[ Sat ] の記事一覧

2020.08.01

オンラインオープンキャンパス開催中です!!

皆様こんにちは。

前回のブログでお知らせしたように
本日 8/1 (土) と明日8/2 (日) は
スポーツ健康科学部のオンラインオープンキャンパスが
実施されています。
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/opencampus/

先ほど第一弾の Motoyuki 先生の講義
「アスリートの身体の中を覗いてみようー超音波装置を用いてー」が
行われましたので、私もこそっと参加してました。

 (atsushi)20200801-01

講義は、Zoom を用いて行われたのですが、
初めに、超音波装置の説明や、
運動による心臓や血管への変化についての説明が行われた後に、
実際に超音波装置を用いて
心臓・総頸動脈・大腿筋を撮像しました。

 (atsushi)20200801-02
(上の画像は、心臓の超音波画像です)

その後、参加者からの質問を受けて、
ふくらはぎの筋肉も撮像されました。

本日の午後1時からは、Naoki 先生の
「スピード・アジリティ・クイックネス」向上のためトレーニング」が行われます。
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/news/article.html/?id=474

後日配信も予定されていますので、
参加できなかった方は、ぜひそちらをご覧下さい

それでは、また。失礼致します。
Atsushi

2020.03.28

ようこそ立命館大学スポーツ健康科学部・研究科へ


新入生の皆さん、この度はご入学おめでとうございます。
本来であれば、優しい色をした桜の花とともに皆さんをびわこ・くさつキャンパスでお迎えする季節ですが、2020年度はなかなか皆さんとお会いすることすら難しくなっています。
ただでさえ、新しい生活に不安を感じていらっしゃる中、戸惑いも一入かと思います。

スポーツ界を見渡しても、皆さんすでにご承知の通り、2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会に延期の決定が下されました。
また、国内外で多くのプロスポーツの試合が中止になり、再開のめどが立ちません。
アスリートたちは練習をすることもできず、またこのような状況は、長期にわたってプロスポーツチームの経営にも影響を及ぼしてくることと考えられます。

しかしながら、社会がどのような状態であっても「スポーツ」というキーワードで、皆さんとともに立命館大学のスポーツ健康科学部・研究科に集える奇跡は大変尊いものであると思います。

私たちが学ぶ立命館大学は、過去の歴史の中でも困難を乗り越えてきました。
入学されてからその歴史を学ぶ機会もあることと思います。
また、このような事態の中、全力で皆さんを迎え入れ、寄り添ってくれる大学です。
今はまだ少し、誰しもにとって不安で見通しのつかない日が続きますが、下を向くことなく共に今できることに力を注いでいきましょう。
そして、明るい光が見えかけた時に、皆さんとともに、ここにスポーツがあるよ、ここにわたしたちがいるよ、と私たち自身が社会に寄り添うことができる準備ができればと思います。
皆さんとお目にかかれるのを楽しみにしています。

(ゆ)20200328-01


写真は春のびわこ・くさつキャンパス
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#できるときにできることを
#ともに学ぼう

2020.03.21

旅立ちの季節にあたり

世界規模で先が読めず、また勢いを増して状況が悪化する不安を抱えることとなっています。
混乱が続く中で、大学あるいは学部の対応の早さと先生方そして職員の方々のご尽力に頭が下がる思いでいます。
その一方で、卒業・修了式を迎える学部生、院生の皆さんのことを思うと胸が痛みます。
また、同時にスポーツ健康科学部の先生方、そして職員の皆さんの落胆された様子もとても伝わってきます。

私はスポーツ健康科学研究科の2期生として、2013年3月に修了式を迎えました。
社会人大学院生でしたので、遠い昔に卒業式は経験していましたが、女子一貫教育しか受けてこなかった私にとっては、初めての男女共学の卒業・修了式でした。
当時も、教員として参加した昨年も、立命館大学の旅たちの日は、とても華やかで、学年や教職員という枠を超えて、送り出す側が非常にアクティブに卒業生・修了生の晴れの日を大事にしているという感想を持っています。

卒業生・修了生の皆さんは、そのような晴れの日がなく、また先の読めない事態に多くの不安を抱えながら過ごされていることと思います。
しかしながら、立命館大学スポーツ健康科学部・研究科で学んだことを誇りに、このような時であるからこそしっかりと社会に貢献するという強い意志も持って社会に出て欲しいと願います。

私の場合、社会人をしながら大学院で学ぶ原動力となったのは、大学を卒業するまでに受けてきた教育の影響が大きいと感じてきました。
そして、立命館大学のスポーツ健康科学究科が研究者としての原点であると思っています。
皆さんそれそれが、立命館大学を旅立たれた後、立命館大学スポーツ健康科学部・研究科で学ばれた数々の事に気づかれることと思います。
具体的な知識だけではなく、人との出会い、あるいは自信であったり、時に学生時代の自分に対する反省だったりします。
一年後に気づくこともあれば、20年後に気づくこともあるでしょう。
皆さんの中には、皆さんがまだ感じたこともない大きな力が備わっているはずです。

辛くなった時、嬉しいことがあった時、何もない時、いつでも大学に戻ってきてください。
いつでもどんな時でも、スポ健の扉は開いています。
皆さんのホームとしていつでも皆さんを迎え入れてくれることでしょう。

卒業・修了おめでとうございます。


(ゆ)20200321-01
写真はバスの中からの写真
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#一日も早く、誰もが「こんな時があった」、と言える日が来ますように

2020.03.14

マサチューセッツ工科大学のスポーツ施設

ボストンでは、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)という世界的に有名な大学が観光の対象になっています。
私もボストン滞在中にそれぞれの大学に足を運んできました。
各大学とも観光客、あるいは訪問者向けのインフォメーションセンターが設置されています。
また学生によるキャンパスツアーなども開催されています。

(ゆ)20200314-01

MITでいただいた「キャンパスウォーキングツアー」のマップには各施設の場所と紹介が掲載されていました。
その資料によれば、MITはニューイングランド州の中でも最大級のスポーツ施設と大学を代表するスポーツのサポートプログラムがあるということでした。
関連施設は10棟、26エーカー(0.11k㎡)です。
日本人にわかりやすい単位で換算すると、東京ドーム2つちょっとということになります。

(ゆ)20200314-02

アスレチックフィールド等は外から見学ができました。
ボストン大学も街のど真ん中に、アイスリンクやホッケーフィールド、アリーナ等多くのスポーツ施設が観戦施設も伴いながらあることが印象的でしたがMITもまた多くの施設が揃っていました。

(ゆ)20200314-03

MITのHoward W. Jonson Athletics Center/Zesiger Sorts and Fitness Centerというスポーツ施設で勇気を出して窓口で見学を希望したところ、セルフツアーというのが用意されおり、プール以外は撮影が可能でした。
3階建で、フィットネスセンターが併設されているため、汗を流している人がたくさんいらっしゃいました。
バスケットやテニスコートの他、インドアトラックや国際試合の基準を満たしたスカッシュコートが併設されています。

(ゆ)20200314-04


(ゆ)20200314-05

大学のチーム名は「MIT ENGINEERS」で、なるほどという感じです。
この施設には、Department of Athletics, Physical Education, and Recreationのオフィスもありました。
また、スローガンとして、Excellence, Community, Education, Leadership, Wellnessが掲げられています。
ENGINIEERSのホームページも充実しており、世界トップ大学の文武両道を垣間見たように思います。

(ゆ)20200314-06

ENGINEERSのオフィシャルホームページはこちらから
https://www.mitathletics.com/landing/index



写真はマサチューセッツ工科大学のスポーツ施設
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。
#自然科学系の研究施設もいくつか見学できました。
#ちんぷんかんぷんで、
#忠先生やHassy先生を思い出しました。
#スポーツ関連施設を見るとホッとします。

2020.03.07

TDガーデンとスポーツミュージアム

今週もボストンについて記します。
ボストンには、MLB(野球)のボストン・レッドソックス、
NFL(アメリカンフットボール)のニューイングランド・ペイトリオッツ、
NBA(バスケットボール)のボストン・セルティックス、
NHL(アイスホッケー)のボストン・ブルーインズ
NLS(サッカー)のニューイングランド・レボリューションズ、
そして、MLR(ラグビー)のニューイングランド・フリージャックスといったプロスポーツチームが複数あります。
NBAとNHLのホーム試合は、「TDガーデン」というアリーナで開催されます。
いずれかの試合を観戦をしようと思っていたのですが、試合時間が遅く、試合終了後の夜道が不安であることと、チケット価格が高いので、ひとまず試合のない日にアリーナの見学に行きました。

(ゆ)20200307-01


TDガーデンには昨年の9月にも訪れたのですが、時間の関係と工事中ということも伴って十分に見学できませんでした。
さすがプロの試合会場は大学のアリーナとは違う迫力です。

(ゆ)20200307-02

TDガーデンの5階と6階には、ボストンのプロスポーツに関するミュージアムがあります。
有料のミュージアムツーに参加すると、展示物の説明を聞きながら、誰もいないアリーナを一周しながら見学することができます。

(ゆ)20200307-03

各チームのユニフォームや、チームとアメリカの偉人たちと交流、映画の中でのスポーツなど、ボストンのスポーツ史を垣間見ることができました。
スポーツチームのブランディングにおいて、「歴史」もまた重要な要素です。
私自身の研究でも、定性的な調査から「歴史」を一つのブランディングの要素として挙げています。
アメリカで試合を観戦すると、同じ歴史でも歴史に対する誇りとチームに対する尊敬のようなものを感じます。
特に、ボストン・レッドソックスのようなMLBで最も歴史が長く、最も古い球場を持つチームがある地域ではその傾向は強いのかもしれません。

(ゆ)20200307-04

短い滞在で一度に多くのことは成し遂げられないのですが、自分で経験してきたことや研究で明らかにしたことをまた違った場所で、違った角度から違和感を感じたり、新鮮さを感じることは大切にしたいと思っています。

(ゆ)20200307-05


写真はTD Gardenと展示物
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。
#ニューバランスの本社はボストン
#解説を聞くのに必死で
#写真をあまり撮っていませんでした
#観戦は主に大学スポーツで

2020.02.29

Collegiate Sports

今週もボストンからお届けします。
アメリカでは、プロスポーツと同様に大学スポーツが盛んであるというイメージがあります。
スポーツマネジメント領域の論文も、観戦者からデータを収集している研究の多くがCollegiate Sports と呼ばれる大学スポーツの観戦者です。
そのため、地域の人々や大学にとってのスポーツチームのあり方を、ボストンの人々と直接話すことによって知るというのも今回の滞在目的の一つとして挙げています。
ボストン大学(BU)の職員の方に、BUのスポーツチームについてお話を聞いてみました。

(ゆ)20200229-01

チームカラーは大学と同じ赤です。
マスコットキャラクターは犬のデリアで、愛称は「Terriers(テリアズ)」です。
アンダーアーマーからスポンサードを受けています。
BUにはフットボールのチームもなく、そもそもボストンやニューイングランド州は、他の地域に比べて大学スポーツの人気は高くないとのことです。
ではなぜ、大学スポーツが盛んではないのか、という疑問が沸くわけですが、その答えはわからないという回答でした。
ボストンでは、プロスポーツチームが盛んだから大学スポーツの人気はないのではないか?とも思ったのですが、それは他の地域も同じ条件だから、プロスポーツチームの影響は関係ないのではないかとの意見もいただきました。
とはいえ、つい最近男子のアイスホッケーの試合をご覧になったらしく、大敗したんだよと何度も悔しそうにおしゃっていました。
どれぐらいの観戦者がいるのかという問いには、ライバル校同士では数千人入ることもあるが、大体は数百人の観客であろうということです。
せっかく大学のIDカードも持っているので、BUを代表する競技である男子アイスホッケーの試合を観戦することにしました。

(ゆ)20200229-03

BUは、ボストンの街中に線路に沿って横に長く広がっており、2kmはあります。
試合会場であるAgganis Arenaもその並びにあり、2005年に設立された収容人数は7,200人のアリーナです。
観戦に訪れて、まずは驚きました。
VIP席もあり、またデジタルを用いた演出を前提としたアリーナでした。

(ゆ)20200229-02

プロスポーツの観戦時と同様、荷物の持ち込みは禁止で、スタジアム内で調達する必要があります。
観戦者数はおそらく1,500人程度だろうと思うのですが、すべての売店が営業していました。
日本ではプロスポーツであっても試合や組み合わせによって売店が少なく、簡易的な売店も多いのでこの点でも大きな違いを感じました。
収益がどのように成り立っているのかわかりませんが、レジャー活動としても充分楽しめる施設です。
試合中は何度も過去の選手たちを称えるともに、15周年を強調した動画が流れていました。

(ゆ)20200229-04

私が観戦した試合は、BUが勝利しました。
スポーツマーケティング領域には、BIRGing(basking in reflected glory)という成功している他者との関係を強める傾向​​とCORFing(cutting off reflected failure)という失敗している他者から離れようとする傾向があるという有名な消費者心理を説明する理論があります。
この理論を提示したCialdini et al.(1976)は大学スポーツを用いてこの論を証明しています。
顕著な消費者行動として、大学が勝利した場合には、"We won the game"言い、私ごとになります。
一方、負けた場合には "They lost the game"と敗者は他人となるわけです。
チケットの買い方など丁寧に教えて下さった職員の方に試合結果はどうだった?聞かれると
私はおそらくWe won the gameと言い、もし負けていなばらThey lost the gameと報告するだろうなと感じました。
アメリカで大学スポーツを観戦することによって、BIRGingとCORFingの理論が腑に落ちました。

写真はAgganis Arena
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。
#初ホッケー観戦
#演出は日本のプロスポーツチーム並み
#子ども連れが多く驚きました

2020.02.22

ボストン滞在記

ボストンに来ています。
昨年の9月にも訪れて、また戻ってきました。
9月と異なるのは、MLBがシーズンオフであることで、Fenway Parkの周辺が毎日静かなることでしょうか。
相当寒いだろうと思ってしっかりと準備をしてきたのですが、街中を歩くに全く支障のない寒さです。
びわこ・くさつキャンパスの方が諦められない寒さがあります。

(ゆ)20200222-01

渡米の目的は複数ありますが、一つは、Boston University(BU)でアメリカの大学へ進学するための英語を習得する授業を受けています。
滞在及び受講期間が短いので、何の上達もないかもしれませんが、どういったスキルが求められているのかも把握したく参加することにしました。
参加者は、私以外は2つの大学が団体で参加しており、一つは、韓国から、もう一つは、立命館大学です。
クラスも違うので立命館大学の学生さんたちと会話をしたことがないのですが、おそらく2回生でしょうか。
私は個人で参加をしており、特にBUに知り合いもいないため、渡米前から様々な相談事がありBUとメールのやり取りをしていました。
各部署からの連絡が迅速且つ丁寧で、非常に安心感を得ることができていました。
また、渡米前からメールアドレスとIDナンバーを与えられ、(読むことはありませんでしたが)平日は毎日ニュースレターが届いていました。
こちらに来て学生証も与えられました。
学生証を持っていると美術館等も無料で見学できるそうです。

(ゆ)20200222-02

渡米前は、BUとのやり取り以外にも、滞在先の手配ワクチンの接種など、エネルギーと時間を割かれましたが、タイミングや勢いも大事かなと思い渡米をすることにしました。
周囲には、何年も海外で研鑽を積まれた先生方が多い中、いまさらながらの語学の習得、そして周りはどこもかしこも20歳そこそこの学生ばかりで、渡米前も、渡米してからもなんとなく気恥ずかしい思いもしています。
しかしながら、新しいことにチャレンジできることへの感謝の気持ちを持てば、多少の気恥ずかしさなど何とかなるかなと楽観的に捉えています。
さて、どんな日々が待っているのでしょうか。
今後は、BUの学部と大学院の授業を見学させていただく予定にしています。

写真はバークリー音楽大学とボストン大学の一風景
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#ブログがアップできて一安心
#寒くはないのですが、雨が続いています
#日本との時差は14時間
#日本からのメールへの対応は真夜中に

2020.02.15

スポーツマネジメント領域の集い

京都に初雪が降った日、スポーツマネジメント領域の先生方と集まりました。
他大学に移動されたHitomi先生と他学部に移動されたOzawa先生の送別会も兼ねての集いでした。
前回開催されたのは、Hitomi先生が他大学に移動され、私が着任してすぐの2018年でした。
Hitomi先生は、他大学にうつられた後、スポーツ健康科学部で2年間の非常勤講師をしながらゼミ生を無事に卒業へと導かれました。
日頃コミュニケーションがとりにくい状態で、学生たちに卒業論文の指導を続けられるなんて、どれだけの労力を割かれたことでしょう。
そのHitomi先生からのお声がけでスポーツマネジメント領域の教員の会が開催され、Ozawa先生の他、Apollo先生、Jin先生が参加されました。

(ゆ)20200215-01

Hitomi先生以外は、私が修士時代にご指導をいただいていた先生方でもあります。
そのため、このような会が開催されると、自分が教員として参加しているのが不思議な感じもします。
大学では、日々の事に追われ、業務に関するお話しかできないですが、このように学外でご一緒させていただくとまた違った角度から先生方の教育や研究に対する真摯な姿勢を拝見することができました。
そして学生一人一人の事をよく覚えていらっしゃいます。
一言付け加えるのであれば、Ozawa先生のJin先生いじりは相変わらずでした。
Hitomi先生とOzawa先生がスポーツ健康科学部から旅立たれるというよりも、繋がりが外に広がっていくというな感じです。
おそらく今後スポーツマネジメント領域の集いが開催されると、Hitomi先生もOzawa先生も駆けつけて下さることでしょう。
ひとまず、Hitomi先生、Ozawa先生ありがとうございました。
次の機会を楽しみに。



写真はマネジメント領域の先生方 
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。
#Jin先生は写真に写らず
#残念ながらIppo先生はご欠席
#次回はいつでしょうね

2020.02.08

ラグビー観戦者調査と「#にわか」ファン、そしてそれぞれのこれから

ラグビーワールドカップ(2019RWC)が終わり、今年度もトップリーグのラグビー観戦者調査が始まっています。
新しいゼミ生2人とと頼りになる3回生とともに、ノエビアスタジアム神戸で開催されたトップリーグの観戦者調査に参加してきました。
このところトップリーグのチケットの売れ行きが良く、チケットが取れない状態です。
ノエビアスタジアム神戸で開催された試合も超満員になりました。

(ゆ)20200208-01

さて、219RWCの影響を受けて、スタジアムにはどの程度の「にわかファン」が来場しているのでしょうか。
予測を立てながら、早稲田大学の松岡宏高教授の記事をご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/byline/matsuokahirotaka/20200115-00159094/


2019RWCでの好成績、そして各地で満員のスタジアムを実現できてしまった今、
「にわかファン」が今後どれぐらいスタジアムに足を運び続けてくれるのか、
みるスポーツとしてのラグビーをどのようにしてスポーツビジネスとして健全に維持していくかは、大きな課題です。

(ゆ)20200208-02


日本ラグビーフットボール協会主催試合の観戦者調査は今シーズンで4シーズン目になります。
その間、前述の松岡先生が統括をして下さり、昨シーズンより立命館大学の学生も調査員として参加をしています。
今回の調査は、京都先端大学の足立研究室とご一緒に調査を実施しました。
両大学とも観戦者調査への参画が初めての学生も多く、今回立命館から参加した学生のうち新ゼミ生の2回生2二人も初めての観戦者調査でした。
彼ら2人はそれぞれラグビー部と準硬式野球部に所属しているため、昨年から調査に参加したいと思いながらも部活動と重なってしまっていたようです。
難しいデータ収集でしたが、初めての調査とは思えないぐらい状況を読みながらうまく調査をコントロールしてくれたように思います。

(ゆ)20200208-03

これまで日本各地で観戦者調査に各地の大学生たちが調査員として参加してくれています。
その大半が、調査によって初めてスタジアムでラグビーを観戦しています。
2019RWCまでの調査では、調査に参加してくれた学生には、自分たちが関わったラグビーだと感じながら2019RWCを迎えて欲しいと思い続けてきました。
調査をコーディネートするとき、私は学生調査員に、観戦者調査は「未来を創る仕事」と伝えています。
学生がデータを収集し、研究者たちが分析し、実務者たちが戦略に役立てる、----現在を知り、分析し、未来を創る仕事です。
調査後に2人と満員のスタジアムで立って観戦をしながら、「する・みるだけではない」スポーツと関わる素晴らしさを感じてくれたように思います。
これからも、自分たちが未来を創るんだという誇をもってスポーツに携わって欲しいと思っています。

最後に、経年的に続いているラグビー調査の日本ラグビーフットボール協会側の統括は、立命館大学ラグビー部のOBの方であることもここに記しておきます。

写真は超満員のノエビアスタジアム神戸 
撮影:ゆ&ラグビー部のT君
写真の無断転載はご遠慮ください。

#にわかファン
#前座試合は神戸製鋼OB対新日鉄釜石OB
#京都先端科学大学の皆さん、ありがとうございました

2020.02.01

研究入門の終わりと新しいゼミスタート

このブログをお読みいただくころには、試験も終わり、既に春休みとなっています。
今年度の最後の授業は、2回生たちが苦しんだ研究入門でした。
私は、現2回生の入学とともに着任したので、ほぼ全員の顔と名前が一致しています。
2回生になったばかりの時には、「研究とは何か」すら理解していない学生たちが、どのような領域を選択するのかはとても興味深いことです。
そして2回生が終わるまでには、「私はこの領域すすみたい」、「こんな研究がしてみたい」と初めて研究計画書きます。
今後、2年間かけて卒業論文を仕上げていくことになります。
先週のブログに記したように、スポーツマネジメント領域に進学してくる学生は、スポーツに興味があるもののスポーツ健康科学部の学びが役に立つこととして、「教員」、「トレーナー」、「選手」という3つしか中心となります。
どの領域に進んだとしても、特に1回生や2回生には、スポーツマネジメントという領域があることを知ってもらうとともに、スポーツをマネジメントする必要性や楽しさを伝えたいと思いながら常日頃授業などを行っています。
そのような中、昨年度のゼミ選択でスポーツマネジメント領域の担当教員である私の研究室を希望してくれた学生たちといよいよをゼミ活動が本格的に始まります。
昨年から自主的にゼミに見学に来てくれたり、学会や調査に一緒に参加したり既になんとなくゼミ活動が始めていた学生もいました。

(ゆ)20200201-01


個別にはゼミ生と連絡を取っていましたが、初めてゼミ生全員と一堂に顔合わせをしました。
残念ながら一人欠席でしたが、比較的打ち解けてくれているように見えて安心しました。
「もっと面白いことができませんか?」なんて質問してくれるゼミ生が出てきてくれると嬉しいなと思っています。


写真はゼミの初顔合わせ
撮影:ゆ
写真の無断転記はご遠慮ください。

#共に学ぼう
#楽しく学び、まじめに遊ぶ