[ 2016年07月 ] の記事一覧

2016.07.31

ハワイ諸島の最高峰~マウナケア

先週の週末にハワイ島へ行ってきました。
もうサバティカルも残り2か月で
そういえばオアフ島以外にはハワイ州にはいくつかの島があり
なかなかこのような機会もないので2泊3日で行ってきました。



ハワイ島までは飛行機で30分足らずで行くことができます。
東京名古屋ほどの距離になります。
今回はあらかじめマウナケアの星空観測ツアーを予約しました。
マウナケアはハワイ諸島で最も高く標高4000mを超えます。
マウナというのは山の意味でケアというのは白いという意味です。
冬場は山頂付近では雪が積もることからこの名前が付いたようです。
山頂はあれの日が圧倒的に多く、空気が澄んでいることもあり、
世界11ヶ国の研究機関で合計13基の天文台が設置されています。
日本のスバル展望台もここにあります。



星空観測ツアーは、現地に15年住んでいるという
日本人のカイさんに案内していただきました。
天の川がなぜ見えるのかや星座の生まれた経緯など
思っていたよりもかなり教養にあふれたツアーで驚きました。
多くの日本人の家族が参加していました。
誕生の日で決まっている12星座は天空に順番に並んでおり
今回見えたのはいて座からおうし座までであとの半分は
半年後にならないと見えないそうです。
下の写真には、天の川といて座、その矢が狙う
さそり座の心臓のアンタレス(赤色の1等星)がはっきりと見えます。



ちょうど大きな低気圧が来ていて、
予定を1日前にずらして観測させていただきました。
天候が心配でしたがハワイ島のコナはさすがに晴れの町です。
高い山々にさえぎられて今回もほとんど雨は降りませんでした。
コナブリューイングカンパニーのビール工場も最高でした!
地元の人との出会いもあり、思いで深い小旅行となりました。


Good day!

sana

2016.07.30

大学院生の発表! その2 :博士課程後期課程 1年生及び2年生


先週は、大学院生の発表ということで、大学院博士課程前期課程の発表について、いわゆるマスターの院生さんの発表について、ご紹介しました。

今週は、同じ大学院生の発表なのですが、大学院博士課程後期課程、いわゆるドクターの院生さんの発表について、ご紹介します。

こちらの発表は、アカデミックラウンジで開催されました。
日時は、7月28日(木) 12:00~17:00までです。

大学院の博士課程後期課程の院生さんは、およそ30人程度の参加がありました。教員は、20人程度、前期課程の院生は10人程度、およそ60人程度の発表会でした。


写真 発表直前の様子 後ろからと前から。なかなかの迫力です。







最初に、Specialist坂研究科長のメッセージで開始です。当日は、ご出張のため、メッセージを送って頂きました。



写真 音声でのメッセージです。




発表者は、D1は10人、D2は11人でした。7分発表、4分質疑応答の時間、1分で入れ替え、と結構忙しい発表です。

どの院生さんも、話したいことが沢山あるので、少し早口になったりします。また、伝えたい内容をスライドを効果的に使って、時間を短縮します。

これらのスライドを作成する過程で、伝えたい内容を的確にまとめる能力、も獲得していきます。
発表前に、緊張していると思いますが、ドクターの院生さんに、写真撮影のご協力を頂きました。


写真 左端は、かっこいい男前! 和やかな真ん中のお二人。 そして、右端には、これほどの笑顔は、なかなか見れません~。




院生さんには、社会人の方も沢山おられます。中には、スポーツ教育学関係の院生さんには、群馬県に勤務しながらの院生さんも、2人おられます。
(【 智 】の研究室からも、ドクターの院生さん2人が発表しました。)


写真 社会人の院生さんと、なかなか頑張っている若手の方々です~。




発表では、結構活発に意見交換があります。
結構鋭いやり取りです。質問をする教員も、真剣ですし、それに答える院生さんも、真剣です。


写真 鋭い質問とそれに応じる大学院生です。なかなか、さまになっています。





5時間の発表会でした。タフでなくては、大学院生も教員も勤まりません。
(あ~、疲れた、というのが本音ですがね。)

そして、Shrimp先生の閉会のご挨拶で終了です。


結構な緊張であったかと思います。D1、D2の院生の皆さん、大変ご苦労様でした。
また、先生方もお疲れ様でした。

なかなか、ハードな5時間でした!

それでは、良い週末を!

【 智 】

追伸。スポ健木曜ブロガー naru 先生、いつもブログ写真を譲って頂いて、ありがとうございます~。

2016.07.29

チーム内の様々な心

naoです

第98回全国高校野球選手権京都府大会準決勝の応援に行ってきました。
立命館宇治高校が準決勝まで残ったこともあり、久々に高校生らの熱い夏を感じてみようと思いました。
第一試合からほぼ満員で、小学生からお年寄りまで多くの方が暖かく応援していました。
私も高校生の応援席付近に席を確保し、高校生らの元気な応援の様子を観ていました。



まず、感じたことはベスト4に進むチームの部員の数です。
最低でも60名以上在籍しているように見えました。
野球人口が、サッカー人口に抜かれたとはいえ、まだまだ多い状況です。
しかし、メンバーが集まらなくて試合に出場できないチームもあると聞いています。

応援していて、チームにはいろいろな心があるなと感じました。
チームが強くなれば、部員の数も増え、そして沢山の心がチームに存在しているように見えます。
強豪校には、少なくとも六つの心があるように思います。


第一:レギュラーの心
このメンバーは1番から9番までの背番号を付けています。
[彼らの気持ちは、試合に出場でき楽しい。そして活躍をしたい。レギュラーとしてチームのために役割を果たしたい。という心だろうと思いました。]

第二:準レギュラーの心
ベンチには入っていますが、控えの選手です。10番から20番の背番号を付けています。
主にレギュラー選手のサポートに回っています。
例えばコーチャーボックスに入り、ランナーへ指示を出すなどの役割を担っている選手もいます。三塁コーチをする場合は、得点に関わる指示を出すことから、責任は重大です。
あるいは、2番手ピッチャーの球を練習場所でひたすら受けるキャッチャーは、勝つためにリリーフピッチャーの体調を整えるという大役を担っています。
[彼らの気持ちは、サポート役は重要だから精一杯頑張る。でも一瞬でも試合に出たい。といった心を持っているでしょう。]





第三:補欠の心A
もう少しで、ベンチ入り出来た選手。
21番目、22番目・・・とベンチ入りできる20名枠から外れてしまい、野球部のユニフォームは着ているけど、応援団の一員として観客席で応援しなければならない。
 [彼らの気持ちは、勝った時は、俺でもあの程度の活躍はできる。負けた時は、俺が出ていれば勝ったのに。と素直に応援できない妬みを持った自分と精一杯応援するといった自分と葛藤しているように思います。]

第四:補欠の心B
ベンチ入り選手と比べ技術や体力レベルでかなり劣っている選手。
公式戦では、完全に応援団の役割を担う。
[特にこの3年生の気持ちは、所詮俺たちは永久補欠。でも父母会の指示で両親が毎試合応援に動員され、本当に申し訳ないな~頑張ったのにチャンスすらもらえなかった。と思っている選手がいるように想像しました。]

第五:ボールボーイの心
審判にボールを届けたりする。
または、スタンドに飛び込んだファウルボールを回収する役割を担う。
[彼らの気持ちは、次は俺が試合に出る。ここで負けてはならない。と思っているのかな?]

第六:雑用係の心
試合応援ができないスタンド裏で、様々な役割を担っています。
例えば、チーム全員のバックを一か所に集め、その場所の見張り役をする仕事などがあります。
[彼らの気持ちは、試合も見させてもらえない。負けているのか?勝っているのか?もわからない。皆と一緒に応援したい~と不満を持っているように感じました。]



上記の六ケの気持ちは、私の勝手な想像ですが、少なくともベンチ選手と補欠選手の心は違います。
指導者は、そういった選手の心の違いを理解し対応しなければならないと思いました。

試合が終わって、負けたチームの応援席にいた教員だと思う方が、もっと応援すれば勝っていた!と補欠選手に言われた様子を見て、私は違うと思いました。
私も大学スポーツに関わっている者として、補欠選手に対して「皆の応援に元気をもらった。その皆の期待に応えることができず本当に申し訳ない・・・・・。」と補欠選手のベンチに入れない「悔しさ」、観客席で応援する「恥ずかしさ」いった気持ちに向き合うことが大切だと思いました。

[nao]

2016.07.28

求是荘

今週は,COI拠点として立命館大学と協同してスマートウェアを開発している滋賀県の堅田にある東洋紡株式会社の総合研究所を訪問しました.

スマートウェアは本気で実用化を目指していますので,大学での基礎研究だけでなく企業の力は必須です.ここでは詳細は書きませんが,色々なお話を聞くことができ,大変勉強になりました.

これらの打ち合わせは研究所の「求是荘」という施設で行いました.建物が琵琶湖湖畔にあり,琵琶湖を見渡す景色は絶景でした.





この「求是荘」は歴史のある施設で,名前の由来は,「修学好古 実事求是」(事実に基づいて物事の真相,真理を求めたずねる)という漢書の一節から命名されたということです.研究をする上で一番大切なことです.



この施設は,様々な国際シンポジウムや国内外の若い研究者の交流の場として活用されてきたとのことです.こういったグローバルな視点はスポーツ健康科学部と通じるものを感じました.

訪問者が必ず記帳する気帳簿があり,私も記帳させていただきましたが,何十冊にもわたる記帳簿の最初のページをみると湯川秀樹先生のお名前が,,,




本当に貴重な場所で,貴重な体験をさせていただきました.

naru

2016.07.27

日本開催の国際心理学会へ

いま、ICP2016(International Congress of Psychology:国際心理学会議)が行われています。
場所は、横浜です。



研究発表はすでに終わりましたが、同じ分野の研究者の他にも、
ヨーロッパでスポーツチームのサポートをしているという方、
コンサルティング業を営んでおられる方、カウンセラーの方など、
国を問わず出会うことができました。

今回はまた、発表を通して研究を続けることの楽しみを見つけることができたように思います。


この学会は、心理学の国際学会として最大級です。
第1回が1889年、パリ万国博の年にパリで開催されたという歴史ある学会で、
今回で31回を数えます。

今回のシンポジウムには、今では随分と普及してきた「神経科学と心理学」、
日本で経験した巨大地震・津波などに関わって「災害と心理学」、老齢化社会、進化心理学、
法と心理、メディアアート関連など、多種多様なテーマが並んでいます。

心理学が日常生活とともにあり、その幅の広さを改めて感じる内容です。
私が参加したkaro-shiのシンポジウムは、立ち見が出るほどでした。


そのフリーディスカッションでは、日本における小学校からのキャリア教育(働く意味、働き方など)や
法整備の問題など多岐にわたり、とても活発な議論が展開しおもしろいセッションでした。

このような学会を日本で開催するのは、
まさにオリンピックの開催権を争うようなIOC理事会での様子だったようです。
準備期間も当日も相当な人数が協力して大会を支えてくれています。

どのイベントも、一つ行うだけでも相当に大変なことですが、
主要メンバーの方々が期待し、将来に託されておられる想いは大切に受け継ぐべきものだと思います。
大学でもいま、いろいろなイベントが行われています。
時空間を共有した者どうしで、さらに大きな繋がりになれば…、
そんなことをふっと思うような学会参加になっています。

ippo

2016.07.26

児童の体力を向上させるための取り組み

現在、キャンパス内は定期試験期間中です。
図書館やロビー等では、学生のみなさんがノートやテキストを広げて最後の追い込みをしています。
是非、前期の学びをしっかりと総括して欲しいと思います。


このブログで以前紹介した「草津市小・中学校体力向上プロジェクト」のうち、小学校のプロジェクトにおいて、1学期において進められたことを確認するリーダー会が、昨日草津市役所で開催されました。草津市教育委員会、草津市小学校体育連盟の先生がた、そして立命館大学スポーツ健康科学部からは【智】先生、【T草】先生、【Summer Princess】先生、そして【ken】が出席しました。


会では、児童の体力を向上させるための具体的な運動プログラムを開発・検証する「体力向上部」、日常の体育科の授業を改善していくための授業研究や研修を担当する「授業力向上部」の大きく2つの部から、この間の取り組みの概要と結果の説明がなされた上で、それぞれの内容についてディスカッションが行われました。

体力向上部では、草津市全域の小学校児童(7,819名)が、5分程度の短時間でできる運動を週3回行った運動プログラムの内容についての報告がなされ、その効果について話し合われました。全域14校すべての体力テストの結果がまだ出揃っていないため、詳細な結果の分析を待ってからではありますが、先生方の印象としては、短時間での運動プログラムの実施の結果、体力は向上したとの声も多く聞かれたとのことでした。

また、授業力向上部では、優れた授業実践についての研修を重ねた上で、全域の小学校の先生方(435名)にくまなく伝達するための方法について報告がなされました。学習指導要領や、小学生の各学年の発達段階に即した指導内容となっているか、授業実践をスムーズに展開できるかについて話し合われ、児童の体力だけではなく、運動に対する有能感といった取り組み姿勢についても向上を目指すことになりました。

これらのことを受けて2学期以降では、それぞれの部において、児童の体力向上へむけた研究手続きが更に進められることとなります。スポーツ健康科学部では、こうした市全体で取り組んでいる「体力向上そして、運動好きの児童を増やす」プロジェクトのサポートを引き続き行い、「草津市スポーツ推進計画」の達成に貢献したいと思います。



※追記
先日書店でふと手にとった『陸王』(集英社, 2016)を読了しました。著者の池井戸潤氏は「半沢直樹シリーズ」や『下町ロケット』など、多くのヒット作を生み出すヒットメーカーですが、著者が次に選んだ舞台は、スポーツシューズの世界だということで、非常に興味を惹かれ、一気に読みました。本作『陸王』は、「小さな足袋(たび)業者が、人間の歩行動作を追求した先にある理想的なランニングシューズを開発するが、その普及において大手スポーツシューズメーカーとの競合等さまざまな困難が待ち受け・・・。」という内容です。夏季休暇中の読書にどうでしょうか?




【ken】

2016.07.25

夏期体験セミナー2016 ひらめきときめきサイエンス&学部オープンキャンパス

昨日は、夏期体験セミナー2016 ひらめきときめきサイエンス&学部オープンキャンパス
を開催し、高校生ならびに保護者の方に集まってもらいました。

ひらめきときめきサイエンスは、「科研費」を扱っている日本学術振興会による企画で、大学・研究機関からの提案を審査の上、OKをもらって行います。有り難いことに、学部開設の2010年度から連続して採択してもらっています。

今回は、午前に生化学コース、スポーツ動作解析コース、午後に代謝測定・筋力測定コース、MRIによる体組成測定コースに分かれて行いました。

下の写真は、【AKNR】先生によるスポーツ動作解析コースの実習風景です。


この下の写真は【Hassy】先生による生化学コースです。


熱心に午前、午後の両方受講してくれた生徒さんもおられました。
受講修了後に、修了証「未来博士号(スポーツ健康科学)」を授与しました。


そのあと一人一人感想を述べてもらいました。
楽しかった  来年も来ます  説明が丁寧でわかりやすかったです  受験します 
などの感想をもらいました。企画・実施者として嬉しい限りです。

ひらめきときめきサイエンスと並行して、学部のオープンキャンパスも行いました。【仁】先生による、「オリンピックによる光と影」のミニ講義もあり、まさに総合・学際のスポーツ健康科学を、受講生ならびに保護者にも体験いただきました。


夏期体験セミナー2016のダイジェストビデオは、下記にあります。2分ほどですので、是非ごください。
https://youtu.be/QIFbXQwE0XY

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
本日は、下記の博士論文公聴会があります。どなたでも参加できます。興味・関心のある方は是非ともお越しください。
日 時:2016年7月25日(月)9:30~11:00
場 所:インテグレーションコア2F大会議室
講演者:笹塲 育子(立命館大学スポーツ健康科学研究科D4)
論 題:メンタルトレーニングに関する実証的研究-エリートアスリートの事例をもとに-

【忠】

2016.07.24

クアキニヘルスシステムのイベントスケジュール

ハワイ大学の医学部老年学科は、いくつかの病院と連携して研究室を構えていて
私の所属している部署はオアフ島のダウンタウンの近くにあるクワキニ病院です。
ここは、1900年に誕生して115年以上が経つ歴史ある病院の1つです。
設立当初は日本チャリティ病院として、日本人高齢者や戦争被災者のケアに当たってきました。
今は日本人だけでなく、アジア諸国を中心に誰でも受け入れられています。
ハワイでも屈指の高度医療施設で、
CT、MRIなどの医療機器もハワイで最初に導入されています。



クワキニヘルスシステムでは、高齢者ボランティアが中心となって
様々なイベントを開催しています。
スケジュールはここをクリック
file:///C:/Users/Sanada%20K/Documents/KGC+July+2016+calendar.pdf

イベントは午前と午後に分かれていて
ダンス、音楽教室、カラオケ、レクリエーション等様々ですが
音楽イベントが比較的多いようです。
なかには東本願寺サービスというお寺が開催するイベントもあります。
病院の中に仏壇がある部屋もあります。
とてもユニークですね。

ただ、健康運動指導士のような運動指導者の姿がないのは残念です。
ハワイの高度医療施設といっても、
それほど世界的に進んでいるわけではありません。
アメリカスポーツ医学会では、ヘルスフィットネススペシャリスト
という資格があり、これが健康運動指導士と同等の資格となります。
さらにアメリカには、登録運動生理学者(RCEP)という資格があり
これは非常に取得が難しいようです。
多岐にわたる疾患者の運動処方の管理者となり
平均年収も5万ドルを超えています。
日本にはこのような資格はなく、現場経験を積んだ健康運動指導士が目指す
さらに上位の資格があるとよいと思います。



ハワイでは虹を見るとまたハワイに来ることができる
という言い伝えがあります。
雨は意外に多く、霧雨のようなシャワーが明けるころには
そこかしこで虹を見ることができます。
今日もクワキニ病院の9階からきれいな虹を見ることができました。
このプログラムが終わっても、またハワイに来たいですね。

Good day!

sana

2016.07.23

大学院生の発表!


前期の最終週がやってきました。この時期に、いくつかの催しがありますが、その一つに、大学院生の研究構想発表があります。博士課程前期課程の院生さんの発表です。

最初にShrimp先生の開会のご挨拶から始まります。その後、院生さんが自分の研究の構想を発表します。

写真




次に、フリーディスカッションです。関心のあるポスターの前に行きます。そこで、発表者とフリーにディスカッションをします。
この時に、領域の異なる先生や他の院生さんから、研究へのアドバイス、研究方法に関する助言、そして、鋭い質問、思いもよらなかった質問を発表者は受けます。
発表者にとっては、どきどき・わくわくの時間です。

写真



外から見ると、こんな感じです。

写真




教員同士でも、いろいろな話に花が咲きます。

写真



充実感溢れる発表者のMoat井君とと指導教員のHouse光先生です。指導教員と院生さんは、姿などが似てくるのでしょうか?年の離れた兄弟のように感じるのは、私だけですかね?

(写真の右端にいる、いつもきちんとした身なりのBack藤先生の姿にもご注目を!)

写真




そして、最後に、Specialist坂研究科長のお話で、無事終了しました。

写真



なかなか、充実した90分間でした!

それでは、良い週末を!

【 智 】

追伸。最後の写真の一番後ろから写真撮影しておられるのは、スポ健木曜ブロガー naru 先生です。実は、 naru 先生も、この様子をブログに掲載しようと考えておられました。が、私に譲ってくださいました~。
 naru 先生、ありがとうございました~。

2016.07.22

ジュニアスポ-ツNO3(バドミントンの試合で学んだこと)


naoです

久々に、ジュニアスポ-ツの観戦に行っていきました(小学生の女子対象)。
これまで野球ばかり観ていましたが、今回はバドミントンの大会の様子を観てきました。
京都府南部の大会(女子の部)でコ-ト12面を使っており、試合を進行させる係員の場内放送がとても聞きやすく大変丁寧に運営されていました。

試合前、ご両親に甘えている子どもがいれば、緊張して固まっている子どもや、空きスペ-スで素振りを何度も繰り返し行っている子どもがいました。
その一人一人の雰囲気を見ていると、初めて試合に参加するのだろうな~という子どもさんがすぐ分かりました。
このような初めて参加する子どもに「勝ってこい!いいな~頑張れ!」というかけ声をかけてしまうと、子どもの緊張を和らぐどころか、さらに緊張させてしまうなと思いました。
野球などの球技と違い、一人でコ-トに出て行く勇気を必要とする競技だなと思いました。
また初めての試合で、会場での動き方が全く分からない低回生の子どもには、上級生が丁寧に対応しているところが素晴らしかったです。

今回特に勉強したことは、大人と子どもの審判の融合でした。
テニスでは、セルフジャッジ(選手自身が自陣側を判定する)法を用いていますが、バドミントンの場合は複数の審判によって判定を行うそうです。
大会によって、審判の数が異なりますが、この大会においては、上級生の子どもが主審を担当し、センタ-ライン後ろの線審に大人が2名、サイドラインの線審に2名の子どもの合計5名の審判で試合が運営されていました。
地区大会なのに審判が多いな~と感じたのですが、特にセンタ-ライン後ろの大人の線審が、場合によっては試合を止めて、子どもらにルールを丁寧に指導している場面がありました。



試合では勝ち負けも大切ですが、それ以上に子どもたちに試合を通してルールを理解させ、こどもらと共同で試合運営を行っている家庭的な雰囲気を感じました。
さらに野球などに見られる、監督やコ-チの叱咤する声など全くなく、拍手と激励の声だけが体育館内を響かせていました。

いくつかの競技では、審判の誤審や態度など(行動規範)が話題になっていますが、今回観て感じたことは、バドミントン協会の方々は教育的役割を担っておられることでした。
試合の主審を無事終えた子どもに尋ねてみると、「試合中に審判として記録すべきスコア-シ-トの書き方が難しかったです」と教えてくれました。



バドミントン経験者の方は、ぜひ各地域で開催されるジュニア大会の審判ボランティを担ってあげてほしいと思いました。