[ 2018年05月 ] の記事一覧

2018.05.31

平和ミュージアム見学


こんにちはshinoです。

昨日から雨ですね。
来週にも梅雨入りしそうです。
これからジメジメした鬱陶しい天気が続きますね。

さて、昨日、1回生の基礎演習の授業では、
3クラス合同で、立命館衣笠キャンパスにある平和ミュージアムへ課外授業に行ってきました。

朝から大雨で移動が大変でしたが、南草津や京都に集合し、みんなで電車とバスに乗っていきました。

授業では、まずはじめに、この課外学習をする意味をしっかり考えることができるよう、
ビデオ視聴とスタッフの方からのお話がありました。




全体での話が終了した後は、3クラスで分かれて見学を行いました。
私は担当しているHクラスとともに、
はじめに特別写真展示場の見学に行きました。
みんな、たくさんの写真と解説を熱心に見入ってました。
平和な日本では想像できないようなことが世界では今でも現実に起こっているということを知り、
いろいろなことを感じ、考えさせられたと思います。

その後、場所を移動し、戦争時の資料とともに、
戦争を体験された御高齢者の方々が、当時のことについて丁寧に解説していただきました。



やはり、実際の話を直接聞くのは全く違います。
教科書やテレビで流れる映像では、知ることができないこともたくさん教えていただきました。
学生たちも熱心に質問しながら話を聞いていました。

この課外授業は毎年行っているのですが、
学生たちは年々熱心に、話を聞く姿勢が良くなっているとのお言葉をいただきました。
それも毎年継続して来てくれているからで、
昨年経験した上回生がうまく引き継いでくれているのだと思います、と言っていただきました。
オリター、AAをはじめとした上回生が、自分たちが経験したことを、
後輩たちにうまく伝えてくれているんだと思います。

褒めていただいて大変誇らしかったです。

見学する時間が少し短かったので残念でしたが、
1回生も今回の授業でいろいろ感じるものがあったと思います。
戦争とは何か、平和とは何か、なぜ立命館に平和ミュージアムがあるのか、
スポーツと、戦争、平和はいかに関係しているのか・・・・などなど、
1回生が何を感じてくれたのか、提出レポートを楽しみにしておきます。

この課外授業だけでなく、立命館での学生生活で得られたもの、感じたことを、
上下回生だけでなく、周りにいるいろいろな人たちにも伝えていって欲しいと思います。


2018.05.30

みんなで応援!!─硬式野球春季立同戦─

こんにちは。

プロスポーツビジネスを学ぶ私のゼミには、硬式野球部で関西学生野球連盟学生委員総務のカズキ、ラグビー部で体育会本部役員のトモ、アメリカンフットボール部マネージャーののミカさん、三人の体育会所属学生がいます。

彼ら、彼女たちは、自らがそれぞれの実践の場で頑張りながら、プロスポーツビジネスに、
自分たちが取り組む競技がさらに発展し、より多くの学生を励まし、
また応援してもらえるようになるヒントはないかと日々、勉強しています。

そんな私のゼミ生たちは、当然、みんなで彼らを応援しています。

それで、先日はゼミ生たちと関西学生野球春季リーグ戦、立命館大学 対 同志社大学の試合に立命館大学の応援に行ってきました。




立命館大学 対 同志社大学の試合は、私が立命館大学の学生であったもう40年ほども前から、
伝統の一戦、「立同戦」としてみんなから親しまれています。

本当は、私たちが応援に行った試合で立命館大学は優勝を決めるはずでしたが、
その前節の近畿大学戦で優勝を決めてしまいました。
ちょっと微妙な感じではあります。。(笑)

けど、みんなで大いに盛り上がりました。
なんと試合は、9回ウラ、6対5で逆転サヨナラ勝ち!!

熱い!!
みんなで我が大学の爽やかなスポーツを応援する・・・
グラウンドでプレイする選手たちは、私たちみんなの代表です!!
そして、彼らも、みんなに応援されて、日ごろの努力の成果を発揮する。
それが学生スポーツの醍醐味です。

学生スポーツにおける一つの事件が、学生スポーツの意義に疑問を投げかけたり、
議論を呼んでいますが、私たちが学生スポーツのあるべき姿を忘れることは決してありません。

ゼミ生のカズキは試合には出ていませんが、彼らのマネジメントでの努力があって、
この盛り上がりがあり、勝利があるのです。
また、多くの学生の応援が勝利を呼んだとも言えます。

立命館大学硬式野球部の神宮での大活躍をみんなで応援しています!!

またみんなでラグビーやアメリカンフットボールの応援に行くのが楽しみです!!







2018.05.29

変わりゆく地域

「地域」ということばからみなさんは、何を想像しますか?
地域ということばはよく耳にしますが、どこからどこまでを指すのか、ピンとこないままでいました。
でも、最近、自分の住んでいる、小さな村の中でのひととひととの関係が「地域」かなと思います。

私の住んでいる場所は、大阪市内から30分ほどにある、もとからそこに住んでいる「地のひと」と45年ほど前に新興住宅地として開発された「地でないひと」が暮らす小さな丁番地です。
町という範囲には、1丁と2丁がありますが、入り組んだ私道に囲まれた1丁の番地の中に30世帯ほどが暮らしています。

現在、私にとって実感できる「地域」は、この30世帯ほどが織りなすひととひととの関係、ひとの行為とひとの行為がつむぐ連鎖のようなものです。

私が中学生・高校生の時代には、この地域をとても煩わしいものと感じていました。
自治会活動が盛んで、様々な催しへの参加は義務で、あちこちの井戸端会議からは、その場にいない人の陰口が聞こえてくる。
また、そこでは、ヒエラルヒーが色濃い人間関係が展開されており、窮屈さを感じていました。

その空気が、ここ5年くらいの間に、なんとなく変化し始めました。
あれこれとその理由を考えていたのですが、その大きな理由として、君臨していたボスのような存在の人が、そのようなポジションが、薄らいでいってるからです。村の若者がどんどん外に出ていき、10年前あたりから老齢化が加速しています。そのような環境の中、誰かがボスになり力をもったり、ボスの機嫌をうかがったり、違うボスをたてた別集団の組織化ができなくなったりしていったように思います。

すると…
ヒエラルヒーは崩れだし、だれもが同じ位置で、だれもが助け合う関係が出てきました。
助け合うというよりは、お互いがお互いを見守る・気にかけると言った方が適切かもしれません。

家の外を箒ではいているとき、買い物に行くために村の私道を歩くとき、どこかの家の雨戸が閉まっていれば、ちょっと気に留める。翌日も雨戸が閉まっていれば、「〇〇さんちの雨戸閉まったままだけど、旅行中かなんか?」と、道であった村のひとに聞いてみる。誰も知らなければ「いますか~」と声をかける。

老齢になり、車を運転しなくなったひとに「いつでも車を出すから、遠慮せず言ってくださいね」と声がかかる。

若い世代がちらほら戻り始め、あまり見られなくなった、子どもが外で走る回る、ミニだんじりを曳く楽し気な声が響くようになりました。そうすると、おじいちゃん、おばあちゃんも外に出てきて、その姿を眺めています。

こんなふうに、互いが互いを気にかける関係では、上下関係も、強いリーダーシップ性も、ヒエラルヒーも存在しなくなっているように思います。強い絆というものではなく、ゆる~く、でも繋がっている。そんな空気はとても心地よく、この5年ほどは、自分の住むこの村「地域」がどんどん好きになっています。

みなさんの「地域」は何を指しますか。そこではどんな変化が起こっていますか。


2018.05.28

365日晴れの街

 いよいよ気温、日差しともに夏に近づいてきました。

毎週水曜日は、会議のため朱雀キャンパスに行っております。水曜日以外にも行くことがありますが、いずれにしても朱雀キャンパスに行くときは数多くの会議に出ることになります。そのため、長時間、座りがちになってしまいます。
水曜日の常任理事会では、冒頭に3分間エクササイズ『アクティブ5』が導入されるようになり、座りがちの時間が多少緩和されるになりました。

それでも、全体としては身体活動が少なくなるので、「365日晴れの街」を歩くようにしています。これは、朱雀キャンパスの近くにある三条商店街の入り口に書いてあるキャッチコピーです。

  

約800mある商店街全体にアーケードがかかっており、日陰となり、風も良く通ります。もちろん、雨にかかることはないので、「365日晴れの街」と名付けられたのでしょう。

  

昔ながらの商店もあれば、新しいカフェ、総菜屋さん、居酒屋、スーパー、マンションなど色んなものが混在しています。修学旅行生、外国からの観光客、一般の買い物客などが入り交じって活気があります。是非、お近くまで来られたときは立ち寄ってみてください。

また、この三条商店街は、オリンピック金メダリストの野口みずき選手が、雨の日の練習に使ったことでも有名です。ランナーの皆さんは、雨の日の朝には、格好のトレーニングロードになるでしょう。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週の教授会のあと、スポーツ健康科学部の懇親会「あいコア会」が開催されました。関係する教職員、家族のみなさんに集まってもらいました。今回は、歓送迎会で異動になった職員の方にも来てもらいました。理工学部の事務長に異動されたM川さんの挨拶で、「家に帰ったようなほっとした感じになります」と話してもらいました。常々、「スポ健ファミリーは永遠です」と伝えていますが、一度われわれの関係者になった方(学生、院生、父母、校友、教職員など)は、家族、身内です。生涯にわたって家族のように付き合える仲間です。
【忠】

2018.05.27

受講生からのコメント

5/29から開催のアメリカスポーツ医学会(ACSM)の学会大会が目前に迫ってきました。スポ健からも多くの教員や大学院生・学部生が参加をします(多くの人は明日、日本を出発するのではないでしょうか?)。さて、前回のブログでも登場したYくんですが、Thematic poster sessionに向けての大学での練習を無事に(?)終了しました。出発前最後の研究室のミーティングでは、本番で使用するポスターを用いて研究室のメンバーに対してプレゼンテーションや質疑応答の予行練習を行いました。この1ヶ月間、連日の実験やその他にやらなければならないこともあり限られた時間での練習でしたが、博士課程前期課程1年生として十分なレベルにまで達したと思います。大学院生には日頃から「計画的にしっかりと準備した上でスタート地点にたてば、仮に本番で上手くいかなかったとしても得られるものがある」と話をしています(もちろん上手くいけば大きな自信を得ることができます)。指導教員の立場として、計画的に準備をした上でスタート地点へと送り出すことができそうで安心しました。ちなみに当日は、博士課程後期課程3年生のKくんもThematic poster sessionにおいて発表をします。ただし彼は国際学会での発表経験も豊富、これまでの努力の積み重ねもあり余裕が感じられます。Yくんにとっても最高のお手本です。





学会での出張中は授業は休講となります。全15回(90分間×15回)の授業も中盤となり、水曜日3限開講の「トレーニング科学」は7週分の講義が終了しました。ブログ担当初回(4/22)にも書いたのですが、毎回の授業時に受講生が書くコミュニケーションペーパーを読む中で、熱心にコメントを書く学生や鋭くユニークな質問をする学生の名前を覚えるようになってきました。数行のみの簡単な感想の受講生から1枚びっちりとコメントを書く受講生まで様々ですが、毎週楽しく読ませてもらっています。特に私の場合には、「この部分の説明、わからなかったらコミュニケーションペーパーに書いてね!」と授業中にお願いすることも多いことから、説明が不十分であった箇所はしっかりと指摘をしてくれます(笑)。その場合、次週の授業の冒頭で追加の説明をしますので、私にとって毎週のコミュニケーションペーパーはいわば「通知表」のようなものです。ところで今回、トレーニング科学の毎回のコミュニケーションペーパーにおいて「ありがとうございました。今日の授業も面白かったです。」という書き出しをする受講生がいます。また、「スポ健に来て良かったと心から感じることのできる授業です」と書いてくれる受講生もいます。その他、教員志望のAさんは、「自分の夢とリンクしていて、すごく勉強になります」と書いてくれています。教員が授業をするのは当然のことですが、受講生からの毎回のコメントが90分間の授業を行う上での大きなエネルギーになっています。

さて、前回の授業終了後に印象的な出来事がありました。受講生の一人が私の所にきて「先生、今日悔しかったです」というのです。一瞬「???」となりましたが、話を聞くと授業の途中で居眠りをしてしまったということでした。また、彼の居眠り中に私が説明した内容をどうしても聞きたかったので、居眠りをしたことが悔しくてしょうがないというのです。大学で講義を担当してから約10年が経ちますが、なかなかこういう学生はいません(笑)。彼は普段から教室の最前列部分で熱心に受講してくれています。「居眠りをした学生が目を覚ました時、授業を聞き逃した!悔しい!と本気で感じられるような授業をしたい」・・・以前からこのように考えています。もちろん居眠りをしないことが一番ですが、彼の口調が本当に悔しそうだったので思わず笑ってしまいました。水曜日3限の「トレーニング科学」は次回はお休みとなりますが、6/6の授業から再度気合いを入れて、熱い90分間の授業を展開できればと思います。

最後の写真は実習形式(筋力トレーニング時の筋肉の活動レベルの評価)での授業の様子です。実習形式での授業は楽しく、皆が楽しみながら学んでいます。



さて、次週のブログはアメリカからの更新です。

GOTO

2018.05.26

歴史への入り口


1回生を対象とした授業、基礎演習において
今週は、「木瓜原遺跡」を遺跡を訪ねました。
歴史へと続く階段は、テーマパークのアトラクションに続く階段のようでした。


1回生には、「木瓜原遺跡」について
調べてたうえで、レポートを提出するよう
事前に課題を出していました。

クラスを担当する私はもちろん、AAさん、オリターさんも
木瓜原遺跡を訪問したことが無かったので
皆のレポートが事前の学習に非常に役立ちました。

私自身は、院生時代を含めると
2年すこし、同じ景色を見ていたのに、
木瓜原遺跡に全く気付かなかったことを
なんとなく恥じるような気持ちになりました。

スポーツ健康科学部に複数の専門領域があるように、
同じ現象を見ていても、それぞれの気づき、
興味、関心は異なります。


それ以前に、同じ景色を見ていても、
気づく人と気づかない人がいます。
同じように景色に気づいていても、
その景色に疑問を持つ人と持たない人がいます。

スポーツに関する現象に関しては、
目の前にある現象に気づき
何故だろうと考えることが好きで、
大事にしてきたのですが、
「BKC=スポーツ」という
思考回路で固まってしまっていたのかもしれません。


スポーツ健康科学部のあるBKCは、
恵まれた滋賀の自然の中にあるキャンパスです。
意識的に歴史や文化、四季を意識しながら
日々を過したいと感じています。


木瓜原遺跡に
これから訪問される方々もいらっしゃるかと思いますので、
ここでは遺跡について詳細は記しませんが、
「木瓜原遺跡がどこにあるのか」ということは
写真とハッシュタグでヒントを残しておきます。

写真は遺跡訪問の様子と遺跡のヒント
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください


#木瓜=ぼけ=クインス
#スタジアムが歴史の入り口
#歴史に続く階段は圧巻
#遺跡そのものはあっという間
#歴史の上に今がある

2018.05.25

P3 の中間発表に向けて

みなさん、こんにちは、金曜日担当の嶋村です。だんだん暑くなってきましたが、みなさんはどうお過ごしでしょうか?熱中症などには気をつけてくださいね。


っと、まあ無難な書き出しで始まった今日のブログですが、今日も「ネタがないな~」と悩んでいたところ、学生さんがたくさん質問しに研究室に来てくれたので、その様子について書きたいと思います。今、英語 P3 は中間発表をやってまして、来週発表する学生さんがたくさん来たのですが、研究室に入り切らなかったので 1F のアカデミックラウンジに場所を移して対応しました。写真はその様子です。



かなり準備ができている人もいれば、ちょっと頑張らないといけない人もいて、まあどうなるかな~という感じです。発表は英語で 4 分ほどスライドを使って自分の研究を話してもらうのですが、自分の主張を客観的にサポートするのが難しいようです。データや参考文献を効果的に提示し、論理的な議論をしなければなりません。僕は論理的な議論をするには国語や数学などの他の教科をしっかり勉強してきたかが重要だと思いますが、これまでそういうことを怠って恣意的に感覚や自分の主観だけで物事考えてきた人はなかなか大変ですね。。。


巷では早期英語教育なんて言っている人もいますが、まずは日本語できっちり論理的・客観的に物事を考えられるようになるのが重要だと思います。基礎的な学問的体力をつけてそれを下地に英語を勉強すれば、まあ英語なんてそんなに難しいものではないと思うんですけどね。


というわけで、今回はちょっとイヤミな感じですが、質問に来てくれた学生はみんな一生懸命頑張っていたので、彼らの来週の発表がうまくいくことを願っております。


ではまた来週。

2018.05.24

昨日から雨ですね。


こんにちは、shinoです。

昨日から雨ですね。
また少し涼しい感じがします。
暑さ寒さが一定しないので体調を整えるのが大変です。気を付けて下さい。

先週末は、また女子なでしこサッカーの試合のマッチドクターをしてきました。



先週末は過ごしやすい天気だったので、サッカー観戦には良かったと思います。



女子サッカーは、以前と比べると、
かなりコンタクトシーンも増え、激しくなったのですが、
私がメインで行っているラグビーと比べると、傷害の発生はかなり少ないです。
全く傷害が発生しない試合もあります。

出番が無い方が選手にとっても良いですし、
私も試合の観戦をすることができるので嬉しいです。

と思って観ていたのですが・・・

今回は少し怪我人が出てしまいました。。。

選手は担架でピッチサイドに運ばれました。



その後はマッチドクターの出番です。
診察をするためにグランドに降りていきました。大きな怪我だったら・・・と、少し緊張する瞬間です。

診察の器械や道具は基本的にはほとんど無いので、
触診と、これまでの経験で大きな傷害ではないかをチェックしていきます。

今回は緊急性もなく、大きな怪我では無さそうでした。
良かったです、ホッとしました。

試合中の選手、スタッフ、観客の安全を担っていると思うと、
毎回、責任の重大さを感じますし、かなり緊張感があります。

選手が気持ちよくプレーでき、観ている人が安全で楽しめるようにすることができれば、
スポーツへの関心、人気もさらに高まっていくと思います。
そのために、メディカル面でしっかりサポートし、
できる限りお手伝いしていくように努めていきます。

2018.05.23

パナソニックオープン2017で観戦者調査!!

おはようございます。
Apolloです。


今日は1ヶ月ほど前のお話です。


4月18日から22日に、茨木カンツリークラブ西コースで、パナソニックオープン2017が
開催されました。



プロスポーツにもいろんなものがありますが、そのそれぞれに独特の仕組みがあります。
そんな仕組みを学ぶのもスポーツビジネスを勉強する楽しみです。


スポーツには、「観るスポーツ」と「するスポーツ」がありますが、いずれのスポーツも
スポーツの原点は楽しむこと。
したり、観て応援したりすることで、笑顔になったり、一体感を感じたり。。
それこそがスポーツが社会に果たすことのできる大きな使命です。


今回は、ニールセンスポーツジャパンから、お声掛けいただき、学生たちが観戦者調査を
行いました。


種目によって、観戦するファンの属性もいろいろ。
それを知ることによって、ファンのニーズを知ったり、もっとファンの層を広げたりする
ヒントを得ることができます。


学生たちも興味津々です。

今回の観戦者調査では、ファン層は比較的高齢の方が多く、SNSの活用はあまり効果がない
とも考えられますし、若年層のファンを広げるためにはSNSを活用するべきだという考えも
成り立ちます。


調査の後、観戦者調査に参加した学生たちがゼミで報告し、今後のプロゴルフの発展をテーマ
に活発な議論を交わしました。


スポーツ健康科学部には、いろんな学びのチャンスが溢れています!!

2018.05.22

「国民年金と障害基礎年金」

「国民年金と障害基礎年金」

20歳以上のみなさんは、毎月国民年金を支払っていますか?
よくあるのは、大学に入学し、一人暮らしを始めた人が支払い開始をうっかり見逃してしまうケースです。
国民年金支払い開始の通知は、住民票のある住所に届きます。
そのため、大学への入学に伴い、一人暮らしを始めた市(区)役所に移している場合、その住所に支払い通知が送られ、保護者の方も気づかないことが多くあります。
結果的に、未払い(滞納)となり、その期間分の保険料が減額され支給、あるいは不支給ということが起こります。

しかし、それ以上に大変なことが起きるのをみなさんはご存じでしょうか。

国民年金に加入している間に、一定の障害の状態になった場合、「障害基礎年金」を受給できるのですが、その条件として「国民年金」の納付があります。
例えば、学生のみなさんが、事故やスポーツなどにより、けがを負い、障害の状態となった場合、その初診日の「前日」において、下記の要件を満たしていなければ「障害基礎年金」を受給することができません。
(1)初診日のある月の前々月までの公的年金の加入期間の2/3以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
(2)初診日において65歳未満であり、初診日のある月の前々月までの1年間に保険料の未納がないこと

この2つの条件ですが、うっかり忘れていたという理由は一切受けつけてくれません。
条件に記されているように、国民年金には「免除」という仕組みが申請制で設けられています。
また、大学生の間は、「学生納付特例制度」を利用することができます。

ご自身の国民年金の状況、様々な年金の仕組みとしなければならないことを確認してみてはどうでしょうか。
http://www.nenkin.go.jp/index.html