[ 2015年05月 ] の記事一覧

2015.05.31

アメリカ便り (32): Memorial Day

あっという間に五月も終わりですね。
皆様いかがお過ごしですか。

私のいるメリーランド州では、DST (Daylight Saving Time) で
1時間時間が早まっていることもあり、
夜の8:30過ぎまで明るくなり、かなり一日が長いと感じられます。

先週のブログで、5/25 (月) が、Memorial Day だと書きましたが、
もともと Decoration Day と呼ばれていた日を、
Memorial Day と変更したのが、リンカーン大統領ですので、
当日は、D.C. にある Lincoln Memorial を訪れました。



メモリアルの中には、これまでに写真か何かで
見たことのある人も多いと思うのですが、
リンカーン大統領像があります。
5m以上もあるかなり巨大な像です。



この建物では、1968年に、Martin Luther King, Jr 牧師による
有名な "I Have a Dream" 演説が行われ、数十万もの人が
建物の前の広場を埋め尽くしました。



建物の1階には、その時の演説の写真や、
人種差別撤廃への歴史が展示されていました。

建物は、ナショナルモールの西端にあり、
木に覆われた気持ちのよい散歩道が続きますので、
ワシントン D.C. を訪れられた際は、
ぜひ一度足を運んでみてください。

それでは、また。失礼いたします。
良い休日を。


<<街でよく見かける英語表現#32>>
Lincoln Memorial の側面には、リンカーン大統領による
有名なゲティスバーグ演説(Gettysburg Address) が彫られています。
今回はその最初の一節を紹介します
"Four score and seven years ago our fathers brought forth on this continent,
a new nation, conceived in Liberty, and dedicated to the proposition
that all men are created equal. "
「87年前、我々の始祖たちが、この大陸に自由の中生み出され、
全ての人が平等に作られたという信念に捧げられた新たな国家を作り上げた。」
"score" はこの場合、「得点」ではなく、複数形で「20」を意味しています。


2015.05.30

今週も悩ましい

さて、今週の写真は、先日堂島で見つけた国産ビール発祥の地の石碑です。
携帯で撮り溜めた?写真を見ながら、飲み会続きだし、これでいいか、
という気分もして、セレクトしてみました。

と言う事で、ちょっとビールについてググってみると・・・
発祥の地も二つの説があるとか。

一つは品川で行われたもので、キリンビールの元となったもの、
大阪の堂島は、渋谷さんが作って、渋谷ビールとして売られていたとの事です。
このあたりは、日本人が作り始めたのが大阪だから、堂島が発祥だ、
という事も言われており、何が発祥なのか、
本家と元祖の争いのように、よくわかりませんでした・・・

しかし、ビールってけっこう人気があるんですね。
ググるとけっこう色々出てきます。
興味ある人は、レファレンスのデータベースの
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000127052
を参考にしてみてください。


それはさておき、タイトルの悩ましさ、は当然今週のブログの内容。
いつも書きながら考えて、しかも考えている流れがそのまま導入になるという冒険をしています。
で、書きながら考えても、今週はなかなか思いつかない・・・


そういえば、先週のブログ担当であった5月23日に、立命館生活協同組合の総代会がありました。
(Googleカレンダーを見て思い出しました)
今年はプリズムホールで行われ、私は副理事長兼理事候補として参加しました。

ちょっと説明をすると、
生協における総代会と言うのは、一般の会社の株主総会に当たります。
協同組合は、特有の運営方針を持っていまして、出資者にならなければ組合員になれません。
そして、出資者である組合員のための活動をしていきます。
株式会社では、株主とその会社の製品やサービスの利用者が分かれていますが、
協同組合では同じになります。

生活協同組合は、元々は、1800年代にイギリスで発祥した仕組みとなります。
不誠実な企業が多かった中で、公正な商売をするための組織として、
所有と利用を統一した組織が生まれました。
そうすれば、株主のためだけに儲けるような組織にはなりませんので。

現在も、農業協同組合(農協)、漁業協同組合(漁協)など、協同組合は日本でも数多くあります。
農協などは、けっこう社会で色々な事が言われますが、組合員の中心がどんな人か、
と言う事によっても左右されていたりします。
農協に関する詳細な説明は、長くなりそうなので、割愛します・・・


で、あまり知られていませんが、生協の食堂の原材料比率は、他に比べて高くなっています。
しかし、当然、人件費や水道光熱費、生産に使う機材等の費用がかかりますので、
原材料の価格で販売することはできません。
また、何かが壊れたりした時に購入する事も必要ですので、年度ごとにお金を使い切るのではなく、
一定の余裕を持っておかないと、継続した運営ができません。

なんか話がずれてきましたが、こんな形で生協は運営されています。
で、今年度も副理事長として(何年目だろう・・・)活動する事になりましたので、
立命生協に関して、何かあれば教えてください。

ではでは。

みち
さて、見えない字コーナー、あまり反応がないから、削ってもいいのだろうか・・・確かにマニアックなネタがなく、盛り上がりに欠けますが、どうしよう・・・そうそうビールネタを使ったのは、飲み会が増えたから・・・先週・今週で4回(1回辞退した上で)でした。来週も1回あるなぁ・・・全て草津駅近辺。飲み会貧乏になっていきます・・・

2015.05.29

滋賀県立陶芸の森

先週末の事ですが、滋賀県立陶芸の森で開催中の「リサ・ラーソン展」に行ってきました。食器や家具など身近な品物のデザインもされている方なので皆さんどこかで見た記憶があるのではないかと思います。今回は日用品というよりは芸術品として仕上げた作品の展示が中心でした。1点だけですが触っても良い作品もあり、一緒に行った子供達も楽しんでいました。
陶芸の森のリンクはこちら
リサ・ラーソンのリンクはこちら

滋賀県立陶芸の森ですが、甲賀市信楽町にあります。車やバイク等の交通手段があればBKCキャンパスから30分位の距離でしょうか。非常に広い敷地の中に美術館、産業展示館、広場、カフェなどがあります。美術館のある場所は中でも高台になっているため非常に良い眺めでした。

着任するまでは滋賀県に殆ど来た事がありませんでしたが(BKCキャンパスに学会で来ただけ、という気がします)、1年強生活してみて見所の沢山ある土地だな、と思っています。まだまだ行った事のないエリアがありますのでこれからも楽しみです。

2015.05.28

GAT Step-Upコース

  本学部の売りの一つであるGAT(Global Athletic Trainer)プログラム参加のための低回生向け支援プログラムGAT Step-UpコースのTOEFL特別セミナーを見学しました。1回生と2回生の有志が、土曜日のお昼にみっちり英語の勉強をしていました。

 GATプログラムは、ATCCertified Athletic Trainer:米国 公認アスレティックトレーナー)を目指す学生をターゲットとしたプログラムで、ESU(アメリカ合衆国ペンシルベニア州立大学であるEast Stroudsburg University of Pennsylvania)のセカンドディグリー(立命館大学スポーツ健康科学部とESUの2つの大学を卒業し学位を得る)を取得し、ATCの資格認定試験を受験することができるプログラムです。

 最大の特徴は、日本にいながら2つの大学の学位取得が可能であるという事です(スポーツ健康科学部の単位をESUの単位に読み替えたり、オンライン等でESUの科目を履修し単位を修得します)。

GATプログラムとは>

http://www.ritsumei.ac.jp/shs/education/strength/global.html/

  このプログラムに参加(入学)するにはTOEFL550点以上であることが条件となっています。その高いハードルをクリアする為にこの講座が実施されました(今回はTOEFL500点以上取得者対象の講座)。できるだけ多くのみなさんが、この条件をクリアして、GATプログラムに参加してほしいと思っています。

 

その他の話題

 相撲部(スポーツ健康科学部4回生)の“美食う”さんが学長表彰を受けました。彼女は、2015年4月19日(日)に行われた国際女子相撲選抜堺大会の個人軽量級  優勝、さらに510日開催の16回全国選抜女子相撲大会で軽量級と無差別級で優勝しました。美食うさんが立命館大学1回生から真摯に取り組んできた精進は、世界及び日本女子相撲界の頂点という結果をもたらしました。

2015.05.27

Fクラスの朝食懇談会。

<RecOだより113>

 今週の朝食実習はZen先生のFクラス(写真左上)。
 
 いつものように学部長 It's me先生のお話で始まりました(写真右上) 
 Fクラス、最初、ちょっとおとなしいかな? と思いましたが、単にその前のトレーニングで疲れていただけだったようで、朝ご飯でエネルギーチャージした後は、とっても元気でした。

 朝食懇談会は準備と後片付けも大切な実習。
 しっかり説明を受けて、効率よくきちんと後片付け(写真左下)。
 今回はチーム対抗タイムトライアル。約10分できれいに片付けられたでしょうか?
 
 SATシステムの実習も終えて、朝食懇談会終了。
 クラスのみなさんからは「朝食はみんなで食べるとおいしいです!」「脂質は簡単に取れるけど、カルシウムやたんぱく質をしっかりとることは難しい!」との感想をいただきました。
 ごちそうさまでした。
 これで、次の時間(サブゼミ)のドッチボール大会も優勝間違いなし! かな?


<今週の別腹>
 最後までずっと気になっていた「STAR WARS」のTシャツ。
 オリターさんの夏服とのこと。今年新作が上映される映画を意識した、ということではなく、担当者の個人的趣味と「みんなで輝く星になる!」という意味とのこと。
 この意味、あいコアの☆と共通する? 
  Fクラスの一回生に「かわいい!」と言われていたポーズで、一枚(写真右下)。

ab

2015.05.26

美ボディに向けて!

 Motoのゼミでは先週から「美ボディに向けて!」をテーマにゼミ3回生12名全員でトレーニングを始めました。

 前回「自分を知ろう!」で自分自身の体力レベル、健康レベルを測定し、見た目では全く分からない、身体の中を知ることにより、自分の身体の現状を知ることができます。それを基に、今のカラダよりも外見だけでなくカラダの中まで美しくを目標に、夏向けて「美ボディ!」作るためにトレーニングを頑張っています!Motoのゼミ生が8週間後にどのくらい変わったのか、是非ご紹介したいと思います!!


 話は変わりますが、先週、すごいゲームを発見しました。皆さん、よくご存じのクレーンゲーム、一回はやったことがあると思います。このクレーンゲームに、何とケーキを導入したものを発見しました!!クレーンゲームもここまで来た、という感じですが、甘いものが好きなMotoとしては、非常にエキサイトしました。皆さんも是非トライしてほしいですが、「美ボディ!」のためにほどほどにしてください!


Moto

2015.05.25

【最優秀賞】チームあいコアの星

1月前のブログで紹介しました、Edge+Rのスタートアップ ワークショップの1ヶ月後の各チームプレゼンテーションが、先週の土曜日に行われました。

前回紹介したように、学内の各学部・研究科から集まった3チーム+スポ健チーム1つが、1ヶ月間提案された課題(GEヘルスケアジャパンが開発した、AYUMIEYE「加速度センサを利用した歩行解析ツール」をつかって、高齢者の運動促進、ならびに新しい使い方の提案)について、ディスカッション、プレゼン資料づくり、練習を経て、本番を迎えました。

プレゼン時間は20分間。スポ健以外のチームは、1)ペット、2)地域連携、3)あかちゃんを対象にテーマ設定して、それぞれ魅力あるプランをプレゼンしました。スポ健チーム(あいコアの星)は、高齢者を迎える前の会社員をターゲットにして、日常の会社の中で計測しながら、さりげなくフィードバックして、エクササイズを取り入れ、会社員に多くみられる愁訴である、肩こり、腰痛を改善させる内容でプレゼンしました。プレゼンも、パワーポイントを使うだけでなく、芝居仕立てもあり、実装したときのイメージを彷彿とさせる内容で良く練り上げられたプレゼンで、理解・納得させるもので、みている私も感心しました。

表彰では、見事に「最優秀賞」を獲得! ただ、単一研究科のスペシャルチームで、設定内容も研究に近い部分が有利に働いた分はあります。それにしても、1ヶ月間、遅い時間に集まって議論し、内容を吟味しているのを側でみていましたので、「良かった!」と大きな拍手をおくりました。

学内ならびに学外には、このように実力を高めるチャンスが多くあります。勝利の女神をつかまえるには、その前にチャンスの女神に遭遇しなければなりません。できるだけ多くの女神に、スポ健のみなさんが出会うことを願っています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
久しぶりにNS研究会αを再開しました。栗先生の尽力のおかげです。1年半ぶりの再開でした。今回は、若手研究者でバリバリ論文発表している福谷先生に、『反動動作によるスポーツパフォーマンス向上の仕組み』のテーマで分かりやすく講演してもらいました。詳しくはHPをご覧ください。
【忠】

2015.05.24

アメリカ便り (31): Commencement

あっという間に五月も終盤ですね。
皆様、いかがお過ごしですか。

メリーランド州立大学カレッジパーク校では、
今週 5/21 と 5/22 に学位授与式 (Commencement) が執り行われました。
大学全体の式典が、5/21 に行われ、
あとは学科・学部毎に分かれて行われるという形を取っています。



私が現在所属する Department of Linguistics (言語学科) では、
快晴の 5/22 に執り行われました。
学科長の挨拶の後、参列した保護者に向けて、
Ellen が、「言語と脳」について、
ユーモアを交えながら、スピーチを行いました。



今回の学部生の卒業生は15名、大学院生の卒業生は4名でした。
式では、一人一人の名前が呼ばれるだけでなく、
彼らの業績や論文の内容などが紹介されていました。
写真は、今回博士号を修得した Angela です。



言語学科の卒業式は、笑いが溢れて本当に温かい雰囲気です。
参加していて、こちらまで幸せな気持ちになれました。
卒業生のこれからの人生に幸多からんことを願ってやみません。

それでは、また。失礼いたします。
良い休日を

<<街でよく見かける英語表現#31>>
明日の 5/25 は、アメリカでは "Memorial Day" (戦没将兵追悼記念日)
で祝日となっています。テレビや新聞などでは、明日の式典に向けて、
様々なメッセージが流れています。以下は、その例です。
"Memorial Day is a day for remembrance of those who have died in service to our country."
http://www.pbs.org/national-memorial-day-concert/memorial-day/history/
「Memorial Day は、国に尽くし兵役中に死亡した人を追悼する日です」

日本語では、「サービス」とは、「お店などで受けるサービス・奉仕」などを意味しますが、
アメリカでよく見かける "service" は、「軍隊に入ること、軍務に就くこと」を意味します。

<<街でよく見かける英語表現#番外編>>
先週 Final Exams の際に "Good Luck on Final Exams!" と
バスに掲示されていますと書かせて頂きましたが、
とある方より "Good Luck for Final Exams!" と思っていましたとの
ご指摘を頂戴しました。(よく読まれていることを感謝致します)

写真にあるとおり、最初の表現で正しいのですが、
「〜に幸運を!」という際には、
"Good Luck on 〜" と "Good Luck with 〜"
があるので、何が違うのかネイティブに聞いたところ、
「そんなこと考えたことがないのでよく分からない」と絶句しながら、
on の後には、「頑張る必要があるもの」や「評価が入るもの」が来る、
with の後には、「特にそういう含意はないのでは?」とのコメントでした。
ただ微妙な違いらしく、"Cool Question!" と、
ネイティブが感心していたことを
併せてお伝えしておきます (笑)

2015.05.23

ネタに困ってきました・・・

さて、今日の写真は、昨年の夏に千畳敷カール+駒ケ岳に行った時のものです。
雲があがって来る感じが、けっこうきれいに撮れていました。
ちなみに、千畳敷カールの周辺は、携帯の電波が通じて、3000mぐらいの山頂で仕事の電話を受けて、
その後宿で2時間ぐらいデータをいじるという得難い経験をしました(笑

普段写真をほとんど取らないので、ネタに困る・・・

そしてブログの話題も、書こうと思った時に思いつかないと、ネタに困る・・・


さて、気を取り直して、何の話にしましょう・・・


そうか、専門のネタで話をすればいいんだ!と改めて気付きました。
それで何回か語れる・・・

マーケティングを専門の一つとしているので、その話で。


今まで過去のブログでも、何回かマーケティングの話をしてきました。
マーケティング思考の重要性も話をしてきたかと思います。
(たぶん・・・思い出せませんが・・・)
結局、単純に言えば、マーケティング思考とは、
他者を理解し、他者に働きかけること、に他なりません。

利用してもらえるのだろうか、買ってもらえるのだろうか、
こんな事を考える時には、結局のところ、
利用してくれる人、買ってくれる人の気持ちを理解するしかありません。
どんな事が響いたんだろう、どんな事がきっかけとなって行動に移したんだろう、
こんな事を自分の視点ではなく、相手の視点で理解していく、
こういう事が必要になります。

逆に言えば、受け入れる事ができない人は、マーケティングができないのかもしれません。
自分と全く違う人の考えや行動を理解することは、けっこう大変です。
ただ、色んな人と接して、相手を一生懸命理解しようとして・・・
こんな経験を積むことで、受け入れる事の可能なキャパが拡がり、
理解できる事が拡がるかもしれません。

以前、けっこう良い旅館の経営者の方と話をした時に、
「「おもてなし」とは、結局のところ、相手の心を察する事だ」
とおっしゃっておられました。

ただ、相手の事を察するとは言っても、相手の言う事を100%受け入れるわけではありません。
通すべきことは通して、英語で言うDialogueを通じて、
受けれないことは、相手に納得して頂いて理解して頂く、
こういうのにも、相手の心を察する必要があります。

結局、表に出てくる感情や言葉は、その裏にある本質部分で何かあるだけかもしれませんから。

ただ、最近の街中も含めた様子を見ていると、相手の事を察する力の弱い人が多いような気もします。
単純な自分がされて嫌なことは、相手もされたら嫌なはずだ、
というのがわからなかったり、
Dialogueまでいかず、入り口で引き下がってしまったり、
と言った事でしょうか。

そろそろ長さ的には、いや、正しい日本語しては、ブログの長さは充分になってきました。
ネタに困っていましたが、書きだしさえ決まれば、けっこう書けるものだ・・・

と言う事で、また次回に。
新しい写真も撮らなきゃ・・・でもどこで・・・どんな写真・・・

ではでは。

みち
さて、見えないコーナーですので、飲み会時のメモネタを携帯で確認すると、そうそう4回生が語っていて、ちょっとびっくりしたのですが、最初につきあった時は、だいたい1カ月しか続かないとの事です。10人ぐらいいましたが、そのうちの3人ばかりが、初付き合いは1カ月だったとか。見切りが早いのか、慣れないと長続きしないのか、どっちなんでしょう??

2015.05.22

分かりやすさとは?

スポーツ健康科学部・研究科では学生さんがプレゼンテーションをする機会を多く設けています。卒論・修論・博論はもちろんの事、学部1回生から4回生までの小集団の授業、英語の授業などでプレゼンテーションの経験を積む様にカリキュラム設計されています。そのため多くの学生さんがスキルを身につけ場数も踏んで、質の高いプレゼンテーションが出来る様になっていると思います。

そこで、だからこそ、「良いプレゼンテーション」或いは「分かりやすい表現」とは何なのか、改めて整理してみる事をお勧めします。経験的に身につけたスキルの数々を整理する事で、自分がどの様な場面でどんなスキルを使っていて、それがどんな効果を産んでいるのか?を理屈で理解する事ができるからです。理屈で理解する事で、更に高いレベルを目指すためには何をすれば良いのか考えられる様になります。スポーツで next level を目指すときと通じるものがあると思います。

本日は講談社ブルーバックスの『「分かりやすい表現」の技術』(藤沢晃治氏)を紹介します。「分かりやすさ」あるいは「分かりにくさ」とは何なのか、すっきり整理して説明してくれています。詳細は是非原本を読んでみて欲しいと思いますが、説明されている「分かりやすい表現のルール」を以下に挙げます。

1.  おもてなしの心を持て。
2.  「受け手」のプロフィールを設定せよ。
3.  「受け手」の熱意を見極めよ。
4.  大前提の説明を忘れるな。
5.  まず全体地図を与え、その後、適宜、現在地を確認させよ。
6.  複数解釈を許すな。
7.  情報のサイズ制限を守れ。
8.  欲張るな。場合によっては詳細を捨てよ。
9.  具体的な情報を示せ。
10. 情報に優先順位をつけよ。
11. 情報を共通項でくくれ。
12. 項目の相互関係を明示せよ。
13. 視覚特性を重視せよ。
14. 自然発想に逆らうな。
15. 情報の受信順序を明示せよ。
16. 翻訳はことばではなく意味を訳せ。

非常にためになる一冊です。強く推薦します。