[ international ] の記事一覧

2018.09.17

ISBS2018@Auckland

先週、紹介しましたように、学会続きの最後の学会が、
Internal Society of Biomechanics in Sports (ISBS) でした。

ニュージーランドの北島にあるオークランドで、9/11-15の期間、開催されました。

    

この学会の特長は、「スポーツ」に特化したバイオメカニクスにあります。ですので、演題のほとんどが、スポーツに関わる研究内容でした。そのため、パフォーマンス向上に関わるものが多く見られました。

    

同時にバイオメカニクス研究に必要な機器開発、システムについても紹介、展示されていて、これからのアプローチを考える上でも多くの情報を得ることができました。

今回の参加者の中で、日本からの参加者がかなり多くありました。その中でも立命館大学の院生、先生方を含めた発表は、立命チームの存在感を大いに示すものでした。

    

学会発表、シンポ、キーノート以外にも、ミレニアムスポーツセンター(日本のJISSのような施設)の見学とそこでの研究内容のワークショップがあったり、マオリ文化を学ぶセッション(NZ代表が試合前に踊る“ハカ”や歌、伝統料理)もあり、盛りだくさんの内容でした。

この学会は、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアの3大陸を順繰りに、開催地を回っています。来年は、アメリカのオハイオ州での開催です。

*写真は、小生のFBにあげたものです。FBには他の写真もありますので良かったらみてください。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
少し秋めいて来たようですね。寝やすくなり、夏の疲れを癒す時期にもなります。体調にはくれぐれもご注意下さい。【忠】

2018.09.16

大学院生の世界大会への出場

前回のブログは学会期間中の更新となり、福井県で開催された学会大会(日本体力医学会)に関して紹介をしました。ちなみに、この学会では研究室の大学院生は1名(Yくん)を除き全員が発表を行いました。さて、Yくんは何をしていたか・・・と言いますと、学会期間中にポルトガルで開催されたカヌーマラソン世界選手権(2018 ICF canoe marathon world championships)に日本代表として出場していました。

Yくんは現在、大学院の博士課程前期課程の1回生です。学部在籍時から本学体育会カヌー部に所属し、大学院に進学後も競技を続けています。今回、国内大会での戦績が評価され、日本代表としての選出に至りました。

大学院生の生活はイメージすることが難しいかもしれませんが、授業や日々の研究活動があり実は(?)非常に忙しいのです。Yくんについても自身の研究(低酸素環境でのスプリントトレーニングの効果に関する研究)に加え、研究室内で行われる他の研究にも積極的に参加しています。授業のない期間であっても午前中は連日実験があり、午後はデータの解析、投稿論文の執筆や勉強会、学会での発表準備も行います。指導教員の立場からすると、「いつ練習をしているのだろう?」と不思議に感じることもあります。実際には早朝や午後の隙間時間を使って「川(瀬田川)に行ってきます!」と言い残し、短時間で集中して練習を行っています。1日24時間を上手にタイムマネジメントする能力に優れており、学部在籍時にも成績優秀者が対象となる「西園寺記念奨学金」を授与されています。

競技と研究活動との両立は容易ではありませんが、彼ならば実現できるのではないかと思いその奮闘ぶりを見守っています。そして今度は研究活動の方での「日本代表」クラスの活躍を楽しみにしています!

GOTO




2018.09.12

ボート競技、第45回インカレ!!

こんにちは。


すっかり秋らしくなり、蜻蛉が空を気持ちよさそうに舞う姿を
見かけるようになりました。
しかし、秋学期が開講するまでにしなければならない仕事が
残っており、ちょっと焦りを感じています。


さて、先週、ボート競技の第45回全国大学選手権大会(インカレ)
が埼玉県の戸田オリンピックボートコースで行われました。


現在、ボート競技の全国規模の大会は、1964年の東京オリンピックで
使用された、このボートコースで行われます。


立命館大学ボート部からはこの大会に男女5クルーがエントリーし、
そのうち4クルーが最終日、9日の決勝に駒を進めました。


なかでも、女子の活躍は目覚ましく、女子ペアが準優勝、女子
舵手付きフォアが優勝を飾りました。





この女子舵手付きフォアは、16年ぶりにインカレに復活採用された
種目で、どの大学も力を入れてきた種目です。


女子ペアは先頭を走るクルーによく喰らいつき、女子舵手付きフォアは
序盤からのリードを最後まで守り抜きました。
本当によく頑張りました。





この準優勝、優勝メンバーに、スポーツ健康科学部の学生たちが
います。


女子ペアの福原ほのいさんは1回生。
大学生になって初めての成績発表の結果も順調で、積極的に今後、
深く学ぶ方向性を模索中です。


女子舵手付きフォアには、スポーツ健康科学部の学生が3人。
舵手の佐藤みずきさんは4回生、山浦ゼミで組織心理学を学んでいます。
舵手として、クルーをまとめ、勝利に導く重要な役割を果たすうえで
ゼミで学んだことが大きく生きています。


クルーの佐野ゆりなさんは海老ゼミでスポーツ栄養学を学ぶ4回生。
セミで学ぶ栄養の知識は、アスリートとしてのコンディション作りに
大いに役立っています。


そして、高野晃帆さんは3回生。
先のアジア大会の日本代表で、女子ペアで4位入賞を果たしました。
彼女は、学部でのスポーツ科学の学びを日々の活動に生かしています。
また、世界の舞台で学んださまざまなことを部に還元してみんなを
引っ張っています。


このように、スポーツ健康科学部での学びは、単なる机上の学び
ではなく、課外活動をはじめ、学生生活のさまざまなシーンで
生きています。


また、スポーツ健康科学部での学生生活は、大学を出た社会とも
つながりを持っています。


みなさんも、彼女たちのように、スポーツ健康科学部でのスケールの
大きな学びを通じた有意義な学生生活を送りませんか。


Apollo

2018.09.01

GAICS基調講演

前回のブログでご紹介したように、
先週は、国際学会GlobalAcademic-Industrial Cooperation Society(GAICS)が
東京で開催されていました。
GAICSは、教育系、ビジネス系、エンジニア系、
フィットネス・エクササイズ系の国際学会のほかに
私が国際委員を務める
International Conference on Hospitality,Tourism,and Sports Management(HTSM)が名を連ね、
これら5つの学会が一度に開催される学会大会です。
そのため参加者はアジア諸国を中心に300人近くになります。
今回の学会大会は、準備期間から、
GAICSの理事会の複数のご依頼に適宜対応させていただいたことで、
学会大会のパンフレットをはじめ会場のあちらこちらに
立命館大学のロゴを掲載してくださいました。



私へのご依頼の一つは、基調講演の登壇者のご相談でした。
GAICSは前述したように複数の領域をカバーする学会です。
ですので、各領域の研究者が興味がある必要があり、
さらに、今回、GAICSの理事会は、
AI、ビッグデータなど、複数のキーワードに対応できる
日本のトップ企業の方を招きたいいうご意向をお持ちでした。

そこで、楽天株式会社の執行役員で
グロールバデータ統括部のディレクターである
北川拓也博士(Dr.Kitagawa)にご登壇をいただくことになりました。

Dr.Kitagawaは灘高校から、現役でハーバード大学に進学、
同大学院で理論物理学の博士号を取得されました。
その後、27歳で楽天株式会社の最年少の執行役員に就任され、
複数のメディアにも取り上げられていらっしゃいます。
そして国際誌にアクセプトされた論文は20本近くと
顕著な実績を持つ研究者でもいらっしゃいます。
Dr.Kitagawaのアカデミックキャリはもちろんのこと、
非常にわかりやすく、また親しみやすい発表スタイルに
聴講者の皆さんは魅了されていました。
紹介者として私までが数多くのお褒めの言葉を頂戴した次第です。





もともとDr.Kitagawaと面識があったのではなく、
ご紹介くださったのは、楽天野球団のKさんと、
楽天株式会社から楽天野球団とVissel神戸に出向されているSさん、
現場で輝く二人の女性です。
HTSMの学会長からGAICSの基調講演の相談を受けた時には、
正直困った、と思いました。
そこで、いつも親しくしていただいている楽天野球団のKさんにご相談し、
Sさんとともに私を助けてくださいました。

スポーツの現場は、勝敗、天候など、
予期できない様々な要因に左右されますので、
日々の業務は不規則な上に、スピードや判断力が求められます。
そのような中でも、お二人はいつもいつも迅速なだけでははなく、
直接的にも間接的にもとても心のこもった対応をしてくださいます。
今回もまったく通常の業務に関係ないにもかかわらず、
あっという間に素晴らしい状況を作ってくださいました。

国際学会を無事に終え、
現場で輝く二人の女性とDr.Kitagawa、
そして楽天野球団さんとお仕事ができた経験などなど
「スポーツ」が私の人生を豊かにしてくれていることに
改めて感謝の気持ちでいっぱいになる一週間でした。


写真は学会場とDr.Kitagawaの基調講演の様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#学会参加者に"Ritsumeikan"の発音を何度も聞かれました
#口頭発表の他、座長も務めて参りました
#次の発表は11月
#仙台に行きくなってきた
#Vissel神戸の応援にも

2018.08.25

GAICS Half day tour

8月22日より、国際学会Global Academic-Industal Cooperation Sscociety (GAICS) が、
東京で開催されています。
スポーツマネジメント系の国際学会は、
学会初日や最終日にスタジアムツアーやゴルフなど、
ちょっとした観光が組まれている場合があります。
GAICSもHalf day tourが学会の初日に予定されていました。
私は不参加のつもりでいたのですが、学会の実行委員会から、
何か予期しないことが起こった時のためにtourに随行して欲しいとご依頼があり、
急遽参加してまいりました。

30人ほどのツアーで、ガイドもいらっしゃったので、
ただついていけばいいかなと思っていたのですが、
こういう時には、予期しない出来事が色々と発生するものですね。
2つの場所に訪問する予定であったHalf day tourですが
一つ目の訪問地である東京・武蔵野ブルワリーの
予約時間が学会スケジュールでは、11時となっていましたが、
旅行代理店が10時に予約してしまっていたらしく、
出発後すぐに見学でいないことがわかりました。
しかしながら、お昼ご飯は武蔵野で予約しているとのことで、
とりあえず高速に乗ったものの、高速もひどい渋滞で、
結局、武蔵野行きはキャンセルになりました。

そうすると今度は変わりの場所を見つけなくてはならないわけです。
今から予約が不要で、外国人の方に喜ばれる場所、
そして2つ目の訪問地から遠くない場所を検討した結果、
明治神宮に訪れることになりました。
私もいつも前を通るだけで参拝したことがなかったので、
初めて参拝できると喜んだのもつかの間。
学会参加者が参拝をしている間に、お昼ご飯の準備、次の訪問地の調整等で奔走していました。


幸い、午後からはスケジュール通りに事が進み、
無事に2つ目の訪問先である
一般財団法人 高度技術社会推進協会が運営するTEPIAを訪問できました。T
TEPIAは秩父宮ラグビー場と神宮球場にあり、小さくて通り過ぎてしまいそうですが、
無料で、涼しく、日本企業の最先端の技術を楽しく学べる施設です。

GAICSはスポーツだけではなく、IT関連の学会も含まれているので、
参加者は興味津々で見学されてました。
スポーツとは直接関係のない施設ですが、
たまたま中高生のロボットコンテストの結果が
報告されており、グラウンドに白線を引くロボットが
グランプリに輝いていました。




そのほか、人の鬱の治療に使われるロボットや
自動的に脈拍、ストレスなどなどを測定するテクノロジーなど
最先端の体験可能な技術が紹介されていました。

Half day tour のお手伝いは、気ぜわしかったですが、
青山、神宮界隈に戻ってくると「我が本拠地」という感じでホッとするとともに、
参加者の方々に秩父宮ラグビー場や神宮球場を説明している自分に気づきました。



写真は明治神宮とTEPIA
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。
#学会参加者は320人
#なんだかんだとトラブル続き
#対応している大学院生の語学力とマネジメント力が素晴らしい
#来週は学会の様子をご紹介します

2018.08.11

アジアスポーツマネジメント学会 in Manila

8月2日から4日まで、アジアスポーツマネジメント学会(AASM)が開催されました。
今回のホスト国はフィリピンで、マニラのDELA SALLE UNIVERSITYが会場となり、
アジア諸国を中心に世界から27大学が参加しました。
AASMは日本からの参加者が多い学会の一つです。
今回は、極めて多く、日本スポーツマネジメント学会の原田宗彦会長がシンポジウムにご登壇された他、
院生含めると日本からは20人ほどの参加者になりました。


特筆すべきは、基調講演でご登壇された、
スポーツマネジメントの父と呼ばれるDr.Chelladuraiです。
なんと今年で91歳!
カナダからおひとりで移動されてきたことも驚きでしたが、
現在もなおSkypeのようなシステムを使い、授業やゼミを通じて、
博士課程の学生の指導もされ、
基調講演も最新のデータをパワーポイントに落とし込み発表されていました。
Dr.Chelladuraiは、私が博士課程で所属していた研究室、
早稲田大学の松岡教授の指導教員だったこともあり、
なんだか祖父に会ったような、それでいて神々しく、お会い出来て大変光栄でした。

私自身は、AASMに初参加でした。
そして、修士課程以来の「立命館大学」で口頭発表をしてきました。
APUの影響だとは思いますが、タイランドや台湾他、他国の研究者から
「Ritsumeikanは、私たちの国で有名です。スポーツマネジメントの学部もあるのですね」
という趣旨のお言葉をいくつかいただきました。
久しぶりに一人で関西空港からの移動になりましたが、
AASMの理事や継続的に参加されている国内の先生方、
そして所属していた研究室の院生に大変よくしていただきました。
発表の際も、冒頭少しスピードが速かったのか、
共同研究者に名を連ねる院生が「ゆっくり」というジェスチャーを遠くから送ってくれたおかげで、
落ち着いて発表することができました。


学会中、日本は“2020 Olympic and Paralympic Host”と紹介されました。
研究者たちの日本におけるスポーツマネジメントへの関心も高まっています。
そして、この度、順天堂大学の小笠原悦子教授が、
アジアスポーツマネジメント学会の会長に選出されました。
同時に2019年度のアジアスポーツマネジメントのホスト国は日本で、
8月7日から9日に順天堂大学(本郷・お茶の水キャンパス)にて開催されることがアナウンスされました。

AASMは、各大学の修士課程の学生の発表も非常に多く見られる国際学会です。
今回参加した修士課程1年生の院生たちは、
来年度、日本で開催されるAASMで発表をするという目標ができたようです。
是非スポーツ健康科学研究科の皆さんもご一緒に参加、そして発表しましょう。

写真はDELA SALLE UNIVERSITY
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

AASMについてはこちらから http://asiansportmanagement.com/

#発表はスポ健ポロシャツで
#室内が寒すぎる
#マニラのほうが南草津より涼しい
#今年の発表はあと2つ
#終わってすぐに次のプレゼン準備

2018.08.04

スーパーラグビーサンウルブズ Super Rugby SUNWOLVES

7月14(金)、国際リーグのスーパーリーグ(SR)に参戦する
サンウルブズの3シーズン目が終了しました。
関西圏で試合がないため、
SRやサンウルブズを初めて聞くという方もいらっしゃるかもしれません。
私は、初年度とその翌年、観戦者調査をお任せいただいたこともあり、
大変思い入れの強いチームの一つです。


サンウルブズは、日本初のプロラグビーチームです。
日本ラグビーの競技力向上と、ラグビーの人気を底上げするという役割を担いながら、
2016年シーズンより、SANZAARが運営するSRに参戦しています。
サンウルブズを運営する一般社団法人ジャパンエスアール(JSR)は東京にありますが、
ホームスタジアムは東京秩父宮スタジアムとシンガポールナショナルスタジアムになります。

サンウルブズの成績は、
2016年シーズンが1勝13敗1引き分け
2017年シーズンが2勝13敗
2018年シーズンが3勝12敗

この数字をどのように見るでしょうか。
弱い?
毎年1勝ずつ増えている?
大健闘?

2018年シーズンのSRの参加クラブ(チーム)数は15クラブで、
南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、
アルゼンチンのクラブチームが名を連ねています。
2015年のラグビーワールドカップの準決勝は、
上記4か国の代表チームが残ったことからも、
如何にSRがハイレベルな試合を展開しているか
少しご理解いただけるかと思います。
SRの運営組織であるSANZZARは、South Africa、New Zealand、Austra、
そしてArgentinaの頭文字に由来するものです。
ですので、スポーツをマネジメントする視点からは、
「勝敗」よりも、これら4か国が所属する国際リーグに
ラグビー大国ではない日本が参戦していることがまず大変な快挙、として捉えています。

サンウルブズがSRに参戦した初年度、
2016年シーズンのスローガンは
「BREAK THE LINE(壁をぶち破れ)」 でした。
立命館大学の「Beyond Borders」と響きあうところもあり
とても身近に、そして日本のラグビー界にイノベーションをもたらそうとする強い信念を感じました。

我が国のトップスポーツの発展は企業によって支えられてきました。
企業スポーツと聞くと「選手」や「チーム」だけを思い浮かべるかもしれません。
しかしながら、大会のスポンサーはもとより、指導者、レフェリー、
テレビ解説者、関連競技団体の役員の所属先を考えると、
競技スポーツの発展において
国内最高峰レベルを支え続けてきた企業の貢献度がいかに大きく重要であることがわかります。
その一方で、学術的にも実践的にも
企業スポーツによるスポーツ振興の限界とプロ化の必要性がたびたび議論されてきたのも事実です。

サンウルブズのSRの参戦は、我が国におけるトップスポーツの在り方の概念を超え、
企業スポーツと共存しながら、世界レベルのチームを常設するという
国内のトップスポーツに新しい枠組みと価値の創造をするものです。

国内でのサンウルブズの公式戦は、秩父宮に限られていますが、
是非機会があれば、スタジアムで観戦してみてください。
これまでのラグビーの試合からは考えらないたくさんの演出がみられます。
また、2019RWCを契機として、日本における海外の有名選手の認知度や人気の上昇し、
それに伴い、サンウルブズやSRのメディア露出度が高まることにも期待しています。


2019年のその先に向けて、SRに参戦するサンウルブズの役割は大きく、
スポーツマネジメントに携わる私たちは、
競技力+α(アルファ)で「BREAK THE LINE」に挑み続けるJSRの挑戦から学ぶことも多いことでしょう。

すでに2月から始まる2019年シーズンのスケジュールも出ています。
SUNWOLVESについての詳細はこちらから https://sunwolves.or.jp/


撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#Hiromi Goもやってきた
#DJ Kooもやってきた
#グッズもとってもユニーク
#Beyond 2019
#BREAK my LINE, Beyond my Borders

2018.07.16

8th World Congress of Biomechanics

アイルランドのダブリンにて、第8回 世界バイオメカニクス学会が開催され、参加してきました。

日本、あるいはスポーツ健康科学部では、「バイオメカニクス」といえば、スポーツバイオメカニクス、あるいは人間工学的なアプローチとして、ピンと来る人が多いと思います。実は、バイオメカニクスの世界は、非常に広い分野で、細胞レベルでの生体の動きを扱う研究者から、心臓、血管を対象する研究者、ヒトを対象にする研究者、ロボットならびにロボットとの協調関係を扱う研究者まで、本当に幅広く、バラエティに富んでいます。

2日目の招待講演の1つは、バクテリアの動きをバイオメカニクス(まさに生体力学)として解いた研究でした。単体での動きの解析から、2つのバクテリアでのさまざまな組み合わせの動きを解き、シミュレーションをかけて、最後には集団として、「赤潮」を起こすメカニズムにまでアプローチしていました。

いずれにしても、最新の研究知見をしり、大いに刺激をうけた学会でした。

立命館大学スポーツ健康科学部・同研究科からも多くの参加者がありました(写真はその一部)。

       

それぞれに、この間の成果を報告して、海外の研究者とやり取りしていました。

そんな中で、本研究室の上野くんと泉本さんが、アメリカ機械学会の若手研究者の賞にノミネートされました。審査委員が何名か、ポスター発表のところに直接質問をしにきて審査されたようです。

泉本さんが、見事、受賞することになりました!
おめでとうございました
(詳しくは学部・研究科のHPにて紹介されると思います)

            

この学会は、4年に1度の開催で、次回は、2022年7月 台北・台湾で開催となっています。
次回は、より近い場所での開催でもあり、スポ健から多くの成果を持ち込み発表したいと願っています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
学会の隙間時間に、【aknr】先生と【MASA】先生と連れだって、ダブリン大学トリニティ・カレッジの図書館を訪問してきました。いうまでもなく「書籍」は知の蓄積であり、図書館はまさに知の宝庫です。この図書館の長い部屋の雰囲気と歴史、ぎっしり詰まったと年代物の書籍の配架は、まさに息をのむほどの荘厳さを感じさせてくれました。
       
       

【忠】

2018.07.14

ボルシア・ドルトムント & シグナル・イドルナ・パルク2

先週に引き続き、ブンデスリーガに所属する
ボルシア・ドルトムント(ドルトムント)の本拠地、
ジグナル・イドゥナ・パルクについて記します。
今週は特にスタジアムの内部にある施設についてです。


施設に関しては、スタンドを含め、
総じて、とても質素だったという印象を持っています。
ドルトムントを訪問する2年前、
スペインリーグのレアルマドリッドの本拠地、
サンティアゴベルナベウに訪問した際も同じく、
スタジアムのスタンドは、大変質素であり、
また老朽化しているような感想を持ちました。

ここ数年、日本のプロリーグをはじめとするトップスポーツチームでは、
スタジアムにおけるサービスクオリティ(サービスの質)の向上が
研究でも実践面でも指摘されています。
プロスポーツチームが消費者に提供する核となる商品は「試合」です。
しかしながら、「試合」の勝敗はコントロールができないため、
観戦者は勝てば「満足」、負ければ「
不満足」を得ることになります。
たとえ応援しているチームが勝ったとしても、「試合の内容が良くなかった」、
「好きな選手が出場しなかった」、
という場合には満足は低くなります。
スタジアムで得る満足度が高くなれば、
再観戦の意図が高まるため(Matsuoka et al.,2003)、
試合内容に左右されず、再観戦を促すよう、スポーツチームは、
スタジアムで得られる満足度を高めようとするのです。
ですので、スタジアム観戦におけるサービスクオリティの向上とは、
スタジアムに滞在する時間の中で、
座席、スタッフの態度、お手洗い、飲食などの
観戦者が経験しうるサービスの向上によって、
観戦者に満足を提供することにあります。

ヨーロッパのサッカークラブには、
スタジアムにおける「サービス」といった概念がないのか、
スタンドの美しさ、快適さ、清潔さは日本のスタジアムが格段に上です。
その必要がないのか、そのあたりはわからないのですが、
少なくとも勝っても負けても「試合」を提供することが
満員のスタジアムと強く結びついているように感じました。


一般の私たちが立ち入り可能なエリアは限られているのかもしれませんが、
選手たちが使う施設もまた質素でした。
国内のプロスポーツチームの施設と比較すると、
世界最高峰のクラブの施設は、
世界最高峰の仕様ではなかったという印象です。


下の写真は、ピッチに最も近いロッカールームです。
各選手の写真が貼ってありました。


日本のスタジアムでは考えられないユニークな設備が以下の写真です。
男女別に2つも用意されていました。
一試合にどれだけの人数が利用することを強いられるのでしょうか?
うなだれているのは、一緒にスタジアム見学に行った院生です。


スポーツマーケティング領域では、
「ファン」が様々なレベルに分類されています((Hunt et al.,1999).。
フーリガンと呼ばれるファンはヨーロッパ独特のものですが、
上記の写真のように牢屋が必要なぐらい感情的になったり、
暴れたりする人たちがいると思うと、
観戦するのが怖くなりますね。
実際、欧米の方で「スポーツが嫌い」とおっしゃる方には、
このようなファンたちに非常に否定的なイメージを持っているようです。

試合後に選手がインタビューを受けている場所もクラブカラーで統一されています。
写真の場所は香川選手がいつもインタビューを受けている場所らしいです。
NHKと貼ってあったので、納得ですね。
そして、ここの階段がピッチに続いています。
ここも決して新しい設備ではないですが、
試合への集中と士気が高まる仕掛けはされていました。


最後に、ドルトムントのスタジアム名、「シグナル・イドルナ・パルク」ですが、
「シグナル・イドルナ」はドイツの大手保険会社名です。
いわゆる施設命名権です。
スタジアムにはドルトムントのスポンサー企業のロゴが掲載されていました。
日本と異なり、通常チームそのものに企業の存在を感じないためか、
スポンサー企業のイメージは強く印象に残りました。

ドルトムント スタジアムツアー
https://event.bvb.de/Stadiontour/Alle-Touren/BVB-Tour-adrenalinverstaerkt

写真はシグナル・イドルナ・パルク
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#スタジアムツアーは誰でも参加可能
#スポーツマネジメントを学んでいけば、楽しさは倍増
#芝は最高に美しかったです
#国内のスタジアムについてはまたいつか

2018.07.08

ヨーロッパスポーツ科学学会(ECSS)

7/4〜7/7の日程でアイルランドにおいて、ヨーロッパスポーツ科学会(ECSS)が開催されました。ECSSはスポーツ科学分野において最大規模の国際学会であり、スポ健からも多数の教員や大学院生が参加しています(私は残念ながら参加できず。。)。
http://ecss-congress.eu/2018/18/index.php


GOTO研究室からも博士課程前期課程2年のItoくん、Maruくんが参加し、口頭発表にチャレンジしてくれました。また、他研究室からも口頭発表に積極的にチャレンジしています(写真はItoくんおよび忠先生の研究室の博士課程前期課程2年Uenoくんの発表の様子です)。大学院生、特に、博士課程前期課程の大学院生が口頭発表に臨むことは他大学では一般的でないかもしれませんが、スポ健では珍しいことではありません。私も以前は、「博士課程前期課程の大学院生に国際学会での口頭発表は荷が重い」と考えていました。一方、最近数年間でこの考えは完全に変わり、現在では、国際学会での口頭発表は「事前に準備すれば十分に対応できる」「チャレンジすべき最高の舞台」と感じています。




大学院生が国際学会でチャレンジする様子は、学部生にも頻繁に紹介しています。その効果(?)でしょうか、「国際学会で発表をしたい」「先輩のように、自分の研究成果をスポ健から世界に発信したい」という目標を掲げる学部生も増えています。「最先端の施設・整備」「優れた教育・研究環境と高度な研究活動」「グローバルな視点」などスポ健の強みを活かし、学生が自ら一歩足を踏み出し海外での発表に挑戦をする姿は教員からみても頼もしい限りです。今後も彼ら・彼女らの挑戦を全力で支援したいと思います。

学会期間中、他大学の先生方からも「立命館頑張ってるよ!!」と写真を送っていただきました。その中の何枚かをアップします。




GOTO