[ 2013年06月 ] の記事一覧

2013.06.30

「夢よりも深い覚醒」って何???

 69()、双子の孫たち共々、沖縄復帰40年企画作品映画「ひまわり~沖縄は忘れないあの日の空を~」を観た。1959630日、米軍のジェット戦闘機が墜落、炎上しながら宮森小学校へ激突し、学童11人、近隣住民6人の命が奪われ重軽傷者210人という大惨事になった。「石川・宮森ジェット機墜落事件」だ。さらに2004813日、米軍大型輸送ヘリが沖縄国際大学に墜落、幸い民間人に負傷者は出なかったが、あわや大惨事となるところだった。「沖国大米軍ヘリ墜落事件」として記憶に新しい。

 映画「ひまわり」は、実際に起きた2つの米軍機墜落事件をモチーフに、「オスプレイ」配備に揺れる現在の沖縄・日本に、平和とは何かを問いかける問題作だ。5年生の双子の兄弟は、この映画をどのように観てくれたのだろうか。それはともかく、妻と双子の兄弟の母親である長女は、すっかり泣き腫らした目をしていた。私も同様だったと思うが、それ以上に、上映中は「嗚咽」を抑えるのに懸命だった。

但し、申し訳ないことに、「石川・宮森ジェット機墜落事件」の方は、記憶にとどまることすら全く無かったものだ。この映画を観て初めて、その「実相」に少しばかり迫ることになった。

 沖縄県は628日、名護市辺野古への米軍新基地建設のための埋め立て申請書の告示・縦覧を開始した。期間は718日までとなっている。工期は5年、新基地建設費用は埋め立てだけで2300億円。施設設備費などを含めれば数千億円に達すると言われ、すべて国民の税金が充てられる。すでに名護市は515日に護岸の使用などを拒否する見解を示しているが、政府は普天間基地の「県内移設」に反対する沖縄県民の強い意志の中で3月には申請を実行していた経緯もある。縦覧期間中、沖縄県は利害関係者からの意見書を受け付け、知事の判断に反映させる。8000ページに及ぶ申請書は、「環境保全」の保証の問題や「埋め立て申請」そのものの問題などが指摘されている。そして、安全対策・騒音規制など重大な論議のもとになっているオスプレイの問題も抱えている。

 突然ではあるが、大澤真幸氏の『夢よりも深い覚醒へ』(岩波新書)は、いわゆる3.11の出来事が私たちの日常の現実を切り裂く()夢のように体験されたことに対して、「その夢から現実へと覚醒するのではなく、夢により深く内在するようにして覚醒しなければならない」という趣旨から命名されたという。

映画「ひまわり」は、昨今の「沖縄問題」とも重なって、子どもの命や健康の問題が、「学校保健安全法」の制度枠や意味内容に引きつけながら考えられるに留まらない、途轍もなく大きな「歯車」の中でこそ決定付けられているのだと言うことを気付かせてくれる。健康づくりの分野でも「夢よりも深い覚醒へ」が求められているかも知れない。   mm

2013.06.29

学会参加とe-poster

 sana先生からも投稿がありましたが、今週はスペインのバルセロナにヨーロッパスポーツ科学会議(ECSS)に参加しています。

 今回は院生のみならず、沢山の学部生の発表もあり、緊張しながらも学会の雰囲気を楽しんできるようです。学生のほとんどはe-poster形式で発表しています。
E-posterはモニターや部屋のスクリーンにポスター全面を一気に映し出す形式で、通常のスライド発表とは異なり、ポスターの詳細が見にくく、かつ発表者とのディスカッションの時間が少ないため、あまり良いと思いません。
 場所の確保は手間かもしれませんが、きちんとポスターをボードに張り出して、発表者がゆっくり参加者とデータをヂィスカッションできる形式に戻してもらいたいです。。今後もどんどんe-poster形式に変わっていくのかな。。

  写真はサグラダ・ファミリアの写真です。ガウディの建築デザインを堪能しました(FBの写真の使い回しですみません。。)
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satoshi

2013.06.28

関西スポーツ関係者勉強会&懇親会

みなさん、こんにちは。

先週の金曜日、大阪で、「関西スポーツ関係者勉強会&懇親会」が開催されました。

スポーツマネジメント会社、スポーツイベント会社、スポーツデータ分析企業、スポーツスポンサー企業、Jリーグのチーム、MLBのチーム、スポーツNPO、スポーツ施設運営企業、メディア、スポーツ担当アナウンサー、スポーツコメンテーター、スポーツジャーナリスト、大学教員、院生、学生・・・

大勢集まりました!!

 

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勉強会では、REPCOM日本代表のAndy 秦さんが、スポーツへの投資の数値化についての新しい取り組みを、NY在住の渡辺史敏さんがNFLの優勝決定戦、第47回スーパーボウルにおけるCM展開事例について話して下さいました。

目からウロコ・・・

勉強すればするほど、新しい発見があります。

ぼくの研究室からも院生、ゼミ生が参加させていただきました。

こういうネットワークが日本のスポーツビジネス発展の原動力です!!

 

BULLCO

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2013.06.27

ECSS in BARCELONA

ただ今、スペインのバルセロナでヨーロッパスポーツ科学会議に参加しています。今回は、人気の観光地ということもあり、日本からも多くの研究者が来ています。本日は、学会初日ということで、まだ発表者は少ないですが、学会の参加登録を済ませ、学会会場の様子やエキシビジョン(機器展示)等を見学しました。sanaゼミからは、D1Koni4さん、学部3回生のOkuma2君がそれぞれミニオーラル付のポスターセッションにて発表します。発表は明後日の学会3日目となります。2人ともラボミーティングで何度も練習しましたので大丈夫とは思いますが、Okuma2君は学会会場の様子を見て、すでに緊張を高めていました。無事発表できることを願っています。

 

バルセロナの気候は、最高気温23度、最低気温15度ととても過ごしやすく、日が照っていても風が涼しいため快適です。昼食で食べた本場のパエリアは最高でした!でもMoto先生は、カキにあたって今ホテルでもがいています。そのうち回復すると思われますが...

sana


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2013.06.26

平和ミュージアム見学

今日は1回生基礎演習にて、3クラス合同で平和ミュージアムに見学に行きました。
雨の中、電車とバスを乗り継いで来るには大変な道のりでしたが、
学ぶことも多かったのではないかと思います。

今年は、1回生が全員、基礎演習の時間を使って衣笠キャンパスの平和ミュージアムに見学に行きます。
BKCキャンパスでの学部のなかでは、異例のこと(先進的なこと!)で、バスの手配をしてくださった事務室の段野さんや担当の先生方、そしてスポーツに関連した資料を集めて展示してくださったミュージアムの学芸員さんなど、様々な方のご協力のもと、実施されています。
ありがとうございます。

1回生の様子を見ていると、あまり興味を持ってくれないかな、と不安もあったのですが、
写真や展示物を一つ一つていねいに見学し、友達どうしで議論や疑問を提示しあう姿が見られていました。

また、2階の展示室では、学生スタッフさんががんばっているのですが、その姿を1回生に見てほしいというのも、私の思いでした。今回お世話になったのは、法学部3回生の女子学生でしたが、発問をうまく取り入れながら、資料の説明をしたり、みんなの考えを引き出したりと、とても上手でした。身近な年齢の先輩が、平和や世界の問題について知識を持ち、伝えている様子は、1回生にとっても刺激になったようです。

見学をすることが何かにつながるかどうかわかりませんが、これから社会に出て社会をリードしていくスポ健の彼らが、自分に「関係ある」重要な課題として、平和というテーマを捉えてくれたら、と願っています。

ma34.

2013.06.26

博士人材リーダー養成

これから求められる博士号取得者は、アカデミックで先端科学を追究できる専門性とともに、その力量を実際社会の中で転用したり、異分野の人へ理解させる力が求められます。

そのような材育成を目指した取り組みが本学研究科(特に理工系)で行われており、スポーツ健康科学研究科も参加しています。詳しくは下記で。

このような取り組みは非常に珍しく、本学の特徴といえます。研究科横断型のプログラムで、他の研究科との交流も含めてお互いに刺激を受けたことでしょう。


http://www.ritsumei.jp/pickup/detail_j/topics/11941/date/6/year/2013



それから、再度の案内です。高校生、大学は注目ください。


7/20-21 大学生、院生、社会人対象 

  2013年スポーツ健康科学サマースクール

  http://www.ritsumei.ac.jp/~isaka/school/school.pdf

7/26 高校生対象 ひらめきときめきサイエンス

  http://www.ritsumei.ac.jp/~isaka/hiratoki/hiratoki.html

7/30 高校生対象 第1回スポーツ健康科学部 夏季体験セミナー

宇宙飛行士 山崎直子さんのセミナー、体験ワークショップ

http://rits-spoken.net/

8/3-4 高校生対象(どなたでも) オープンキャンパス

   http://ritsnet.ritsumei.jp/event/oc.html

2013.06.25

あくしゅ、あいさつ、ありがとう

これは、日本体育協会から出された、フェアプレイを広げるための活動推進の合言葉。
この関連で、この日曜日、「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーンのイベントが東京で行われました。

イベントは、萩原智子さん(シドニーオリンピック 水泳競技日本代表)の特別講演から始まりました。アスリートとして考え続け、競技を続けてきたた一人の女性の人生にジーンとしつつ、スポーツを応援する側の意識・姿勢・気持ちって、本当にこのままでいいの?ということも含めて、考えさせられることの多いお話でした。

続いてシンポジウム。「今こそ、フェアプレイを!」がテーマ。コーディネーターは、テレビ朝日の報道ステーションなどの番組、日本で数少ない女性スポーツ実況アナウンサーとしても有名な宮嶋泰子さん。シンポジストは、アテネオリンピック金メダリストの柴田亜衣さん、(株)熊谷組野球部監督をご経験され、都市対抗野球大会準優勝に導いたことのある清水隆一さん。錚々たるメンバーの中に、なぜかよく分からない存在が約1名...。今更のように焦って、直前で失礼したくなる衝動にも駆られましたが、とても実りの多い2時間を、すばらしい方々と私もご一緒させていただきました。

みなさんは、フェアプレイについて何だと思いますか?ルールを守るだけ?競技をする・行動だけの問題?プレイをする選手・スポーツの世界だけのこと?・・・どう考えますか? 【ippo】

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今回勉強して、参加させていただき、私もみなさんと一緒にフェアプレイ宣言をしてきました!!


 100万人の宣言を目指して・・・ 皆さんも取り組んでみませんか?

 フェアプレイ宣言(公益財団法人 日本体育協会)
 http://www.japan-sports.or.jp/portals/0/data0/fair/













2013.06.24

「高校教員の仕事 ~部活動の指導から」

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スポーツ健康科学セミナーⅡのゲスト講師は、京都府立亀岡高等学校副校長 境田俊之先生でした。いつものように以下に講義の概略を紹介します。

境田先生の自己紹介から始まりました。本学経営学部卒業。学部を選んだきっかけは、商業と社会科の2つの教員免許が取得できることを魅力に感じたので。在学中は、準硬式野球部。教員に採用されて、京都府桃山高校定時制高校に採用される。定時制の全国大会に2年連続出場。その後、鳥羽高校で野球部部長、その後乙訓高校へ異動し10年間野球部監督。ほとんど休みなしの練習。ところがガンにかかる。40歳の頃。南丹高校へ異動。監督は外れて、サポートしながら、高野連の仕事に。病気を経験してから、ゆとりを持つようになった。他の高校の優秀な指導者を訪ね、練習試合などで、野球に関する考え、アイデア、トレーニング、戦術・戦略、指導法などを学び、一定の成果がでるようになった。

 教師としての指導の基本スタンスは、『この生徒が社会へ出たときにどのような人間になるのか』。また、生徒の持つ悩みは多様であり、見通しを持たせるのが教師(話を聴くだけでいい。関わることができるのが教師と考えている。その意味で、『教師の資質は、人間が好きで、関わることができること』である。また、最近の高等学校では「人生の主要となる選択の場面においてその判断基準を教えること(ガイダンス機能)」も流れの一つとなっている。人生においてどうしようもない場面には出くわす。そのときにとっさに判断できるようにする。

 教員のキャリアは「人を知ること」である。総合大学には、多様な学生、教員がいる恵まれた環境であるので、最大限に活用して欲しい。それから、私も部活動に多く時間と情熱を注いできたが、学校教員の仕事は、教科教育、進路指導が大きな役割。部活動はあくまでも余録であると心得るべき。

 最後に、『学校の現場が日本の将来を支えている。日本がいつまでも良い国であって欲しい。もちろん母校もよい大学であって欲しい。』と締めくくっていただきました。

 あっという間の講義でした。先生のこれまでの実績と経験から滲み出る誠実な言葉に圧倒され、多くの刺激と気づきを学生とともに頂きました。境田先生、ありがとうございま

した。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>

ことしも夏にいくつかのイベントがあります。是非参加ください。

7/20-21 大学生、院生、社会人対象 2013年スポーツ健康科学サマースクール

  http://www.ritsumei.ac.jp/~isaka/school/school.pdf

7/26 高校生対象 ひらめきときめきサイエンス

  http://www.ritsumei.ac.jp/~isaka/hiratoki/hiratoki.html

7/30 高校生対象 第1回スポーツ健康科学部 夏季体験セミナー

宇宙飛行士 山崎直子さんのセミナー、体験ワークショップ

http://rits-spoken.net/

8/3-4 高校生対象(どなたでも) オープンキャンパス

   http://ritsnet.ritsumei.jp/event/oc.html

【忠】

 

 



 

2013.06.23

「余韻」の中での期待!?

622()に、毎年この時期恒例の「関西鰐陵(がくりょう)同窓会」が大阪であった。旧北上川の河口付近に小高く聳える日和山から少し下りながら羽黒山に至る稜線一帯を鰐山と呼んでいて、母校・石巻高校はその日和山寄りに位置しているのが「鰐陵」の謂れだ。

前々回紹介した、立命館大学に在籍する「後輩」の内の2人と一緒に参加した。花園ラグビー場での「全国高校ラグビー選手権大会」に石巻高校が出場した際に、応援に集まった同窓生たちが旧交を温めたのを切っ掛けに開催されるようになって今回が35回目だ。配布された「会員名簿」によれば、関西地域に125人の同窓生がいることになる。その内、今回の参加者は36人。一緒に参加した2人は「紅二点」。彼女たちからすれば「祖父」にも当たる超OBの前で、突然の指名にも拘わらず、「新人」としての挨拶を物怖じもせずしっかりとこなし、かつ立命館大学の学生としての見識も十分に示してくれていたのには、すっかり感心してしまった。

食事をしながらの和やかな会ではあったが、遠路参加された学校長や本部同窓会長の「近況報告」の中では、どうしても津波被害の「その後」の状況が語られて、一同思わず静まり返ることにもなった。3日間炎上し続けた「門脇小学校」は「廃校」になるようだし、海岸に近い壊滅的な被害を受けた地域では、「流出」した人々の戻りが期待できない状況にあることなど、復旧・復興の困難さを強く感じさせられもした。

ところで、623日は、アジア・太平洋戦争末期の1945年、沖縄戦で日本軍の組織的な戦闘が終ったとされている日だ。沖縄では「慰霊の日」と定めて、二度と戦争の惨禍を繰り返させない決意を固める日となっている。住民を巻き込んで県民の4人に1人が犠牲になる悲惨な地上戦の体験があればこそ、沖縄では「命(ぬち)どぅ宝」の言葉が大切にされている。

今回同窓会に参加した女子学生たちであれば、自ら体験した「東日本大震災での被害」と「沖縄戦での惨禍」とを、「極限的な日常性の破壊」とか「広くて深い平和であること」と結び付けて、どのように考えてくれるだろうか。同窓会の「余韻」の中で、ふとそんな事を思ったりした。       mm

2013.06.22

ヘルス&フィットネスジャパン2013

 今週はヘルス&フィットネスジャパン2013というコンベンションが 東京ビックサイトで開催されました。フィットネス業界のハードとソフトが一同に展示される大きなイベントで、僕は日本トレーニング指導者協会(JATI)からの依頼で、「高齢者に向けた運動・栄養プログラムの最新エビデンス」という内容で講演してきました。
 講演の後に展示会場を少しだけ見学しましたが、本当に様々な機器やソフトウェアが展示されており、最新のトレーニング指導のアイデアを目にすることができました。
僕にとってはまるで遊園地(?)に来ているようなもので、かなりテンションがあがりました。残念ながら夕方から授業のため、早々に会場を後にしましたが、また別の機会にゆっくりと展示会場を見学したいです。
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satoshi