生の皆さんのリーダーシップ持論のセミナー、

組織づくりなど数々の挑戦を知り、あらためてすごいなと思いました。

スポーツ健康科学部の執行部の挑戦は他学部にも刺激になったようで、

他学部の執行部から声をかけられている様子が見られました。

これも大きな社会貢献です。すばらしい。


セミナーでは、

どうして執行部になったのか、これまでどんな力を身につけてきたのか

これからどんな力を伸ばしていくのかを語り合ってもらいました。

すごい密度で学生の力と熱量に圧倒されるばかりです。


そのあと、初年時担当の学生たちが質問会を実施してくれました。

たくさんの質問と対話が交わされ、素晴らしい機会になったと思います。

こういった交流の場を作る企画が学生の皆さんから出てくること、学生主体

で進められること、そこで実りある交流が生まれることは充実感につながった

ことと思います。今後も、ぜひとも交流を継続していってほしいですね。


最後に、今年度、2019執行部と2020執行部を同じ日に集まってもらう

という一番重要な仕事をされた職員さんたちに拍手を。



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2020年度のオリター活動の挑戦にも注目です!

2019.12.10

登壇報告『ボランティアで学生は変わるのか―「体験の言語化」からの挑戦』 出版記念シンポジウム

こんにちは、かわいです。

先週金曜日に早稲田大学で開催されたシンポジウム

『ボランティアで学生は変わるのか―「体験の言語化」からの挑戦』

出版記念シンポジウムにてパネリストとして登壇してきました。

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前半は学生のみなさんの体験の言語化が続きました。
学生が自らの経験からふりかえって言葉にしていく姿に圧倒されました。
発表の中では触れられませんでしたが、先生方がときに優しく問いかけ、
ときに厳しく指導されたことと思います。


こうした教員と学生との近い距離で関係を築いて、お互いに触発されるような
関係を生み出すことは容易ではないと思います。

さて、立命館大学、スポーツ健康科学部に何を持ち帰ることができるでしょうか。

書籍では、後半の座談会の聴き手を務めています。
座談会に参加してくれた学生さんの語る言葉とエピソードは力強く、大学教育の
可能性に目が開かれるとともに、その責任を痛感しました。

いくつか、座談会で学生さんに問いかけた内容を記しておきます。
・活動の経験はどういった影響をもたらしましたか?
・活動していなかったとしたら、どんな大学生活だったでしょうか?
・これからの人生、どうしていきたいですか?


座談会の熱に押され、最後は予定しなかった質問に進みました。

・どんな未来になれば良いでしょうか? どんな社会にしていきたいですか?

まわりの学生たちにも聞いていきたいと思っています。(卒論が終わったら・・・)




かわい

2019.12.03

卒論執筆に関して

こんにちは、河井です。

学生さんの卒業論文の提出が本日より開始します。


みなさん、最後の追い込みに入っており、先生方も忙しい季節です。

提出は、学びステーションです。

 (kawai)20191203_2

気づいたことをいくつか。

1.序論から本論、結論までかなりの文章のものとなります。

1つ1つの文、文と文のつなぎまで意識を配れるといいと思います。


2.全体の構成
研究の冒頭で示した目的や問題意識に応えられるような結果・考察が
示せているかが大事なポイントです。自分との戦いでもあります。

考察を一段一段積んでいく感覚をもって取り組んでくれれば。

3.細かい形式も定められた指定に沿ったものにする必要があります。

何度も印刷して確認・修正するようにしましょう。


風邪やインフルエンザも流行っているようです。くれぐれも体調には

万全を期してください。



かわい




2019.11.26

Sさん、ありがとうございました!

こんにちは、かわいです。


先週の水曜日、事務室職員のSさんが異動のため事務室を離れることとなりました。

Sさんとは、前に異動されたTさんと一緒に先日報告した「学び宣言」の授業を

企画したり、高校生にピーアール活動したり、学生広報部やAA・オリターといった

学部生が学部生をサポートする活動に取り組むところで、一緒にお仕事をしました。


 (kawai)20191126


アイデアマンで新しいことを生み出していくスポ健を牽引していく

仕事にあたってくれていました。東京で高校生向けに1日研修で

講義を持った際に、高校生以上にペンを走らせてくれていたこと

がとても記憶に残っています。


終わってから、めちゃめちゃ刺激になりましたと感想を伝えてくれて

こちらも嬉しかったです。


とくに学生たちがアウトプットに力を注ぐところ、Sさんが次々と

新しいアイデアを示し、学生たちの挑戦を前に進めてくれたことは

大きな財産になっています。(どうやって継承していくか、次なる

挑戦ですね)


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2019.11.19

学生ワークショップ:キャリア・トランジション

こんにちは、かわいです。

学生がキャリア形成をテーマに研究に取り組んでいます。

キャリア形成の中でトランジション(移行ではなく、転機の方の意味です)

を言語化していくことが大切だというメッセージを込めてワークショップを

実施してくれました。


 (kawai)20191119


4回生の学生が就職活動で言語化した経験談を調査し、

クイズ形式にして実施してくれました。

例えば、
部活動のキャプテンになりました。

しかし、自分がチームのために何ができるのか見つけることができなかった。

全国を目指せる人は、モチベーションが高いが他の人達はそこまでモチベーション

を保てるわけでもない。あなたならどうしますか?


正解を探すというよりかは、実際に学生たちが取り組んでいる活動に

意味を形成しながら言語化することが大事ということを学びました。


3回生のみなさんにも有意義なワークショップをどんどん開発していってもらいたいですね。


かわい