[ 2016年03月 ] の記事一覧

2016.03.31

平井嘉一郎記念図書館開館式

昨日 立命館大学衣笠キャンパスに新設された平井嘉一郎記念図書館の開館式が行なわれました。故平井嘉一郎様は、立命館大学法学部卒業後、コンダクターを始めとする電気機器メーカー(http://www.nichicon.co.jp/top.html)を創業され50年以上経営に携わってこられた方です。この図書館の建設は、平井嘉一郎様の御遺志を基に、平井様の奥様である信子様からの寄付によりなされたものです。1階にはコモンズ、2階、3階と上がるごとに、静かな空間となるというゾーニングを取っています。机や椅子は、いろいろな形態があり、飽きずに図書館に行きたくなるという感じでした。今後、嘉一郎様の期待である“しっかりした自分の展望を持ち、海外に展開できる”立命館大学の輩出する義務が大学に課せられています。

もう一つ

It’s meがスポーツ健康科学部の学部長をさせていただいて6年が経過し、晴れて今日が最後の日です。

 2010年 スポーツ健康科学部が立命館大学の13番目の学部として新設されて26年間の学部長生活でした。本当にあっという間でした。

 多くの教員、職員の方々に支えられて、どうにか任期を全うすることが出来ました。本当にありがとうございました。

 また、今日がスポーツ健康科学部ブログも最後となりました。1年間のいろいろなことを書かせていただきました。良い思い出ばかりです。

 

 さらにもう一つ

先日、Its meと、研究に関して関係の深い若手研究者の皆様に還暦祝いの会を開いていただきました。まだ、大学教員を退職するわけでもないし、最初はお断りしましたが、皆様の熱心なお誘いを尊重し、また還暦までは数ヶ月あり、より還暦という自覚はないのですが、お祝いは早いほど良いということで、お受けしました。

 多くの方から小生との研究上のやりとりでや、小生が語ったことなどを紹介してもらいました。そんなこと言ったかな?と思いつつも、それらが若井研究者の方に忘れられないようなインパクトを与えたと言う事実を聞くに当り、やはりこのような会を開いていただいたことは良かったなと思いました。このような会を催していただき、あとと少なくとも10年間は教育・研究を継続する気力を得ることが出来ました。

2016.03.30

桜の季節。

<RecOだより 156>

BKCの桜が咲き始めましたが、湖岸の風を受ける自宅近くの桜のつぼみはまだ堅く、開花はもう少し先、と思っていたところ、比叡山をバックに、早咲きの一輪を発見。



琵琶湖にばらまかれているような黒い点は、鴨達(カルガモ、オオバン等)です。

琵琶湖で見る桜。7回目となりました。
スポ健も7回目の入学式を迎えます。

学部生と共に院生も入学式。
写真は、2013年入学当時のab研院生3名。
彼女たちが修了時にプレゼントしてくれたアルバムの最初の頁の写真です。



写真右は、論文掲載がスポ健HPで紹介されたばかりのIさん。
管理栄養士として大学スポーツ寮の管理栄養士として勤務した後に入学。
その経験と本人の希望から、在学中に3回、栄養サポートのため、アスリートの海外遠征に帯同してもらいました。
昨春、スポ健博士後期課程に進学と共に、私の前の職場でもある、国立スポーツ科学センター(JISS)の契約研究員となりました。オリンピックイヤーである今年、リオでの栄養サポートと研究の両立に大忙しです。

スポ健研究科開設から6年間で、ab研も8名の修士が巣立っていきました。
内7名は、管理栄養士。
国家資格を健康スポーツ分野で活かす「高度専門職業人」を目指し、スポ健研究科に入学して来る院生が多く、在学中に、研究者としての学びを深め、修士論文に取り組みながら、公認スポーツ栄養士の資格取得を目指します。先週ご紹介した通り、今年2名がこの資格を取得しました。

管理栄養士養成課程とは異なる空気(多分)のスポ健研究科は、とても刺激的な環境となるようです。
指導教官である私の存在は、徐々に小さくなり、自ら動き、色々な先生方から貴重な指導を受け、先輩、同期の院生に助けられながら、修論作成を通じ「研究力」を身につけます。

同時に、地域ジュニアアスリートとその指導者、保護者に向けた栄養サポートや、雑誌、書籍作成のサポート、他研究室研究へのサポート等を通じ、スポーツ健康分野での管理栄養士としての「実践力」を身につけることが求められます。



写真は、前出アルバムですが、『女子部活食』は彼女達がレシピ、調理を担当しました。
表紙のショートケーキ風ab研寿司(写真左中)も、彼女たちの力作です。

入学した年と卒業する年のみの修士課程。
この2年間は息つく間もなく過ぎて行きますが、この間に得られるものの大きさを、その成長を端から見ながらいつも感心しています。

今年の桜の季節、ab研は新たに3名の院生を迎えます。
全員管理栄養士課程卒業。全員新卒。
仮に今年管理栄養士の資格取得したとしても、仕事をしたことがなければ、管理栄養士とは言えません。これから、の面々。
でもきっとまた、それぞれいろんな人にお世話になりながら、勝手に大きく育ってくれるでしょう(笑)。

さて、一年間おつきあいいただいた、RecOだよりも無事(?)最終回。
水曜日は Ippo先生にバトンタッチです。
Ippo先生、どうぞよろしくお願いします。

他の曜日の先生方のブログ、皆様からのご感想・・・
一年間、お腹いっぱいいただきました。
ごちそうさまでした。
ab

<最後の別腹>
右、上品なこしあんに桜の葉の香りの道明寺は「叶 匠壽庵」の桜餅。左は桜の花と桜餡が特徴的な「たねや」の桜餅。どちらも滋賀を代表する和菓子屋さんです。



昨年abゼミ卒業生Mさんは叶 匠壽庵さんに就職。先日、仕事の様子をとても楽しそうに語りに来てくれました。一方、今年卒業のKさんは、4月からたねやさんへ就職予定。
二人の社会人としての活躍を祈りながら、おいしくいただきました。

2016.03.29

旅立ちと始まり

 先週、スポ健学部3期生の卒業式と大学院の修了式がありました!Motoのゼミ生11名と大学院修士課程1名が卒業・修了し、社会人として、または、進学して大学院生として4月から旅立っていきます。家族の一員ともいえるゼミ生と離れるのは寂しい限りですが、社会に出て、大きく飛躍してもらいたいと思っています!また、大学院進学する人はさらなる高みを目指して、一緒に頑張っていきたいですね!どちらにしても、4月から自分自身の力で道を拓き、チャレンジしていく始まりですので、勇気をもって前進してもらいたいと思います!


 本日がおそらく、Motoの今年度最後のブログになるかと思います。振り返ると1年間スポ健でのいろんな出来事を書いたような気がします。ときにはネタがなく、困ったときもありましたが…、現在のスポ健を紹介できたかなと思っています。4月からは火曜日はU田先生が担当です!きっと私よりも面白いネタを披露してくれると思いますので、ご期待下さい!

 最後に、Motoの院生が中心となり、念願のHPを作りました!URLは以下のとおりです!

https://www.ritsumei.ac.jp/~iemitsu/

是非、見てください!!


Moto

2016.03.28

博士学位授与式

先週の各先生のブログは、卒業式のものが多かったですね。

教員として、教え子たちが学部、研究科での課程を修了し、その達成感と充実感を持って巣立ってくれるのは何より嬉しいです。これからの彼らの飛躍を心から願っています。

さて、今週のブログは、大学院博士課程学位授与式についてです。大学院開設から6年が経ちました。昨年は博士1期生から博士号取得者が2名出ました。今回は3名の博士学位取得者が誕生しました。左から土谷君、治郎丸君、佐々木君の3名です。博士号を取得するには、博士学位請求論文をまとめ上げなければなりません。スポーツ健康科学研究科では、そのための基礎論文を2編以上学術雑誌に掲載(もしくは掲載確定)されなければ、まとめることができません。投稿論文として基礎論文をまとめながら、研究として一定の領域を切り開いたものとして博士論文をまとめなければなりません。その過程全体を通じて、専門研究者として自立、独立できる力量をつけることになります。

写真の3名は、その自立研究者として認定され、これからまさに研究活動へ邁進していくことになります。いよいよこれからが研究者としてのスタートになります。同時に、自らの切り拓きたいフィールドを思い切り突き進んでいくことになるでしょう。大いに期待しています。

下の写真は、当研究室として初めての博士号を取得した治郎丸君です。総長と並んで写真を撮らせてもらいました。社会人院生として時間をやり繰りしながらまとめました。同時に、会社、家庭など多くのサポートをもらっていたことも本人が十分自覚しています。これから多くの方への感謝に応えるべくさらに研鑽してくれるでしょう。


<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
卒業式の日に、学部1期生がお祝いに駆けつけてくれました。彼が実験、データ整理を手伝ったO塚先生の研究が論文となり、その共著者にもなっています。論文の別刷を誇らしげに持っていました。今後のキャリアにも、生きてくるでしょう。
https://www.ritsumei.ac.jp/shs/news/article.html/?id=205
【忠】

2016.03.27

スポ健な人 (特別編) Saki さん

いよいよ新学期の足音が聞こえてきました
皆様いかがお過ごしですか。
私は、卒業パーティ (3/22) のあと、発熱し、
インフルエンザのため、自宅待機の日が続いています (^ ^;;)

今回は、「卒業」ということでスポ健の卒業生を紹介したいと思います。
Saki さんは、スポ健1期生で、現在は、デイリースポーツ社で活躍しています。



Q: 「現在、どんな仕事内容をされていますか?」

A: 「2014年4月の入社以来、記者として勤務しています。
  弊社で記者職というと、紙面の核となる「阪神タイガース」を主に担当するグループと、
  それ以外の競技(サッカーや陸上など)を担当するグループに分かれますが、
  私は後者の担当です。

  これまでには、ガンバ大阪やセレッソ大阪、澤穂希選手が所属していた
  女子サッカーチームであるINAC神戸レオネッサなどの取材を行ってきました。

  経験した仕事で印象に残ったものは、私が取材した澤穂希選手の引退試合の記事が、
  一面を飾ったことです。担当した仕事が形になった瞬間、最高でした。

  しかし、うれしかった気持ちと同時に、
  次はもっと良い記事を書きたいと強く思うようになりました」


Q: 「なぜこの仕事を選ばれたのでしょうか?そのきっかけは?」

A: 「この仕事を選んだ一番の理由は、
  2020年の東京オリンピックの取材に取り組みたいというものです。
  私は2014年の3月に大学を卒業したのですが、
  2020年の本番までは約8年しかありません。

  同じ新聞社でも、スポーツ新聞ではない一般紙に入社した場合、
  地方で警察関連の担当を数年→その後どこかへ異動
  というキャリアパスが一般的です。
  そうなると東京オリンピックまでの時間が少なくなってしまいますよね。

  ですので、直接スポーツに関わることが一番の近道だと思い、
  弊社を選択しました。

  マスコミという仕事を選んだのは、
  立命館大学内で発行している学生主体のスポーツ新聞社の
  「立命スポーツ」に所属し学生記者として活動した経験が大きいです。
  自らの書いた記事が選手やファンに残る素晴らしい仕事だと感じました。」


Q: 「大学での学びが、現在の仕事に活かされていますか?」

A: 「スポーツ健康科学部は、実習のみならず「座学」にも力を入れている学部です。
  例えば、運動の基本となる身体の構造と機能に関する講義を行う、
  「基礎機能解剖論」という講義において、骨・関節・腱・靱帯などの知識を
  付けたことが、取材対象の選手の怪我の状況を聞いた際の理解にも役立ちました。

  その他、関係者からトレーニング法や理論的な話について取材した際には、
  専門的な内容についてある程度理解していくことができ、
  学部時代の知識が今の私自身の力の根底にあると感じています。」


Q: 「大学生活を振り返って、後輩へのアドバイスを御願いします」

A: 「スポーツ健康科学部は1学年で約230名の比較的小さな学部です。
  その分、お互いの顔が分かり、学生や教員との距離が非常に近いです。

  同級生には、その競技で日本を代表する選手がいたり、研究者を目指して
  国際学会で発表をしたり、学外団体に所属して何かイベントを実施したり、
  何事にも積極的に取組む方がたくさんいました。

  その人たちを知り合えたことで、自分自身の課題がやるべきことを理解することが
  できたので、大切な宝物です。

  4年間という限られた時間ですが、大学生になったら何をやりたいのか
  という点について考えて欲しいと思います。」


Q: 「スポ健の魅力について、来年度受験する人へのメッセージを御願いします」

A: 「私は愛知県出身なのですが、進路選択の際には地元の教育大学と悩みました。
  ただ、結果としてスポーツ健康科学部を選んだことは、
  総合大学であることが様々な考え方を持った学生が集まっていることにつながり、
  過ごす毎日が刺激的で非常に楽しかったです。

  高校生のときからは想像がつかないぐらい自らの世界を広げることができるのが、
  立命館スポーツ健康科学部の魅力だと思います。

  受験勉強は大変だと思いますが、諦めずに挑戦してください!」

Saki さんは、一回生の時から、何事にも積極的に取り組む姿勢が
素晴らしい学生でした。ぜひ2020年東京オリンピックについて
素晴らしい記事を書いてもらいたいと思います。
また後輩の学生も、彼女に続いてもらったらと思います。

さて今回で私の担当も終了です。
次週からは、樹義先生が担当して下さります。
2年間に渡って、お読み頂いた方に心より感謝申し上げます。

このブログでは、スポーツ健康科学部の学生の様々な活躍を
「スポ健な人」でお伝えしようと努めました。
毎週のように学生にインタビューしてきて、
改めて学生達の持つポテンシャルの高さ、
また個性の豊かさを再認識しました。
この「幅の広さ」こそが、立命スポ健の強みです。

またこの2年間は、メリーランド大学でのサバティカルについて
「アメリカ便り」を50回書かせて頂き、最近自分で読み返してみて、
あんなこともあったな、こんなこともあったなと
記憶を思い返していました。
本当に充実した時間を過ごすことが出来ました。

今後も別の形でスポーツ健康科学部の事を
発信できればと思います。
また皆様にこの稿でお会いできるのを楽しみにしております。

それでは、また。失礼致します。
くれぐれもお体ご自愛下さい。
重ねて、お礼まで

2016.03.26

一年の最後となりました

ブログも今年担当として、最後となりました。
なので、写真も贅沢に4枚加えてみました。

初なので、どの順に見えるのかわかりませんが、
色んな写真を出してみました。
何の写真かの説明は一気にはしにくいので、好きに想像をしてみてください。
こんな説明で良いのかどうか、わかりませんが・・・


さて、一年が過ぎましたので、このあたりでまとめ、でもしていきたいと思います。

2016年度の活動の方向は、先週書きましたので、
今回は、自分自身の行動の指針でも書いておこうと思います。
色んなことをしていますが、なぜこんな事になるのか、という理由です。

きっと誰も読みたくないと思いますが・・・


基本は、仕事を断らない、に尽きます。
何でも振られたものは、受けます。
できるかどうか、というよりも時間があるかどうか、で相手に断りを入れつつ、
仕事は受けます。

時間は、いかに作るのか、が重要です・・・

で、コミュニケーションの機会も断らない・・・飲み会は誘われれば行く、という事です。
かぶると、人のつながりの少ない方を優先しますが、誘われれば行きます。
お金は天下のまわりもの、なので、いずれ返ってくると思いますから、
お金は気にしません(笑

そして、行動の基準としては、社会的に正しいことをする、という事です。
自分のため、自分の周りの近いコミュニティのため、ではなく、
より大きな社会から見た時に、正しい行動か、という事を考えます。
なので、どんな依頼でも、社会的に正しく見えるのか、自分への利益誘導に見えないのか、
を自分に問います。
なので、自分への利益を考える人からは、よく誤解をされますが・・・

最後に、思考の基本は、いろんな断片的な情報や知識を組み合わせる、
そして組み合わせる時には、その組み合わせを受ける人、を意識的な対象とします。
単純に言えば、顧客の事を考えて、発想をしようとする、という事ですね。
利用する顧客が楽しんでくれたり、満足してくれたりしないと、
こちらもさみしいので・・・


そんなこんなの方針で動いていきます。
毎年忙しくなっていきますが、とりあえず、今後ともがんばります。

みなさん、1年間読んでいただいた方、ありがとうございました。
肩の力の抜けるブログだったと思いますが、
また、機会があれば、お願いいたします。

ではでは、またね~♪

みち
さて、一年過ぎて、長いようで短く、短いようで長く、微妙ですね・・・ただ、その場でネタを考えるのは、なかなかしんどく、どうしようか、と思いつつ挫折しませんでした。あと、このコーナーも作りましたし。応援?ありがとうございました。

2016.03.25

卒業式

3月22日は卒業式でした。この日多くの4回生が巣立って行きました。大学院に進学した皆さんも今後の立場は社会人と同等です。今までとは異なる環境の中で幸せ多い人生を築いて行ってください。

といいつつ、大学生と社会人で何が違うか?と考えると、共通項は非常に多いと思います。例えば

・約束を守る
・時間を守る
・自ら考え、勉強する
・周囲に気を配る
・自分の行動に責任を持つ

といったことはどちらの立場でも重要です。守るべき規律や持つべき姿勢にはそれ程違いは無いと考えて良いでしょう。違ってくるのはその位置付けでしょうか。大学生で上記5項目をきちんと実行できる人は周囲から「しっかりしている」と評価されるでしょう。ですが社会人ではこれくらいは「当たり前」です。逆にコンスタントに遅刻を繰り返す様な人は周囲から全く信用されないと考えて良いでしょう。

世界は今後も大きな変化を続けるでしょう。皆さん個人にしても、皆さんが属する組織(会社等)にしても、常に向上心を持って勉強を続け、フットワーク軽く動き、効果的な一手一手を打ち続けなくてはなりません。その時に出遅れないように、余計な障害物に妨げられないように、無駄に不利な立場からスタートしなくて良い様に、折り目正しい責任感ある社会人としての日々を積み重ねてください。"God helps those who help themselves" です。

私が大学院を卒業したのは15年ほど前の事でした。その時に学長から頂いた祝辞を今でも鮮明に覚えています。学長曰く「世界で最も短い祝辞」で、たった 4 words からなります。今同じ言葉を餞に贈ります。
Keep learning. Help others.
今の若々しい気持ちを忘れず、存分に己を鍛え、周囲を助け、期待に応えてください。

皆さんの幸運を祈ります。お元気で。

2016.03.24

スポーツ健康科学研究科 博士前期課程 修了式

 この1年間、本ブログで、学部長でしか撮れないショットを紹介してきました。先日のスポーツ健康科学研究科 博士前期課程 修了式でも、修了証書を差し上げる方から1ショットしました(さすがに、出席者からは笑いが漏れました)。今年は、2010年度スポーツ健康科学部に入学したスポーツ健康科学部1期生が博士前期課程を修了しました。学部時代からしっかり自ら学んできた学生です。すでに、何本かの原著論文を書いている優秀者もいます。さらに博士後期課程に進学する人、高校の教師となる人、いろいろですがスポーツ健康科学研究科で学んだことをしっかり実践で生かして欲しいと思います。

 立命館大学の学位授与式のようなイベントでは、登壇者は大学特有のガウンを着ることになっています。スポーツ健康科学部からはIt's me、ab先生、大friend先生が登壇しました(写真は校歌斉唱時)

 

本ブログの表紙の写真は、スポーツ健康科学部卒業式と同時開催の修了式で、スポーツ健康科学研究科と経済学研究科修了生の代表として、スポーツ健康科学研究科のWood Door君(https://www.ritsumei.ac.jp/rs/category/r_na_hito/entry/?param=349)が総代として修了証書を受けた時の写真です。(このショットはさすがに小生が取ったのではなく、広報課のysmさんからの提供です)。その後に両研究か修了生を代表としてお礼の言葉を述べましたが、これまでと、これからの研究生活についてのお話で、とても素晴らしいものでした。

 

2016.03.23

祝、卒業。

<RecO だより155>

3月22日、卒業式。
まずは速報として、時系列で昨日の様子を紹介します。

卒業式の恒例、お赤飯。



今年は家の買い替えた炊飯器の「炊き込みおこわ」機能で、全部で6合の餅米炊飯。
この日は大忙しな、ゼミ卒業生、研究室修了生の血糖値維持のためのプレゼントです。

 

着飾った状況でも食べやすいように、お赤飯は小さめのおにぎりにします。



実はこれ、試合前のアスリートの補給食と同じ。
餅米のおこわ、特に小豆の入るお赤飯は、腹持ちが良い点も長丁場となる卒業式にはぴったりですが、逆に激しい運動をする直前には、胃もたれ等、注意が必要になります。

上の写真の左上、四角いちょっと大きなおにぎりは、こちらの院生へ。
ab研メンバーと、ab研OGメンバーもM2を祝福。



修了生Sさん、D3のKさんは、この春見事、公認スポーツ栄養士の試験に合格!
おめでとう。

卒業式では、学部卒業時も総代だった、M2のK君が挨拶。
学部一期生の大学院修士課程修了。感慨深かったです(事情により、写真が撮れなかったのが残念)。

続いて、学位授与式。
R101の教室が、赤い紙袋でいっぱいになる光景も恒例となりましたね。



夕方からの卒業パーティ。田畑先生のご挨拶に始まり



スポ健ならではの見事なパフォーマンスと



 スポ健ならではのテンション(?)のメンバーと。



改めて、卒業おめでとう。
ab

2016.03.22

博士研究発表会で院生が受賞!

 先週、2015年度博士研究発表会がありました!これは、立命館大学大学院のキャリア推進の一環で、研究科博士課程後期課程の在学もしくは進学予定者が現在の研究内容を発表し、優秀な発表には「優秀賞」が授与される企画です。

 今年はスポ健、理工、生命の3つの研究科博士課程後期課程の在学もしくは進学予定者15名が発表しました。スポ健からは6名が発表しました。スポ健の6名は、コンプレッションウエアに関する研究、低酸素トレーニング関する研究、スポーツ選手の食欲に関する研究、加齢に伴う動脈硬化に対する運動効果に関する研究、認知機能改善のための運動・栄養に関する研究、脂肪蓄積による心血管疾患リスクに対する運動効果に関する研究と様々な研究を行っていて、研究の内容、成果、社会的意義をプロジェクターとポスターの両方で説明をしていました。


 専門的な研究を行っていると相手に伝え、理解してもらうのは難しくなります。しかし、最先端の研究を行うことは確かに重要ですが、それを社会還元するためには、「人に伝える」能力も大切です。知らないヒトでも理解できるように説明できることは社会に出ても必要です。それを博士課程の時から訓練しておくことは重要ですが、みんな、なかなか素晴らしい発表でした!

 また、この発表会は、審査員が発表や研究内容を採点し、優秀な発表には「優秀賞」が授与されるのですが、Motoの院生である長谷川君がなんと受賞!、おめでとうございます!


Moto