[ Fri ] の記事一覧

2019.01.11

もうすぐ成人の日ですね

みなさん、こんばんは、嶋村です。さて 1 月になり学校が始まりましたが、もう来週で後期の授業が終わり、期末テスト期間に移っていきます。僕も P のタームペーパーの添削がたくさん待っています。。。


さて立命館大学では月曜に祝日がある場合でも基本的に授業日ですが(苦笑)、それでも多くの自治体で成人式がある成人の日はお休みです。というわけ来週 1/14 日(月)はカレンダー通りお休みです。成人式といえば、女性は振袖を着、男性はスーツや袴を着て行くもんなんでしょうね、よく知りませんが。。。


というのも私は成人式行きませんでした。まあ文学部出身の人間はだいたい捻くれ者ですから、割と行ってない人が多いのではと勝手に推測しています。僕も「誰がそんなしょうもないことに行くか」ということで行きませんでした。地元に友達が少なかったのもあるかもしれません(笑)ただ親に言われてスーツ着て写真だけは撮ったのを覚えています。まあかなりイヤイヤだったことも覚えていますが。。。


僕はこういう人生の要所要所できちんとしないといけないことがとても嫌で嫌で、その傾向を今でも続いています。スーツは多分年間で片手で数えられるくらいしか着ないし、アメリカ留学の際に奨学金をいただけるとなった時に東京のアメリカ駐日大使公邸で壮行会を兼ねたパーティーがありましたが、ジーパン・Sonic Youth (洋楽バンド)の T シャツで行こうとして母親に怒られました。。。


ま、こういう性格なんで仕方ないのですが、今となっては成人式に行ってもよかったかなって思ったりもします。「あの時、ああしておけばよかった」と思うのは歳をとったということなんですかね。


さて自分の話が続きましたが、20 歳になるってすごいですよね。いや、子供は勝手に歳をとって 20 歳になるわけですが、今自分が親になって子供を成人するまでしっかり育てなければならないって思うとなかなか大変です。そういう意味で、来週成人式を迎える学生さんの親御さんはすごいなって思います。僕の娘はもうそろそろ 4 歳ですが、これから 16 年間たくさん乗り越える山があると思うとゾッとします(笑)。しかし、それを乗り越え娘が 20 歳になった時、自分はどういう感情を抱くのだろうと楽しみにもしています。前にも言いましたが、うちの娘はかなり難しい性格で、僕そっくりです。もしかしたら「振袖なんか着て成人式に行くか!革ジャンでハードロックを聴いてバイクに乗って走ってくるわ!」となるかも知れませんが、まあそうなっても僕はそれはそれでいいのではないかなと思います。ところで、うちの親は今でも僕のことを心配してくれていますが、うちの親からしたら僕を育てるというのはかなり大変だったと思いますし、今でも迷惑をかけていますから本当に感謝しなければいけません。というわけで、来週成人式を迎える学生さんは改めて親を含め成人するまで支えてくれた周りの人に思いを馳せるのもいいかも知れません。


ではでは。(今日は特に写真がないので僕と娘のサングラス姿です)

2019.01.04

明けましておめでとうございます。

みなさん、こんばんは、明けましておめでとうございます。嶋村です。


さてみなさんは年始年末をどう過ごされていましたか?僕は一人京都の家に引きこもって論文を書いていましたw 前にも話したと思いますが、すごく腹の立つ理由で論文を一本落とされたので、リベンジよろしく一人で論文を書いて、その勢いでもう一本書いて結局論文を二本投稿しました。まあこれから査読者との長いやり取りが始まりますが頑張ります。


まあこういう性格のため家族には迷惑をかけていまして、奥さんと子供は奥さんの実家に帰ってもらっていました。その間は上述のように論文を投稿したりいろいろ論文を読んだりしていました。たまたま見つけて読んだ論文ですごい良いのがあったので「なるほど!」となったのが今年の元旦のハイライトでした。。。


こういう性格の僕ですが、いろいろ思うところがありいろいろな人に支えられているのだということは認識しているわけす。年始年末に帰らなかった実家には自分の親がいるわけで、たまには話そうと思っている弟もいるわけで、この性格をどうしたら良いのかが最近の悩みですw


さて今日は落ち着いて奥さんと娘で初詣に行ってきました。娘は僕に似てますます頑固です。。。今日の写真はわたあめを食べてご満悦の様子です。。。

 (Koji)20190104-01


新年のブログでこういう内容もどうかと思うのですが、まあ今日はこの辺で。ではでは。

2018.12.28

最終プレゼンとサンタ

こんにちは、嶋村です。今日はなんとこの記事を 26 日(水)に書いております。二日も早く準備している!多分ブログに担当になって初めてではないでしょうか、こんなに早く書いたの。。。


さて、昨日で大学の年内の授業が終わりましたが、僕はやることがあったので今日も大学の研究室に来ております。まあ最近ちょっと疲れ気味で体調もあんまり良くないんですが、年始年末は家でゆっくりする予定です。


さて今週は英語 P の最終プレゼンがありました。まあこの話なるといつもキツいことばかり書いてしまう僕ですが、今日はそういう感じではないようにしたいと思います。発表は 24/25 日あったのですが、おりしも世間はクリスマスイブ・クリスマスでした。こんな日に発表させられる学生もかわいそうですが(しかも 24 日の月曜日はお休みのはず。。。)、学生さんは学生さんなりに楽しく発表しようとしている人がいました。例えば、午前の1クラスと午後の1クラスにサンタが登場しました。今日の写真は午前のサンタさんです。まあ学生さんも発表の準備で大変だし、僕もいろいろあって疲れていますが、こういうのを見るとちょっとホッとしますね。


 (Koji)20181228-01


スポ健に来てから思ったのですが、ここの学生さんは(勉強が得意かどうかは人それぞれなので置いておいて)、みんな割と素直で頑張り屋さんが多いと思います。僕は割とキツめのコメントをすることが多く、天邪鬼で気分屋な人間なのですが(笑)、こんな僕にいろいろ厳しく指摘されても諦めることなく頑張ってなんとかしようする人がけっこういます。やはり部活で頑張っている人は粘り強いのでしょうか。。。(ま、もちろん例外も割といますが。。。あはは。)まあ僕はいわゆる典型的な文学部出身の人間でして、多分いわゆるサブカル系の中二病に罹患しているんですが、そんな僕でも気さくに接してくれるスポ健の学生さん(や若手の先生)にはとても感謝しています(笑)。おかげで割と楽しくスポ健で働けています。そういえば、来年卒業する学生さんたちからご飯に誘われ、先週の土曜日に行ってきました。こういうこともあんまり経験したことがなかったのですが、いいもんですね。


というわけで、特に何か内容があるわけではないですが、今年最後のブログはこんな感じです。来年は多分 4 月の最初まで僕が担当するんだと思うんですが、残りのブログもこんな感じでのらりくらりと書いていきたいともいます。ではよいお年を。

2018.12.21

「が」と「の」の話

こんにちは、嶋村です。今年もあと少しになりクリスマスが終わるとあっという間に正月になって、また一年が始まりますね。今年は僕にとってあまりいい年ではなかったので、来年は良くなって欲しいと思っています。


さて、先週は研究会で三重大学に行ってきました。三重大学は僕がアメリカから帰って来てから最初に勤めた大学で一年かしかいませんでしたが、若手の言語学者が多く今でも時々友達と研究会を開いて今お互いがやっている研究を話し合っています。


今回は僕が発表担当だったので、先週書いたように新幹線でスライドを作りながら名古屋経由で三重大学に行って来ました。ちなみにどんな話をしたかと言うと、多分みんな興味無いでしょうが(笑)、日本語の主格・属格交替という現象について話して来ました。「なんやねんそれっ」ていう声が聞こえてきそうですが、例えば、「(昨日太郎が買った)本」のような関係代名詞(丸括弧で囲った部分)の中の「が」(主格)が「の」(属格)に随意的に交替する現象を指します。なので「昨日太郎の買った本」とも言えるはずです。他にも交替できる環境はあるのですが。。。さてこのような文法現象は日本語に限ったものではなく、例えば、トルコ語、ウイグル語、サクハ語などのいわゆるチュルク諸語の言語だけでなく、南米で話されているケチュア語やグアムあたりで話されているチャモロ語にも似たような現象があります。「「が」が「の」に替わるのがなんなんだ」って言う声も聞こえてきてそうですが、この違いは言語学的に非常興味深いもので、これまでたくさんの研究者がこの現象を研究してきました。まずこの現象が面白いのは、上代日本語の痕跡が見られるところです。皆さんは古文で「係り結びの法則」という文法を習ったことがあるとおもいます。「か」などのある一定の助詞が名詞にくっ付けば、動詞の活用が已然形になったり連体形になったりするやつですね。現在日本語はそのような文法を持っていないとされていますが、上代日本語では係り結びが起こっていた関係代名詞のような構文の中にその名残を見ることができます。例えば、伊勢物語で、「男の、着たりける狩衣の裾を切りて、歌を書きてやる(男が、着ていた狩衣の裾を切って、歌を書いて送った)」という一節があります。上代日本語では、関係代名詞のような文の中で今の「が」に相当するものは「が」と「の」のどちらでも現れることができました。「が」や「の」がくっ付くの名詞の意味や特性などによってどちらにするか決まっていたということらしいですが、昔の日本語は「が」と「の」の区別ががなく主語マーカーとしても所有マーカーとしても両方が使えたようです。現代でもちょっと古い表現で「誰(た)がために(誰のために)」とか言ったりすることがありますよね。現在では「が」が主語マーカー、「の」が所有マーカーと完全に住み分けでができています。誰も「大幅にバスの遅れた」とは言いませんが、関係代名詞のような一部の環境では、「大幅にバスの遅れた理由」というように今でもそれが出来ます。ちなみに一部の九州方言は「大幅にバスの遅れた」みたいなのが言えるそうです。不思議ですね。ちなみに最近の若い人はどんどん主格・属格交替ができなくなってきているようです。言語は変化してきますからね。もしかしたらこのブログを読んでくれている人の中で「大幅にバスの遅れた理由」が受け入れられない人がいるかも知れません。


まあ、こんな感じで他にもたくさん不思議なことはあるのですが、今日はこの辺にしたいと思います。さて、主格・属格交替の論文を今書いているのですが、この論文から旧式の樹形図のパッケージを使っています。言語学では、言語の構造を表すために樹形図を書くという話は以前したと思いますが、LaTeXには樹形図専用のいろいろなパッケージ(アプリみたいなもの)があります。最近ずっと tikzqtree(か forest)というのを使っていたのですが、どうも形が気に入りませんでした。いろんなことができて非常に描写力の高いパッケージなんですが、形がダサいので今回から旧式の qtree に戻しました。今週の写真ですが、左が tikzqtree で右が qtree。皆さんはどちらが好きですか?(笑)できることは減ったのですが、シンプルでいいかなって思ってます。て、この話をしたのはブログに載せる適当な写真がなかったからです(笑)


ではではまた。

2018.12.14

Beamer とゼミナール大会の話

こんにちは、嶋村です。今日はいつのより早めの更新です。なぜそうなったかと言いうと今日は今から出張で研究発表しに行くからです。そしてゆっくりそのことについて書きたいのですが、もう行かないといけないしまだスライドができてません。あはは。。。いつも学生には早め早めの準備をと言っているのですが。。。


しかし心配無用。今日のトークは今書いている論文の一部なんですが、僕は前にも言った通り LaTeX を使っていて、TeXShop でその論文のコードを別のファイルにコピーしてちょこちょこっといじるだけで「あら不思議」とスライドに変わってしまいます。LaTeX で作るプレゼン用のフォーマットは Beamer というんですが、文書クラスを \documentclass{article} から \documentclass{beamer}(\ と出ていますが、これはバックスラッシュです)として、あとは適当に消したり足したりしてフレーム分けするだけでそれなりのものが出来ます。僕ぐらいになると多少ギリギリでもそれなりのクオリティのものができるわけですね(笑)。というわけで新幹線の中でちょっとスライド作りしたいと思います。


ところで発表といえば、今週ゼミナール大会の分科会がありました。僕は英語部門の審査を担当しておりまして、参加してきました。まあ月並な言い方ですが、頑張っているところもあればイマイチなとこもあって、結局いろいろでした(笑)。けど頑張っているグループは本当に良かったと思います。僕は自分が1回生の時にこんな風に発表できたかというと疑問です。。。


ちなみに今日の写真はその様子です。来週はファイナルだそうで、分科会を勝ち上がったグループが発表するということで、それにも僕は参加します。。。朝早いけど。。。


あ、そろそろ行かないと。。。すみません、今日はこの辺で。


2018.12.07

卒論の時期

どうも、嶋村です。まあいつも通り遅めの更新ですみません。最近時々大学に遅くまでいるのですが、今日もまだ大学にいます。色々やることがあって今日この時間までパソコンとにらめっこしていました。。。疲れた。そして今日の仕事の締めでこのブログを書いています。。。


さて学生のみなさんも今卒論の時期で、4回生のみなさんも大変なようです。もう終わって余裕の人もいれば、まだまだ修正が必要で終わりが見えない人もいるようですね。僕が卒論を書いた時は割と余裕だった気がします(笑)。今でも覚えているのですが、確か締め切りは 12/21 だった気がします。けど、その前に完成していて、しかもその日は当時気になっていた人とデートの約束があったので、そっちの方が気になってしょうがなかったのを覚えています(笑)。文学部での大学生活は楽しいものでしたが、職業として研究者・大学教員を選び、博士になった今は毎日少しずつ疲弊していってます。。。すり減っていって無くなりそうです(笑)。


ちなみに今日は以前教えていた学生さんたちが研究室を訪ねて来てくれました。まあちょっと彼女たちに用事があったんですが、そのまま僕がいる研究室で少し卒論を書いて帰りました。写真はその様子です(顔出し NG だそうです 笑)。彼女たちに卒論に関して後輩に何かアドバイスがあるかと訪ねたところ、「書けばいいものではない」、「P やパフォの大切さがわかる(参考文献の調べ方、引用の仕方、エクセルの使い方など研究をする力を養うことにおいて)」、「計画的にやるべき」とおっしゃっていました。後輩の皆さん、わかりましたか。とても参考になりますね。


まあとにかく4回生のみなさんも卒論が無事終わるといいですね。陰ながら応援してます。


というわけで今日は疲れたのでこの辺で。。。

2018.11.30

Publish or Perish

またまた、金曜日ですね。みなさんお元気ですか。僕はあまり元気ではありません。なので今日はこれで失礼します。。。


といきたいところですが、まあこれも仕事なので頑張って書きます。しかし数人はいるであろうこのブログの読者のみなさんとシェアするべき話題は特にないので、今日は少し言語学のことを書きます。だからと言ってあんまりテクニカルな話をしても仕方ないので日々我々がどのように研究成果を発信しているかを書きたいと思います。大学の先生がいったいどういう生活をしているかの一部を知ってもらうことになるではないでしょうか。


大学の先生は、授業や授業に関する仕事(成績、授業の準備、宿題の添削など)に加えて会議を含めた様々な公務を日々していますが、やはり大学の先生は研究者なので、みんな自分の研究分野を日々勉強しています(たぶん)。僕は言語学者なので言語に関していろいろ勉強して論文を書いているのですが、その成果を発表する場の一つがジャーナル(論文雑誌)というわけです。言語学にはいろいろジャーナルがありまして、僕の専門では特に MIT が出版している Linguistic Inquiry やドイツの Springer Science+Business Media 社が出している Natural Language and Linguistic Theory が有名です。僕自身あともうちょっとで Linguistic Inquiry に載るぞというところまで言ったのですが、査読者の一人がどうしても僕のデータの文法性に納得できなかったらしくダメということになりました。言語学のデータは母語話者の内省によって判断されこのやり方は批判されることもあります。しかし、いろいろ詳細は割愛しますが方法論的に問題ないとされてきたし、データの判断が合わないからという理由だけで他のインパクトを無視して落とすというのはどうかと思いますけどね。とにかく1年くらい修正と再査読をしたのに、結局ダメになったのですごく腹が立ちましたが、まあちょっと統計を使ってデータの信ぴょう性を高めてもう一度出すことにしました。また長い道のりが待っていますが。。。


というわけで一流ジャーナルに通るっていうのはなかなか大変です。あと査読者に恵まれることも必要ですね。まあどの分野もそうかも知れませんが、大御所ってのはいるわけで、すご~く個人的な意見ですが「まあこの大御所の言ってることはたぶん間違ってるよね~」的な人でも一応気を遣って引用しながらやんわり論文の中で言及しないと落ちてしまうことが多い気がします。歳をとるって嫌なこともありますね、ははは。狭い業界ですからいくらブラインドレビューでも場合によっては査読のコメントを見れば「~やな!あの**野郎!(自粛 笑)」なんてことにもなりますし、僕自身も査読をしたことがありますが、誰が書いた論文かなんとなく見当がつくこともあり、これって結構バイアスがかかってしまうんじゃないかと思いますね。


こういうストレスだらけのジャーナルですが論文を出さないと研究者として終わってしまうし、業績がいろいろなところで響いてきます(就職とか)。Publish or perish とはよく言ったものです。一方で言語学には研究者同士が気軽に論文をシェアしあうことができるウェブサイトがあります。LingBuzz というサイトでノルウェーのトロムソ大学が管理しています。科学系の論文をシェアしあう arXiv というサイトがありますが、あれの言語学版ですね。つい先日僕も自分の博士論文をアップしましたが、まだちょっとしか経ってないので割とダウンロードされているようでびっくりしました。みなさんもダウンロードできるので良かったらどうぞ(笑)(今日の写真)。もちろん LingBuzz に載せても業績としては意味がありませんが、自分の研究を知ってもらうというのも重要ですので、このようなサイトがあるのは素晴らしいことだと思います。


それでは、でまた来週。 

2018.11.23

デリケートな話

こんばんは、いつも遅めの更新、嶋村です。今日は書くことが(いつものように)ないので、留学して良かったことを一つ書きたいと思います。


僕は前にも書いたようにアメリカの大学院に行きました。そこで色々な国の人と出会い、友達もできました。僕と同時にコネチカット大学の言語学科に入ったのは僕を含めて5人で、僕を除く他の人の国籍はアメリカ人、セルビア人、中国人、そして韓国人でした(今日の写真、ピンぼけですが真ん中が僕です。。。)。みんな仲良く一緒に勉強したりご飯に行ったりしました。特に僕は中国人のジャン君と仲が良く短い期間ですがルームメイトにもなってもらいました。一緒にご飯を作って、学科の友達を招いてちょっとしたパーティを開いたりしたこともあります。僕が日本に帰るときには学科の友達がみんなでお別れ会をしてくれてとても楽しかった思い出があります。


さて、先日フランスで第一次世界大戦の終戦後 100 年を記念した式典がありました。そこでフランスのマクロン大統領は、近年世界中で見られるナショナリズム・国家主義の台頭に警鐘を鳴らしました。「自国の利益を優先してばかりいると、その国で最も大切な倫理的価値観が損なわれる」というのです。彼は「古い悪魔が目覚めつつある」とし、世界に多国間主義に立ち返ることを訴えたのです。日本ではどうでしょうか。日本でもいわゆるヘイトスピーチがあるということがニュースなどでしばしば報告されています。うちの大学でも結構好きな人がいる韓国の某歌手グループのメンバーが日本の歴史上重要な出来事を揶揄するような T シャツを着たというニュースがあり、波紋を広げているようです。現在の日本も第2次安倍政権になって以来、憲法の改正の議論を含めナショナリズムの色彩が強くなってきている気がします。


僕はこういう流れを評価する立場にないので、ナショナリズムの台頭がどういったことになるかはよくわかりませんが、自分の生活レベルに落として考えてみると京都という土地柄、外国からの観光客は多いし、まあマナーの悪い人もいますが、外国人に対して排他的な気分にはならないし、韓国人や中国人を含め色々な国の友達がいて今でもたまに会ったりするので、いわゆる「ネット右翼」的な思想には絶対になりません。もちろん領土や歴史の解釈に関する問題があるのは知っていますが、友達に会えばそんなこと気にならないし、先述のジャン君はあえてネタにしてブラックジョークにしていました。もちろんそれは人によるし、彼はアメリカに来る前はイギリスにいたので、国際感覚が優れているのかも知れません。


ただ言えるのは、外国に住んだ経験があったからあるいは外国の人と交流する機会に恵まれていたからこそこういう思想になったのかなとも思います。どうして今日はこんな話を書いているかというと、先日一人で居酒屋さんに行きました。そこにたまたまタイ人と台湾人の方がいて、ちょっとお話しすることになりました。二人とも日本語を学びに来ているということでしたが、英語が流暢だったので英語で話しました。それで、台湾の方とちょっと日本と台湾の歴史の話なって、僕が台湾に行った時の経験談をしたわけです。まあ、すごく狭い店だったんですが、店主がなんとなく僕らの話していることがわかったらしく「何も知らないのにそんなこと話すべきではない」と僕に言いました。「え~」って僕はなったわけですが、まあそこは「あはは」と適当なことを言ってやり過ごしたんですが、アメリカ時代はこういう話も友達と普通にしてたので、ちょっとびっくりしました。まあ居酒屋の店主の前提として僕が知らないままに適当なことを話しているみたいなことがあったみたいですが、まあ僕もこれまで生きてきてなんとなく知っているしアメリカに住んでいた時に色々聞いたし、思うところもあるわけですが、ここは日本だし京都だし(笑)波風立てないように帰ってきました。ただ単に狭い店で英語を話すなということかも知れません(笑)。でも、そういうことに関して議論するのっていい経験になるし、実際外国から来た人がどう思っているのかを知るのは大事だと思うんですよね。それで勉強にもなるし。。。「そういうことを話すには、きっちり勉強してから」とかいう感覚が大事なことを見えなくしているのではないかと思ってしまいました。もちろん専門家として話すには勉強しないとダメですけどね。けど、コミュニーケーションをとって分かり合えるように模索するとい行為は大事だし、お互い教え合いながら交流が広がっていけば、極端なナショナリズムやグローバリズムに対してもうちょっと冷静でいられるんじゃないですかね。まあ僕は日本も好きですけど、外国のことがどうでもいいなんて思いません。要は中庸を見いだすことが大事で、今の世界は(トランプ政権とか)色々極端に見えます。


という割とデリケートな話でした。ではでは。

2018.11.16

雑多な話

どうも、また金曜日が来ました。嶋村です。ブログを担当して、いや、させられてかなり時間が経ち、気づけば 8 ヶ月くらい毎週書いているんだなあと思うと、まあなんだかんだで自分としては頑張っていると思います。僕はブログをせっせと書くような性格ではないので、毎週欠かさないように書くのが結構しんどいですのですが、まあ何とか続いています。


ただ、僕は割と自分の気分に行動が色々左右されるので、気分的に落ち込んだりイライラしたりする時は、こういうブログを書くっていうのが一番大変になります。こういう時は自分の好きなことをしたりお酒を飲んだりして気分転換をしなければいけません。というわけで、ちょっと走ってきます。


(ここからランニング後)

というわけで、走ってきました。13 キロを 1 時間くらいで。気分転換になったようななってないような。。。まあ走ってる最中って色々考え事をしてしまうので、あんまりでしたね。ちなみに今日は二条城で夜間の観覧できたようで、夜でも人が結構いて走りにくかったです。。。


さて、何を書こうかな。今週まで P2 や P4 の中間発表があったのですが、こういった気分で何か書くとロクなこと書かなさそうだし、感想を書くのはやめておきます(笑)。まあ頑張っている人もいたし、そうでない人もいました。P2 の一回生のみなさんは、後期から僕に担当が替わったので質疑応答などでしんどい思いをされたと思いますが、最終プレゼンもあんな感じで質問するので頑張ってくださいね。まあ僕も一応教員なのでダメなものはダメって言わないといけないんです。まあしかし学生時代は先生というものがどうも好きになれませんでしたが、今自分が大学とは言え教員になっているとはなかなか因果なものですね。


後は何だろうな。昨日ちょっと大学に用事があったのですが、娘が保育園をお休みしていたため一緒に行きました。途中バスの中でアンパンマンの歌を唄いだしたので恥ずかしかったです。そしてしっかり学生さんに見られてしまいました。なかなか自己主張の激しい娘で最近ちょっと手がかかって大変です。こっちも少し気が滅入ってきます。まあ頑張るしかないんですけどね。。。


う~ん、特に書くこともないな。何だろな~ まあこれまで結構頑張ってきたし、今週はこんな感じで勘弁してください。来週からまた頑張ります。

2018.11.09

秋になってきました

みなさん、こんにちは、嶋村です。11 月に入ったとはいうものの比較的暖かい日が続いているように感じます。しかし草木は徐々にその色を変えてきているようで、大学のイチョウの木も黄色く色づきました。なんかいつもと違う感じで始まりましたが、実は今日研究室に来た学生さんに「なんかネタない?」って聞いたところ、「秋になって紅葉(黄葉)が始まってますよ」ってことだったので、今日はこういう書き出しになりました。今日の写真はその学生さんにもらいました、U さん、ありがとう。女性はロマンティック。僕も昔は自然の移り変わり愛で、感傷的になっていたのかもしれませんが、今は忙しくてそんな余裕ありません。。。ちなみに、最近の学生さんはこういうことを「エモい」と言うようです。英語の emotional に由来するようで、「感情が動かされた状態」や「感情が高まって強く訴えかける心の動き」を表現するそうです (Wikipedia 調べ )。ちなみに「エモい」自体は最近の言葉ではなく、僕が学生時代からあったように思います。ただその時は、音楽のジャンルだったような気がします。まあロックの1ジャンルなんですが、僕は好きではありません(笑)。


さて、最近の忙しさの要因の一つに課題の添削があります。僕は割と課題にコメントをつける方なので、大量の課題を捌くのは大変です。じゃあ、サラッと見ればいいじゃないとなるのですが、書いてしまうんですよね。けどこれは生徒のためを思ってしっかり書いてあげようというよりは、「語彙・文法がおかしい!」、「証拠出せ!」、「論文をちゃんと引用しろ!」、「論理が全くわからん!」といった採点中のイライラを表象するものとして書くことが多いです(笑)。まあもちろん結果的にそのコメントを見て、質問に来てくれる学生さんもいるので、それはそれで役立ったいるのかもしれませんが、前に話した僕のアメリカ時代の先生よろしく、英語でワーって書いているので、質問に来ない人ってコメントの意図がわかっているのかいないのか、それとも単にコメントが無視されているのか謎ですね。結局教員も人ですから、学生に対してどういう気持ちで接するかで宿題の添削も変わってくるのではないかと思います。僕自身はとりあえず学生にしっかり学んで欲しいと思いっているので、(イライラして書いてるわけですが)コメントをしっかりつけています。まあ当然と言えば当然なんですが、さすがに全く進歩が見られない課題を受け取ると心が折れそうになる時がありますね。


結局、こういうことは最後は学生の手に委ねられるわけで、つまり学生自身がよくなりたいと思うかどうかなんですね。要は、学生が自分で「やるぞ!」と思って、その気持ちを切らさないようする以外なかなか方法がないので、学生のみなさんがご自身で自分のやる気のスイッチをオンにしてもらう必要があるわけですね(某塾の CM とは違い、自主性を重んじる大学では普通押してくれません。まあ最近はそうも言っていられない大学もありますが 笑)。けれど、惰性でここまで来ちゃったりするとスイッチが錆びついてなかなかオンに入らない人もいるようです。だからと言ってずっとオンな人は疲れるだろうし、そんな人といたらこっちも疲れますね。まあとりあえず、そんなスイッチが錆びついている人は、一日で(30 分とか)少しでいいから大学の授業以外で、勉強道具を広げて机に座ってみることをお勧めします。別に P の宿題でも他の授業の予習でも何かの資格の勉強でもなんでもいいです。一人で図書館に行って、一人で勉強する習慣をつけることです。もし乗り気じゃなかったら、座ってボーッと教材を眺めているだけでもいいです。ただしスマホは触らないこと。そうする時間をルーティーン化(なぜかスポ健には「ルーティーン」という言葉が好きな人が多いようです 笑)することで、徐々に習慣的に勉強するようになるではないかと思います。一度スイッチオンの仕方がわかると意外とオン・オフが簡単にできるようになります。僕は経済学部のダメ学生から言語学者になると決めた時、こんな感じで勉強する日々に戻りました。そして、言語学を勉強するにつれてたくさんの言語の不思議に出会うことができ、今でもその不思議に魅了されています。今の学生生活に改善の余地があると感じている方は、とりあえず定期的に机の前に勉強道具と一緒に座ってみてください。そして、疲れたら窓の外の紅葉した風景でも眺めてみては?


ではでは。