[ 2014年12月 ] の記事一覧

2014.12.31

一年、ありがとうございました。

こんにちは。ma34です。

とうとう、大晦日になりました。
昨晩は、今年一年で成し遂げられたこと、成し遂げられなかった課題について
あれこれと思いを巡らせていました。

今年は私のはじめてのゼミ生が卒論を無事に提出できたことが
もっとも大きな出来事でした。
途中、自分自身の指導不足を多々実感することもありましたが、
学生さんの頑張りと洞察力が発揮される場面も多く有り、
私の方が学生から学ばされることも多かったと思います。

一方で、課題は、きりがないほどあります。
研究も教育も両輪がそろってこそ、なのですが、
研究ではお世話になる学校現場が広がり、素敵な先生方に囲まれ充実した一年となりましたが、
教育の面では、私自身が授業をしていて面白い!と思う授業(満足いく授業)は
数えるほどでした。

そんな思いから、この冬休みは斎藤喜博の『授業』や東井義雄著作集をちょっとずつ読み返し、
反省をしています。。。

そして、私に圧倒的に足りないのは、学生の実態をよく把握すること。
教える(教え込む)ことに一生懸命になりすぎて、
ぜんぜん相手が見えていないことが大きな課題だと気づきました。

新しい年には、学生とよくコミュニケーションを取り、色々と挑戦してみようと思います。

もう一つやり残した課題があります。
フェイスブックでも同じことを書いたのですが、
2015年は、「戦後70周年」を迎えます。

そこで、わたしにできることの一つとして、
スポーツと平和に関する写真展(英語版)を和訳し、
スポ健やBKCのどこかで展示会をしたいと思っています。
2015年3月末の卒業式シーズンに、
いろいろな方の目に触れるものに出来ればいいと思っています。

時間はあまりないですが、協力してもいいよ、という方は
ぜひお声がけください!

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最後になりましたが、

2014年の一年間、お世話になりました方々、
読者の皆様、大変ありがとうございました。
2015年もどうぞよろしくお願いいたします。

2015年は、それぞれの方にとって、
日本で、そして世界で、
これまでの課題が少しでも前にすすみ、
前を向いて輝ける一年になりますように。

ma34





2014.12.30

本年もありがとうございました

Hassyです。

今年もあと2日となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

先日、関西圏で社会人として頑張っているゼミのOB/OGが忘年会を企画してくれ、各人色々な希望あるいは悩みを抱えながら奮闘している様子を伺いました。
ついこの前、卒論と格闘し、卒業して巣立っていったのを思うと、今年も早かったなあという印象です。

そのOB/OG会には参加できなかったですが、現在トレーナーとして頑張っている昨年度の修士卒業生のO14君の研究が先日J Appl Physiolにアクセプトされました。
おめでとう!
そのO14君、とても後輩思いで、今年もちょくちょく卒論を気にかけ、「先生、卒研生はちゃんとできていますか?そろそろハッパかけないとダメですよ!!」といったメッセージを寄せてくれていました。
私の方も背中を何度か押されたわけで、とても感謝しています。
今年も何とか無事、卒論提出は終えましたが、新年早々には卒論口頭発表です。
正月ぼけはないとは思いますが、しっかり準備をしておいて欲しいと思います。

スポ健では、嫌なことを忘れる会ではなく、望み多き来年を見据える会にしようということで「望年会」が開催されました。

Jorge先生の寿のお話など、大いに盛り上がった望年会でした。

皆さんはどのような来年を期待していらっしゃいますか?
私はひとつの大きなチャレンジ目標があり、そのための準備等で年始早々から何かと忙しくなりそうですが、是非、飛躍できるように頑張りたいと思っています。

それでは、本年もブログのご愛読ありがとうございました。
皆さま、よいお年をお迎え下さい。

2014.12.29

ことし最後のゼミ

早いもので、2014年も残り3日となりました。新年に仕事を残さないように!と思いながら、仕事に追われる年の瀬を迎えている先生方も多いのでは?

 

大学の授業は、先週の木曜日で終了しました。私が担当するゼミも木曜日で年内最後でした。卒業論文提出後でしたので、4回生ゼミ(2限目)は、年明けの口頭試問のプレゼン資料を持ち寄って、発表の練習をしました。3回生ゼミ(1限目)では、いよいよ「卒業論文」作成に向けて、『実験計画』について発表してもらいました。4回生も1限目から参加してくれて、3回生の立てた実験計画にコメントしてくれました。

 

3回生には、春の段階から「就活時期」の変更される年であるから、早め早めに卒論テーマ、内容、計画を立てるように話していました。できれば、3回生の春までには、データを取得して、そのあと解析、論文執筆のペースで、ということを意識してくれたのか、春休み中には実験ができそうな計画が発表されていました。担当教員としても嬉しい限りです。

 

ことし1年間、特に前期の間、4回生は1,2限ともにゼミに参加して、3回生の実験スキルを上げてくれ、ゼミの運営のサポートをしてくれました。まさに、3回生の伴走をしながら、後輩の成長を支えてくれました。そのサポートを受けつつ、3回生も研究アプローチを学び、ゼミを運営できるまでに成長してきました。

 

ことし最後のゼミがクリスマスということもあり、ケーキを食べて1年のゼミを締めくくりました。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

ことし1年、いろんな出会い、できごとがありました。また、多くの研究に関わり、情報に触れることができました。元気に身体を保てたおかげです。来年もバリバリ、アクティブに活動できるよう、「運動、栄養、休養」につとめたいと念じています。ブログのご愛読に感謝し、またご愛読の皆様にとって、来年はより一層輝かしい年になりますことを願っております。

【忠】




 

2014.12.28

アメリカ便り (11): Fall semester

いよいよ年の瀬になりましたが、
皆様いかがお過ごしですか。

メリーランド州立大学 College Park 校では、
先日、fall semester が終了致しました。
Finals と呼ばれる学期末試験も終わりました。
学生達は写真に見られるように全力を出し切り、
今週からはクリスマス休暇に入り
学内はがらんとしています。



fall semester は、9/2 から始まりましたので、
日本よりも随分早くに15週間が修了しましたが、
非常に内容の濃い15週間でした。

受けている授業数であれば、日本の大学生も
週10コマとか受けているので、トータルの授業数であれば
こちらと余り変わらないと思うのですが、
以前このブログでも書きましたが、
こちらの授業は、同じ科目が90分週2回、
もしくは60分週3回が基本で、
4 ないし5科目を受講し、大量の課題をこなしますので、
日本よりも少ない科目をより深く学ぶことになります。

大学院の講義では、改訂途中の論文が紹介されたり、
大学院生が進行中の最新の研究状況について毎週発表し検討するなど、
日本にいては得ることの出来ない貴重な体験を積むことが出来ました。

1/5 からは Winter Semester が始まります。
言語学部でも、Winter Storm と言って、
学生が主体となって、様々な勉強会を実施する予定ですので、
積極的に参加して、刺激を受けたいと思います。

それでは、また。失礼いたします。
良いお年を。

<<街でよく見かける英語表現#11>>
クリスマスがありましたが、"Merry Xmas" と
書かれるよりは、"Happy Holidays!" という表現を
目にすることの方が多かったです。
これは様々な文化的背景を持つ人への配慮 (politically correct) から、
クリスマスというキリスト教徒重視の表現を避けたものです。
ちなみに、日本では Merry X'mas とアポストロフィー (') を
つけて堂々と書かれているのを目にしますが、
アポストロフィーは省略を意味し、この場合何も省略されていないので、
間違いですので注意しましょう。

2014.12.27

素晴らしい新年を…

クリスマスが終わり、各局のテレビ番組でも今年1年を振り返る特集などで画面が飾られています。
みなさん、今年はどのような1年だったでしょうか?

今年は、私にとって、立命館大学に赴任して5年目、そして教鞭生活20年目という節目の年でした。その1年に20年間、ずっと大切にしてきた教育者としての信念を1つあきらめました。時代も変わりますし、知識や学習内容だけでなく、学生との距離感なども毎年微妙に変化するため、指導スタイルもそれらの機微に適応せざるを得ません。

私の信念を貫くことよりも、学生の豊かな学びを形づくることが当然、第一義的なのですが、その学びのクオリティを向上させるために丁寧に教育に取り組もうと思えば思うほど、私の心の中に苛立ちや虚無感、さらにはジレンマが生じることの多い1年でした。


2年前に本学部の事務室に異動なさって、この度、第二の人生へと歩みを進めるために、長く勤められた立命館大学を退職された【出野さん】が、「人は学ぶことによって、(その道が)拓ける」というメッセージを教職員に残されました。
私は、教育者として一皮剥けるために、何を学び、どのような道を拓くべきなのか…
年末年始、じっくりと考えたいと思います。


“信念”は、1つあきらめましたが、希望に溢れる“新年”は迎えたいものです…
どうか、みなさん、素晴らしい新年をお迎え下さい。

Jin


2014.12.26

当事者研究

今日は、当事者研究についてお話したいと思います。
最近、私の研究領域では、「当事者研究」という研究スタイルが光を浴びてきています。
当事者研究とは、困難や課題を抱えた本人が自分自身を研究し、発信するというスタイルです。もともとは、北海道にある精神疾患の支援施設の当事者の方たちが始めたものです。それが、徐々に広がりはじめ、様々な障がいや疾患、あるいは心に深い傷を負った人たちが自身の内面を分析し、自身が、あるいは同じような人たちが尊厳を持ちながら前を向いて歩いて行くために役立ち始めています。

12月初旬、前任校である発達障がいの当事者が卒業論文でテーマとした「発達障がい当事者研究‐内にある数と感情の世界‐」を学会で発表しました。彼女とは、もう6年以上一緒に歩んでいます。大学に入学してから発達障がいと診断され、葛藤と苦悩の日々を送ってきました。「自分は何者か?」と問い続け、「発達障がいのある自分」を「自分らしく」生きていくことを選択し、今も共に探し続けています。言葉では表現できないほどの大変なつらい時期を幾人かの周辺者と共に壁にぶち当たっては乗り越え、またぶち当たるという生活を繰り返してきました。

さて、なぜ当事者研究が重要であるか。発達障がいを例にとって考えてみます。
発達障がいは、「コミュニケーションの障がい」「社会性の障がい」「想像性の障がい」などいくつかの代表的な特徴が挙げられます。しかし、このことについて多くの疑問を持ってきました。これらの特徴は、当事者でない第三者が、表出する事象のみを見て判断し、特徴として挙げたものです。決して、本人の内面で何が起こり、何が問題となり、そのように表出されるのかを検討はしていません。彼女と長く歩むにつれ、より一層このことに疑問を持つようになりました。その一つが発表した「数」と「感情」の関係です。

彼女の内面の言語世界は、「数」でできています。例えば、私たちが「しんどい」と感じる(これを一般的に私たちは感情と呼んでいるのですが、感情についても感情とは何かが問題になるのですが)ことが、彼女の内面は「4444」という数で埋め尽くされています。この「4444」は彼女の感情なのですが、これが私たちの感じる「しんどい」と同じかもしれないと、私たちの言語と彼女の言語を一致させる作業が必要になります。この作業に膨大な時間を費やすわけです。簡単に言うと、私たちが英単語の意味を全く知らない時点で、「しんどい」を表現するために、他者の数々の行為や状況を見ながら適した英単語を探す作業をするようなことになります。また、それが果たして一致するのかは分からず、今も彼女の「4444」と「しんどい」が一致しているのかは本人も私も定かではありません。このような作業をしている間に会話はどんどんと進んでいき、彼女は一瞬にして会話から置き去りにされます。完全に会話がストップしたり、必死で単語を探している態度が不愛想に見えたり、時には身体症状として発疹が出たりします。このような表出事象だけを見て、「コミュニケーション障がい」という特徴が一人歩きを始めているように感じてきました。

私や周辺者と何百時間も会話をし、時には文字に書き起こし、彼女の内面で起こっている「数」と「感情」の関係を彼女自身が論文にまとめました。この特徴は「共感覚」と呼ばれるものとも関係をしているのですが、共感覚についてはまた別の機会にお話ししたいと思います。

ここに書いたことはほんの一例でしかありませんが、発達障がいの特徴と呼ばれるものの中には、このように表出される現象のみを取り上げているものが多くあるような気がしています。表出される特徴は特徴として、しかし大切なことは内面で何が起こっているかを知ることであると私たちは考えており、当事者がその内面を分析し発信することを始めました。当事者は一般的には「当事者本人」を指していますが、私たちは彼女と深くかかわってきた周辺者を含み「当事者」と呼ぶことにしました。彼女は、彼女にとっては当たり前で人と異なるという認識はなく、まず何が人と異なっているかを周辺者と共に探し、その一つ一つを考えいます。私たちにはどう見えるのか、どう異なっているのかから出発し、彼女の中を掘り起こします。一つ一つのことに膨大な時間を要しますが、当事者本人が発信することの大切さを感じています。これからも彼女との歩みは続きますが、サポーターでもなく、支援者でもなく、「共歩」(私たちはこう呼ぶことにしました)しながら発信していきたいと思います。

2014.12.25

健康であるということ

先週末から急性胃腸炎にかかり、数日間寝込んでしまう生活が続きました。ここ最近、インフルエンザが流行していますが、急性胃腸炎も同様に患者数が増えているようです。手洗いは普段から心がけていたつもりですがダウンしてしまい悔しい思いはありますが、これが1週間前(学位論文の締切週)だったらと思うとぞっとします。

欠勤が続くと学生への研究指導も追いつかなくなり、未処理の仕事が日々蓄積されていきます。論文投稿を間近に控えた大学院生もいたのですが、指導者の体調不良により最後の詰めの指導を待ってもらうという大変申し訳ない事態になりました。その中でも、お見舞いのメッセージや嬉しい心遣いをしてくれる大学院生や学部生が多く救われています。本来は、1日も早く指導を受ける必要があるにも関わらず、ぐっとその気持ちを抑えてこちらの心情を察してくれる「大人の言動」には、逆に私が学ぶ点も多かったです。

「良い仕事をするためには健康でなければならない」、改めて感じました。トレーニング科学を専門にする研究者でありながらここ数年、自らのトレーニングは思うように出来ていませんので、2015年は心身ともに鍛え直さなければ!!と考えたりしています。

さて、本日は年内最後の授業日、明日から大学は年末年始の休暇に入ります(学内でみかける学生数が既に少ないように感じるのは気のせいでしょうか。。。)。

2014.12.24

ゼミナール大会 ファイナルステージ

おはようございます。ma34です。

今日は1、2時間目を使って、
一回生の基礎演習のゼミナール大会、ファイナルステージです。

会場の雰囲気はこちら。


ちなみに、写真のグループは我がAクラスのファイナリストです!

2限目が授業の関係で途中までしか見られなかったのが残念ですが、
どのグループも、実験やアンケートにおいては自分たちで出来る範囲ではあれども
面白いものが多かったと思います。

途中の講評で先生がたがお話されていたように、
5回目となる今年は、昨年度のレベルをさらに超えて、
どんどんと進化しているように感じました。

大きな舞台で発表する機会はそうそうありません。
1回生のときからこうした経験ができることは、今後の成長にとっても
大きな一歩となると思います。

さて。どのグループが優秀賞を手に入れるのでしょうか。
結果を楽しみに待ちたいと思います。

ma34.

2014.12.23

運動関連遺伝子?

Hassyです。

昨日は、教養科目「スポーツのサイエンス」で、招聘講師として本学部のMoto先生にご登壇いただき、ご講義頂きました。

Moto先生は循環器系の運動生理学分野のみならず、遺伝子解析をベースとしたスポーツ健康科学分野で大活躍されています。

周囲の人と比べて「太りやすい」「痩せにくい」「筋肉質である」「筋トレしてもなかなか筋肉がつかない」「小さいときから足が速かった」などなど自身の体質に関して色々と感じる人が多いのではないでしょうか?

2年前のロンドン五輪では、陸上長距離と短距離で、金メダル獲得者の人種差が顕著に出た五輪として有名だという紹介から始まり(長距離ではケニア・エチオピアのアフリカ勢、短距離ではジャマイカ・アメリカ)、金メダル遺伝子ってあるの?という、興味深い話をして頂きました。

運動において大切な骨格筋の特性や、肥満などの体組成に関連する遺伝子などは実際に存在し、その変異(遺伝子多型)が運動能力や運動による肥満解消効果などに少なからず影響しています。

じゃあ、全て遺伝によって決まっているの?というと、そうではなく、(そうだとするとハードな運動トレーニングなんて意味ないですし、我々の存在意義も・・・)やはり運動トレーニングや栄養、休養などの環境要因も重要で、身体特性を大きく変えてくれます。

ただ、その効果は、遺伝的な影響が少なからずあり、そうした自身の遺伝的特性を知ることによって、効果的なトレーニングメニューを組み立てる(オーダーメイド)ことが可能であるということです。

受講生も大変興味深く聴講しておりました。
Moto先生、ありがとうございました。

帰宅すると、息子の学期の成績が返ってきておりました。
注目の体力テストでは、嬉しいことにA判定を受けていました。
ただ、普段本人が力を入れている野球や陸上に関連したソフトボール投げや50m走とかではあまり得点が伸びず、他の上体起こしなどで得点を稼いでおりましたが・・・笑

夫婦揃って体組成や身体能力などの遺伝的背景は申し訳ない感じですので、息子にはやはり練習・トレーニングを頑張ってもらわないと!と感じました。

2014.12.22

出野さん ありがとうございました!

スポーツ健康科学部では、学部開設当初から、教授会のある火曜日の昼休みに、教職員による、最近の教学、研究のトピックスを話してもらい、情報共有しています。先週のラン智タイムセミナーが今年の最終回で、今回は特別編で、今週に退職される出野さんに20分間お話しいただきました。

 

そのタイトルは、「私と立命館」。これまでの立命館での職員人生28年と9ヶ月のキャリアを整理していただき、職員としての仕事、その想いを、この間の仕事の変遷も合わせながら、分かりやすくお話しいただきました。「大好きな立命館で、学生を育てる仕事ができたことに誇りを持ち、ともに支え合った皆さんに感謝します」という冒頭の挨拶から、あっという間の20分間でした。

 

最後のスライドの最後のメッセージが、『良心に基づいて行動し、あるべき世界に近づく』。学生の夢・目標を実現させるための学びを創造し、その営みのためには、権威や横やりやに負けず、「私心のない大きな心」で行動されてきた、というのが参加者の胸にズシンズシンと響きました。出野さんの想いを、後輩たちへ心の遺伝子として注入していただきました。

 

このブログで、伝えたいこと、伝えるべきこと、伝えなければならないことが沢山ありすぎて、書ききれないので、スポーツ健康科学部の職場について語っていただいたところを紹介します。スポーツ健康科学部が退職前の最後の職場となり、2年間お世話になりました。その間、出野さんが感じられた印象は、「本当に素晴らしい職場で、ここで『卒業』を迎えられることを神様に感謝したい!」とまで語っていただきました。職場としてのスポ健の魅力は、

 「よい環境がよい教育研究を産み出す」という環境と教職協働の文化がある。

 「それぞれの立場と役割を尊重しつつ、

教育を通して「世界をかえよう」とする仲間と夢を語り、

それを形にすること」ができる、前向きな教職員とその組織文化が根づいている。

 とありがたい言葉を頂きました。

 

最後に、教職員へのエールとメッセージとして、

『人は学ぶことで拓ける』

 とのことばで締めくくっていただきました。

 

会場(アカデミックラウンジ)には、スポ健の教職員以外の先生方、職員の方も参集していただき、万雷の拍手と感動の波動が会場を清涼で明るい空気で満たしてくれました。

 出野さん、本当にありがとうございました! 想いを受けついでさらによい学部、大学へと発展させていきます。

 

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

卒論の提出が終わり、先生方もほっとされています。ただ、これから修論、公聴会などまだまだ年度末まで目白押しです。年末年始はゆっくり過ごされますように。

【忠】