2020.03.28

ようこそ立命館大学スポーツ健康科学部・研究科へ


新入生の皆さん、この度はご入学おめでとうございます。
本来であれば、優しい色をした桜の花とともに皆さんをびわこ・くさつキャンパスでお迎えする季節ですが、2020年度はなかなか皆さんとお会いすることすら難しくなっています。
ただでさえ、新しい生活に不安を感じていらっしゃる中、戸惑いも一入かと思います。

スポーツ界を見渡しても、皆さんすでにご承知の通り、2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会に延期の決定が下されました。
また、国内外で多くのプロスポーツの試合が中止になり、再開のめどが立ちません。
アスリートたちは練習をすることもできず、またこのような状況は、長期にわたってプロスポーツチームの経営にも影響を及ぼしてくることと考えられます。

しかしながら、社会がどのような状態であっても「スポーツ」というキーワードで、皆さんとともに立命館大学のスポーツ健康科学部・研究科に集える奇跡は大変尊いものであると思います。

私たちが学ぶ立命館大学は、過去の歴史の中でも困難を乗り越えてきました。
入学されてからその歴史を学ぶ機会もあることと思います。
また、このような事態の中、全力で皆さんを迎え入れ、寄り添ってくれる大学です。
今はまだ少し、誰しもにとって不安で見通しのつかない日が続きますが、下を向くことなく共に今できることに力を注いでいきましょう。
そして、明るい光が見えかけた時に、皆さんとともに、ここにスポーツがあるよ、ここにわたしたちがいるよ、と私たち自身が社会に寄り添うことができる準備ができればと思います。
皆さんとお目にかかれるのを楽しみにしています。

(ゆ)20200328-01


写真は春のびわこ・くさつキャンパス
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#できるときにできることを
#ともに学ぼう

2020.03.27

入学される皆さんへ

どうもおはようございます、嶋村です。今日は更新が早いでしょ?久々に頑張りました(笑)。さて今日は新しく入学される学生さんへのメッセージというお題が与えられているので、それに沿って書きます。


けれど僕が学生へのメッセージを書くと「勉強しろ」とか「大学はスポーツする場所ではない、学位の授与とは学業のみで与えられる」とか書くと思われそうですが、今回はそんな無粋なことをする気はありません。あはは。。。


というわけで、4月から新たに大学生になる皆さん、ご入学おめでとうございます。しっかり遊び、学び、悩み、自分は何をすべきかをしっかり考えて下さい。様々な本を読み、様々な音楽を聴き、あちこちの美術館や博物館に行き、いろいろな人々と交流し、いろんな場所を訪れ、(できれば)恋愛をし、くだらないがしかし無垢な考えに囚われ染まり、恥ずかしい思いをして欲しいと思います。孤独になることを恐れず、自分のアイデンティティとは何かを探して下さい。他人は他人、あなたはあなたです。しかし、自分とは違う他者を理解し受け入れる優しさも忘れずに。強く弱くあって欲しいと思います。


皆さんそれぞれが自分の人生の主役です。良い旅を。これで僕が書くブログは終わりです。2年間どうもありがとうございました。ではグッドバイということで。。。

2020.03.26

大学4年間あなたのペースで歩きましょう

ご入学おめでとうございます。

 

1回生の皆さん方にとって、大学生活のスタートがコロナウイルス対策で慌ただしい状況となっていますが、私たち教職員は皆さん方のサポートを精一杯させて頂きます。

 

ところで高等学校時代は、クラス担任が毎日のように声をかけてくれました。

そして自分の机と教室があり、クラスの仲間と毎日会っていました。

 

(AAoka)2020.3.26-1


大学では、このような生活が一変します。

クラス担任とは、週1度しか会いません。

クラスの仲間と会わない日もあります。

また、仲間と共に過ごす場所(図書館、食堂、談話室・・・)を探すこともあります。

「疲れるな~」と思う人もいれば、「いろんな出会いがあって楽しい」と思う人もいます。

少なくとも、待っていても何も得られません。

とにかく「歩く」しかないのです。

 

私は、脚が短いので、こちょこちょと歩きます。正直にいって、不器用な歩き方です。

また、いろんなところで回り道もしています。

テンポよくサッサッと格好良く目標に向かって歩いている仲間(学生)もいます。

 

大学での学び方(歩き方)は、皆違います。

とにかく、歩くことで、何かを学びます。

人の真似などせず、あなた自身の歩き方をすればいいと思います。

 

ふと立ち止まった時に、仲間や私たち教職員にあなた自身が歩いた道のこと、そしてどちらの道を歩くか悩んでいることなどを話してください。

 

ぜひ大学内でのあなたの居場所を見つけれたら、話しに来てください。

 

nao


2020.03.25

入学おめでとうございますhassy

Hassyと申します。
新入生のみなさん、ご入学(進学)、おめでとうございます。

大学での学びはとにかく自分で科目を選んで、主体的に学びを深めていく場所です。
あっという間に過ぎる学生生活、自分と対峙しながら、日々を大切に過ごして欲しいなと思います。
そして人生について深く語れる良き仲間に出会って欲しいと思います。

かわい先生が卒業生対象にアンケート集約してくださった(かわい先生ありがとうございます!)結果によると、
学生時代の経験で今の人生につながっていて有意義だと感じることは、
学部では、上位回答から順に、専門演習・ゼミ活動、課外活動、卒業研究が挙げられた。
大学院では、論文執筆、学会発表、合同ゼミ(名物授業です)が挙げられた
となっております。
いかがですか?(在校生も思うところがあるのではないでしょうか。)
新入生はこれから楽しみにしていてください。

一方、強みは、色々あったのですが、まとめて言ってくれているのが
1)学部での学びは、他のスポーツ系の大学と違い、スポーツの技術だけでなく、様々な観点からスポーツを学ぶことが出来ることは大きな強みだと感じます。整った設備で学べる事もとても強みだと思います。更に、学部生同士、先輩後輩、教員との関わりが深い事は他にはない強みです。
2)社会でも通用するプレゼンテーション能力やリーダーシップ、コミュニケーションスキルを培える機会が非常に多い。ゼミ活動では主体性と客観性を磨くことができ、社会の基礎を学ぶことができる。
3)他大学と比べて圧倒的に施設が整っている。それを生かす分野に興味を持ち、積極的に学んでいる人にとっては天国。また全ての分野において素晴らしい先生方ばかりだった。
4)スポーツに関する知識を専門的に学べることはもちろん、英語やその他教養についても、深く勉強できる機会があり、非常に良い経験ができるところ。
などとなっております。

特に「教職員と距離が近い」との声が多いのが特長かと思います。
ぜひ積極的に先生方のドアをノックしてみてください。
もちろんHassy部屋も。
(実はこのHassyというニックネームも初期の学部生が付けてくれた・・というか、もう口々に「はっしー!」「ハッシー!」「hassy!」といった感じで呼ばれて付いた愛称であります。)

ところで、私も新しく、ボート部の部長として入部することになりました。
 (th)2020-0324-2
偉大なる現Joe部長から引き継ぎます。
こちらも部員と信頼関係を築き、部の発展に貢献できるよう頑張って行きたいと思います。

最後にブログをご愛顧いただきました皆さま、「見ましたよ〜」「密かに楽しみにしています」等々言われるのを励みに綴ってまいりましたが、一旦今日で閉じたいと思います。
また別の形でお会いできますよう〜 ごきげんよう

2020.03.24

2020年4月新入生の皆さんへ(かわい)

こんにちは、かわいです。

昨日、卒業生の皆さんへ個別にメッセージを送り、在学中最後のやりとりをしつつ、

今日は次年度の新入生の皆さんへ歓迎のメッセージをお送りします。


最初、まだ見ぬ新入生にどんな言葉を記せばいいだろうかと迷っていました。

BKCや衣笠で新入生が新生活を始めている様子を見かけました。

学食で主菜のところで丼を注文していて、「ああ、新入生だな」と。

私よりも、新入生ははるかに迷い、戸惑っていると気づき、迷っている場合ではないなと

背筋が伸びました。


また、授業をどうしようかとおろおろしておりましたが、先週、卒業生が

「社会人生活、楽しみです」と言っていたのを聞いて、大学生活を楽しみにしてくる

新入生に応えることが私たちの職責だとあらためて気づかされました。


私は、大学生の学びと成長を研究していながら、学生の皆さんに教えられることが多い日々です。

 (kawai)20200317

新入生の皆さんへ

研究から見えてくることとして、大学生は、多くを学び成長できます。

今の時点では想像もできないほど多様で豊かな経験をし、そこで学び、成長できます。

ぜひ、そういった経験に向けて挑戦をしていってほしいと思います。

立命館は、人生を切り拓き、未来を開いていく場です。


卒業生に向けたメッセージで学部長が、「いまここにない未来を創るのはあなた!」

と記してくださっています。新入生の皆さんにとっても心に留めておいてほしい言葉です。

http://www.ritsumei.ac.jp/features/graduation2020spring/

まだ入学もしていませんが、4年後を想像してみてください。

そしてその想像を上回る経験へ挑戦をしてほしいと思います。


そうは言っても、心配だなあ、不安だなあという学生の皆さんに

私たち教職員、先輩の学生たちにぜひ頼ってください。

全国のいろいろな大学生を見てきている身としまして、

スポーツ健康科学部の学生、立命館の学生の特長と言っていいのが

他の学生のサポートに大きな力を発揮することです。

ぜひ頼って、助けてもらってください。そして、助けられた経験を

今度はあなたが助ける側に回ってください。

そうして支え合って、挑戦して、成長していってほしいと思います。


 (kawai)20200324

写真は、去年撮ったものです。まだここまで満開になっていませんが、

今年もきっとみなさんを向けて、満開になります。


自分の想像を超える自分たちの未来に向けて


Challenge your mind

   Change our future

「挑戦をもっと自由に」

Beyond Borders


http://www.ritsumei.ac.jp/features/r2030/


みなさんと会える日を楽しみにしています。


かわい

2020.03.23

卒業・修了おめでとうございます!

卒業生・修了生のみなさん
 ご卒業、修了、おめでとうございます
本学で学ばれたこと、身につけられたことに確信を持って前進してください。みなさんは、我々の誇りです。

  色んなことがこれからありますが、色んなことを含めて常に良い日であること。
  そして、「立命」の精神で、日日少しつつでも前進、向上させること、学ぶことを
  これからも続けてください  

日日好日

日日向上

 

 これから益々の発展を心より祈念申し上げます


  [aikoa]20200323

  

 おめでとうございます!


 いつでも遠慮なく母校にお越しください


<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>>
このブログは、2009年7月27日から始まり、今まで毎日継続、更新されてきました。

2010年4月1日の学部・研究科の開設前は、『Rのたまご』 というブログ名でした。
開設後は、ご存じのように、『あいコアの星』 です。

あいコアは、スポーツ健康科学部・大学院同研究科の教育研究棟である、インテグレーション・コア(Integration Core)という建物のニックネームから取りました。この学び舎から巣立ち、大きく羽ばたき、星のように社会で輝いて欲しいという願いからつけました。

 これまで、10年8ヶ月あまりにわたって、1日も欠けることなくスポーツ健康科学部の教員が連綿と書き続けてきました。このような例は、本学でも他大学でもみられません。ブログへの思いは、当初より変わらず、本学部・研究科の魅力、内容を、日常の中から発信することでした。日日続けること、積み上げることは容易なことではありません。
 アイデアを立てたり、企画案をまとめるだけでは、物事は1mmも前に進みません。その先の「実行」がなければ、物事、ましてや世の中は動きませんし、変わりません。
 しかも、「スポ健を発展させよう!」という思いと決意、そしてその実行に、スポーツ健康科学部の先生方が一丸となって携わって、ブログを執筆頂いたことは、本当に素晴らしいこと、素晴らしい組織であることと自負しております。
 今年4月に10周年を迎えるにあたって、ブログ・あいコアの星は幕を引くことになりました。もちろん、この後継には新しい形態での情報発信を考えております。引き続き、スポーツ健康科学部の魅力を伝えるHPを充実させて参ります。
 残り1週間、最後までご愛読頂きますようお願い申し上げます!
【忠】

2020.03.22

Congratulations!!

今年、卒業される学生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
また保護者の皆様にも、心よりお祝い申し上げます。

さて皆さんは卒業されて、様々な進路に進まれるわけですが、
皆さんが将来活躍すればするほど、
きっと思われる事をここで予測しておきましょう (笑)

「大学でもっと勉強しておけば良かった」
「英語、もうちょっと頑張っとけばなぁ・・・」

そうなんです、不思議なことに、大学を卒業してから、
人は勉強がしたくなるんです。

私のように、大学を卒業して、そのまま大学院に進学して、
大学の教員になってという、端から見れば、
勉強ばかりしている人間ですら、
「大学時代もっと勉強しておけばよかった・・・」と思います。

でも、皆さん、今の時代、卒業しても、学び続ける事は出来ますし、
また、一生学び続けなければならないと思います。

何か新しいことをするのは大変ですが、

“Today is the youngest day in the life.”
“It is never to late to start a new thing.”

の気持ちで頑張って下さい、

また、大学や10周年記念式典でお会いできるのを楽しみにしております。
(あ、さっきの予測が当たったかどうかも、その時教えて下さい (笑))

Congratulations!

Atsushi

2020.03.21

旅立ちの季節にあたり

世界規模で先が読めず、また勢いを増して状況が悪化する不安を抱えることとなっています。
混乱が続く中で、大学あるいは学部の対応の早さと先生方そして職員の方々のご尽力に頭が下がる思いでいます。
その一方で、卒業・修了式を迎える学部生、院生の皆さんのことを思うと胸が痛みます。
また、同時にスポーツ健康科学部の先生方、そして職員の皆さんの落胆された様子もとても伝わってきます。

私はスポーツ健康科学研究科の2期生として、2013年3月に修了式を迎えました。
社会人大学院生でしたので、遠い昔に卒業式は経験していましたが、女子一貫教育しか受けてこなかった私にとっては、初めての男女共学の卒業・修了式でした。
当時も、教員として参加した昨年も、立命館大学の旅たちの日は、とても華やかで、学年や教職員という枠を超えて、送り出す側が非常にアクティブに卒業生・修了生の晴れの日を大事にしているという感想を持っています。

卒業生・修了生の皆さんは、そのような晴れの日がなく、また先の読めない事態に多くの不安を抱えながら過ごされていることと思います。
しかしながら、立命館大学スポーツ健康科学部・研究科で学んだことを誇りに、このような時であるからこそしっかりと社会に貢献するという強い意志も持って社会に出て欲しいと願います。

私の場合、社会人をしながら大学院で学ぶ原動力となったのは、大学を卒業するまでに受けてきた教育の影響が大きいと感じてきました。
そして、立命館大学のスポーツ健康科学究科が研究者としての原点であると思っています。
皆さんそれそれが、立命館大学を旅立たれた後、立命館大学スポーツ健康科学部・研究科で学ばれた数々の事に気づかれることと思います。
具体的な知識だけではなく、人との出会い、あるいは自信であったり、時に学生時代の自分に対する反省だったりします。
一年後に気づくこともあれば、20年後に気づくこともあるでしょう。
皆さんの中には、皆さんがまだ感じたこともない大きな力が備わっているはずです。

辛くなった時、嬉しいことがあった時、何もない時、いつでも大学に戻ってきてください。
いつでもどんな時でも、スポ健の扉は開いています。
皆さんのホームとしていつでも皆さんを迎え入れてくれることでしょう。

卒業・修了おめでとうございます。


(ゆ)20200321-01
写真はバスの中からの写真
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#一日も早く、誰もが「こんな時があった」、と言える日が来ますように

2020.03.20

卒業(修了)されるみなさんへ

こんばんは、嶋村です。今週の他の先生方のブログを見ていただければ分かるように、今週はブログのテーマが決められていて、卒業(修了)する学生さんへのメッセージということになっております。え~っと、これまでネタがないとボヤきながらも好き勝手書いてきた私としてはいざテーマが決められるとうまく書けません。。。しかも卒業する学生への言葉なんで、僕が一番苦手とするところです。ですのでとりあえず「卒業おめでとうございます」と言っておきます。


ただし、「みなさんには明るい・楽しい未来が待っています、頑張って!」なんて言う気はさらさらありません。おそらく人生の半分くらい(もしかしたらそれ以上)は思い通りにいかないし、納得できなこと、理不尽なことだらけでしょう。もちろんそのような経験をしないラッキーな(あるいはお気楽な)人もいるかもしれませんが、僕の経験上、今ある状況を変えたい、さらなる高みを目指したい、などと願うといろいろ壁にぶち当たります。そのような壁は自分の能力による場合もありますし、理不尽な場合もあります。そしてうまくいかないと人は環境を批判しがちな気がします(僕も時々そうなります)。原因が自分の能力にある場合を考えましょう。この場合は自分の勉強不足・努力不足に起因するものであり、もっと勉強・努力すればいいわけです。そうできなければ終わり、現状で我慢しましょう。「努力できるのも才能」とはよく言ったものです。あるいは単純に自分に適切な能力が無いのかもしれません。それを認めるのは辛いですが、そういう時もあります。壁が理不尽であればどうでしょうか?この場合は少し話が違います。自分として筋を通してきたつもりでも、それが間違って解釈されたり、正しく評価されない場合があります。その場合は批判されるのは環境(他人)でしょうか?僕もそう思っていましたが、最近は努力の仕方や環境に働きかける(他人とコミュニーケーションする)アプローチの問題だと思っています。人はある程度力を注いできたことに対して愛着を持ちそれが正しいと信じてしまう傾向にあります。それゆえそれを諦めるのが難しい。けれど、他人の考え変えるのはとても難しいです。その場合は自らが変わって、必要であればこれまでのアプローチを捨てる勇気が必要です。このようなことをしようと思えば、豊富な知識、経験、主体性、そして柔軟性が必要です。そして大学教育とはそれに貢献するものだと信じているのですが、最近は大学教育は実学、すなわちすぐに社会で役立つものを重視する傾向があるように思います。「実学の~大学」とか「~の資格が取れる~大学」とか「就職に強い~大学」なんて広告をしばしば見かけますが、あれどうなんでしょうかね?(笑)


まあとにかく、本当の意味で教養がある人というのは、主体的に与えられた(あるいは出会した)問題に対処し、それに対するオリジナルな解決法を提案し、そしてそれがうまくいかなければ様々な解決法を模索できる人のことだと僕は思っています。また、ある程度の諦観を甘んじて受け入れられる力も必要です。やってみないで諦めるのはダメですが、どれだけ頑張ってもうまくいかないこともあります。それに直面した時、敗北を認め他の可能性を模索する必要があります。これも僕は教養の一部かなって思います。「頭がいい」というのは自分の限界を認めることができるということでもあります。「自分にはこれできないが、世の中にはできるヤツもいる、不公平だ!」と騒ぎ立てるのは不勉強な輩のすることです。


繰り返しになりますが、一つの価値観ややり方に固執するのは危険です。先日、障がい者施設で19人を殺害した被告に死刑判決が下りました。この判決にいろいろ意見はあるでしょうが、遺族のことを考えると妥当な判決であるような気がします。ニュースでこの速報を見ていましたが、その中で自らも重い障がいを抱える子供の親である傍聴者の方のインタビューがありました。その方は、被告は自らの基準で「生きていい人」と「生きていけない人」の区別をし後者を殺害したが、死刑判決も、ある意味被告に「あなたは生きてはいけない人である」という告げたようなもので、本心は複雑であるというようなコメントをされいました。もちろん文言はこのままでないですが、だいたいこの様な内容です。僕はこの方のコメント聞いて死刑判決に納得はしつつも、「なるほどな」って思いました。この様な見方は「あいつは絶対に許せない、死刑だ!」って言うよりはより人間的だと思いました(もちろん、遺族の感情は理解しようと思いますが)。まあ、この件と大学の状況を比べるのは事の重大性に鑑みると不謹慎ですが、昨今の文系軽視や実学重視の様な偏った考えは、「役に立つ学問」と「役に立たない学問」という間違った考えを世の中に広げ、大学の教育機関としての役割を貶めている気がします。立命館大学はその様な大学ではないと信じていますし、願わくばこの大学で学んだことがみなさんの多様性への理解を深め、上述の能力の育みに貢献したことを願います。そして卒業してからも常に好奇心を持ち勉強し続けてください。そうすることにより、世の中に理不尽に対応できるようになると思うし、自分が大変でも他人に優しくできる強さを持てる様になれると思います(常に僕自身もそうなりたいと思っているのですが。。。)。


ちなみに卒業式のことを英語では commencement ceremony と言います。commencement とは「始まり」を意味します。よって卒業はみなさんの新しい門出を意味します。ではさようなら、お元気で。

2020.03.19

ご卒業おめでとうございます

 

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

卒業式が、開催されなったことは本当に残念です。

皆さん方が入学した時の写真と、4年間様々なことに挑戦し成長した姿とを照らし合わせて様々なことを思い出しています。

 

皆さん方が入学した時、基礎演習の中で、目標に向かって汗や涙を流しながらも必死に走り続けてほしいとお願いをしました。

様々な楽しい思い出を語るのか、難行苦行の末たどり着いた自身の成果を語るのかは皆さん方に委ねますが、ぜひ校門を背(写真を見て)に立命館大学で学んだことを思い出して頂ければと願っています。


(AAoka)2020.3.19-1


(AAoka)2020.3.19-2

 

智慧がつけば、偉くなり、頭が上がる方々が多いのが世の常です。

あるお寺の住職から、「学校は賢くなることを教えるが、自分の愚かさを気づかせてくれない。時には、自分の愚かさを気づかせ、智慧の光を仰ぐことができる人生の道の駅で停留しなければならない。」と教えて頂きました。

私は、その人生の道の駅へ立命館大学の仲間と訪ねてほしいと思います。


nao