[ 2015年09月 ] の記事一覧

2015.09.30

スーパームーン。

<RecOだより 130>
今週は「別腹」特集として、
RecOに届いたスーパームーンをご紹介。

その1


山形のM先生からいただいた、もも。
晴天に出て来た満月のような、きれいな黄金色の桃。
その名も黄金桃。別名、マンゴーピーチ。
果物王国山形は、桃の種類も豊富とのこと。
お月見の時期にぴったりな桃でした。

その2


石川県出身の研究員、kaiさんから「私これが一番おいしいと思います」
と、いただいた、周りのふちが、月のあかりでできる大きな輪、をイメージさせる、
餡のふくらみがたっぷりの、とっても豊かなどらやき。
関西では三笠、ということが多いようですね。
その名の由来は、諸説あるようですが、この形は大正3年、
東京上野の和菓子店「うさぎや」さんが考案したものが全国に広まったとのこと。
こちらも、お月見にぴったりですね。

その3


最後は、この9月末でご転出された、岐阜出身のKoji先生からいただいた、
月の表面のクレーターをイメージさせる、大垣のお菓子屋さんのブッセ。
ブッセはフランスでの意味は「一口サイズのオードブル」のようですが、
日本ではビスキュイ生地にクリームやジャムをはさんだお菓子。
「クレーター」の部分はサクサク、中はスポンジ部分はしっとり。
Koji先生には本当にお世話になりました。ご転出はお名残惜しい限りですが、
先生の益々のご活躍を満月にお祈りします。

皆様のお気持ち、ありがたく、おいしく、いただきました。
ごちそうさまでした(その分、しっかり運動します!)。
ab

2015.09.29

陸上部インカレ女子総合優勝!

 91113日まで大阪ヤンマースタジアム長居で開催された日本学生陸上競技対抗選手権大会(日本インカレ)において、女子陸上競技部が女子総合優勝を成し遂げました!!関西勢として55年ぶりの快挙だそうです!女子陸上部にはスポ健の学部生も多く所属していますが、Motoのゼミ生も数名所属していて、400H4位と5位、マイルリレーでは3位となり、総合優勝に貢献していました。おめでとうございます!来年の連覇に向けて、すこしでも我々スポ健が貢献できればと思っています。ちなみに、写真はゼミ生から提供してもらいました。


 さて、今週からいよいよ後期授業が始まりました!Motoも月曜日の1限目から授業があり、久々に大人数の学生に対して話をしました。後期には4年生の卒業研究・論文作成がありますが、気合を入れていきたいと思います!


Moto

2015.09.28

2015健康フェスタ in OIC

立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)で、「もっと元気に“こころ”と“からだ”2015健康フェスタが、昨日の日曜日に開催されたので行ってきました。主催は、茨木市、茨木市医師会、茨木市歯科医師会、茨木市薬剤師会です。3つの師会が共催でイベントをするのは非常に珍しく、きくところによると十数年一緒にやっておられるようで、普段の事務局の場所も同じで、非常に仲良く協力的であると聞きました。

OICで開催するということもあり、立命館大学が順天堂大学と取り組んでいる革新的イノベーション創出プログラム(COI)についての概要を話させてもらい、そのあと、茨木市の健康福祉部長、3師会の会長、私と大学院生のO部氏によるシンポジウムがありました。座長の先生より、健康寿命、平均寿命ともに日本が世界一の現状から話がスタートし、さらに健康寿命を延伸するには、どのような方向性があるのかを、それぞれの立場から議論しました。柱としては、健康の維持・増進のための運動への取組、コミュニティづくりのための工夫、安全・安心のまちづくり、防災の観点からなど、短時間でしたが盛りだくさんの議論が展開されました。

壇上から眺めていて感心したのは、市民の皆さんは非常に熱心で、寝ている人はゼロ。メモをとりながら集中して聞いてもらっていました。また、シンポジウムの会場の外では、歯科の検診ブース、救急救命の指導、認知症の正しい理解などのブースがあり、どこも大盛況でした。おそらく1500名を超える来場者があったようです。キャンパスにある「防災公園」に遊びに来た市民の参加もあって、今までの中で最高の来場者数と聞きました。日頃から健康への意識が高い人が多く、茨木市民の健康増進に、知識、場所だけでなく、実践でも立命館大学を活用してもらい、さらに健康寿命を延伸して欲しいと考えています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
OICでの上記イベントのあと、BKCにもどり、スポ健学生が企画した「スポ健LTE」に少し参加しました。秋晴れのもと、クインススタジアムで身体を目一杯使いながら、普段の交流範囲を越えた交流でさらにスポ健ネットワーク、スポ健愛を高めてくれたようです。最後の円になっての「グレーター立命」の大合唱はスポ健ならではです。
【忠】

2015.09.27

アメリカ便り (49): Colin

立命館では、いよいよ明日から、後期の授業が開始ですね。

今回も、私がメリーランド州立大学で
お世話になった先生を紹介したいと思います。
今回紹介させて頂く先生は、Colin です。
http://www.colinphillips.net/



Colin は、心理言語学 (psycholinguistics) および
神経言語学 (neurolinguistics) における、
世界的な権威の一人です。
彼の論文を読むと非常に緻密で、細かい人なのかなと思っていましたが、
個人的に接してみると、非常におおらかで、
聞けば何でも教えてくれる非常に親切な人です。

彼は、研究費をここ10年で、数十億円というレベルで獲得している
花形スターですので、大学院の授業を1コマしか担当しないのですが、
大学院生に対して、非常にフラットな立場で、同じ目線に立って、
熱心に意見を聞きながら授業を行っている姿には感銘を受けました。

私が学生時代と比べると随分少人数となりましたが、
やはり日本でも、さらに少人数のクラスにして、
お互いの顔の見える形にして、討論しながら
授業をしていくことが大切だなと改めて思いました。
(もちろんアメリカは、日本に比べて学費が高いので、
あのような手厚いケアが出来るので、
日本の大学でも、財政的なケアもしていく必要があると思います)


それでは、また。失礼致します。
良い休日を

<<街でよく見かける英語表現#49>>
Colin の授業では、学生がどんどん発言するのですが、
中には聞いていて、トンチンカンな発言や事実誤認の発言もあるのですが、
とにかくどんな発言にせよ "Go on..." と言って、
発言を続けさせるところは、いつも聞いていて、凄いなと思いました。
"Go on" がテンポ良く発せられた時は、Colin が興味のある時、
"Go on" の on の後に、少し間が空いた時は、
学生の発言が、少しトンチンカンな時と分かりました (笑)
そして合間合間に "So far, so good?" と言って、
学生が理解しているかを確かめながら、
授業を進めていくのが印象的でした。

2015.09.26

ゼミ活動

本日の写真は、珍しく、学生活動。
しかもブログ中身と関係あり・・・

ゼミで先日のシルバーウィークの中の二日を使って、
スムージー販売をしましたので、その写真です。
場所は「道の駅くさつ」。

このために「道の駅くさつ」、道の駅で施設運営をしている「からすま農産」、
野菜の提供で「JA草津市」、施設運営を受託している「草津市コミュニティ事業団」、
の4者に協力していただきました。

草津の野菜を使って健康に、をテーマにしながら、
スムージーを販売していました。
最終の販売数は、まだわかりません・・・
教えてって、ゼミ生に伝えてきましたが、
どうなったことやら・・・もしかして赤字??


ちょっと前提を話すと、私のゼミは、プロジェクト型で活動してもらっていて、
行動をして何か成果を出そう!をテーマにしています。
いい加減なテーマですが(笑
ゼミ内でグループは二つあるのですが、
そのうちのグループの一つが、今回のスムージー販売をしました。

野菜の手配、場所を借りる事の交渉、保健所への届け出など、
普段の活動の中ではやらないようなこと、
やらないような経験ができたかと思っています。

実際の振り返りはまだ聞いていませんので、何とも言えませんが・・・
もう一つのグループも後期にプロジェクトを実施するはず。
そっちもそっちで、面白そうなので期待していますが、どうなることやら。


今回やってみて思ったことは、
協力していただいたみなさんが優しく学生の活動を見守っていただいたなぁ、
という事です。
社会人であればできないようなこと、できないような協力をしていただいて、
これで学生が成長してくれれば言う事なし!という状況です。
やっぱり、何かやって振り返って次につなげていく、
こんなPDCAをし続けることが重要です。

それではそろそろ、長くなってきましたので、この辺で。
ではでは。
裏でいろいろ手をまわしましたが、ポイントをおさえる重要さ、なぜ簡単にできたのかは学生にはわからないと思います。ただ、なんとなく色んなものを繋げられそうで、実際に繋がっていきそうな手ごたえを感じました。

2015.09.25

もうすぐ新学期

もうすぐ新学期ですね。学生の皆さんは夏休みをどの様に過ごされたでしょうか?

大学の教員は夏の間何をしているのか?と良く聞かれます。個人差はありますが我々には特に「夏休み」はありません。では何をしていたのか?ざっと説明してみます。

まず7月末、授業が終わってすぐ試験期間でした。学生さんは試験が終わったらひとまずほっと一息(単位が取れているかどうかは別として)という所ですが、教員には試験の採点・成績評価という大仕事が残っています。受講者が200名を超える様な授業も多く、公平・公正な採点のために多くの時間とエネルギーを使います。

また7月末から8月初旬に掛けて、サマースクールやオープンキャンパス、講習会といったイベントがありました。こういったイベントは参加者の方々に1日・2日といった短い期間で「来て良かった!」という印象を持って頂く必要がありますので、普段の授業とは別の形で気を遣います。

今年は8月中旬のお盆の時期は特に用事が無かったため何日か休みました。(去年は海外で学会があったため殆ど全く休み無しだったと思います。この時期に国際会議が開催されることは少なくありません。)

8月末は体育学会に参加のため東京・世田谷の国士舘大学にお邪魔しました。今回は私の発表は無かったのですが、重要な会議等があるため3日間毎日会場に足を運びました。聴講した発表も面白いものが多く、大変勉強になりました。

9月に入ってからは比較的時間の自由がきいたので、自分自身が取り組んでいる実験や、学生さんのテーマについて研究活動を進める事が出来ました。1年のうちで一番研究に取り組みやすいのが9月の時期という気がします。今年は新しいトピックについて予備実験と解析をする事が出来、まずまずの成果を出せたと思います。

という訳でもうすぐ新学期です。学期が始まると色々と忙しくはなりますが、学生さん達からエネルギーを貰えるというのもまた事実。有意義な一学期にしましょう!

写真は子供を連れて虫捕りに行った時のものです。流石に自然の豊富な滋賀県、短時間でセミ・セミの幼虫・カマキリ・トンボ・チョウを捕まえることが出来、大漁でした。(その後は全て無傷で放しました。)

2015.09.24

中央官庁の審議会

9月14日(月)に厚○○働省で開催された厚審議会 地保健Health promotion nutrition部会に委員として参加してきました(写真)。この会議は、厚○○働省の健康についての政策を審議するものです。身体活動・施策関係では2013年策定の身体活動基準2013及びアクティブガイドなど、また特定健康診査(通称メタボ健診)・特定保健指導なども、この審議会で討議され、施策が実行されました。It's meも数年前から、委員に任命され議論に加わっています。

写真は、なかなかとれないものですが、これもスポーツ健康科学部のブログのため、審議会の冒頭の写真撮影時間において、撮影しました。Health局長、cancer対策・health protomtion課長、及び同課員の方が、四角に配置された一辺に座っていらっしゃいます。時には厚○○働大臣あるいは副大臣が最初の挨拶を行うこともあります。審議及び報告の内容は多岐にわたります。健康日本21(第二次)や、健康審査項目の選定、栄養施策、身体活動施策、さらに宿泊型の(健康運動指導士の文言がありました)などですので、それに対応した委員がいます。つ○ば市の市長さんや、保健所長さん、日本医師会、保健師会、学識経験者等で総勢28名が委員となっています。運動・身体活動による健康増進という立場で小生が参加しています。なお このような審議会の議事録は後日、厚○○働省のホームページに掲載されます。例として、It’s meが、同部会において、参考人としてExercise基準を提案し審議されたときの議事録です(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/07/txt/s0725-4.txt)。

 

もう一つ

 918日から20日に和歌山市て開催された第70回日本体力医学会大会に参加してきました。和歌山市は初めて訪問しましたが、日の出時の和歌山城の素晴らしいシルエットを見ることができました。さすが徳川御三家の一つの紀州藩のお城です。朝、お城の周り1.9kmを歩き、天守閣まで上って約30分 2メッツ・時(小生の体重から140カロリーの消費)の運動でした。

2015.09.23

豪雨の撮影と晴天のインターンシップ成果発表。

<RecOだより 129>
 以前、RecOだより124でご紹介した、三重県志摩市の海藻「あかもく」の取り組み。
 ab研では現在、その魅力と可能性を市内外に知っていただくためのパンフレット作成のため、先週、2泊3日で撮影を行ないました!・・・が、この3日間、前半2日は豪雨、やっと晴れると期待された最終日は、その前日のチリの地震の影響による津波注意報が発令。
 色々な意味で、大変な撮影となりました。

 そんな状況でしたが、雨が弱まるのを待って、漁師さんのご好意で船での撮影を行いました。

 黄色の網はこの土地のの漁師さんが開発した、車エビ専用の網(残念ながらエビさんには会えませんでしたが)。船の揺れと風でカメラマンも大変な撮影になりましたが、無事終了。
 またこの日は、既にシーズンを終えている海女のみなさんに撮影をお願いしたところ、現在この地域にいらっしゃる海女さん15人全員が集まって下さいました!

 天候の悪い高波の海での撮影も笑顔で元気に対応していただき
「雨の中、ごくろうさま〜」「天気が良かったら潜ってあげたのに〜。明日また来れば?」「みんなで集まる事はなかなかないから、いい機会作ってくれてありがとう!」等々、優しい言葉をたくさんかけて下さり、感謝、感謝の撮影会となりました。
 ありがとうございました。
 この、あかもくのパンフレット、10月2日にはRecOにて終日、あかもくとその料理の撮影を行う予定です。近くを通ったら、ぜひ覗いてみてくださいね。

 そしてこの週は、同時にJAおうみ富士さんにて、新規スポ健のインターンシップが開講されました。
 この成果発表として、9月19・20日、晴天となった土日に開催された、立命館守山に文化祭にて、受講生が考案した地元野菜とメロンを入れたカレーを地元野菜と共に販売。

 文化祭では日曜日に私の食育講演会もあったので、その終了後、カレーを味わおうと狙っていましたが、既に完売。

 同時に販売した、野菜スープ、新米おにぎり、ジェラード共にお昼過ぎには全て完売となりました。
 個人的には残念でしたが、売りつくした学生の満足そうな笑顔を見てうれしくなりました。
 彼・彼女らのの報告書を、じっくり味わいたいと思います。
 ab

2015.09.22

学会での活躍!

 【忠】先生から予告がありましたが、先週91820日まで和歌山県にて第70回日本体力医学会大会が開催されました。この学会はスポーツ・健康科学の分野においては国内でも最大級の学会で、日頃研究してきた成果を発表する重要な学会の1つです。立命館大学スポーツ健康科学部の学部生やスポーツ健康科学研究科の大学院生、教員が多く参加し、シンポジウムやワークショップなどで4演題、一般演題で34演題と合計38演題の研究成果について発表しました!

 大学院生の前期課程が14演題、後期課程が8演題、学部生が8演題発表しています!少しでも多くのスポーツや健康科学に貢献できる研究成果を出すという意味では年々少しずつですが、スポ健全員で頑張った成果が増えつつあります。特に、スポ健では学部生時代から研究を積極的に行っている学生が多く、学部3年生や4年生が堂々とレベルの高い発表していました。これは他大学と比べても珍しくもあり、誇れる部分ではないかなと思います。

 ちなみにスポーツ・体育系で有名なある国立大では一般演題で60演題を超えていました。。。スポ健がこの分野で研究のトップクラスになるためにも、まだまだ学部生、大学院生、教員が一丸となってさらなる飛躍をしなければならないと思っています!

Moto

2015.09.21

親子で考えるキャリア講座

親子で考えるキャリア講座

立命館大学のキャリアセンターは、その活動、サポート、企業からの信頼も含めて「日本一」と評価されています
そのおかげで、就職決定率も極めて高く、日本の大学のトップにいます。
その原動力は何よりも、キャリアセンターのスタッフです。

現在、キャリアセンターのHPでは、親子で考えるキャリア講座という特集が組まれていています。

https://www.ritsumei.ac.jp/mng/fubo/career/

もちろん、キャリアは学生自身が主体的に考えるものですが、一番身近で、かつ現在進行形で社会でのキャリアを積んでいるご両親にキャリアに関して相談相手となってもらい、別の観点を持って自らのキャリアを考えてもらうという意図です。

スポーツ健康科学部・同研究科は、キャリア教育にも熱心に取り組んでいます。学部では、1回生、2回生の時にキャリア形成科目(スポーツ健康科学セミナーⅠ・Ⅱ)、大学院ではキャリア形成プロジェクトが授業として配置されています。その成果かどうかは別にして、学部生、大学院生とも多くの職業域へキャリアを進めています。学生の望むところへ進んでもらえるように、教職員が一体となってサポートしています。

今回、キャリアセンターの企画で、
キャリアデザインのための学部の取り組みという特集でインタビューを受けました。

https://www.ritsumei.ac.jp/mng/fubo/career/monthly-reports/2015-09.html

スポーツ健康科学部のキャリアサポートをしてもらっている非常に熱心で素敵な【勝Fileldさん】と一緒に、写真撮影までしてもらい恐縮でした。ここの記事については是非ごらんいただき、スポーツ健康科学部が、その名前から判断されるキャリアではなく、グローバルで多様な就職域へサポートしていることが理解いただけます。

我々の宝は、学生、卒業生です。我々の誇りは卒業生の活躍です。そのサポートと後押しの適切なアプローチを進めていきます。




<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週末は和歌山で、日本体力医学会が開催されました。本学部・研究科から教員、院生、学部生、総勢40−50名ほど参加・発表しています。かなりのシェアを占めています。詳しい話は、明日のMoto先生が報告してくれます。

【忠】