[ 2014年03月 ] の記事一覧

2014.03.31

スポーツ討論会

3月中旬にヤマハスポーツ振興財団が主催する第7回スポーツチャレンジャーズミーティングに参加してきました。スポーツの選手として、審判として、また研究者として「スポーツ」の頂点を目指したチャレンジャー、スポーツ振興に関わるチャレンジを行っているチャレンジャーが集まって、相互に刺激を与えるミーティングです。

http://www.ymfs.jp/project/assist/scmeeting/

 その中で、今回はスポーツ討論会のファシリテーターをお願いされました。悩んだあげくに、「チャレンジする」ということ、をテーマに参加者のグループワークを中心に議論してもらいました。チャレンジャー同士が、日常のスポーツ活動、研究活動におけるチャレンジをキーワードから洗い出したり、トップアスリート・トップリサーチャーの共通項をまとめたりしました。















チャレンジャーの熱心な議論で、会場は熱気に包まれた中で、共通していたのは、「ビジョン」、「目的」、「目標の明確化」、そして「目標を達成するための計画・実行」、さらには「動機づけ」、「継続」、でした。これらはスポーツに限られるものではなく、事業を展開する上でも共通します。

 チャレンジャーが自ら望むところまで到達するのを楽しみにしています。














<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

明日は入学式。学部・大学院5期生を受け入れます。新しい学生が、どのようなチャレンジをしてくれるのか、どのように成長するのかたのしみです。上に書いたチャレンジャーズミーティングで、

        "未来は僕らを強くしてくれる"

と語ったチャレンジャーがいました。未来を切り開くとともに、その切り開くべき未来像が自らを鍛えてくれるのでしょう。

 明日の新入生との出会いが待ち遠しいです。

 

卒業記念パーティで流されたビデオクリップ、期間限定のようです。2013年度最後の日に是非ご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=8V3ha2_cwJI&feature=youtu.be

 

明日から、「あいコアの星」の担当者が変わります(私とma34さんはそのまま)。引き続き、ご愛読下さい。

 

【忠】

2014.03.30

寛いだ中の「反省機会」!?

  322(土曜日)夜のスポーツ健康科学部「卒業・終了パーティー」では、1回生時に担当した「基礎演習」クラスの学生たちの「魁」として成長した姿に接することが出来た。山口大学からの「大返し?」の甲斐は十分あったというものだ。

その「卒業パーティー」を暫し楽しんだ後、翌朝にはまた山口大学の学会場へ向かった。メイン・テーマを「子どもの健康・発達現実に向き合う"教育保健"の内容と方法」に置いた、第11回日本教育保健学会の【フォーラム・ディスカッション】に参加するためだ。「フォーラム」は「養護教諭の"実践と研究"方法をめぐって」をテーマとして、「テーブル①~⑧」に分かれ、全国各地の養護教諭の方々からの「実践報告」にもとづき以下のように進められた。1)この「実践(研究)」はどのような「課題(意識)」を持って進めているものなのか? 2)この「実践(研究)」には、他に考えるべきどのような「問題(要素的課題)」があるか?(特に、報告テーマが大きいもの) 3)この「実践(研究)」をこれから発展充実させるには、どのような「課題(作業)」と「実践⇔研究(方法)」交流が考えられるのか? 

 何時もであれば、いくら新幹線で便利になったとは言え「中国大返し?」さながらの「往還」などしていなかった筈だ。その大きな理由については前回のこの欄で紹介させていただいたが、もう1つの理由がある。40年にも及ぶ「半世紀会」(この由来については、昨年6/16付けのこの欄で紹介させていただいた)の絆に拠るものだ。

 今学会の「メインテーマ」の下、シンポジウム「教職必修科目としての"教育保健"の必要性と内容構築への課題」から「フォーラム・ディスカッション」に通底するのは、教育保健学会としての課題意識であることは確かだが、それ以上に大きいのは、大会実行委員長が今学会に込めた強い思いだ。そして、それを突き上げているのが、真正面から鋭く「教育保健論」に迫っていながら先に行()ってしまった「半世紀会」の仲間・S教授との絆であろう。   

S教授編著の『学校保健の近代』(不二出版、2004)刊行から10年が経とうとしている。「教育としての学校保健を語ることが教育保健だ」とする論調を克服するだけの研究がどれだけ深化したのか。また、「教育保健」概念で結集したはずの学会活動はどれだけ充実してきているのか。何時もながらの寛いだ「小旅行」ではあったが、私にとっては依然として「反省機会」の場となってしまった。語呂の悪さを返上して素敵な命名が出来るように、もっともっと教育・研究に励まなければならないということなのだろうか。

さて、この欄も今回で終了。途中1回は操作ミスで「脱線」仕掛けたところを救っていただいたから正味51回。全て「写真無し」で押し通した。随分と勝手なことを書かせていただいたので、余計に読み辛かったことだろう。ご勘弁いただきたい。

それにしても、「あいコアの星」を早く書き上げた。「3.11」から丸3年が経ったこの時期。久々に、郷里・石巻やその周辺の「変貌振り」に接してきたい。   mm

2014.03.29

来週から新年度です!

あっという間でしたが、このブログも1年が経ちました。
主に学生の活動をアピールする場でしたが、実際のところ僕自身も学生と一緒に活動しながら日々学習してきました。
御陰さまで沢山の新しいことにもチャレンジさせて頂き、また来年度に向けての課題も見えてきました。
そういった意味ではワクワクしてます(笑)
来年度は引き続き地域の健康増進に向けた活動に全力で取り組むつもりです。
エネルギッシュな学生のサポートもあるので頼もしい限りです!

新年度からはまた(一部)フレッシュな顔ぶれでブログが始まります。
引き続き色々な角度からスポ健の活動をお伝えしていきますので引き続き応援宜しくお願いします。


写真は一期生の卒業式の写真。インテグレーションコアの前で撮影しました。いい笑顔です。

satoshi

2014.03.28

桜がちらほら

BKCも桜がちらほら咲き始めました。

 

hashi先生と田口先生と上海にある華東師範大学に行ってきました。いわゆる教員養成大学で、中国で最初にできた師範大学だそうです。優秀な学生、院生さんにもお会いでき、研究交流を深めることができました。

 

田口先生を中心に、hashi先生、光雄先生が、日本と中国の児童、生徒の体力測定、質問紙調査から、両国間の体力問題についてアプローチしています。こちらの研究成果も楽しみにです。

 

【忠】

2014.03.27

1年間ありがとうございました

 いつも南草津駅から大学へ歩いてくる途中に桜並木がありますが、もう明日にも開花しそうな状況です。これでまた、新しい新年度を迎えることになります。スポーツ健康科学部は、開設からまる4年を終了し、1期生が晴れて卒業しました。みなさん、ご卒業おめでとうございます。心よりお祝いと御礼を申し上げます。無事にスポ健が、この4年間を迎えられたのも、1期生の頑張りあってこそと痛感しています。先輩のいない1期生は、何をするのも初めてのことでした。誰に聞くこともできずに、よく先生方の研究室を訪問していましたね。我々は、皆さんのことを決して忘れることはありません。それは、皆さんのおかげで、我々も新しい学部とともに成長させていただいたのですから。いつでもまた、研究室を訪問してきてください。これで、1年間のブログを終了とさせていただきます。次回の木曜日は、【GOTO】先生にバトンタッチいたします。1年間ご覧いただきいただき、誠にありがとうございました。来年度も、臨場感あるれる新生スポ健の様子をお伝えできると思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。sana




2014.03.26

新年度が見えてきました。

こんにちは。 ma34です。

 

昨日、25日は、2013年度後期の成績発表でした。

とりあえずほっと一安心の人もいれば、そうでない人もいましたが、

取れなかった単位の分も、2014年度はさらに頑張りましょう。

 

さて、昨日は、私にとっては盛りだくさんの一日でした。

4月からの一回生(新入学生)基礎演習において、クラスに一緒に入ってくれる2回生の「オリター」(主に新生活支援)、「アカデミックアドバイザー(AA)」(主に学習支援)のメンバーと、顔合わせの時間がありました。

 

私にとっては3年目の基礎演習担当。クラスの学生との出会いも楽しみですし、2回生の彼らとのつながりもまた楽しみの一つです。後期のゼミナール大会という大イベントもありますので、14年度はどんなクラスになって、どんな盛り上がりを見せるのか、わいわいとした2回生に囲まれて、早くも楽しみになってきました。

 

そのあとは、赤沢ゼミの新3回生、新4回生の合同ゼミ。

両学年が顔を合わせるのは、昨日が初めてでした。

4回生の卒論構想の前には、3回生企画の自己紹介ゲームで盛り上がり、関係づくりの最初はうまくいったようです。

これから、助け・助けられのよい関係が学年を超えてできることも、また楽しみの一つとなりました。

 

写真:合同ゼミの様子

 

今年度の積み残している仕事もまだまだありますが・・・、

新しい出会い、新しい学びに対する期待を大きく膨らませて・・・

とくに新1回生のみなさんに出会うことを心より楽しみにしています。

 

今日で、今年度の私のブログも最後となりました。

1年間、どうもありがとうございました!!

 

ma34.

2014.03.25

思い出とともに

 学部1期生の卒業式を無事に終えました。

 きれいに着飾り、格好よくキメた姿で、本当に晴れ晴れとした顔をみていると、いろいろな思い出が蘇ってきて本当によかったと思いました。おそらく、ご家族のみなさんは、私たちよりももっともっと感慨深く、この日を迎えられたことと思います。本当におめでとうございます。

 1期生の学生たちどうし、どんな状況になっても、どこかで繋がりながら過ごしていってくれたら・・・と、願っています。

 

 先日、ある先生の退官記念講演に出かけてきました。この先生は、私が学部生のときからずっとお世話になり、この研究領域のおもしろさを教えて下さった先生の中のお一人です。そのお話の内容、話しっぷりはまるで"漫談"のようで、300名ほどの聴衆を魅了しておられました。自分の研究・仕事を社会に発信することに興味を持たせてくれたのが、この先生でした。

 

 教育の力は、おそろしくも、本当に魅力的ですごいものだとつくづく感じています。 【ippo


卒業ぶり?というくらい、月日が流れて久しぶりに訪れました。

このゆっくりとした感じで育ってきたんだった!と思い出せたことは、今の私にとっては大切なことでした。

戻れる場所があるのは、幸せなことですね。

 

今回のブログ担当も、そろそろ終わりに近づいてきました。

この1年、ありがとうございました!


2014.03.24

卒業記念・修了記念パーティ

2014322日、学部一期生の記念すべき卒業式、そして博士前期課程3期生の修了式が開かれ、夕方に卒業生、修了生を祝う記念パーティが、大津プリンスホテルで開催されました。このホテルは、学部・大学院の開設設置が決まったときにお祝いの会を開いた場所、折々の懇親会、そして【哲也】先生の結婚披露宴など、縁の多いところです。

 

 今回の記念パーティには卒業生・修了生、教職員の他に、インテグレーションコア(あいコア)を設計・建設していただいた竹中工務店さん、栄養調理実習室(レコスタジオ)にご協力いただいている大阪ガスさん、施設・設備ならびに物品購入など日常的にお世話になっているクレオテックさんにもお越し頂きました。

 

ma34】先生のブログ「この世界は誰かの仕事でできている」にあるように、この記念すべき日に至るまでに、多くの人々の仕事によって支えられています。卒業生・修了生はそのことをしっかりと理解していることが嬉しかったです。

 

パーティの最後に挨拶させてもらいましたが、この間の一期生の頑張り、それを支えた教職員のみなさんの頑張り、さらには関係者の支援・協力を思いながら、無事に学部の完成年度を締めくくれたことに感激し、心から感謝の念をいただきました。

 

 "スポーツ健康科学部・大学院スポーツ健康科学研究科に関わった皆さんは、ファミリーです。家族の役割は、癒し、エネルギーチャージ、そして動機づけです。相互に家族としての役割を果たしながら、この大家族でさらに発展していきましょう!"

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

 

最初の写真は初代ゼミ長・正村くんから、次の2つは、【光雄】先生のFBから拝借しました。お花の写真は、初めてのゼミ生から頂きました。予想外のことに驚きと感激です。社会でしっかり根を張って、それぞれに特徴のある花を咲かせ続けてくれると確信しています。【忠】

2014.03.23

「大返し?!」の甲斐はあったか?

322(土曜日)、スポーツ健康科学部第1期生がBKCを 巣立つ日。豊臣秀吉の「中国大返し」よろしく、山口大学から戻って来た。毎年、この時期に開催される日本教育保健学会と本学の卒業式とが重なってしまった ためだ。古の「大返し」なら、昼夜を問わずの凄まじいばかりの大行軍であったはず。現在は、新幹線で「ひとっ走り」だから、「大返し」などと使うことさえ 憚られる。ただ、新幹線の車窓からの風景を眺めながら、ふとそんなことを思ったりしていた。

何といっても、1期生である我がゼミの学生の「晴れの卒業」を見届けないといけない。そして、卒業に合わせて作成した『卒業論文集―「魁」としての足跡―』の「手渡し」を済ませなくてはならない。それによって、彼らとの2年間の「縁」に大きな一区切りがつくことになるからだ。

今、『卒業論文集』を改めて手にしている。2年間の「悪戦苦闘」とくに、論文提出間際の「騒然とした」風景が蘇ってくる。

20124月に始まった12人の専門演習VOクラス。「卒業研究」に取り組んだのは10人。課外活動や就職活動、ボランティア活動その他諸々の事情で、なかなか腰を据えて研究作業に集中することにはならなかった。

学部企画の卒業論文「中間発表会」では、何とか「研究構想」をまとめて発表することにはなったが、2クラス合同で行なったもう一方のクラスの「発表内容」からすると何とも「心許無い」状態だった。それにも拘わらず、ゼミ長がクラスの皆に掛けた言葉が奮っていた。どう贔屓目にみても無理があると思うのだが、「Excellent!?と。

1219日提出締め切りの「最低1週間前には完成原稿を持ち寄って添削!!」も掛け声倒れで、最後の学生が「原稿」を持ち込んで来たのは提出締め切りの3時間前といった「綱渡り」状態だった。

こうして、「エピソード」には事欠かない経過を辿って提出された10篇の「論文」を、そのまま掲載したものではあるが、やはり思い出深いものがある。スポーツ健康科学部1期生・「魁」としての足跡をきざむことになってほしいとの思いだけでも汲んでほしいものだ。

ところで、学部の「卒業証書・学位記 授与式」では、カナダに語学留学していた元ゼミ生も顔を見せてくれた。卒業単位不足で卒業見送りとなった学生もゼミの仲間とともに研究室を訪ねてくれ、『卒業論文集』を手渡すことができた。

さて、「大返し」での役目は何とか果たせた。卒業に至らなかった諸君には捲土重来を期してほしいし、卒業に至った諸君には前途に幸いあれと祈るばかりだ。  mm

2014.03.22

2013年度 卒業式・学位授与式

  今日はスポーツ健康科学部の第一期生の卒業式・学位授与式が執り行われました。学部を代表して木戸君が卒業証書の授与を、卒業生代表として山本さんが挨拶をしました。
  一期生がもう卒業、というのは何かまだ信じられない気持ちで、4月から会えない(学内進学の学生は別ですが)と思うと寂しい気持ちになります。

  それぞれ歩む道は違いますが、また大きく成長して、いつか母校を元気な顔で訪れてくれることを楽しみにしています。

 

satoshi