[ 2010年10月 ] の記事一覧

2010.10.31

Future Campus が、さらにリニューアルされました!

秋もますます深まってきましたが、
みなさん、いかがお過ごしですか。

先日、Future Campus がリニューアルされました!
以前のブログでお伝えしていたように、
「スポ健学生の一日」のムービーがアップされました。
(画面、左下の画面をクリック下さい)

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登校時から、授業風景、課外活動、学内風景など、
色々なシーンが見られますので、実際に、
学生がどんな生活を過ごしているのかが分かります。
ぜひチェックして下さい!

それでは、また。失礼致します。
良い休日を。
             敦

追伸
今日31日は、Halloween ですね。
私も、研究室の扉に、カボチャ顔の入れ物を吊って、
来た学生と、お菓子を食べていました。

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2010.10.30

日本スポーツマネジメント学会に参加して...

日本スポーツマネジメント学会第3回大会が横浜市のパシフィコ横浜で開催されました。
学会は、今日と明日の2日間の日程で開催されますが、初日のプログラムは、「神奈川スポーツサミット2010:プロ・行政・産業・地域・大学の連携で神奈川のスポーツが変わる」と題し、そうそうたるメンバーで盛大に開催されました。

 

"そうそうたるメンバー"...

基調講演では、サッカー日本代表チーム前監督である岡田武史さんで、「揺るぎないチームづくり・人づくり」というテーマで講演をなされました。

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岡田さんは、W杯サッカー南アフリカ大会での自身の体験を、数々のエピソードとともにお話しされたのですが、その中でも印象に残った2つを以下に記します。


1つめは、「決断と覚悟」...。
オリンピックのオーバーエイジ枠を断ってまで今回のW杯に全てをかけていたゴールキーパーの楢崎選手、同様に海外チームから移籍し、横浜Fマリノスに復帰した中村選手、これまで日本代表チームのキャプテンを務め、選手を牽引し続けてきた中沢選手...

 

チームのパフォーマンスを最高に高めるためには、楢崎選手と中村選手は、レギュラー選手として使うことができない、また同年代のそのような姿を目の当たりにして、中沢選手が難しい立場に立たされることから、キャプテンを彼から変えざるを得ない...


そのような立場に立たされる選手たちに「情念」を排除し、決断を下すためには、「覚悟」が必要であり、人々の成功の上には、多くの人々の犠牲の上に成り立っているということ...

つまり、監督という立場に立つ限りは、決断をしなければならないし、決断をするということは、何かを捨てるという行為がともなうため、その覚悟が必要である...そして戦う場面において、監督がすべきことは、チームとしての緊張感を保ち、掲げた目標に対して、メンバー全員が"本気に"チャレンジするという状態をつくる...そのためには、個々人の選手が自ら判断を下し、自らの責任においてリスクを負うという覚悟が必要である...そんなお話をされました。

 

岡田さんは、楢崎選手、中村選手、そして中沢選手は、自ら立たされた環境、立場を理解し、チームが掲げた目標達成のために、チームで最善の行動を尽くしたとお話しされていました。


もう1つは、「人間の家畜化」...。

岡田さんは、30年以上も環境問題に携わっておられ、北海道の倉本聰さんがお持ちになっている環境教育施設では、カウンセラーを務めてらっしゃるということでした。地球誕生から46億年が経過していますが、それを460mの距離に現し、子どもたちに、地球の歩みについて、お話しされるということでした。

 

通常、文化は、豊かさと比例し、国力の高さがスポーツや音楽といった文学を醸成する...これは本当なのか...。日本人は、「便利・安全・快適」を手に入れてどうなったのか?アフリカでは、飢餓で年間5万人もの方々が尊い命を失っている一方で、日本は、年間3万人もの人たちが自ら命を絶っている...。これが豊かな国の行く末なのか?

 

岡田さんが子どもたちに教えてらっしゃる環境教育は、「エコロジー」に主眼があるのではなく、「変化する様々な環境に対して、適応する人間をつくる」...という点にあるということでした。

 

 

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その他、基調講演で、林文子横浜市長が、シンポジウムでは、横浜マリノスの代表取締役社長の嘉悦氏、球団買収問題でマスコミを賑わせた横浜ベイスターズの代表取締役社長の加地氏、そしてスポーツツーリズムで官民一体となったまちづくりをめざそうとしている静岡県伊豆市の菊地市長らが登壇されました...

 

 

 

 

夜の「情報交換会」で力尽きた私の報告は、ここまで...

 

 

 

2010.10.29

身体活動は重要!

 今週から急激に寒くなりました、風邪をひいているヒトもたくさん見かけます。くれぐれも気を付けましょう!

 先週末、スポ健で国際シンポジウムが開催されました!【仁】先生や【忠】先生のブログに詳細が書かれていますが、そうそうたるメンバーでのシンポジウムでした。我らのスポ健学部長の田畑先生も従来から取り組んでいる運動と糖代謝に関する研究から立命館大学で取り組もうとしている研究内容をご紹介していただきました(写真)。

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 また、世界保健機関(WHO)のエンゲルスマン先生のお話は非常に【Moto】も勉強になりました(写真:下)。

 エンゲルスマン先生のお話の中で世界中の人たちの死亡原因は、高血圧が1位だそうです。日本でも高血圧患者さんはもっとも多い病気の1つだといわれています。高血圧は動脈硬化や心臓病の原因にもなり得るので、予防が重要です。

 また、他の死亡原因で注目したのが、「不活動」、つまり運動してないことが、なんと4位でした!!しかも肥満よりも順位が高く、如何に運動しておくことが健康寿命の延伸につながるのか、ということが分かります。 

WHO.JPGスポ健では、どうして運動はからだにいいのか?どんな運動がいいのか?という疑問点を少しでも答えられるよう研究していきたいと再認した週でした。

by Moto

 

 

 

 

 

 

 

 

2010.10.28

学生が企画するイベント

1回生のビッグ・イベント、ゼミナール大会に向けて本格始動の時期になりました。

おもしろい展開をみせるグループがたくさん出てきているようです。こういうイベントを通じて、設定したテーマに近い先生のところに出かけていくグループも少しずつ増えているようで、いろんな楽しみが生まれてきています。

来週末は、このキャンパスでも立命館大学大学祭(BKC祭典)があり、その準備にも励んでいるようです。

 

さて、アイコアに通う学生の中には、教職を目指す学生もいます。前任校にも、同じように、将来の教師を夢見ている学生がいます。その科目の1つに「総合演習」があります。

"我が国の社会全体に関わるテーマについて、教員を志願する者の理解を深めその視野を広げる。

これら諸課題に係る内容に関し適切に指導することができるようにする"ための授業科目です。指導案や教材を試行的に作成したり、模擬授業を実施する時間を取り入れながら進めています。

 

前回は、この趣旨に(できるだけ)沿った素材を集めてその活用法を考え、半分を学生役(私たち3名の授業担当教員は学生役)に、半分を教師役見立てて模擬授業を行うという時間でした。

今年度の受講生は、改修工事が終わったばかりの地域遺産「登呂遺跡」を通して、静岡・日本の歴史を再認識するというもの。企画・授業指導案を設計する段階で、教員役のはずなのに学生の立場に戻って頼ってきたり、課外授業に係る手続き等が不十分だったりといろんなことが、メーリングリストで賑やかにやりとりされました。

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が、当日は、数日前までのやりとりとは違って、しっかりと教師の立場での企画と模擬授業が展開されました。生徒役の私にとっては、学びも楽しみもある内容でした。次回は、ディスカッションをしながら、この活動後の授業展開や生徒の視野を広げる学習支援の在り方を考えていきます。

 

ゼミナール大会に向けた準備でも同じですが、「子どもはみな魔法使い」と思わせられる瞬間があります。こちらが刺激をもらい楽しませてもらうためにも、学生の不思議な力を潰さないようにせねば!と改めて思います。

【ippo】

 

↑ この日1番盛り上がった火起こし場面。思いがけず、お互いの協力が必要な作業だとみんなで納得してしまいました。協力した結果、肝心の火は・・・! 

 

 

 

2010.10.27

スポーツ心理学セミナー(大学院)

先々週の話になるが、スポーツ健康科学部インテグレーションコア1階で、スポーツ心理学セミナーが、以下の要領で開催された。大学院生向けのセミナーである。

 

 

スポーツ健康マネジメント演習II

セミナー開催のお知らせ

 

1. 日時:2010年 10月 15日 () 18:0019:30

 

2. 場所:インテグレーションコア1階 アカデミックラウンジ

 

3. 講師:西田 順一先生(群馬大学教育学部准教授)

 

4. テーマ:スポーツ心理学研究の現在(予定)

 

師の先生は、メンタルヘルスがご専門の群馬大学の西田順一先生であった

セミナーには、学部生も足を運んでくれた。

西田先生には、心理学研究におけるスポーツ心理学研究の位置づけ、日米のスポーツ心理学研究に比較に基づいたスポーツ心理学研究領域の広がり、西田先生ご自身の最新のご研究、そして、心理的競技能力、等のお話であった

 

西田先生は講演後、我が研究科について、「とても楽しそうですね。院生さんもなかなか活発で、いろんな意見、アイデアが出てきそうな感じがします。」と、大変肯定的に評価して頂いた。嬉しいことである。

 

人文社会科学系の領域に関しても、連続(不連続?)のセミナーを開催していきたいと感じた次第である。

 

【 智 】(20101015 スポーツ心理学セミナー案内)

 

 

 

2010.10.26

おうちのごはん。

<RecO便り28>

RecOの特徴の一つに「ちゃぶ台」があり、よく「なつかしい〜!」と言われます。

海外でもお家で床に座って食事をする人たちがたくさんいます。先週に引き続き、フィジーの食卓のご紹介です。先週「BENTO。」で紹介した、フィジーの小学生の先生であるロセーナさん宅の夕食に招かれた時の様子です。

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ロセーナさんのお宅は丘の斜面にある小さなお家。でも、周りには果物、ハーブ、野菜、サトウキビなどが所狭しと植わっていました。




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それらを乾燥ココナツの燃料で起こした火で調理します




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芝の上にシートを敷いて、家族の車座に交りました。

敬虔(けいけん)なクリスチャンである一家は、神に祈りをささげてから食事に入ります。フィジー人の伝統的主食であるタロ芋、煮魚、とうもろこし、野菜炒めなど。どれも素朴でシンプルな味付け。家族の健康を願う優しさが感じられ、とても心にしみいる味わいでした。

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食事の途中、「こんな格好したら、日本では行儀悪いんでしょ?」といいながら、食事中にうつぶせになるロセーナさん。「でもね、消化には絶対いいはず」とこのままの姿勢で食事を続けていました。私もついうっかり一緒にうつぶせに。でも、とても消化にいいとは思えませんでしたが・・・。


海外に行くと、それぞれのおうちのごはんのすばらしさを再確認します。

RecOでもちゃぶ台を囲んで日本のおうちのごはんを味わってもらえたらいいな、と思います。【abc.】

 

 

2010.10.25

国際企画(ワークショップ&シンポジウム)

10/22(金)は国際ワークショップがアカデミックラウンジで開催されました.国内から6名のスピーカーが集まり,「筋研究の未来を探る」をテーマに英語でのプレゼンテーションとディスカッションが熱心に繰り返されました.また,翌日の国際シンポジウムのシンポジストたちも参加してもらい,"国際"と銘打つに相応しい陣容と内容でした.

 

10/23(土)の国際シンポジウムについては,【仁】先生のブログにあるように,「身体活動」をキーワードにして,これからの未来を切り開くための基本コンセプトを共通理解できる内容でした.午前中には,Jimさん(スペースシャトル搭乗の宇宙飛行士)に,子どもたち向けの講演会もありました(昨日の【敦】先生参照).また,大学院生を対象にした,Kwon先生のセミナーもあり,多忙な中で,国際シンポジウムに参加した"国際人"の時差をものともしない活躍のおかげで,すべての国際企画が素晴らしく充実したものになりました.

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 今回の国際企画には,大学院生のみならず学部生の参加もみられました.学部・研究科の人材輩出の目標は?と聞かれる度に,『宇宙飛行士! WHOの事務総長!のように国際的に活躍できる人材をつくります』と話してきました.今回の企画で宇宙飛行士,WHOの偉い方にお越し頂き,目標となるべき人物を直に,院生,学生にみてもらい,触れてもらったことは,その目標実現への大きな一歩となったと確信しています.将来の火星探査の搭乗員として本学部・研究科の卒業生が参加することを心から願っています.

左のメッセージはジムさんから頂いたものです.「人間の宇宙飛行へのチャレンジは,人間の健康へのチャレンジでもあります.皆さんがどちらかのチャレンジを深めることとは,他方のチャレンジへつながります.
」是非,両方のチャレンジを深めていきましょう! 

 

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国際シンポジウムのレセプションの後,「毎年やるぞ~!」と教職員一同盛り上がっています.来年も企画致しますので,参加された方は来年以降も期待して下さい.また,教職員の皆さんは引き続き協力をお願いします.

 

最後になりますが,企画から運営,実施に関わった関係者の皆様に心から感謝申し上げます.

 

【忠】

 

 

 

 

 

2010.10.24

「宇宙飛行士になるために大切なこと」

そろそろ紅葉の知らせの届いてきましたが、
みなさん、いかがお過ごしですか。

スポーツ健康科学部では、10/23 (土) の午前に、
開設記念国際シンポジウム に先立ち、
スペースシャトルで宇宙に行かれた ジム・パウェルツィク 先生
お招きし、「宇宙飛行士になるために大切なこと」というタイトルで、
講演会を開催致しました。

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講演には、多数の小中学生と保護者の方に参加して頂きました。
講演終了後には、参加者から、数多くの質問があり、大いに盛り上がりました。

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ジム先生が、宇宙飛行士になるために必要な三つの条件として、

(1) 数学と理科をきちんと学ぶこと
(2) 理数系の分野で、誰にも負けない専門分野を持つこと
(3) 自分の知識を、他の人と共有すること


を、繰り返し挙げられていたのが、印象的でした。

我がスポーツ健康科学部では、一回生時に、学生が「基礎理科」・「基礎数学」
履修します。これは、スポーツ健康科学分野を追求するには、「数学」と「理科」の
知識が、必須だと考えているためです。

今日、参加してくれた小学生の中から、将来、宇宙飛行士になってくれる子が、
出てくるのを、願ってやみません。

それでは、また。失礼致します。
良い休日を。
              敦


2010.10.23

身体活動が未来を拓く:学部・研究科開設記念国際シンポジウム

本日、スポーツ健康科学部及び大学院同研究科開設記念の国際シンポジウムが開催されました。

 

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"身体活動が未来を拓く"というテーマで開催された今回のシンポジウムは、立命館創始140年、さらには立命館学園創立110周年も記念して開催されたものです。

シンポジウムには、国内外から200名を超える大学関係者、研究者、民間事業者、そして将来のスポーツ健康科学を担おうとする志ある大学院生や学部生が集いました。

 

 

 

まず、ワシントン大学のジョン・ホロッツィ教授が「身体活動と高齢者の健康」というテーマで、基調講演をなされました。

 

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中心的なトピックは、"肥満"...。

特に腹部肥満症候群に焦点が置かれ、肥満や糖尿病における運動の必要性について、長年の研究によって積み重ねられた様々なデータやエビデンスを提示されながら、お話が進みました。

 

ジョン・ホロッツィ教授は、一般的に腹部肥満は、過食によってもたらされると考えられがちですが、重度肥満者以外の腹部肥満に陥る中高年層の大半は、過食よりもむしろ、運動不足が肥満をもたらし、約25年という年月を重ねて、おおよそ14~28kgもの脂肪を身体に蓄積していくということが述べられました。

 

その証拠に、原始的狩猟採集社会や自給自足農業社会のもので、腹部肥満者は発見されていないし、デスクワークに従事する座業労働者が腹部肥満症候群に陥るのは、エネルギー摂取以上にエネルギー消費に問題があるためだという説明がされました。

 

我が国で急激に増加する糖尿病に関して、いまや"定説"となっている「運動することによって、インスリン抵抗性を高めることが糖尿病の予防や改善に役立つ」ということを先駆的に証明し、多大な功績を挙げられたのが、このジョン・ホロッツィ教授です!

 

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次いで、「スポーツ健康科学から社会への貢献」というテーマで、宇宙飛行士で、ペンシルベニア州立大学のジム・パウェルツィク准教授、テキサス女子大学運動学部のヤン・フー・クワン教授、(WHO)世界保健機関技官で、エディ・L・エンゲルスマン氏、立命館大学スポーツ健康科学部長の田畑泉教授という錚々たる顔ぶれによって、シンポジウムが行われました。また本学部副学部長の浜岡隆文教授がコーディネーターを務められました。

 

ジム・パウェルツィク氏は、人類が火星などへの惑星探査をするためには、克服しなければならない技術的、科学的、さらには環境的な障害があることを示されました。そして、そのような障害を克服するためには、宇宙飛行のような重力低下時におけ人間の生理的変化を理解するとともに、改善する必要があり、 長期間の宇宙飛行によってもたらされる心臓血管系疾患や癌といった慢性疾患に対する有害を軽減するために、運動の果たす役割が重要であるということを説明されました。

 

 

 ヤン・フー・クワン氏は、ゴルフスイングのバイオメカニクスの視点から分析し、「機能的スイング平面」という新3次元3重振り子アプローチという新しい概念を提示されました。

 

エディ・L・エンゲルスマン氏は、健康づくりのための身体活動に関する国家的なガイドラインがない中で、WHOは、疾病予防のために必要な身体活動の頻度、期間、高度、タイプ、総量に関するガイドラインを示し、世界的な健康づくり戦略としてWHOが果たす役割がより一層大きくなってきたことを述べられました。

 

そして我がスポーツ健康科学部長の田畑先生は、健康増進や生活習慣病の予防と改善に関する実践的かつ理論的研究の成果と、スポーツにおける競技力向上のために積み重ねられてきたトレーニングに関する研究成果の両者がうまく融合し、総合的かつ統合的でより高いレベルでの科学的根拠が提示されるべきだと主張され、それをこの立命館大学スポーツ健康科学部で実現したいと述べられました。

 

"身体活動が未来を拓く..."

立命館大学スポーツ健康科学部は、近い将来、我が国のみならず、世界レベルでこの役割を大きく担うことでしょう。

 

 

 

 

2010.10.22

国際的な研究の交流

 今週から来週にかけてスウェーデンのストックホルムにあるカロリンスカ研究所の博士課程の大学院生のMikael Mattssonさんが10日間ほど、スポーツ健康科学部に訪問して、立命館大のスポーツ健康科学部がどのような研究を行っているか、また、大学としてどのような競技力向上のための方策を行っているかを調査研究するということで、教員をはじめ、大学院生などど研究に関する情報交換やディスカッションをしています。

 本日、Mikaelさんが【Moto】の研究室に来て、研究の話をしました。Mikaelさんは、長時間(24時間)の運動により身体がどのような反応を示すのかを研究しています。特に、心臓の疲労が起きるのかどうかに興味を持って、心拍数、血圧、血中の指標などを検討しながら研究を行っているそうです。【Moto】も心臓の研究をしているので、お互いに興味を持って話をしました!!その後に、スポ健の1年生で【Moto】クラスの國島沙希さんがMikaelさんをインタビューして国際的な交流を深めていました!(写真)

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明日はスポ健のイベントで、午前中にアメリカの元宇宙飛行士のジム・パウェルツィクさんの講演があり、午後は、国際交流シンポジウムでスポーツ健康科学領域の世界を代表する研究者が来日して講演します。是非、皆様のご来校をお待ちしています!!

 

 

by Moto