[ 2014年01月 ] の記事一覧

2014.01.31

日本のバスケットボール界の行方

こんにちは。

この間の週末、栃木県宇都宮へ行ってきました。

National Basketball League (NBL) の専務理事、山谷拓志さんから、日本のバスケットボール界の歴史、NBLの現状と目指すものなど、いろいろお話を伺うことができました。

その後、NBL所属チーム、リンク栃木ブレックスのホームゲームを観戦させていただきました。

エンターテインメントの要素にも溢れています。

スタンドはたいへんな熱狂ぶり!!

地域、コミュニティーのアイデンティティーの核としての役割を果たしつつあると感じました。

2020年に東京オリンピックも控え、これからの日本のバスケットボール界の今後が楽しみです。

 

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リンク栃木ブレックスには、ゼミの卒業生、多田敦君が働いています。

彼の働きぶりを拝見し、また夕食を一緒しながら話し、その成長ぶりをとても嬉しく思いました。

そして、今回の栃木へは、昨年3月に大学院修士課程を修了し、現在、リクルートで働く田原結さんと、彼女のリクルートの仲間も一緒でした。

卒業しても生き生き働く教え子を見るのは嬉しいですし、本当に励まされます。

そして、現役ゼミ生たちも元気です!!

昨日は、来年度からゼミ生となる2回生、先輩ゼミ生の3回生と4回生も参加した懇親会!!

 

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こちらも大いに盛り上がりましたが、彼ら、彼女らもいずれ先輩たちのように社会で生き生き活躍してくれることでしょう!!

BULLCO

2014.01.30

スパ白金の仲間たち

前々職のスポーツクラブで東京都港区にある「スパ白金」で大変お世話になった。江橋博先生が先日お亡くなりになりました。73歳という若さでした。スパ白金からは、4名の博士学位取得者が出ており、現在大学教員をしている出身者は私を含めて3名おります。もちろん現存するスポーツクラブで、当時からのスタッフも残っています。スパ白金は、江橋博先生が中心となって、全国の体育系大学運動生理学専攻の学生をスタッフとして集め、正社員のみで運動指導者を養成し、運営にあったってきました。当時から、会員の方々の運動負荷テストを呼気ガス分析法で行い、身体組成は超音波法を用いて評価していました。それらの結果は、日本体育学会や日本体力医学会などに毎年発表され、運動指導員、兼研究者としての立場で、会員の方々の指導に当たっていました。今回は、そのスタッフが数年ぶり(20年ぶりの方も)集まり、故江橋博先生を偲んで大いに盛り上がりました。思えば、2年前の体力医学会は大会会長を務められ、偶然にもその年に日本体力医学会賞をいただき、江橋先生にもとても喜んでいただきました。これまで本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。sana

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2014.01.29

さまざまな世代のかかわり合い

こんにちは。Ma34です。

 先週末、そして昨日と、保育の場、学校現場に参加する機会があり、そこで共通して感じたことがあったので書きたいと思います。

 それは、「さまざまな世代が関わりあうことの大切さ」ということです。

 

 




子供たちが通う保育園では、男性保育士はもちろんのこと、かなり年配のおじいちゃん職員、おばあちゃん職員が大活躍していま す。おばあちゃん先生の歌う昔ながらの子守唄にすっかり安心して眠る子ども、不安になるとおじいちゃん先生の手をそっと握り、そこに居場所を求める子ど も。若い女性の保育士さんが多く活躍される場ですが、年配の先生方でなければならない子ども、いつもは元気でも特定の場面では彼らを必要とする子どもが一 定数いるそうです。若い熱意あふれる保育士さんだけでなく、男性・女性、ベテラン・若手が様々に響きあった保育環境の奥深さを感じました。

 

 小学校の授業参観(社会科)では、昔の生活について、とりわけ「洗濯」についての授業でした。20代の若い担任の先生はしっかりと授業をしてくれていますが、ところどころ「昔は洗濯板をこのように使っていたらしいです。」 「これを二槽式洗濯機といいます。先生も見たことはありませんが、こういう洗濯機もあったのですね。。。」と伝聞形になります。もちろん仕方のないことで す。(二槽式洗濯機に関しては世代のギャップを感じますね。私の小さい頃は二槽式洗濯機が大活躍していた時代です。)

 そこに登場されたベテランの先生。小さい頃は洗濯板を使ってお手伝いをしていたこと、その時代のお母さんは毎日の洗濯や炊事 でとても大変だったため洗濯機の登場・普及にとても喜んだこと、ローラー式の脱水機で洗濯物がぺっちゃんこになることを伝えてくれました。子どもたちの反 応を見ていると、先生の話の上手さもありますが、やっぱり実体験の話だからか食い入るように聞いています。ここでも、若い先生の熱意やパワーだけでなく、 ベテランの先生だからこそ!という魅力を感じました。

 

 大学においても、色々な世代の教員がいます。ベテランの先生方から学ぶことがとても多くある一方で、学生から学ぶことも大切にしたいと思います。とくにこれから社会に出ていく4回生のキラキラとした眼差しや志からは、日々忘れていたことを思い出させてもらえます。(とくに、「子どもの声にしっかりと耳を傾けられる教師になりたい!」という学生の言葉に、日々それができていない私はハッとさせられました。)

私も中堅?(もう若手とは言えないのかしら)として自分自身に求められることを考え、かつ様々な世代の方と関わり、学んで行きたいと新たに思ったこの一週間でした。 

ma34.

2014.01.28

氷点下!? 富士山の麓で合宿研修

 週末は、御殿場に出かけてきました(サッカーの三浦知良選手も御殿場で合宿中?だったようですが...)。滞在中は、偶然にも氷点下の朝晩を経験することもありませんでした。

 1泊2日、富士山の麓にある「国立中央少年交流の家」で、スポーツ指導者対象の研修に参加してきました。世代も、指導されている種目も、いろいろと違う方々が集まって、メンタルのことや人間関係のことについての情報提供をさせて頂きながら、グループワーク、身体を動かしながらチームビルディングの体験まで盛り込まれた2日間でした。

 朝は残念ながら、みぞれ?雨?が降ってしまったので、富士山を眺めながらのラジオ体操は叶わなかったものの、みんなそろって(他の宿泊客・ちびっこたちの中に混じって)食事をとり、夜遅くまで、経験談や大切にしておられる想い、身体に関する情報を交換し合ったり、喋って笑って...かなり内容の濃い、楽しい時間になりました。少交流の家のスタッフのみなさんを含めて、感謝です。

 この会でお会いした方々とのご縁が、またどこかで、あるいは学生たちとも繋がっていきますように...! 【ippo】

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【左写真】 さて、対戦チームよりもリズムよく、スムーズにできるでしょうか?        
【右写真】 子どもの気持ちになりつつ、どう対応しましょうか?グループで分析して、整理して、アイデアを出して・・・大忙し!!






2014.01.27

修士論文締め切り

本日が修士論文締め切りの締め切り日です。博士課程前期課程の2年間は、本当に「あっ」という間です。でもこの2年間で、院生は驚くほど成長します。この2年間で研究構想をたて、実験、調査を行い、中には国際会議、国内学会で報告して研究成果を発表してきています。まさに、それらの集大成として、修士論文があります。

先週末は、私の研究室でも、まさに「最後の追い込み」でした。無事提出をすませた後は、口頭試問、公聴会と続きます。まだまだ鍛える場面があります。どこまで伸びてくれるか、どこまで伸ばせるか。教員と院生の格闘も続きます。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

先週、人間ドックへ行ってきました。当日結果のでた内容には異常はなくほっとしました。初めて体験した胃カメラは、まさに我慢を強いられるものでしたが、精度の高い検査の代償と思いなんとかしのぎました。苦しんでいる私に、看護士さん「トントン」と身体を優しくなでてもらったことは、大いに苦痛を和らげてくれました。先方は職業上の対応でしょうが、優しさが身にしみました。

【忠】

 

 


2014.01.26

「現代人とヘルスケア」に纏わる話を!!

「現代人とヘルスケア」に纏わる話をもう少しだけさせていただきたい。

生活協同組合の「栄養相談」で現れた学生の健康問題を発端に、「学生要求」によって開講された「現代と健康」を前身とするのが「現代人とヘルスケア」だということについては、一昨年の「あいコアの星」で紹介させていただいた。問題は「ヘルスケア」とは何かだ。

辞書的には「健康管理」と訳される言葉であり、それからすれば、「現代人の健康管理」と置き換えても問題は無い。しかし、そもそも意図した「ヘルス」と「ケア」とが連結した言葉としての意義については、現代的・実践的な「健康づくり」のあり方との対比で、じっくりと検討していく価値のある言葉である、という置き方をしたのだった。

例えば、「ケア」についてみれば、辞書的には、「重い責任感」「真剣な注意」「細心の注意を払う対象となっている人または物」、そして「心配する、興味または関心をもつ」「世話をする」(『ウェブスター英英和辞典』エンサイクロペディアブリタニカ日本支社)などの意味がみられる。とくに、「ケア」的発想が「健康づくり」の領域で、どのように意識されて結びつきをもっているのか。その現実的な展開と本来の姿との乖離がどれだけあるのかを検討していくことは「ケア」そのことを考えることの重要さを教えてくれる。そして、「健康づくり」が自明のごとく強調される風潮の中にあって、「健康とは果たしてどのようなことなのだろうか」という、落ち着いた「健康論議」も必要である。そうした、一見すると「回りくどい」作業が「ケア」的な発想の点から言って必要ではないかと考えられるのである。「現代人とヘルスケア」の講義科目の名称は、こうした意図をもっていた。

授業の中では、そもそも「ケア」という概念のもつ広さを受け止めながら、その豊かさや奥行きにさまざまな角度から光をあてることを通じた「健康づくり」が希求される。それは、「健康になるなら死んでも良い」とばかりの「唯一絶対の健康づくり」でも、他者を凌駕するための「顕示的健康づくり」でもない。「他者をあるがままに許容する」「対象を受容する」「心を開き、応答する」「対象に傾聴する」といった、他者に対する注意深い眼差しのもとで、他者を自分の思い通りに操作することもしないというケアの特徴(品川哲彦、『正義と境を接するもの-責任という原理とケアの倫理-』、ナカニシヤ出版、2008年、pp.145-147)を拠り所とした「豊かな健康づくり」ということになる。

 「思い入れの強い科目の到達点が如何程のものだったのか? それが問題

!!との思いを抱きながら2013年度の授業が116日に終了したのだった。     

                               mm

2014.01.25

フィジトレ塾活動開始!

現場での運動指導に高い関心を持つ有志の学生を集めて、トレーニングの理論と実践を行う任意団体を昨年末に作りフィジカルトレーニングを学ぶ場として、「フィジトレ塾」と名付けました。

昨日は志津南で健康バンドの床運動バージョンの指導に出向き、フィジトレ塾のメンバー5名が現場での運動指導を経験しました。1回生のメンバーも特に緊張することなくテキパキと高齢者のそばに行って動作説明をするなど、最後は参加者の皆さんから大きな拍手を頂きました。

実際にやってもらって気づく点も幾つかあったので、指導後に反省会を開き、改善点もディスカッションしました。今年はこのメンバーでどんどん新しい運動プログラムを開発・実践し、近隣の方々の健康増進につなげたいと思います。
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satoshi

2014.01.24

四国アイランドリーグPlus、10周年です!!

こんにちは。

先週の土曜の夜から京都は雪になり、日曜の朝は今年初めての積雪でした。

本題ではありませんが、二条城のお堀端、北野天満宮で撮った雪景色、そして、雪に大喜びのBULLCOの写真をご覧ください。

 

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さて、2014年は四国アイランドリーグPlusの10周年です。

2013年度はスポーツ健康科学部の学生たちが、四国の各チームに赴き、インターンとして奮闘してきましたが、2014年度は四国アイランドリーグPlus10周年にふさわしい取り組みをと鋭意、意見交換中です。

昨日も東京でミーティングをしてきました。

どうぞお楽しみに!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014.01.23

修士論文提出締切マジか!

いよいよ修論提出締切が、迫ってきました。sana研究室からはHさんとTさんの2名が提出予定です。明日の提出を目標に、ただ今奮闘中です。Hさんの研究テーマは、「間欠的な低負荷パワートレーニングが転倒骨折リスクに及ぼす影響」です。有酸素性運動は細切れ運動でも健康リスクに効果ありというのが現在の知見ですが、筋トレの場合は今のところ不明です。Tさんは「アスリートの骨格筋量を用いた基礎代謝量推定式の開発」です。立命館大学体育会ラグビー部、アメリカンフットボール部、男子ラクロス部の学生に協力をいただき、超音波法による骨格筋量と基礎代謝推定式の開発を試みました。お二人とも2年間の期間をフル活用し、集大成である修士論文の提出に、なんとかたどりつけそうな状況です。Hさんは博士課程進学、Tさんは管理栄養士とスポーツ系修士号を武器に近畿圏の私立大学助手に採用が決まりました。残りのラストスパート、頑張ってください!sana
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2014.01.22

定期試験期間のはじまり

おはようございます。ma34です。
今日から大学は後期セメスターの定期試験が始まっています。
このブログを書いている今も、きっと学部生の皆さんは必死に勉強しているだろうと思います。
是非、力を出し切って、がんばってください!

こんな時期になんですが・・・
この前読んでいた英文で、素敵なことが書かれていたので紹介します。
(教師向けに語られています)

Our students must understand that, when we try to grow, we sometimes fail at first, and that failure is all right. The trick is to help students understand that failure holds the seeds of later success.


「人が成長しようとするとき、最初は失敗することもある。でも失敗なんて何でもないことだ。」
そう教師は子どもたちに理解させなければならない。
大切なのは、「失敗のなかにこそ成功の種が含まれているのだ」と子どもたちが思えるように教師は手助けすることなのだ。
(少し意訳しました)

 (Stiggins,R.J  "Assessment, Student Confidence, and School Success"Phi Delta Kappan,1999, Vol. 81, No. 3)

もちろん、試験は「失敗」してほしくないのですが、学びはそこで終わるものではありません。
常に前を向いて、進んで行ってほしいと思います。

来年度のシラバスを考えながら、そんなことも感じていました。  ma34.