2016.06.19

King Kamehameha Day in Hawaii

先週の6月11日(金)はカメハメハ大王の日でハワイでは祝日でした。
祝日とは知らずにうっかり出勤するところでした。
休みの日は研究室が開いておらず入ることができません。

さて、カメハメハ大王ですが、ハワイでは非常に有名で
人々から崇められている人物です。
カメハメハ大王は、1810 年にハワイ諸島を初めて統一した国王です。
カメハメハ大王像は、オアフ島のダウンタウンに位置する
イオラニ宮殿の真向かいにあります。
この地域はハワイ州の中心部で州議会議事堂や
カワイアハオ教会、州立美術館などがあります。



この日はカメハメハ大王像にLeiと呼ばれる
花束の輪がいくつも掲げられます。
Leiはツアーの観光客が空港に降り立ったときにも
首から下げてもらえますし、コンビニにも売っており
ハワイではよく見かけますね。
大王像の高さは5mくらいでしょうか。
手元が高いので非常に長いLeiが必要で
これはクレーン車で次々とつるされていきます。
Leiはもともと、12世紀頃にポリネシア人たちによって伝来し
魔除や供物、社会的地位の象徴として用いられていたようです。
この大王像はハワイ州に4つあるらしく
ハワイ島の北コハラにある像が最初にヨーロッパから送られた像で
オアフ島の像は実は2番目の像だそうです。
このうちマウイ島のグランドワイレアにある像がもっとも本人に近いようです。
オアフ島以外は今のところ行ったことがなく見たことはありませんが....



ワイキキではこのカメハメハ大王の日に合わせて
フェステバルが開催されます。
6月11日はほとんどの時間でカラカウア通りが歩行者天国となり
いくつものステージでフラダンスやロックバンドのライブなどの
イベントが開催されています。
夜になると盆ダンスが盛大に行われていました。
いわゆる日本の盆踊りですね。
ここでも日本の文化が日系人の手によって
ハワイに根強く残されています。

Good day!

sana