2019.06.15

「LITTLE MISS SUMO」

昨年度の卒業式の日の出来事です。
南草津行きの満員バスに立って乗っていると、私の授業を受けていてくれた当時の1回生のMさん(女子相撲部)が
「座りませんか?」と声をかけてくれました。そこには一人分座れるスペースがありました。
相撲部の皆さんばかり集まっいたので、私には座れるのですが、相撲部の男の子では座れないスペースだったため、
私を見つけたMさんが気を利かせてくださったわけです。
素直に、ありがとうと座らせていただいたところ、お隣には、女子相撲部の今(こん)さんがいらっしゃいました。
今さんはスポーツ健康科学部の所属ではないので、
何の授業を担当しているんですか?なんとたわいもない会話から始まったのですが、バスを降りる頃には、
相撲の歴史や女性とスポーツ、といった真剣な会話へと移っていました。

それから数か月、2回生になったMさんより、大変嬉しいお誘いがありました。
バスの中でお話しした相撲部の、今さんが主演を務める映画の上映会へのご招待でした。
あまりにも壮大なお話で最初はついていけなかったのですが、
・イギリス人監督のMatt Kay氏が、立命館大学の女子相撲部の今日和さんを主演として、ショートフィルム「LITTLE MISS SUMO」を制作した。
・そしてその映画が世界中で上映されている。
・関西では上映機会がないので今回立命館大学内で内輪の上映会を開催するということでした。
そして光栄にも私はその上映会に御招きいただいたというわけです。

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上映会当日は、相撲部部長のApollo先生にご紹介を賜り、Matt監督ともお話の機会に恵まれました。
また、映画が終わった後には、今さんのスピーチも拝聴しました。
映画の効果も伴い、心が震えるような素晴らしいスピーチでした。

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私は、立命館大学に着任して初めて女性の「相撲人」達に出会いました。
彼女たちをとても尊敬しています。
お話しするまで、彼女がたちが相撲部打に所属していること、それ以上に世界チャンピオンレベルであることに気づきませんでした。
それほど彼女たちは、一人の学生として、女性として自然に大学や社会に溶け込んでいます。
女性スポーツの活性化や発展の必要性は長きに渡り議論されていますが
現実は人々の「意識」や「しきたり」という言葉で簡単に片づけられてしまう目には言えない障壁があります。
その中で、先駆的者的な女性アスリートたちが抱える葛藤も多様で複雑です。
男女に限らず、世界レベルで活躍する者だけが背負う重圧使命もあります。
そして、女性として相撲に挑み続ける彼女たちは日本の国技の継承者でもあり、革新者でもあります。
立命館大学の女子相撲部のメンバーは、そのようなものをすべて肌で感じながら、
静かにそして悩みながらも前に進もうとしており、その姿はとても美しく私の目には映ります。

スポーツの在り方はその時代に生きる者たちが、
将来のあるべき姿を探し、求めながら形作っていくものとするならば、
女子相撲は今後どの様に発展させていくべきなのか、はとても難しい問いです。
しかしながらそのど真ん中を静かにそして逞しく歩む女性たちに出会い、
必要とされることがあるならば、語り合っていきたいと思います。

LITTLE MISS SUMOはこちらから
https://vimeo.com/318425599

写真は主演女優さんとご挨拶をされるMatt監督
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。


#LITTLE MISS SUMO
#どうやら長編映画も制作されているようです。
#立命館大学に現役の「女優さん」たちが増えるかも
#相撲部関係者の皆様に感謝申し上げます。

2019.06.14

先週の問題の答え

こんにちは、嶋村です。なんか最近曇りの日が多く、さらにやることがたくさんあって気分も沈んできそうですが、この前何と初めてドクターイエローを見ました!!新幹線電気軌道総合試験車のことですが、いつどこを走っているのか知られていないので見ると幸運が訪れるなんて言われたりもします。まあ全体を見たのではなく、チラッと一部を見ただけですが、何かいいことがあればいいなあ。。。


さて先週は、「現在のフランス国王はハゲである」が偽であるか、あるいはそもそもそんな人物はこの世に存在しないのでこの命題は何も意味をなさないのか考えてください、っていう無茶振りで終わった気がします(笑)。しかしこれは論理学・言語哲学にとって重要な問題で、真であるか偽であるかの2値に依拠する意味研究では、排中律が前提となっていて、「現在のフランス国王はハゲである」はこの考え方にとってちょっとした脅威なんです。排中律は、Law of Excluded Middle と言いまして、要は真か偽の真ん中はないってことです。もう少しフォーマルに言うと、ある任意の命題 P はそれが成り立つか成り立たないかのどちらかしかない 、P ∨ ¬P (P or not P) だっていうことなんですね。 例えば、「立命館大学スポーツ健康科学部は BKC キャンパスにある」という命題は真ですね。その否定は「立命館大学スポーツ健康科学部は BKC キャンパスにはない」は偽ですので排中律を満たしています。そうすると「現在のフランス国王はハゲである」は何が問題なのでしょうか?この世の中にフランス国王は存在しないので仮にこれを偽であるとしましょう。さてその否定形はどうでしょうか。「現在のフランス国王はハゲではない」は真ですか、それとも偽ですか?真と言えないですよね、だって「現在のフランス国王」は存在しないのですから。。。とういうことは偽になってしまい、排中律にとっては問題となるわけです。論理学者・言語学者たちは「えらいこっちゃ」となるわけですね。


上述の問題に関して「現在のフランス国王はハゲである」は「現在のフランス国王」という確定記述(definite decription のことで、要は定冠詞が付くような指示対象が一つに決まる名詞表現)を持っていますが、これに関して哲学者のバートランド・ラッセルは当該命題は以下の三つの意味を表していると言いました。


(1) フランスの国王が少なくとも一人存在している。

(2)   フランスの国王が多くても一人しかいない。

(3)   フランスの国王であるものは全てハゲである。


ということなんですが、以前存在を表す記号を紹介した時に ∃ と書いたと思います。「~が(少なくとも)一つ・一人存在する」という意味ですが、この存在をたった一人(一つ)にすることで確定記述を表現できます。 三つの意味を論理式で書くと:


(4)    ∃x[KF(x)]

(5)    ∀x.∀y[KF(x) ∧ KF(y) x=y]

(6)    ∀x[KF(x) B(x)]


となります。KF は「現在のフランスの国王」を表し、B は「ハゲである」を表します。ということで (4) は「 KF である個体 x が(少なくとも一人)存在している」を意味し、(5) は、「全ての個体 x と y に関して、x が KF でありかつ y も KF であるならばは x = y は同一である」を意味し、全ての個体(人間)について検討しています。そしてどんな全ての個体も KF であるならそれは全て同じであるということで KF が一人しかいないことを表現しています。そして最後に (6) ですが、「全ての個体 x に関して、x が KF ならば、x はハゲである」を表しています。これらを全て合わせると:


(7)    ∃x[KF(x) ∧ ∀y[KF(y) x=y] ∧ B(x)]


みたいな感じになります。なぜかは説明しませんが、こうなります(笑)。さて (7) は 「ある個体 x が(少なくとも一つ)あって、x は KF であり、かつ全ての 個体 y に関して、y が KF なら x と y は同一であり、かつ x はハゲている」と読みます。それが「現在のフランス国王はハゲである」の意味です(笑)。日々私たちは「現在のフランスの国王」みたいな表現をこのように解釈しているんですね(笑)。これがラッセルの確定記述なのですが、これのエラいところは排中律に合うというところです。つまり、(7) を否定すると:


(8)    ¬∃x[KF(x) ∧ ∀y[KF(y) x=y] ∧ B(x)]


となりますが、これは x の存在を否定しているので真になり、排中律が保たれるのです。このラッセルの考え方とは違った考え方もあります。ストローソンという哲学者は「現在のフランス国王はハゲである」はそもそも前提がおかしいから真偽値を持たない文であると言っています。まあどっちも正しいと思いますが、どっちかというと僕はストローソン派です。皆さんはどっち派ですか?(笑)


というわけで、もう今日は十分だと思うので続きはまた来週。

2019.06.13

代打での登場(nao)



学部の都合により、代打で登場させて頂きました「nao」です。

宜しくお願いいたします。

 

以前(3年前)に学生の頑張る活動と私自信のマラソンネタで情報を発信してきました。

今回は、新たな視点で情報を発信しようと思いましたが、やはり頑張る学生を紹介することが私の役割かなと思います。

 

ということで、今回はボート部の学生を紹介します。

体育会ボート部に所属する木戸ひかりさん(スポ健4回)と井関法子さん(経済4回)は、第97回全日本選手権大会で、軽量級女子舵手なしペア(LW2)で見事優勝しました。


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木戸さんらが戦ったレ-スは、各選手が一本のオ-ルを持つ種目です(1本のオ-ルで漕ぐ競技をスイ-プ種目、2本のオールで漕ぐ競技をスカル種目と言います)。

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木戸さんら二人は、

S(ストロ-ク):井関さん(右オ-ル、右ストロ-クサイド)

B(バウ):木戸さん(左オ-ル、左バウサイド)

という役割になっています。

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二人で呼吸を合わせて漕ぐ種目です。

二人のタイミングが崩れれば、艇は真っすぐに進みません。

そのため漕ぐだけでなく、オールを動かすタイミングや呼吸を合わせるという高度なテクニックが求められる種目です。

 

しかし、波や風そして二人の僅かな疲労によるタイミングのずれから艇が真っすぐに進まない時があります。

そういった時のために、艇には舵が付いています。

その舵はワイヤ-で繋がっており、井関さんの右足に舵の操作器が取り付けられています。木戸さんが右側に寄っている時にストサイ強く!(ストロ-クサイド)、左に寄っている時にバウサイ強く!(バウサイド)と指示を出し、井関さんが漕ぎながら舵の向きを調整しています。

 

二人それぞれが、エンジン&航海士役とエンジン&操舵士役を担っているのです。

 

私が、最も興味あるのは彼女らの戦略です。

<スタ-トして500m 約2分>

100%に近い力で、無心で漕ぎます<但し先頭に必ず出ることが条件>

 無心といっても、自分に語りかけるように漕ぐそうです。

 ほら行け! どんどん行け! ええ感じやで!と語るそうです。

□ストロ-ク数は、38/

 

500mから1000m 約2分>

〇リラックスして漕ぎます<絶対に先頭は譲りません>

 一本大きく漕いで行こう!と木戸さんが指示を出します

 大きく漕ぐというのは、オ-ルの移動距離を長くするという意味

 気持ちは、95から98%の力の出し方

□ストロ-ク数は、34/

 

1000mから1500m 約2分>

〇一番きつい区間(あと1000mも漕がなアカン!と感じる区間)

 足が動かない!負けるな!漕げ!と自身の士気を高める声掛けを出します。

 木戸・井関チ-ムの強さは、この区間において他チ-ムから抜かれないという戦略。

□ストロ-ク数34/

 ストローク数は減るけど、大きく漕いでいるので、楽にはなりません。

 

1500mから2000m 約2分>

〇どうにでもなれ!と辛さとの闘い(120%の力を出し切る区間)

 木戸さんらは、え~ボ-ト部なの?と言いたくなるような優しい方ですが、オ-ルを握ると一変して闘志を前面に出す木戸さんらは、「死んでまえ!」「いてまえ!」「おんどりゃ-!」「何を負けてんね!ぼけ!」と自分自身の辛さや弱さに檄を飛ばすそうです。

時には、お互い「行で!行で!ほら行で!」と気合を入れ合うそうです。

 ゴールすると、疲労困憊から頭の中が真っ白になるそうです。

しかし、優勝したことが分かると、頭の中の白色が大きな炎のような赤色に変化するそうです。

木戸さんは、優勝した瞬間に「ファイヤー!」と心の中で叫ぶそうです。

□ストロ-ク数 38/

腕ではなく、脚の伸展動作に集中。

 

たった7分半~8分の競技ですが、30分、40分と漕ぎ続けているような感覚になるそうです。

 

球技や陸上などと違ったメンタルマネジメントが求められるのですね。

特に、疲労から動かない体を労わる自己の弱い精神を奮い立たせる「技」が、ボート競技にはあるようです。

石山寺山頂から瀬田川を見下ろすと、優雅に漕いでいるように見えるボ-ト競技ですが、本当は自己の限界と闘う競技なんですね。

 

最後にボ-ト部合宿所(石山駅横の瀬田川北東側)にSDGsの14のマ-クが貼ってあります。

日頃の練習中から、瀬田川の環境を考え、藻の除去清掃や河川を流れるゴミの清掃を習慣にしているそうです。

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2019.06.12

国際学会の様子後編

はい、、言っていたように後編です。
有言実行、大事ですね!
先週は10th記念ロゴの国際学会デビューにまつわり、院生を中心とした学会発表の様子でした。
後編は学会の別の様子です(写真多いですが最後までお付き合いください)。

今年のACSMの基調講演は私の留学時代の先生だったBrooks博士でした。
一昔前までは肩こりの原因や疲労物質と誤解されていた「乳酸」ですが、その概念を変えてきた博士です。
私の成果もいくつか若かりし頃の顔写真付きで紹介されました。
 (th)20190612-ACSM1
 (th)20190612-ACSM2

その後は、博士の講演記念パーティーが演者に用意されたホテルのスイートルームで開かれ、
招待されたので私も院生らを連れて参加しました。
 (th)20190612-ACSM4
学会雑誌であるMSSE(http://www.ritsumei.ac.jp/shs/blog/archive/detail/?date=2019-05-15)の編集委員長のGladden博士や、本大会のHonor awardを受けたPowers博士(右奥)
などが参加していました。

 (th)20190612-ACSM3
その院生どうしで色々会話が弾んでいました。
非常にいい経験になったと思います。

先週お伝えできませんでしたが、ポスター会場では、以前、本学に来ていただいた、
循環系の運動生理学の大御所のRaven博士やそのお弟子さんで宇宙飛行士の
Pawelczyk博士(2010.10.24 敦先生ブログ参照)もポスターに来てくれました。
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さらに、運動生理・生化学の大御所の故Holloszy博士を偲んだ企画が本大会で開催されました。
It's me先生の留学時代の先生であり、本学の開設記念式典にも基調講演(上記URLの2010.10.23ブログ参照)でお話いただいたのですが、残念ながら他界されました。
 (th)20190612-ACSM8 (th)20190612-ACSM7
そのお弟子さんら(Booth博士やBaldwin博士など)錚々たるメンバーが懐古されていましたが、
そのメンバーからしてHolloszy博士が分野に残された功績が推し量れます。
なかでも1984年のHolloszy&Coyleの論文は引用数が2150と・・・すごい数値です。。
まさに分野の基盤を築かれたのだと思います。

こうした分野を代表するリーダーたちに本学部は講演しに来ていただいているんですよね。。
(改めて実感・・・)
今後はそうした人財を輩出する機関として、歩んで行きたいですね。

ーーかなり番外編ーー
今まで何回か行きましたが、今回のフロリダは本当に熱く、夕方でも灼熱でした。。。
夕方、学会の緊張をほぐし、宿舎付属のプールでしばしリラックス・・・
水に浮かんで空見ながら大の字になることが好きです。
 (th)20190612-ACSM10
鼻や肩など、少し出ているところがよく焼けると言いますが、
今回ショックだったのは、、お腹がとても焼けていました。。。
ん?

2019.06.11

学生にどう働きかけるのか

こんにちは。かわいです。


先週のブログで記した大学教育学会では、10年近く前から交流のある先生方とラウンドテーブルを持ちました。


 (kawai)20190604_1


ラウンドテーブルは、「経験学習型教育実践で 学生にどのように 働きかけるのか 〜学生への働きかけをめぐる実践知についての省察〜」

というタイトルです。


おもしろかったことは、登壇者の三人ともにかなり学生に寄りそって、問いかけていたということです。

例えば、私の場合、学生さんがいろいろ粘り強く挑戦していると口にしたら「どんなことを粘り強く取り組んだのですか」

続けて、「ロボコンの大会です」と答えたら、「そこでどんなことに粘り強く答えたのですか」と繰り返し、問いかける

ことを3名とも実践していました。


別の先生は、「なぜ〜をするのか」「何のために〜をするのか」「そもそも、なぜ〜するのか」と「なぜ」という

問いを繰り返し学生に渡していると実践の様子を報告してくださいました。また別の先生は、学生さん自身が感じたことを

一通り語ってもらった後、別の立場の人がどう感じていたか、その人からはどう見えていたかと複数の立場・視点を変え、

て言語化できるように働きかけていました。


言語化すること(あるいは現実それ自体)のもつ重層性を問いかけることでときほぐしていくような実践の様子が見えて

とても興味深かったです。


最後に、フロアの参加者の方々も含めて頭を悩ませたのは、

・「このような問いかけは重要だし有効だと思うが、過剰・過保護なのではないか」

・「学生が、自分たち自身でそれをできるようになるにはどうすればいいのか」

・「私たち(教職員)が与える側になることで、学生を受け取る側(受動的な立場)に固定しているのではないか」

という問題でした。研究としてはとても大切な問題を再確認できて有意義な時間でした。

実践としては、この問題を視界に収めて、日々の実践の中で悩んでいくしかなく、悩ましい限りです。


かわい

2019.06.10

もっと自由に ものづくりを

立命館学園の次の10年の中期計画 
学園ビジョンR2030のキーメッセージは、

『挑戦をもっと自由に』 です。
http://www.ritsumei.ac.jp/features/r2030/

それを、なぞったような
『もっと自由に ものづくりを』
の幟をびわこくさつキャンパス内で発見しました!
場所は、理工学部の教育研究棟の一つ、イーストウイングの1Fです。

   

AIOL(All In One Laboratory) といわれる、このスペースでは、実際に色んなものづくりができます。
説明によれば、「機械工作や電子工作に必要となる各種工作機器、工具、部材、測定機器やCADシステムなどが配備され、IoT、AIやソフトウェア(MATLABなどの代表的な計算機言語)などについても整備されます。学生および院生は設備や部材を基本的に無償で利用することができます。コンセプトの具現化、設計、試作などに対して指南できるアドバイザーが複数常駐しており、これらの実践を通じて理解を深めることができる場です。」

   

http://www.ritsumei.ac.jp/se2017/making-things/aiol/

もちろん、スポーツ健康科学部・大学院研究科の学生・院生も利用できます。MATLABのプログラムについても質問も受け付けてくれます。理工系を含めた総合・学際のキャンパスならではの拠点です。

是非、覗くだけでも行ってもらえると、ものづくりについての関心を高める機会にもなるでしょう。

<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>> 
サンノゼ州立大学から鶴池先生とATC養成のプログラムの院生2名の来訪がありました。敦井家先生から、「今回は、貴学の先生方、施設に驚き、なによりもGATプログラムの学生の一生懸命に感銘しました。いろいろな可能性があると思いました。私の方で何かお役に立つことがございましたら、いつでも申し付けてください。」との嬉しいメッセージを頂きました。

【忠】 

2019.06.09

GAT Step-Up セミナー

関西では梅雨に入りそうで
まだ入っていないないようですが、
皆様いかがお過ごしですか。

今回は、「GAT Step-Up セミナー」について紹介したいと思います。

スポーツ健康科学部では、GAT を志望する学生をサポートするために
「GAT Step-Up コース」を実施しています。その中では、
学生の英語力の向上を図るレッスンだけでなく、
ATC としてのキャリア形成を行うために、
様々な分野で活躍している ATC の先輩を呼んで
セミナーを行ってもらう、「GAT Step-Up セミナー」があります。

今週の水曜日に、San Hose University の Athletic Department の
3名がスポーツ健康科学部を訪問しました。

そこで、先方の ATC を歓迎するためと ATC の先輩から話を聞くために、 
GAT を志望する学生が中心となって、二日間セミナーが開催されました。

 (atsushi)20190609-03

私は冒頭しか出席してなかったのですが、
スポーツ健康科学部の学生達が英語を用いて、
立命館について必死に説明するのを聞いて、
「頑張れ〜」と思いながら、聞いていました。

こういった取り組みを通じて、彼らが ATC として
どのようなキャリアを歩んでいくか考えていく機会になってほしいと思いました。

それでは、また。失礼致します。
よい休日を
Atsushi

2019.06.08

調査員デビュー in 秩父宮ラグビー場

秩父宮ラグビー場で、今シーズン最後のサンウルブズ戦があり、観戦者調査のため、上京しておりました。
今回は、ゼミ生の2人も上京し、
調査員としていつも観戦者調査を運営してくださっている早稲田大学スポーツ科学研究科の院生たちに混じり
秩父宮ラグビー場で観戦者調査デビューを果たしました。
スタジアムでの観戦者調査の実施は、先週ご紹介した「調査方法論」で学ぶ一部の実践にもなるわけです。

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最初は早稲田の院生たちに、名前は聞いていたものの初めての秩父宮ラグビー場、国際試合と初めてづくしのなか
やや緊張していたようですが、院生たちのサポートもあり、きっちりと役割を果たしてくれました。
院生たちからもお褒めの言葉を頂きました。

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サンウルブズ戦の日は、「秩父宮みなとラグビーまつり」に神宮球場での早慶戦、
秩父宮ラグビー場でのサンウルブズ戦が開催されていたこともあり、とても賑やかでした。

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ゼミ生の2人と私は早めに集まって、これらのイベントの見学しながら外苑周辺を歩き、建設中の新国立競技場まで散策してきました。

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その間、様々なスポーツマネジメントの話をしながら、関西では見られない、都会のど真ん中でスポーツが中心となる街の華やかさや、
ワールドカップやオリンピック•パラリンピックに対する温度差を感じてくれたようです。

(ゆ)2019060803

外苑周辺は、私がまだスポーツを学問として学ぶなど一ミリも考えていなかった学部生時代に早慶戦の観戦に歩いた道であり、
社会人になって秘書としてボスの後ろについて何度も何度も歩いた道でもあります。
社会人大学院生として、年齢の変わらない恩師や若い研究仲間とともに調査研究の場として歩いた道でもあります。
そして、この道は今現在、ともに学ぶ学部生たちとともに歩くという、新たな経験を与えてくれました。


写真は秩父宮ラグビー場と外苑周辺
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。


#明治神宮野球場
#建設中の新国立競技所
#クーベルタン伯爵

2019.06.07

雨ですね。。。

こんにちは、嶋村です。今日は結構な雨ですね。。。今朝娘を保育園に送って行ったんですが、長靴を履いた時はやたらと水たまりに入りたがるのでかなり面倒です。


さて、あいにくの雨ですが今日はいろいろやることがあるので大学にいます。このブログも含めて。。。しかし特に何か書くこともないんですよね。まあこれから学会にちょこちょこ行ったりするのでまたその報告もできたらいいんですが、今のところのその準備や論文を書いたり読んだりなどで忙しくしています。まあとにかく書くことがないので、今日は前回に引き続き意味論の話をしたいと思います。今日のテーマは態度動詞にしましょうかね。態度動詞というのは「言う」や「思う」などの話者や主語がどのような信念を持っているかを表すために使います。例えば「太郎は、神が存在すると思っている」のような文の意味は、先週話した形式意味論的な考えに則れば太郎がそう思っているなら真ですし、そうでなければ偽となります。ところが、例えば、「山田さんが僕にご飯を作ってくれた」は、山田さんが存在して、彼が僕にご飯を作ってくれたという事実がある限り真ですが、「神が僕にご飯を作ってくれた」は突然胡散臭い文になります。もちろん奥さんのことを「神」と読んでいれば別ですが(笑)。この胡散臭さはどこから来るかというと、この文は「神」の存在を前提としているからなんですね。これは指示性の問題なのですが、「神が僕にご飯を作ってくれた」みたいな文を発する時に、名詞の指示対象は現実世界の中で評価されます。ところが、態度動詞の選択する文は、事情がちょっと変わってきます。すなわち、これらの動詞は可能世界への扉を開くことになります。このへんの事扱う意味論を可能世界意味論なんて言ったりしますが、クリプキやヒンティッカみたいなえらい哲学者によって考え出されました。話を「太郎は、神が存在すると思っている」に戻すと、この命題が真であるのは、現実世界の太郎が置かれている状況や彼の信念にとって「神が存在する」という命題が成立する世界に必ずアクセスできるようであれば、真となります。このため、命題はその命題が成立する世界の集合だということが出来ます。可能世界は様々です。例えばみなさんは今日どのような夜を過ごすでしょうか?晩御飯は唐揚げかも知れません。ブリ大根かも知れません(季節的にはどうかと思いますが)。タコライスかも知れません。いろんな可能性があるわけですが、どの世界でも「神が存在する」が太郎にとって成立する命題なら「太郎は、神が存在すると思っている」という文は真になります。


さて上で見たように、態度動詞を使わない環境ではデフォルトで現実世界が真偽の評価の場になるので、存在しないようなものに言及すると意味がおかしくなります。例えば「現在のフランスの王様はハゲだ」という言語学・哲学ではよく使われる例文があるのですが、これはそもそも「現在のフランスの王様」が存在しないので、へんな文だと思います。さてここで質問です!この文は偽でしょうか?それともそもそも存在しないものを語っているのでナンセンス(意味がない)なのでしょうか?ちょっと考えてみてください。


続きはまた来週。

2019.06.06

令和の夏の試食会。

<RecOだより164>
蒸し暑い日が続きますね。
ab研では、びわ湖大津プリンホテル37Fのレストランと季節毎のメニューの開発を行っています。

個人的にビッフェレストランが好きではなく、このお話をいただいた時迷いましたが、逆にビッフェ嫌いの私が好きなるビッフェレストランができれば面白い、と考え「滋賀の食材を滋賀の健康に活かす」というコンセプトで、BionaのOシェフとの協働作業を始めて今年で3年目になります。

「ビッフェレストランだからこそ、ライブ感を大切に、季節毎にメニューを変えましょう!」と声高に言い切ったのですが、これがなかなか手の込んだ作業。でも実に楽しい!

まず、レストランのテーマと季節の健康のテーマを決め、地元の食材の候補を出し合い、どんな料理に仕上げていくかシェフと打ち合わせ。その後、シェフからメニューが提案され、その試食会を、滋賀県内外、色々なジャンルの方々にお集まりいただいて行います。

一昨日、今年の夏のメニューの試食会が行われました。
 (ab)20190606-01

ご参加の皆さんから一品一品丁寧にご感想をいただき、それを集計したデータを基に、各メニューをブラッシュアップして、それぞれのメニューの意味・価値の解説を添えて、6月末から夏メニューとして登場します。

通常、健康を意識したメニューは、それだけだと少し寂しい感じもあるのですが、ビッフェでの提供なので自由度が高く、健康メニューで食事の全体を構成できるようにしつつも、お好みに合わせて、他の料理も一緒に楽しんでいただくこともできます。
仕上げはこれからなので、各料理の写真は控えますが、この夏のテーマは「ハニー&サワー」。滋賀県産の蜂蜜やビネガーを使い、甘酸っぱく夏を乗り切るメニューをご提供予定です。

詳しくはこちらでご紹介。
https://www.princehotels.co.jp/otsu/plan/biona/menu/dinner-buffet-30th/

ご期待下さい。
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