2017.10.19

今週の講義

こんにちは、shinoです。

今週は雨が多いですね。
やっと少し晴れ間がでましたが、また週末に台風がくるようですね。
かなり寒くなりました。

スポ腱の2回生後期には、私が担当する基礎スポーツ医学II外科系という授業があります。
その中で、心肺蘇生とテーピングの実習を毎年行っています。

今週は心肺蘇生の実習を行いました。

実習内容は、心肺蘇生用の人形に心臓マッサージと、人工呼吸を行います。

前週に心肺蘇生の講義を行い、しっかり予習した上で臨むようにしています。
なので、だいたい、心臓マッサージの方法(どの位置に、どんな姿勢で、どの程度の強さ、ペースで行うか)、人工呼吸の方法は分かっているはずです。

実際、やってみると・・・方法はみんな分かっていました。
前週での授業をちゃんと受けて、勉強してくれてたようです。


でも、いざ、やってみると・・・



なかなかうまくいきません。

特に人工呼吸が難しかったようです。
みんな赤い顔をしながら必死で、人工呼吸をしています。



・・・が、やっぱり難しいです。うまく息を吹き込むには、少しコツが必要です。

昼休みも利用して行うので約2時間半を使いますが、240名の学生が2台の人形に行うため、
1人が実習できる時間は、かなり少ないです。

心肺蘇生は、机上では簡単そうに見えますが、
実際にやってみると、なかなか難しく、
必死で一生懸命しないといけないものだということは、この実習でも十分理解してもらえたと思います。

もっと勉強するには、
各地の消防署や日本ACLS協会が定期的にBLS, ACLS(心肺蘇生法)の講習会を開催していますので、
それに参加するのが一番いいと思います。
詳しくは、日本ACLS協会HPで確認して下さい。URL:http://acls.jp/

これを機に、もう1回、心肺蘇生についてしっかり勉強して、
できれば講習会に参加して欲しいと思います。

2017.10.18

朝の顔、街の顔

カタルーニャ独立問題の収束に向けて、バレンシアの街中でも「PARLEM(話し合いましょう)」の文字と白いシャツ(アスタラーダではなく)に身をまとった大勢の人たちが集まっていたり、州の祝日で賑わう一方で(あるいは、その日だったからかもしれませんが)、デモの集団を目にする場面もあったり何かと動きがあります。

さて・・・・。そろそろ、ビーチで時間を過ごすことも終わりそうです。大学からもそれほど遠くないところに、とても魅力的なビーチがあります。その白く、長く続くビーチは一見の価値ありの場所です。

いつも朝・晩の食事を一緒にとっている先生は、ビーチ大好き!という先生で、毎日ビーチに行き泳いできては、夕食のときに幸せそうにその話をしてくれます。今では「ビーチはどうでしたか?」とたずねるのが、夜のあいさつ代わりのときがあるほどです。

昼間はかなり暑い日が続いていましたが、先日、ここに来て初めて(?)夕方にまとまった雨が降った後は、朝、急に秋らしくなりました。そのバレンシアの朝には、いろいろな表情があります。
日常の朝カフェの様子。学生が元気すぎる朝、静かさ漂う日、遠足に出かける前に大騒ぎになる週末朝など…落ち着くのを待ってから、いざ!朝食。


大学までの道のりは、秋空でも眺めて自然の中を横切っていきます。片道30分の道のりがあっという間です。


市場では、7時前ころから支度が始まるところもあり、10時前には観光ツアーの人たちなどで混雑し始めます。そして、15時には片付けもほとんど終了です。


週末は、必ずと言ってよいほど各種のイベントが行われています。この日は、消防団員さんたちの会(真面目に参加している様子でしたが、急にポーズをとってくれました【上の写真】)。
少し歩くと、いくつかサッカー場やラグビー場などがあります。バレンシアでラグビーの試合が観られると思っておらず、偶然のことに結構な時間、見はまってしまいました。

小学生たちの課外授業でしょうか、カテドラル近くの広場に来ていました(しばらく近くで過ごしていたら、カメラを向けるたびに顔を隠して遊び始めてくれました)。みんな座ってサンドイッチの時間。朝7~8時頃のdesayunoに始まり、この子たちのご飯はalmuerzoと呼ばれる10時頃のごはん。この後14~15時頃にcomida(いわゆるランチで、この時間過ぎたころから「こんにちは」の挨拶です)…と続きます。食習慣は小学校から、というような風景です。

いろいろな場所に、いろんな朝と表情がありそうです。スポ健にも、皆さんが住んでいる街にも。少しだけ時間をとって、眺めてみるのもいいものです。

ippo

2017.10.17

朱雀キャンパス2

 秋雨前線が日本列島に横たわり、先週末から雨が降っています。また、フィリピンの東海上を北上している「台風21号」の影響が今週末から日本列島にも影響しそうな予報が出ています。

 天候が悪いので気温も上がらず、肌寒い日が続いています。実技を伴う講義で運動する学生さんにとっては、体調管理が難しい季節ですね。実技が終わったらしっかりと汗を拭きとり、乾いた服に着替えておきましょう。

 先週末に朱雀キャンパスに行く機会がありました。以前、ブログで少し紹介しましたが、今回は第二弾とさせていただきます。

 千本通に面した入り口から入ると、まず立命館大学の創設者「中川小十郎」先生の胸像が目に入り、胸像の上には明治二年に「藤原(西園寺)公望」公によって書かれた書が掲げられています。


 胸像の後ろには、円形の展示ブースがあります。その中には、「孟子像」が立っています。


 立命館大学の「立命」は、中国の古典「孟子」(盡心章)の一節、「殀壽貳わず、身を修めて以って之れを俟つは、命を立つる所以なり」(人間には、若死にする人もあれば、長生きする人もある。それはすべて天命で決められていること。だから生きている間は、わが身の修養に努めて天命を待つのが人間の本分を全うすることなのである)という考えに由来しています。「立命館」は、人間がその本分を全うするために懸命に勉強に励む場所を意味しています。学問に携わる者として身の引き締まる言葉ですね。

また、西園寺公望公の写真とレリーフが展示されています。


 朱雀キャンパスに行く事があれば、展示ブースの中に入ってみて下さい。

 朱雀からの帰り道、自宅の最寄り駅で電車から降り、西の空を見るときれいな夕焼けを見る事が出来ました。
 
【司】

2017.10.16

学位授与式

10月7日の土曜日に、朱雀キャンパスのホールで
20017年度秋季学位授与式が行われました。
各研究科から課程博士35名が誕生しました!

スポーツ健康科学研究科からは、
小西可奈さんが、「博士学位」が授与されました。

   

学長の式辞にもありましたが、
学位には、学部卒業の時の「学士」
博士前期もしくは修士課程修了の「修士」
そして博士課程修了の「博士」
があり、通常、学位といえば「博士」をさします。

その分野の専門家として独り立ちして、研究を進められる研究者、と認定されるものです。
いわば研究者にとってのパスポートのようなものです。取得するには、かなりの時間、エネルギー、労力(実験・調査、執筆など)が伴います。もちろん、一人ではなく、指導教員、関係教員、研究仲間、家族の支えの中で、達成されます。

学位授与式は、学長が一人一人、学位記を読み上げ、取得者がそれを聞き、受け取る様をひな壇から拝見させてもらっています。いずれの取得者も達成感と安堵感、そしてこれからの期待が入り混じった素敵な表情をされています。特に学位記を受け取られた折にみせられる、感謝の念は、みているこちらも熱い想いになります。
壇上から降りられる際に、「ありがとうございました!」とつぶやかれる方を何人も目にしました。感激とともに自然な感謝があふれ出てくる瞬間なのでしょう。

学位取得者の今後、益々の活躍と発展を心から祈念しています。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
10月26日木曜日、13:30-16:45 
立命館大学びわこくさつキャンパス
エポック立命21にて

立命館大学「卓越大学院プログラム構想博士人材育成シンポジウム
『アクティブライフデザインをリードする
  超創人材育成プログラムの構築に向けて』

を開催します。

これからの博士人財の育成に向けてあらたなプログラムを検討しており、その構想報告と
今後の未来像について
パネルディスカッションを通じて深めていきます。

是非ともご参加いただきますようお願い申し上げます。
http://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=352966
【忠】

2017.10.15

Arla Food Fest

先日アーラ(Arla:デンマークを中心とする世界的な食品会社で、特に乳製品の生産は北欧でもトップ) のアーラ・フードフェスティバル(Arla Food Fest)に参加してきました。

この時期はフードフェスティバルと呼ばれる食のイベントがコペンハーゲンの各地で開催されているのですが、アーラ・フードフェスティバルはその一環です。

特に子どもが楽しむイベントとして毎年実施されているようです。



アーラのフェスティバルは単にコンサートや試食の乳製品を提供するだけではなく、子供たちに様々なゲームや試食などをつうじて食育を提供することを目的としたイベントとして毎年実施されています。

アーティストによるコンサートも盛大ですが、特に乳製品を中心とした食品の情報(栄養価や乳製品の生産過程など)を子供たちが楽しめる形で自然に学習できるイベントブースを複数作っており、それぞれ異なるアプローチで子ども達を飽きさせないような工夫が凝らされています。

通勤で毎朝通るKing’s Gardenでイベントの広告が目につき、 面白そうだったので、今回は家族で参加してきました。

先ずはネットでチケットの購入です(有料ですが、会場内ではサンドイッチやジュースなどの飲料(特に乳製品)が至る所で配布されており、かなりお得。
チケットの購入後にeチケットがメールで送られてくるので、それを携帯に保存して(あるいは印刷して)、会場に出向きます。

会場には様々なブースが設置されています。それぞれのブースにはクイズや特定の行動の指示が記載されており、それぞれの作業をこなす中で食品の生産方法から企業の環境保護まで、食に関する様々な情報を学ぶことができます。



特に面白かったのは、子供が参加する1kmレースです。事前に予約が必要だったのですが、1〜2kmのコースを親子で進む途中に様々なチェックポイントがあり、子供たちがチェックポイントで準備されている変わった食材(?)を試食し、講師から情報提供を受けることでゼッケンにチェックマークを入れてもらいます(1kmコースの場合は6つのチェックポイント)。

すべてをチェックポイントを無事に通過してゴールに到達すると、プレゼントの入ったエコバッグと全員にゴールドメダルが授与されます!



子供たちが日頃苦手とするビーフジャーキーや、ブルーチーズなど、ちょっと臭みのある食べ物も幾つか提供されていましたが(今年は特にチャレンジングな食べ物が準備されてるよ!と事前にホームページで告知されてました。。)、子供たちもゲームとあって、顔くしゃくしゃにしながら、半泣きで(?)頑張って試食してる姿が微笑ましかったです(笑)。


ゴール地点では、フルーツが取り放題!



下の写真はシュークリームと見せかけて中に”ブルーチーズ”入り(笑)



アーラがスポンサーしているだけあって、会場内で牛乳は飲み放題で、サーバーが至る所にありました。



こういったゲーム性を兼ねたイベントをつうじて、家族で楽しく食育を体験することもできるんだな、とただただ感心する一日でした。

satoshi


会場では味覚の”UMAMI”(うま味)を体験できるブースもありました。

2017.10.14

今につながる想い出

 日中は少し暑さが残るものの、秋晴れの日が続き、家の近くの田んぼでは稲刈りを終え、籾殻を燃やす煙が、アカネ色に染まった夕焼けの空を靄が立ちこめたように覆い、秋の深まりを感じさせます。一面田園風景の越後平野のまっただ中に育った幼い頃、あぜ道を裸足で走り回った想い出につながり、懐かしさ共に、一種の安らぎを覚えるエピソード記憶として残っています。このように、故郷での子どもの頃の日に経験した忘れがたい風景が深く心に刻みこまれ、半世紀以上も前の出来事と共にありありと蘇ってきたりしますが、原風景、原体験とも言われ、その人の深層意識として、心の在り方、考え方にも影響を与えたりしているのではないかと考えられています


 

 臨床スポーツ心理学では、“アスリートの自伝的記憶、幼少期における原風景・原体験をどのように受け止めているか、それらの特徴や現時点での競技行動とのつながりについて、どのように意味づけているか”についてみた研究手法があります(ナラティブ・アナリシス)。

最近の小生のカウンセリング事例のなかでも、現在直面している競技行動の問題点の背景に認められる必然性を原体験とのつながりから課題の整理を行なった学生(クライエント)がおります。

 学生時代の体育史の講義で、イギリスの近代スポーツ興隆を支えたパブリックスクールでのフットボール、クリケット等スポーツの導入の意図(集団への自己犠牲の精神やnoblesse obligeなどの倫理観)と成果について教わったことを思い出します。特に、ナポレオンを破ったArthur Wellesley, 1st Duke of Wellington 17691852)が言った「ワーテルローの戦いはここで(イートン校の運動場)勝ち取られた」(異論があり疑義が唱えられていますが・・・・)名言は、スポーツの原体験と言えるのではないかと思います。

競技スポーツとの関わり方や継続を規定していると思われるこのような“アスリートの原体験”について卒論に取り組んでいるゼミ生がおり、結果が楽しみでもあります。(老ブロガー・ハル)


2017.10.13

「ありがとう」… それしか言う言葉がみつからない…

今日は100%プライベートな話題で恐縮ですが(今さらですが)、先日私が実家にいた頃からずっと飼っていた愛犬が天国に旅立ったのとの連絡が入りました。
14歳と10カ月、前日まで元気に散歩に行って朝突然眠るように…と、人間でもある意味理想と言えるような最期だったそうですが、家族同然の存在がいなくなるのはやはり寂しいものです。


↑大学入学時、一人暮らしの時に持ってきた写真。ずっと部屋に飾ってあります。あれから十数年かぁ。


私が飼いたいと言って飼いはじめたにも関わらず1年しか一緒に暮らしてあげられなかった事だけ心残りですが、その分家族が可愛がってくれましたし、最後は一番懐いていた母に看取ってもらえたようなので幸せな一生だったのではないかと思います。

運動をすることに全くといっていいほど興味のない母も、愛犬のためならと毎日散歩を欠かしていませんでしたので今でも驚くほど足腰が強く健康です。どうやらこのお役目は来月1歳を迎える甥っ子に無事引き継がれたようなのでその点は非常に安心です。

若干元気のない1週間だったのですが、仕事で人と接していると自然と元気になるので助かります。たまにはこういう時もありますよね。

「コンパニオンアニマル(伴侶動物)」という言葉で呼ばれることもあるように、ペットはもはや人間のパートナーともいえる存在です。人間が勝手に解釈しているだけかもしれませんが、いつも大切なことを教えてくれます。悲しみもしっかりと受け止めて、毎日を大切に過ごしていきたいです。

Hitomi


2017.10.12

今日は雨ですね。

こんにちは、shinoです。

今週序盤はいい天気が続いていましたが、本日は雨模様ですね。
まだ日中は暑さが残る日もありますが、徐々に秋らしくなってきました。

秋といえば、食欲の秋でもありますが、スポ健ではもちろん、スポーツの秋ですよね。

私はラグビーを中心にドクターとして携わっていますので、
ラグビー関係の話が多くなってしまうのですが、
それだけでなく、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップを成功させるためにも、
日本でのラグビー人気を上げなくてはいけません。

ということで、本日もラグビーの話です。

今、ラグビーはシーズン真っ盛りです。
これからお正月まで、プロ、社会人から大学、高校、中学に至るまで、
毎週、各地でラグビーの試合が開催されています。

このブログでもラグビーの試合のドクター(マッチドクター)として、
試合に参加している様子を報告してきましたが、
プロリーグだけでなく、大学学生リーグや高校の県大会まで、
いろいろなカテゴリーの試合にドクター(医務委員)として試合場に参加します。

トップ(プロ)リーグでは、怪我や脳震盪に対して国際基準に合わせたかなり厳密な評価を行い、
試合中でもすぐに対処できるようにしています。
大学、高校、中学においても、
プロほど厳密ではありませんし、全ての試合で行えるわけではありませんが、
怪我や脳震盪に対する速やかな対処を行えるよう、我々が医務委員として待機することが多いです。
だから、この時期の週末は、いろいろな試合に出向きます。

先週末もトップ(プロ・社会人)リーグで、マッチドクターをしてきました。
今回は奈良県天理市のグランドが試合会場でした。
奈良県もなかなかラグビーが盛んな都市です。
お正月にある高校ラグビー選手権大会や、関西学生リーグにも奈良県の学校が強豪校として出てしているので、何となく盛んなイメージはあるかと思います。

今回の試合会場はそれほど大きくないですが、お客さんも結構来ていただき、盛り上がっていましたよ。




奈良県ということもあって、試合会場は木々に囲まれており、気持ちのいい場所です。

私はマッチドクターとして参加していましたが、
今回、出番は全くありませんでした。
ということは、大きな怪我や脳震盪も発生せず、落ち着いていたということです。良かった。

これからスポーツが盛り上がってくるシーズンです。
皆さんも怪我無く、安全に楽しんで下さい。

2017.10.11

来年3月に向けて…地域が動く!

スペイン・バレンシアも秋色になりつつあります。
週末は、大学が完全閉鎖になりますので(週末は楽しもうよ~の精神なのでしょう)、あてもなく街中を歩いていると、ときどきおもしろいことに出会います。

この日最初に出会ったのは、ココ。いかにもスペイン!という光景です。

このおじさんと話をしていると、関係者が集まってきて道具を持たせてくれたり、パエジャの中にムール貝を入れる経験や写真撮影をしてくれたりと、親切てんこ盛りでした。

さらに話をしていると、建物の中に入れてくれました。その理由は、第2弾のムール貝を食べてみよ、と。ここバレンシアのムール貝は「クロチーナ(バレンシア語)」と呼ばれています。ちょっとしたブランド力があり、8月ころまでが旬だそうです。でもこのあたりは、近くに中央市場があるからか、秋口に入った時期でも出してくれることがあります。かなり小さめですが、中身の詰まった、味わいのあるクリーミーなムール貝でした。地域に、食材に、とても誇りを持っているようです。

てっきりバル/レストランか何かだと思って、「何時にこの店はオープンするのか?」とたずねたら、ちょっと来い!と。戸惑っていると…第3弾は、建物のさらに中に入れてもらうことができ、そこは、グループ内のFalla(火祭り:ファジャ)歴代女王たちの写真が飾ってある空間でした。つまり、ここはバルではなく、バレンシアで3月に盛大に行われる「火祭り」のためのグループ(街全体には、300以上400近く?のグループがあるそうですが、その一つ)の集会所だったようです。
(エプロンの文字Fallera:民族衣装を着た女性たちのことを言います)

3月の「火祭り」のときに張り子の人形を、各グループで制作し展示すると聞いています。それなどにかかる諸々の資金を集めるために、このような食事会でいろんな人をもてなす等、準備の一環というわけです。グループによって雰囲気はどうも違います。同じ土地でありながら、おもしろいです。

その翌日の日曜日。
街のなかを、それはそれは豪華なドレス・民族衣装を身にまとった女性たちが行進(見るからに高そう…実際かなり高いらしいです)。この行進も3月の火祭りに向けた準備の一環とのこと。それが【表紙の写真】です。きれいな公園に行くと、写真撮影のために来ている彼女たち数人にばったり出会えることもあります。

ラ・ロンハ・ラ・セダという世界遺産の建物もこのすぐ近くにあります。15世紀ころに建てられ、「絹の商品取引所」だったところです。中心街に行くと特に、絹などの手芸用品やドレスのお店もかなり多く立ち並んでいるのですが、これも火祭り、この女性たちの伝統衣装と関係しているのでしょう。地域の各種産業が、互いに密接に関連して成り立っているようです。

1つの出会いから、言葉や歴史・文化、食、産業、年間行事、人の生き方…まで広がっていきます。いつまでもこの土地には慣れること「なく」、見聞きしていきたいものです。

火祭り本番(私の想像をはるかに超えているよ、と言われていますが)の様子は、来年3月にまた、もう少し詳しく、正確に理解してお届けできればと思います。

ippo

2017.10.10

京都散策3

 10月の三連休は如何お過ごしでしたか。と言っても昨日の月曜日は授業日でしたので、大学で講義を受けていたという学生さんが多いのではないでしょうか。私も月曜日は4コマ担当しているので、頑張りました。

 先週は随分と涼しい日々が続いたので、「このまま本格的な秋か」と思ったのですが、この連休は比較的気温が高く、30度近くまで気温が上昇し、少し動くと汗ばんでくるという状況でした。着る服に悩みます。


 私事ですが、大学への通勤のためJR京都線・琵琶湖線を利用しています。各車両の一角(定位置)には、立命館大学の広告ポスターが掲載されているのをご存じですか。南草津から京都方面に向かう車両で言うと、進行方向前寄り左側の入り口の所です。今回の広告ポスターは、スポ健の海老先生の活動の様子が「おいしく楽しい食事ができれば、アスリートはもっと強くなれる」と題して紹介されています。嬉しいですね。
 JRに乗られたら是非探してみて下さい。


 先週は毎日バタバタとしていて、ブログの事を全く考える事が出来ずに過ごしていました。これでは何も書くことが無い・・・ということで、日曜日自宅から歩いて「桂離宮」へ行ってみました。当然、事前予約のしていなかったので中に入る事はできませんでしたが、入り口で待機していた職員の方に色々と話を伺いました。

 桂離宮は、正親町天皇の第五皇子誠仁親王(陽光院)の第六皇子の智仁親王が、豊臣秀吉の養子となり、その後秀吉に嫡男が誕生してことで、養子解消した償いとして3000石を与えられ、「八条家(桂宮家)」を創設した後、八条家の別荘として造営されています。この3000石は他の宮家と比較しても非常多く、秀吉の申し訳ないという気持ちが石高に出ていますね。
 


 自宅の近くにある事は知っていたので、参観をしたいと調べた事がありました。興味のある学生さんは、参考にしてみて下さい。
 桂離宮参観申し込みは、http://sankan.kunaicho.go.jp/(宮内庁ホームページ)へ。参観希望日の3ケ月前から受け付けています。当日参観の受付もあり、午前11時から先着順に受け付けているようです。今の季節は観光シーズンなので、結構すぐに整理券(当日受付枠20名・各午後3回)配布予定数をオーバーするとの事でしたので、事前予約がお勧めです。


【司】