[ education ] の記事一覧

2020.03.31

日日を刻んだ3812日(最終回)

本日、オリエンテーションで、2020年度の新入生のみなさんをお迎えしました!

ご入学おめでとうございます

立命館大学ならびにスポーツ健康科学部で、自らの学びを追求してください。
 

長積学部長の挨拶で、
『未来に働きかける力』
というメッセージが贈られました。
常識にとらわれない自由な発想を・・・
新しい知を生むための異質な関係を・・・
考えることと想像することを大切に・・・
をしっかり持って4年間学び尽くし、
「未来を生み出す人になる」ように育ってください!

現在、世界中に感染拡大している新型コロナウイルスの出現のように、予測がつかないことがいつ起こるかわからない時代です。このような感染症だけでなく、気候についても、新しいテクノロジーの出現も含めて、社会、世界に大きな変動を与えるものが今後次々と起こることが予想できます。

VUCA(ブーカ)という言葉があります。
これは次の4つの単語の頭文字を並べたものです。
Volatility(変動性)
Uncertainty(不確実性)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性)

現代社会の様子を表しています。この間の地震や気候の変動、今回の新型肺炎、新しいテクノロジーの進展にともなう大きな社会システムの変化など、まさに未来予測ができず複雑かつ混沌とした時代です。

そのようなVUCAの時代にあればこそ未来をしっかり見据えてビジョンを持って進んでいくこと、学び続けることがより重要になります。将来のありたい姿、理想に向けて学び行動し続けることしか未来は拓かれないと考えています。

昨日のブログで書きましたように、
立命館の意味は、「学問を通じて、自らの人生を切り拓く修養の場」であり、自らのミッションに向けて全力で取り組み、果敢にチャレンジすることを学ぶ場です。

学生時代に、全力で取り組む意義、成功、失敗を含め様々な体験を積む中で、「未来に挑戦できる人」になれる場として、立命館はあります。

このブログは、何度か書かれていますが、学部開設前年の2009年7月27日からスタートしました。そこから、教員(一部職員)が担当して、一日もかけることなく紡いで来ました。

 その数なんと10年と8月と少しです。
 日数にすると、延べ3,812日 です。

 毎日A4用紙1枚ずつ積み上げてきたとすると、約40cmの冊子になります。
 積み上げていくことは非常大きいことですね、と改めて感じました。

 想いは当初から変わらず、
「多くの方々,特に在学生、保護者,OBOG,受験生、関連の先生方に訪問して頂けるような
 内容を発信していきたい」

そのような想いが、しっかりと届いたかどうか、1週間前の予告で、ブログを一旦幕引きする、と伝えたところ、「止めないで!」との声も頂きました。
 嬉しいことです。ただ、時代とともに発信する内容、形態も変わっていきますので、新しく進化するということで、次へと進んでいきますので、引き続き当方の発信にご注目ください。

長年のご愛読に心より感謝申し上げます

【忠】

2020.03.30

未来を拓く人に

新入生のみなさん

立命館大学に、ご入学おめでとうございます!

  

立命館大学の「立命」という名前は
「孟子」の盡心章(じんしんしょう)の一節からとられたものです。

「其の心を尽くすものは、其の性を知るなり。其の性を知れば、即ち天を知る。其の心を存し、其の性を養うは、天に事(つか)ふる所以なり。殀寿(ようじゅ)貳(たが)わず、身を修めて以て之れを俟(ま)つは、命を立つる所以(ゆえん)なり」

意味は次の通りです(『立命館で学ぶ君たちへ』より引用)
 物事に本気で打ち込む(尽心)と本当に大切な心(性)とは何なのかがわかるようになる。
 本当に大切な心がわかるようになると、その大切な心が、人間の力を超えた大きな天の力に支えられていることに気づくことになる。
 自分がつかんだ「大切な心」をしっかりと胸にしまい、それをさらに強い心へと養い育てていくことは、天の願いをかなえることである。
 人間の寿命というものは、短いか長いかは誰にもわかりはしないものだ。誰にもわかりはしないからこそ、生きている間は常に勉強を怠らず、自分の大切な心を養い育てていくことに一所懸命になるべきである。そうした努力を通して、やがて天から与えられた自分の役割(天命)は何かを知ることになる。天命を知れば、それを果たそうと全力で取り組む。その生きる姿こそ「命(めい)を立つ」ということなのである。

「立命」という言葉に「館」をくわえ、修養の場、つまり「学問を通じて、自らの人生を切り拓く修養の場」として、立命館という校名になっています。

 立命館大学、そしてスポーツ健康科学部で学び、
   新入生のみなさんが「命を立て」そして未来を拓く人に育っていくことを、
   学園関係者すべてが応援しております!

 思う存分、さまなざまな活動を通じて、学び尽くし、成長されますことを心より願っております。
 
 改めて、ご入学おめでとうございます!

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
先週、お知らせしましたように、このブログ『あいコアの星』 は、明日で一旦閉じます。
学園の建学の精神は「自由と清新」です。 清新という言葉には、常に新しいものへ挑戦し、新しいものを生み出していく、ということが込められています。その意味でも10年8ヶ月にわたって、連綿と紡いできた歴史も踏まえつつ、次のステージへと挑戦していきます。

 引き続き新しい形での情報発信にお付き合いください!

【忠】

2020.03.28

ようこそ立命館大学スポーツ健康科学部・研究科へ


新入生の皆さん、この度はご入学おめでとうございます。
本来であれば、優しい色をした桜の花とともに皆さんをびわこ・くさつキャンパスでお迎えする季節ですが、2020年度はなかなか皆さんとお会いすることすら難しくなっています。
ただでさえ、新しい生活に不安を感じていらっしゃる中、戸惑いも一入かと思います。

スポーツ界を見渡しても、皆さんすでにご承知の通り、2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会に延期の決定が下されました。
また、国内外で多くのプロスポーツの試合が中止になり、再開のめどが立ちません。
アスリートたちは練習をすることもできず、またこのような状況は、長期にわたってプロスポーツチームの経営にも影響を及ぼしてくることと考えられます。

しかしながら、社会がどのような状態であっても「スポーツ」というキーワードで、皆さんとともに立命館大学のスポーツ健康科学部・研究科に集える奇跡は大変尊いものであると思います。

私たちが学ぶ立命館大学は、過去の歴史の中でも困難を乗り越えてきました。
入学されてからその歴史を学ぶ機会もあることと思います。
また、このような事態の中、全力で皆さんを迎え入れ、寄り添ってくれる大学です。
今はまだ少し、誰しもにとって不安で見通しのつかない日が続きますが、下を向くことなく共に今できることに力を注いでいきましょう。
そして、明るい光が見えかけた時に、皆さんとともに、ここにスポーツがあるよ、ここにわたしたちがいるよ、と私たち自身が社会に寄り添うことができる準備ができればと思います。
皆さんとお目にかかれるのを楽しみにしています。

(ゆ)20200328-01


写真は春のびわこ・くさつキャンパス
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#できるときにできることを
#ともに学ぼう

2020.03.27

入学される皆さんへ

どうもおはようございます、嶋村です。今日は更新が早いでしょ?久々に頑張りました(笑)。さて今日は新しく入学される学生さんへのメッセージというお題が与えられているので、それに沿って書きます。


けれど僕が学生へのメッセージを書くと「勉強しろ」とか「大学はスポーツする場所ではない、学位の授与とは学業のみで与えられる」とか書くと思われそうですが、今回はそんな無粋なことをする気はありません。あはは。。。


というわけで、4月から新たに大学生になる皆さん、ご入学おめでとうございます。しっかり遊び、学び、悩み、自分は何をすべきかをしっかり考えて下さい。様々な本を読み、様々な音楽を聴き、あちこちの美術館や博物館に行き、いろいろな人々と交流し、いろんな場所を訪れ、(できれば)恋愛をし、くだらないがしかし無垢な考えに囚われ染まり、恥ずかしい思いをして欲しいと思います。孤独になることを恐れず、自分のアイデンティティとは何かを探して下さい。他人は他人、あなたはあなたです。しかし、自分とは違う他者を理解し受け入れる優しさも忘れずに。強く弱くあって欲しいと思います。


皆さんそれぞれが自分の人生の主役です。良い旅を。これで僕が書くブログは終わりです。2年間どうもありがとうございました。ではグッドバイということで。。。

2020.03.24

2020年4月新入生の皆さんへ(かわい)

こんにちは、かわいです。

昨日、卒業生の皆さんへ個別にメッセージを送り、在学中最後のやりとりをしつつ、

今日は次年度の新入生の皆さんへ歓迎のメッセージをお送りします。


最初、まだ見ぬ新入生にどんな言葉を記せばいいだろうかと迷っていました。

BKCや衣笠で新入生が新生活を始めている様子を見かけました。

学食で主菜のところで丼を注文していて、「ああ、新入生だな」と。

私よりも、新入生ははるかに迷い、戸惑っていると気づき、迷っている場合ではないなと

背筋が伸びました。


また、授業をどうしようかとおろおろしておりましたが、先週、卒業生が

「社会人生活、楽しみです」と言っていたのを聞いて、大学生活を楽しみにしてくる

新入生に応えることが私たちの職責だとあらためて気づかされました。


私は、大学生の学びと成長を研究していながら、学生の皆さんに教えられることが多い日々です。

 (kawai)20200317

新入生の皆さんへ

研究から見えてくることとして、大学生は、多くを学び成長できます。

今の時点では想像もできないほど多様で豊かな経験をし、そこで学び、成長できます。

ぜひ、そういった経験に向けて挑戦をしていってほしいと思います。

立命館は、人生を切り拓き、未来を開いていく場です。


卒業生に向けたメッセージで学部長が、「いまここにない未来を創るのはあなた!」

と記してくださっています。新入生の皆さんにとっても心に留めておいてほしい言葉です。

http://www.ritsumei.ac.jp/features/graduation2020spring/

まだ入学もしていませんが、4年後を想像してみてください。

そしてその想像を上回る経験へ挑戦をしてほしいと思います。


そうは言っても、心配だなあ、不安だなあという学生の皆さんに

私たち教職員、先輩の学生たちにぜひ頼ってください。

全国のいろいろな大学生を見てきている身としまして、

スポーツ健康科学部の学生、立命館の学生の特長と言っていいのが

他の学生のサポートに大きな力を発揮することです。

ぜひ頼って、助けてもらってください。そして、助けられた経験を

今度はあなたが助ける側に回ってください。

そうして支え合って、挑戦して、成長していってほしいと思います。


 (kawai)20200324

写真は、去年撮ったものです。まだここまで満開になっていませんが、

今年もきっとみなさんを向けて、満開になります。


自分の想像を超える自分たちの未来に向けて


Challenge your mind

   Change our future

「挑戦をもっと自由に」

Beyond Borders


http://www.ritsumei.ac.jp/features/r2030/


みなさんと会える日を楽しみにしています。


かわい

2020.03.23

卒業・修了おめでとうございます!

卒業生・修了生のみなさん
 ご卒業、修了、おめでとうございます
本学で学ばれたこと、身につけられたことに確信を持って前進してください。みなさんは、我々の誇りです。

  色んなことがこれからありますが、色んなことを含めて常に良い日であること。
  そして、「立命」の精神で、日日少しつつでも前進、向上させること、学ぶことを
  これからも続けてください  

日日好日

日日向上

 

 これから益々の発展を心より祈念申し上げます


  [aikoa]20200323

  

 おめでとうございます!


 いつでも遠慮なく母校にお越しください


<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
このブログは、2009年7月27日から始まり、今まで毎日継続、更新されてきました。

2010年4月1日の学部・研究科の開設前は、『Rのたまご』 というブログ名でした。
開設後は、ご存じのように、『あいコアの星』 です。

あいコアは、スポーツ健康科学部・大学院同研究科の教育研究棟である、インテグレーション・コア(Integration Core)という建物のニックネームから取りました。この学び舎から巣立ち、大きく羽ばたき、星のように社会で輝いて欲しいという願いからつけました。

 これまで、10年8ヶ月あまりにわたって、1日も欠けることなくスポーツ健康科学部の教員が連綿と書き続けてきました。このような例は、本学でも他大学でもみられません。ブログへの思いは、当初より変わらず、本学部・研究科の魅力、内容を、日常の中から発信することでした。日日続けること、積み上げることは容易なことではありません。
 アイデアを立てたり、企画案をまとめるだけでは、物事は1mmも前に進みません。その先の「実行」がなければ、物事、ましてや世の中は動きませんし、変わりません。
 しかも、「スポ健を発展させよう!」という思いと決意、そしてその実行に、スポーツ健康科学部の先生方が一丸となって携わって、ブログを執筆頂いたことは、本当に素晴らしいこと、素晴らしい組織であることと自負しております。
 今年4月に10周年を迎えるにあたって、ブログ・あいコアの星は幕を引くことになりました。もちろん、この後継には新しい形態での情報発信を考えております。引き続き、スポーツ健康科学部の魅力を伝えるHPを充実させて参ります。
 残り1週間、最後までご愛読頂きますようお願い申し上げます!
【忠】

2020.03.21

旅立ちの季節にあたり

世界規模で先が読めず、また勢いを増して状況が悪化する不安を抱えることとなっています。
混乱が続く中で、大学あるいは学部の対応の早さと先生方そして職員の方々のご尽力に頭が下がる思いでいます。
その一方で、卒業・修了式を迎える学部生、院生の皆さんのことを思うと胸が痛みます。
また、同時にスポーツ健康科学部の先生方、そして職員の皆さんの落胆された様子もとても伝わってきます。

私はスポーツ健康科学研究科の2期生として、2013年3月に修了式を迎えました。
社会人大学院生でしたので、遠い昔に卒業式は経験していましたが、女子一貫教育しか受けてこなかった私にとっては、初めての男女共学の卒業・修了式でした。
当時も、教員として参加した昨年も、立命館大学の旅たちの日は、とても華やかで、学年や教職員という枠を超えて、送り出す側が非常にアクティブに卒業生・修了生の晴れの日を大事にしているという感想を持っています。

卒業生・修了生の皆さんは、そのような晴れの日がなく、また先の読めない事態に多くの不安を抱えながら過ごされていることと思います。
しかしながら、立命館大学スポーツ健康科学部・研究科で学んだことを誇りに、このような時であるからこそしっかりと社会に貢献するという強い意志も持って社会に出て欲しいと願います。

私の場合、社会人をしながら大学院で学ぶ原動力となったのは、大学を卒業するまでに受けてきた教育の影響が大きいと感じてきました。
そして、立命館大学のスポーツ健康科学究科が研究者としての原点であると思っています。
皆さんそれそれが、立命館大学を旅立たれた後、立命館大学スポーツ健康科学部・研究科で学ばれた数々の事に気づかれることと思います。
具体的な知識だけではなく、人との出会い、あるいは自信であったり、時に学生時代の自分に対する反省だったりします。
一年後に気づくこともあれば、20年後に気づくこともあるでしょう。
皆さんの中には、皆さんがまだ感じたこともない大きな力が備わっているはずです。

辛くなった時、嬉しいことがあった時、何もない時、いつでも大学に戻ってきてください。
いつでもどんな時でも、スポ健の扉は開いています。
皆さんのホームとしていつでも皆さんを迎え入れてくれることでしょう。

卒業・修了おめでとうございます。


(ゆ)20200321-01
写真はバスの中からの写真
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#一日も早く、誰もが「こんな時があった」、と言える日が来ますように

2020.03.20

卒業(修了)されるみなさんへ

こんばんは、嶋村です。今週の他の先生方のブログを見ていただければ分かるように、今週はブログのテーマが決められていて、卒業(修了)する学生さんへのメッセージということになっております。え~っと、これまでネタがないとボヤきながらも好き勝手書いてきた私としてはいざテーマが決められるとうまく書けません。。。しかも卒業する学生への言葉なんで、僕が一番苦手とするところです。ですのでとりあえず「卒業おめでとうございます」と言っておきます。


ただし、「みなさんには明るい・楽しい未来が待っています、頑張って!」なんて言う気はさらさらありません。おそらく人生の半分くらい(もしかしたらそれ以上)は思い通りにいかないし、納得できなこと、理不尽なことだらけでしょう。もちろんそのような経験をしないラッキーな(あるいはお気楽な)人もいるかもしれませんが、僕の経験上、今ある状況を変えたい、さらなる高みを目指したい、などと願うといろいろ壁にぶち当たります。そのような壁は自分の能力による場合もありますし、理不尽な場合もあります。そしてうまくいかないと人は環境を批判しがちな気がします(僕も時々そうなります)。原因が自分の能力にある場合を考えましょう。この場合は自分の勉強不足・努力不足に起因するものであり、もっと勉強・努力すればいいわけです。そうできなければ終わり、現状で我慢しましょう。「努力できるのも才能」とはよく言ったものです。あるいは単純に自分に適切な能力が無いのかもしれません。それを認めるのは辛いですが、そういう時もあります。壁が理不尽であればどうでしょうか?この場合は少し話が違います。自分として筋を通してきたつもりでも、それが間違って解釈されたり、正しく評価されない場合があります。その場合は批判されるのは環境(他人)でしょうか?僕もそう思っていましたが、最近は努力の仕方や環境に働きかける(他人とコミュニーケーションする)アプローチの問題だと思っています。人はある程度力を注いできたことに対して愛着を持ちそれが正しいと信じてしまう傾向にあります。それゆえそれを諦めるのが難しい。けれど、他人の考え変えるのはとても難しいです。その場合は自らが変わって、必要であればこれまでのアプローチを捨てる勇気が必要です。このようなことをしようと思えば、豊富な知識、経験、主体性、そして柔軟性が必要です。そして大学教育とはそれに貢献するものだと信じているのですが、最近は大学教育は実学、すなわちすぐに社会で役立つものを重視する傾向があるように思います。「実学の~大学」とか「~の資格が取れる~大学」とか「就職に強い~大学」なんて広告をしばしば見かけますが、あれどうなんでしょうかね?(笑)


まあとにかく、本当の意味で教養がある人というのは、主体的に与えられた(あるいは出会した)問題に対処し、それに対するオリジナルな解決法を提案し、そしてそれがうまくいかなければ様々な解決法を模索できる人のことだと僕は思っています。また、ある程度の諦観を甘んじて受け入れられる力も必要です。やってみないで諦めるのはダメですが、どれだけ頑張ってもうまくいかないこともあります。それに直面した時、敗北を認め他の可能性を模索する必要があります。これも僕は教養の一部かなって思います。「頭がいい」というのは自分の限界を認めることができるということでもあります。「自分にはこれできないが、世の中にはできるヤツもいる、不公平だ!」と騒ぎ立てるのは不勉強な輩のすることです。


繰り返しになりますが、一つの価値観ややり方に固執するのは危険です。先日、障がい者施設で19人を殺害した被告に死刑判決が下りました。この判決にいろいろ意見はあるでしょうが、遺族のことを考えると妥当な判決であるような気がします。ニュースでこの速報を見ていましたが、その中で自らも重い障がいを抱える子供の親である傍聴者の方のインタビューがありました。その方は、被告は自らの基準で「生きていい人」と「生きていけない人」の区別をし後者を殺害したが、死刑判決も、ある意味被告に「あなたは生きてはいけない人である」という告げたようなもので、本心は複雑であるというようなコメントをされいました。もちろん文言はこのままでないですが、だいたいこの様な内容です。僕はこの方のコメント聞いて死刑判決に納得はしつつも、「なるほどな」って思いました。この様な見方は「あいつは絶対に許せない、死刑だ!」って言うよりはより人間的だと思いました(もちろん、遺族の感情は理解しようと思いますが)。まあ、この件と大学の状況を比べるのは事の重大性に鑑みると不謹慎ですが、昨今の文系軽視や実学重視の様な偏った考えは、「役に立つ学問」と「役に立たない学問」という間違った考えを世の中に広げ、大学の教育機関としての役割を貶めている気がします。立命館大学はその様な大学ではないと信じていますし、願わくばこの大学で学んだことがみなさんの多様性への理解を深め、上述の能力の育みに貢献したことを願います。そして卒業してからも常に好奇心を持ち勉強し続けてください。そうすることにより、世の中に理不尽に対応できるようになると思うし、自分が大変でも他人に優しくできる強さを持てる様になれると思います(常に僕自身もそうなりたいと思っているのですが。。。)。


ちなみに卒業式のことを英語では commencement ceremony と言います。commencement とは「始まり」を意味します。よって卒業はみなさんの新しい門出を意味します。ではさようなら、お元気で。

2020.03.18

おめでとう卒業アルバム

この春ご卒業の皆さん、本当におめでとうございます。
大変残念ながら卒業式と卒業記念パーティーが中止となってしまいました。
しかし、これまで先生方もこのブログで取り上げておられましたが、卒業記念として学生広報部や学生委員会の卒パ班が想いを込めて創ってくれているビデオは届くと思います。

また、いつか、例えば10周年記念式典や7期生同窓会などでぜひ集まって、卒業式を開きたいものですね。

Hassy labを写真で簡単に振り返りたいと思います。
 (th)2020-0318-pt7
ゼミ配属前はちょっと照れくさそうな感じでしたが・・
 (th)2020-0318-pt3 (th)2020-0318-pt4
BBQで打ち解けます。
 (th)2020-0318-pt5 (th)2020-0318-pt1
誕生日には本当に素敵なギフトをいただき、居室に掲げています。感謝!
 (th)2020-0318-pt2 (th)2020-0318-pt10
ゼミ生の誕生日や、国際研究交流、忘年会など・・・
 (th)2020-0318-pt9 (th)2020-0318-pt8
 (th)2020-0318-pt6
想い出の多い7期生でありました。

皆、卒論・修論を頑張ってくれました。
自信を持って巣立っていって欲しいと思います。

また、教職員さんの卒業・異動もありました。
昨日の教授会では、Ari32Takuma先生、310Takahiko先生、そしてスポ健学会・同窓会で大変お世話になりました24ta2 Hi10miさん(通称Eyeさん)が異動・退職のご挨拶をされました。
 (th)2020-0318-pt12 (th)2020-0318-pt13 (th)2020-0318-pt14
ありがとうございました。新天地でのご活躍、祈念致します。

そして、なんと先日、滋賀在住のゼミ生から、とてもとても素敵な卒業記念品をいただきました。
みんなのこれまで(実に幼少期から・・笑)の写真付きの感謝メッセージアルバムと、スーツオーダー(あれ?逆か・・?)のチケットです♪
これで次の同窓会に臨みたいと思います!
本当に指導教員をさせていただきありがとうございます。涙
「教員冥利に尽きる」とはこのことですね。

それでは、卒業生の皆さん、改めておめでとうございます。
そしてBeyond Borders! Bon Voyage! Be Happy! Hassy!?

2020.03.17

2020年3月卒業生・修了生の皆さんへ(かわい)

こんにちは、かわいです。

 (kawai)20200317

卒業生・修了生の皆さんの前途を祝福するかのような晴天のBKCより


大学生活、大学院生活をふりかえって、どのような思いが湧いてきますか。

これまでの経験を具体的に把握することがみなさんの力になることと思います。

これまでをふりかえり、これからを見すえてほしいと思います。


私は大学生の学びと成長を研究していますが、大学・大学院時代の経験が卒業後・修了後の

仕事生活の支えとなることを示す研究が出されつつあります。


学業、研究、課外活動、人間形成に全力で取り組んだ経験に自信を持って、しかし

その枠組みを超えて(Beyond Borders)挑戦をしていってほしいと思います。

大学に入学した時に感じた世界の広がり、あるいはそれ以上の広がりを、

スポ健での経験を土台に見晴らしてほしいと願います。


卒業生・修了生の先輩たちもまだまだ挑戦している声を寄せてくれました。

みなさんにもさらなる挑戦を示してもらい、私たちも羽ばたいたみなさんの背中に学び

さらに挑戦していきたいと思います。


とまあ、私の願いを書き綴りましたが、昨日skypeで話ができた4回生ゼミ生曰く、

早く社会人になりたいという頼もしい声を聞きました。

私たちの想定や想像を超えたみなさんのさらなる挑戦と成長を楽しみにしています。




かわい

(ときどきは様子を知らせてほしいです。)