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2019.11.15

マラソンの話

こんばんは、嶋村です。更新が結構遅くなりました。ちょっといろいろ忙しくて。。。


特にこれと言ってネタがないわけですが、また言語学の話をして読者(いるのかどうか知りませんが)退屈させてもアレだし、今日はスポ健に寄せてマラソンの話をしたいと思います。先日奈良マラソンの関係書類が届きました。来月なのでいよいよ近づいてきたなという感じです。京都マラソンにも応募してたのですが、落選してしまいました。京都市民なのに。。。


それで奈良マラソンですが、初参加で、噂によれば上りが多く結構しんどいコース設定になっているみたいです。なので上りの練習をしないといけないわけです。京都市は盆地でして割と市内は平坦な感じなのですが、実は京都駅のある辺りと、例えば衣笠キャンパスがあるあたりでは、高さにかなり違いがあります。なのでずっと北に上がっていくと緩やかな上りが続くわけです。例えば西大路を北に行くと平野神社を超えたあたりから結構しんどい上り道になります。


まあそうは言っても奈良マラソンはかなり上るらしいので学生さんに将軍塚ってところを教えてもらってこれからの主な練習場にしようかなって思っています。


それからもう少し痩せないといけないですね。。。まあ20代から10キロくらい増えてしまってるので、ちょっとダイエットしようかなって思ってますが、お酒が。。。


週4~5で走っているのですが、たまに言われるのがよく続きますねってことです。え~まあ別に好きで走ってるわけではないので楽しくはありませんが、昔から続けている日課みたいなもので、走らない日が続くと罪悪感みたいな感情が湧いてきます。あと走っている時よりも走った後の爽快感が良くて走っているようなもんですね。何というか、こういったん始めてしまった習慣はなんにせよ止められないってことありませんか?


というわけで、ブログはしばらく「走る」ネタにしようかなって思ってます。

2019.11.08

発表に関して

みなさん、嶋村です。ちょっと遅めの更新です。。。さて今日は先週の言語学の話の続きは次回にして、今日は研究発表の心構えについてちょっと話したいと思います。なんでかというと来週 P の中間発表があるからです。なので万が一学生さんがこのブログを読んでいてくれていて、参考にしてくれていたらな~なんてね。。。


さて、いい発表しようと思えば、「自分の考えたことは・調べたことはとても大事ですごくおもしろいよ!」ってことをオーディエンスにわかってもらうことを一番の目標にすべきだと思います。


「大事」というところを納得させようと思えば、きちんと大きな視点で問題設定できていることが必要です。いくらオリンピックの話をしようが言語学の話をしようが、それが個人の興味のレベルで止まっていては、「興味ないもん」と無視されてしまうかも知れません。もちろんいくら頑張っても全員に興味を持ってもらうことはできませんが、なるべく耳を傾けてもらえる様に努力すべきです。そのためには客観的事実に基づき、なぜ自分が研究していることにそれをする意義があるのかを説明する必要があります。もちろん専門家ばかりが集まる学会ならこの辺は多少端折ってもいいかも知れませんが、一般の人や自分が研究していることに馴染みがない人に向けて話すときは、まず「聞いてみよう」と思わせる努力が必要です。よく学生に「なんでそれを研究するの?」と聞きますが、「僕は・私は~だと思って、~はどうかなって思ったんです~」みたいな**(自粛)みたいな答えが返ってきますが、この返答に「思った・思う」が入ってはいけません。「なぜならば」で始まり研究背景の説明があり「思う」と使わず「である」で答えられる様になってください。


「おもしろい」とは「実に興味深い」ということです(なんかそんなセリフが出てくるドラマが昔ありましたが)」。考え出したアイデアで独創的でかつ設定した問題を解決するだけでなく何かしらのプラスαのメリットがあるとなおいいですね。プラスαの部分は帰結(consequecne)と言ったりしますが、それは大体予測とその検証からなります。「この主張・理論が正しければ、~の様な現象も予測する」と言ったものです。その予測が実際観察されたらその主張や理論の蓋然性は強化されます。


そして発表といえば欠かせないのはスライドですね。僕は Keynote か Beamer ですが多分多くの人は Microsoft の PPT を使っているのではないでしょうか?文字は小さすぎず、文字ばかり載せないでください。たまに馬鹿みたいに1枚のスライドに色々情報を載せてくる奴がいますが、それはダメです。学会では僕はいつも1スライドにつき1分以内を心掛けていますし短ければ 30 ~ 40 秒ほどです。あと効果的に箇条書きを使って何がポイントかをしっかり書いてください。話す内容をそのままスライドに貼るのはダメです。ま、スライドの作り方はネットに溢れているし、ここであまり言っても仕方ありませんが。。。


最後に質疑応答はどの様な質問が出るかを想定してある程度準備しておくべきだと思います。そして答えが分からなければ「今のところ分からないけど今後の研究で考える」とはっきり言いましょう。もし、あなたの研究が誠実で理不尽でなければそれで大丈夫です。


というわけで来週発表する人には頑張って欲しいと思います。ではでは、また来週。

2019.11.01

言語学の話(2回目)

みなさん、こんにちは、嶋村です。今日こそ言語学の続きの話をしたいと思います。さて3週間前のブログの最後に「さて、「X が Y を/に~する」のスキーマで X を(「ゴマをする」の「ゴマ」のように)固定した名詞表現で Y を好きなように変えることができるイディオムを見つけることができますか?ちょっと考えてみてください」と書きました。要は他動詞の主語を固定した名詞表現にして、目的語名詞を固定しないで得られるイディオム表現はありますかって質問です。目的語と動詞から構成されているイディオムはたくさんあります。「墓穴を掘る」は自分の手で自らを破滅させるような行為を行うことを表すし、「目を疑う」は目の前で起こっていることが信じられない時に使いますね。身体の部位を表す名詞は色々な動詞と結びつきイディオムを作ります、「手を焼く」、「頭を捻る」、「足をすくう」、などなど。しかしどれだけ頭を捻っても(笑)、他動詞主語と動詞の関係で特別な(イディオム的)意味が出る表現ってないような気がします。もちろん自動詞ならば「足が出る(予算オーバーって意味ですね)」のような表現はあります。しかし他動詞主語は僕の知る限り動詞のイディオムの解釈に参与しません。これは英語などの他の言語でも当てはまります。ちょっと不思議ですね。なぜでしょう。


前回動詞の意味は、例えば kick ならば形式意味論的に二つ項をとるので λx.λy.kick(x)(y) と書くといいました。x が主語で y が目的語であるとします。そうすると John kicked a ball は kick(a ball)(John) となりますが(この辺の詳細は3週間前のブログで)、ようは x に相当するものしかイディオム解釈に関係することができません。ちなみに kick the bucket は「死ぬ」という意味があります。


まあ他にも色々理由があるんですがそれの話をするとあまりにも専門的になりすぎるので、とりあえず結論だけ言うと、λx.λy kick(x)(y) という意味表示はあまりよろしくないのではないかということになったんですね。それで、主語に相当する動作主(Agent)を動詞から切り離そうということになりました。それですごい一般向けの書き方をすると、λx.λy.Agent(y) & kick(x) という感じになりました。本当は動詞の事象(イベント)に相当する項もあるのですが割愛します。それで、kick という動詞部分と Agent(~する人的な。。。)部分はそれぞれ別な要素があるという話なりました。これがいいのは例えば、先ほどのイディオムの事実を説明できるのです。つまり動詞によって直接選択される名詞(つまり目的語)のみ動詞のイディオム解釈に貢献できるというものです。


本当はもっと話は複雑なんですが、動詞と Agent を分けるのがいい理由はまた来週以降ということで。。。ではでは。

2019.10.25

ちょっと急いでます。。。

みなさん、こんにちは嶋村です。さて先週は先生紹介で今週は予定通り言語学の話の続きをしたいと思ったのですが、ちょっと今から子供を保育園に迎えに行かないといけないので今日も簡単に済ませたいと思います。まあどうせ言語学の話なんてほとんど誰も期待してないと思うので先延ばしにしてもいいですよね(笑)。


かといって何も書くこともないしどうしようかな。まあ僕はこのブログを担当して2年目になるんですが、毎回書いてますがここで公表するような「スポ健」的なネタってないんですよね。僕は単なる英語の先生なので、スポーツにはあまり縁がなく、別にラグビーのW杯も見なかったし、多分来年のオリンピックも見ないし。。。唯一好きなスポーツは野球なんですが、巨人も負けちゃったしね。。。あ、マラソンやってるか。けどあれは僕にとってスポーツというよりは、精神安定剤的な働きをしてますね。。。


研究に関して言えば、今は論文のリバイズが2本あって忙しいです。あと遅れに遅れている書類があって、待ってもらっています。しかもその書類を担当している人と時々家の近所で会うことがあるので、会うたびに気不味いですね(笑)。


とりあえずそういうわけで、忙しいし子供も迎えに行かないといけないため、今日はこの辺で。来週頑張ります(笑)。

2019.10.18

言語学の話はお休みして先生の紹介

どうも嶋村です。今日は先週の内容の続きはお休みして英語の先生の紹介をしたいと思います。実はネタに困ってて言語学の話をし出したのですが、読んでる人から「難しい」とか「よくわからなくてつまらない」という意見を頂き今日はカジュアルな内容にしました。とりあえず今日はこんな感じですが、来週からまた読み手を無視した言語学の話をします(笑)。

さて以下の文章は今日ご紹介する石野先生が書いてくださったのですが、インタビューの文は日曜に担当されている Atsushi 先生の文が元になっています。なので、今週僕はほぼ何もしていません(笑)。というわけで以下のインタビューをお楽しみください。石野先生、Atsushi 先生ありがとうございました!また来週(笑)。

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スポ健な人 

 

今回は、スポ健で頑張っている人を紹介する『スポ健な人』をお送りしたいと思います。今回、紹介させて頂くのは、去年度から、スポーツ健康科学部でプロジェクト英語を担当して頂いている石野先生です。

 

以下、石野先生からお聞きした内容です。

 

Q1: 「自己紹介をお願いします」

A: 「はじめまして。去年の4月よりスポーツ健康科学部でプロジェクト英語の授業を担当させて頂くことになりました。大学卒業後は広告代理店で営業職をしたり、大学の事務職をしたり、高等学校で英語の教員をしたりと様々な職種を経験してきました。社会人生活をおくるなかで改めて言語について学びたくなり、研究者を志して今に至ります。

 現在は応用言語学を専門に研究を行っています。応用言語学に興味のある学生さんは是非お話しましょう!」 

 

Q2: 「スポ健の学生の印象を聞かせてください」

A: 「スポ健の学生さんは皆明るくてガッツのある人が多いという印象を受けています。皆それぞれ自分なりの目標をもっていて、とてもまぶしい人たちばかりだなと思っています。毎週皆さんから刺激をもらうのを楽しみに、授業にいっています。」 

 

Q3: 「学生時代に頑張っていたことは何ですか?」

A: 「学部はみなさんと同じ立命館出身なのですが、dig up treasureというダブルダッチの団体に所属し、世界大会を目指して練習を頑張っていました。現在も衣笠キャンパスで活動している団体なので、知っている人もいるかもしれません。学部2回生の頃には練習中に大きなケガをして1ヶ月近く入院しましたが、ケガを乗り越え3回生のときには世界大会への出場を果たすことができました。ダブルダッチに挑戦してみたい人はいつでも声をかけてください。基礎から教えます!」

 

Q4: 「最後に、今後の抱負をお願いします」

A: 「プロジェクト英語の授業では英語そのものを学ぶというよりは、人に伝える技術を学ぶ授業だと思います。私自信もまだまだ伝え方については勉強中ですので、皆さんと一緒に伝える技術を磨いていきたいと思います。一緒にがんばっていきましょう!」

 

学生の皆さんもぜひ持ち前のガッツを発揮して、石野先生と一緒に伝える技術を磨いていきましょう!

2019.10.11

ひさびさに言語学の話1

こんにちは、嶋村です。今日は鴨川で書類仕事をしています。ただ天気はあまり良くなく曇っています。まあ大型の台風が近づいているわけですし、仕方ないですね。明日の台風はとても大きくて危険らしいの気をつけたいですね。ちなみに台風が接近しているということで明日の土曜日は授業日だったのですが、休講になりました。


さて、今日からは何回かに渡って言語学の話をしたいと思います。皆さんは項構造って聞いたことがありますか?英語で argument strcuture というんですが、知ってるわけないですよね(笑)。項(argument)とは簡単に言うと主語や目的語のことを指します。英語で関数のことを function と言うのですが、それの引数(要は f(x) の x の部分)を argument と呼びます。僕が研究している自然言語の意味は何回か話したかも知れませんが、文(命題)の意味を真か偽の2値で判断します。これを真理値(truth value)と言うのですが、このような文の意味はその分を構成する要素がどのように合わされるかで決まります。これをフレーゲの構成性の原理(principle of compositionality)と言います。例えば、動詞 kick は主語と目的語をとりますが、ということは主語と目的語をとって命題を返す関数であるいうことができます。John kicked a ball という文で kick の意味は λx.λy kick(x)(y) と書くことができます。ラムダ関数に関しては以前話したかも知れませんが、プログラミング言語などで使われます。すご~く簡単に言うと、要はなんか引数を取ってきてね、ってことです。なので kick は x と y の二つの変数に相当する個体を取って(ラムダ関数は高階になると引数が個体でなくても構いません)、命題を返す関数であるわけで、そうすると全ての他動詞(2項動詞)はこのような関数で表現できます。なので仮に x が目的語で y が主語の変数の場合、John kicked a ball は、ラムダ関数が適用された後、kick(a ball)(John) と書くことができます。これが命題に相当するわけですが、これが現実世界で本当にそうなら、つまりジョンがボールを蹴るなら真、そうでない場合は偽という値が出されるわけです。この辺の作業も解釈関数(interpretation function)というのがやるんですが、これは割愛します。


さて、kick の意味はλx.λy kick(x)(y) となるわけですが、この書き方では kick がその意味上二つの項を取っているということで理解されます。しかし、その見方が間違っているんじゃないかという提案が1990年代の半ば(本当は1980年代の半ばにあったんですが。。。)に提案されました。なぜか?とりあえず、興味のある方はイディオムを考えてみてください。例えば「ゴマをする」という日本語が本当にお料理などでゴマをする場合とイディオム的な「おべっかを使う」的な意味がありますよね。このイディオムの意味は「ゴマ」だけでも「する」だけでも出てこなくて、その二つが合わさって出てきます。さて問題です。主語の名詞と動詞で出来ているようなイディオムってあるでしょうか?気をつけて欲しいのは他動詞でそれを見つけるということです。つまり「X が Y を/に~する」みたいなやつで X が動詞と一緒にイディオムを作る表現です。「ゴマをする」は主語がなんであってもイディオムの解釈に影響はないですよね。「太郎がゴマをする」でも「嶋村先生がゴマをする」でも「おべっかを使う」の解釈に影響はありません。さて、「X が Y を/に~する」のスキーマで X を「ゴマ」のように固定した名詞表現で Y を好きなように変えることができるイディオムを見つけることができますか?ちょっと考えてみてください。


ではまた来週。

2019.10.04

「偶然」に関する話

みなさん、こんにちは、嶋村です。今週から P の授業が始まりました。しかし僕はまだ休み明けでまだ体が慣れておらず、結構疲れています。四十歳も間も無くということで若い時のようには行きません。。。


ところで奈良マラソンに当選しました。12月の頭に開催されるマラソンでうちの実家の前の道もコースになっています。今から楽しみです。まあまだ暑い日もありますが、だんだん涼しくなっていくので、練習の距離を伸ばしてしっかり準備していきたいです。


さて今日は「偶然」の話をしたいと思います。今日は衣笠キャンパスに行ってきました。実は昨日お友達と飲みました。ちょくちょく彼と会いはするのですが、二人で飲みに行くのは久しぶりだったので、楽しくなってたくさん飲んでしまいました。その結果色々記憶なくしてよくわかってないのですが、とりあえずワイヤレスイヤホンの片方を無くし(2回目)、ICOCA と教員証が入った定期券入れを無くし、髪型が右分けから左分けになっていました(笑)。


まあというわけで、昨日はやらかして奥さんに大変な迷惑をかけたわけですが、ICOCA を無くしたのは致命的で、というのも僕の ICOCA はクレジットカードを登録していてすぐにチャージできるものだったからです。ところがなんと今朝立命館大学の衣笠キャンパスのリサーチオフィスの A さんという方からメールが届いていました。お会いしたことがない人から、しかもスポ健に関係がない衣笠からなぜメールが来たのだろうと見てみると、その A さんが昨日二条駅の近くで僕の定期券入れを発見したらしく、立命の教員証が入っていたので拾って保管していてくれたそうなんです!こんな偶然てあるんですね。。。いや、ありがたい、本当に助かりました。というわけで改めて衣笠キャンパスの A さんにはありがとうと言いたいです。


というわけで、今日は衣笠キャンパスまで定期券入れを取りに行ってきました。タクシーで行ったのですが、タクシーの運転手さんにこの話をすると「いや~ツイてはる人はツイてますな~」と言われましたが、僕自身は色々ツイてない気がします。。。というわけで、楽しく飲んでもほどほどに。。。


ではまた。

2019.09.27

LaTeX 講座と思いきや(笑)

みなさん、こんにちは、嶋村です。今日も金曜日がやってきましたね。華の金曜日ですが僕にとってはブログの金曜日です。とほほ。


さて今日は LaTeX 講座の3回目をしたいと思ってました。けど正直なところ若干僕自身が飽きてきました(笑)。あと僕は言語学者ですが、僕が使っているパッケージはそれ用のものが多いのでそんなパッケージを説明してもどうなんだろうという疑問がわいてきました。今日は図形を描く TikZ というパッケージを説明しようと思いましたが、ネットにはたくさんその手の説明がありました。まあ僕も TikZ は使うんですが、言語学に関する限られた知識だしあんまりすごいことはできないので、とりあえずは以前の2回のブログで興味を持ってもらえたらな~って思ってます。あと結構スクリーンショットを撮って細かく説明を書くのって結構面倒臭い(笑)。


というわけで、今日はあいコア会の話をします。あいコア会は1年に数回ほど定期的に開催され、スポ健の先生と事務職員さんたちが参加してお互い親睦を深める場となっております。社交性のない僕の参加率はあまり良くないのですが、今回は草津駅近くのおしゃれなお店でワインとピザが食べれそうだったので行ってきました(あ、ら抜き言葉だ、すみません 笑)。ピザ以外にもお肉やお魚やたくさんサラダがあって美味しかったです。そしてたくさん飲んでしまいました。。。たまたま学部長先生の横の席で少し緊張しましたがとても気さくに話しかけていただき楽しい時間を過ごすことができました。


ちなみに草津に向かう時に自宅に最寄りの二条駅で女子学生さん二人に偶然会いました。どうやら朱雀キャンパスで研修会があったそうで、そのまま途中まで行くことになりましたが、公共の場で「先生」と話しかけてくれるのでちょっと恥ずかしかったです(笑)。


ま、今日はこんな感じで。後期も始まったので色々ネタは出てくることでしょう。


ではでは。

2019.09.20

LaTeX の話は休み。。。

こんにちは、嶋村です。さて今日は LaTeX 講座の3回目をやろうと思ったのですが、僕も若干飽きてきたので、3回目は来週にしたいと思います。(笑)というかいちいち TeXShop のスクリーンショット撮って説明するのが面倒臭いんですよね。。。なんで来週頑張ります、楽しみにしていた人、すみません。(笑)けど流石に LaTeX の話が3週間連続ってしんどいでしょ?(笑)


僕自身は相変わらず走っていて、12月に奈良マラソンに出ることになりました。うちの実家の真前を通るので僕の両親も応援してくれるそうです。あと最近またスパイスカレーを作ってそれに添えるアチャール(インド風漬物)も作りました。今日の写真はチキンカレーと鯖と豆のカレーのあいがけにピーマンのアチャールとトマトと玉ねぎと青唐辛子のアチャールです。全て混ぜて食べると美味しかったです。奥さん曰く「職を変えたらカレー屋をすれば?」ということでした。(笑)


さて今週の火曜は教員の FD 研修会がありました。朝早くから夕方くらいまでがっつりあって疲れましたが、まあ僕もそれなりに頑張って発言しました。それで議題の一つにどのように(後期)博士課程の学生を増やしていくべきかというのがありました。得てして博士課程は修士課程に比べて学生が少ない傾向にあります。特に人文系はそうですね。というのも理系の博士はまだ企業などでの研究職の仕事があるかもしれないですが、人文系は一旦博士になってしまうとアカデミアに残るしかほとんど道がないからです。もちろん教員免許の資格などを持っていたらなんとかなることがあるかも知れませんが、博士を取りに来る人の多くが望むのはそういうポジションではないと思います。


僕は言語学の博士(Ph.D.) なので世間的には人文科学の分野を研究していることになります。まあ最近の言語学は自然言語処理、AI など工学系とのコラボレーションもあるので純粋に人文科学と言えるかどうかはわかりませんが、少なくとも僕がやっていることは人文科学です。少なくとも科研費の分類では。(笑)


さて博士過程で博士になるのは大変です。まあ日本と海外では程度の違いがあると思いますが、僕がいたアメリカの大学院では毎年何人かの人が諦めて辞めていきました。僕はなんとか終わらせることができましたが心が折れそうになることが何度もありました。


博士過程に進むと概ね2つの心配があります。学費と将来職を得れるかです。僕は以前にも話しましたが学費は全てタダだったので、前者は大丈夫でした。後者に関して今でも悩んでいます。特にこれまでいろんな人に喧嘩を売りすぎたので、研究の業績はそこそこあるとは思うのですが、僕のことを贔屓にしてあげようということはなかなかないようです。(笑)自分の信念を曲げずに貫き通すか、それとも大御所にヘコヘコして安定を取るかはなかなか難かしいチョイスですね。。。特に日本のアカデミアでは後者の傾向が強いということを最近聞きました。。。真偽のほどは置いておいて、もしそうならやってしまった。(笑)


けれど今でもアメリカ時代の指導教官のスージーとジョナサンには感謝してるし、何より尊敬できる先生でした。あとスポ健に入ってからも色々サポートしてくれている Atsushi 先生にも感謝ですね。僕と Atsushi 先生の共通点はちょっとハッキリ物事を言ってしまう関西人ということですね、程度の差はありますが。(笑)まあなので頑張っていれば手を差し伸べてくれる人もいます。


博士課程への進学は自分の才能(研究テーマも含めて)を信じることが出来て身を削っても続けるという覚悟があるのなら選ぶべきだと思います。どっちが欠けていても来るべきではないと思います。僕の日本で通っていた大学院の話ですが、その時の知り合いが修士から博士に上がるときに試験で落とされてしまいました。それは「もうこれでやめなさいよ」という先生からの、ある意味愛情のあるアドバイスだと思います。彼はそれを理解していないようでしたが。。。安易に博士過程に進むべきではありません。みなさんも研究者になりたいなら考えてみてください。大学院は死ぬほど忙しいし、寝る時間もありません。それでも研究に興味があるなら、専門知識を深めたいなら、そして新しい知識を生み出したいなら大学院に来る価値はありますよ。大変ですがね。


ではでは。


2019.09.13

LaTeX 講座 その2

みなさん、こんにちは、嶋村です。今日は LaTeX 講座の2回目ですね。今日も一緒に学んでいきましょう。(ちなみになんかフォントを変えると \ が出るみたいです。。。すみません。。。)


先週は最後に「次回はもう少し論文ぽくしていく」と書いたと思います。なので、今日はセクションの作り方と参考文献の書き方を示したいと思います。とりあえず、先週のファイルを開いてください。論文ぽいということなんで、僕は言語学の論文を書く体で書いていきますね。まあなんでタイトルは変えます。セクションを作るコマンドは \section{…} です。そうすると勝手に数字が入ったセクションが作られます。{…} にセクションタイトルを書いてください。ちなみにサブセクションは \subsection{…} です。サブサブセクションは \subsubsection{…} です。わかりやすいですね。以下のコードをタイプセットします。そうすると文章ファイルが出てきますね。


 (Koji)20190913-01


このファイルで僕は今二つのセクションを作りました。Introduction と Subfields of Theoretical Linguistics というセクションです。各セクションの文章は \section{…} と \section{…} のコマンドの間に書いていきます。 


次に文献の引用の仕方ですね。さあでは package を導入しましょう。プリアンブルに参考文献を引用して文献表を作る package を書いてください。いくつかオプションがあるかもしれませんが僕は natbib という package を使っています。なので natbib を使いましょう。\usepackage{…} というコマンドで導入します。そして 参考文献を引用する場所、すなわち文章の最後( \end{document} の前)に\bibliography{…} と書いてください。そして{…} の中には自分が使う bib ファイルのファイル名を書いてください。はい、ここで BibDesk の登場ですね。BibDesk を開くと以下(2枚目)のような画面が出てきます。


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ここに自分の使う文献のリストを作っていきます。New+ のアイコンを押して手書きしてもいいのですが、面倒な人は Google Schalor に行ってみましょう。そして参考文献に入れたい論文を検索してみて下さい。じゃあ僕はアメリカの大学院時代指導教官だったボバリック先生の論文を引用したいと思います。それで星マークの隣の点々をクリックして下さい。そうすると以下のような画面が出ますね。


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そこで BibTeX をクリックして下さい。次の文字列を選択・コピーして下さい。


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そして自分の BibDesk に戻って、これをコピーして下さい。そうすると以下のような画面になり、ボバリック先生の論文がリストに追加されます。めっちゃ便利でしょ!


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さて TeXShop でこの論文を引用するにはこの論文を呼び起こすキーコードが必要です。BibDesk のリストをクリックして下さい。そうすると以下の画面が出ますが、Cite Key に bobalijo2002chains とありますね。これはGoogle Schalor が勝手につけた名前(Cite Key)なのでもしこれが嫌なら自分で変更することもできます。


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さて BibDesk を保存しましょう。そして保存先は前と同じフォルダにして下さい。使用するファイルは全て同じディレクトリに入れておく必要があります。ファイル名は practice.bib くらいでいいのでは?それから参考文献のスタイルを決めたいと思います。みなさん APA など色々な参考文献の書き方があるのは知っていると思いますが、僕は言語学でもメジャーな Linguistic Inquiry という雑誌のスタイルで書きたいと思います。そのスタイルファイルは linquiry2.bst というファイル名でネットから手に入れられるので、それも同じフォルダに入れておきます。みなさんはご自分の専門に合わせて bst ファイルを探してみて下さい。多分あるはずです。


さて当該論文を引用してみましょう。引用のコードは \cite{…} でカッコ内に Cite Key を書きます。ついでスタイルファイルも指定しておきましょう。\bibliographystyle{linquiry2} と書きます。

そうすると:



 (Koji)20190913-10

となります。そしてタイプセットしてみましょう。そうすると ? と出てきます。あれ???


 (Koji)20190913-09

ここからがちょっとややこしいのですが、TeXShop のタイプセットボタンの横にあるタブをクリックして BibTeX を選択して下さい。そしてタイプセットを押します。そしてもう一度 LaTeX に戻してタイプセットを2回押して下さい。そうすると:


 (Koji)20190913-11


となるはずです(エラーが出ない限り 笑)。お〜なんと勝手に文献ができている!やった~!!となるわけです。これが、僕がワードに戻れないたくさんある理由のうちの一つです。ね、すごいでしょ?(笑)みなさんの BibDesk は今後研究していく中でどんどん更新されていくでしょう。そうすると一度リストにしてしまえば、今後は Cite Key を使って呼び起こすだけでいつでも引用できます。そして参考文献表は自動的に作られていくので、論文を書いた後に文献をチェックして文献表を作る必要がありません。


というわけで今日はこの辺で。まあちょっと雑な説明かもしれませんがみなさんも自分で色々調べて頑張ってみてください。次回はもう少し色々な package を使って論文を書き進めてみたいと思います。