2016.06.24

兵庫神鍋高原マラソン全国大会に参加しました


naoです

6月19日に、第36回兵庫神鍋高原マラソン大会が開催され、ハーフマラソンに参加してきました。
5㎞、10㎞、ハ-フマラソンの部、ファミリ-ジョギングの部が行われました。
集合場所は兵庫県立但馬ド-ムという立派な屋根付き土グランド(いい土です)で、どしゃぶりの雨でしたが、ゆったりと更衣ができました。



本大会は、ファミリ-ジョギングの部を設定しており、871名の幼児から小学校までの親子付れが参加していました。
その中には、乳母車に赤ちゃんを乗せて、小学生のお兄ちゃんと一緒にジョギングする親子もいました。
この部は、競争ではなく、親子で完走することが目的で、お父さんと手を繋いで走る子ども、お母さんの存在を忘れ一人でどんどん前の方に走ってしまう子どもや祖父母の方と一緒に走っている子どもたちの笑顔が一杯のイベントでした。



出発までの間、参加者の方々にお話を聞いてみると、ゼッケンを付けてゴ-ルする感動を子どもと一緒に味わいたいとか、自分が子どもの時に両親に連れてきてもらったことが嬉しかったので参加したというお話等を沢山聞かせて頂きました。
また、沢山のお土産が頂けるし、走った後の全て無料の「ニジマス釣り」「ニジマスの塩焼き」「但馬牛の焼肉(バーベキュ-)」「かき氷」「ふるふるみるくプリン」等のサービスを目当てにきたという親子づれもいました。
これら無料サ-ビスは参加者全員が頂けるのですが、ニジマスの塩焼きを両手に持って、かぶりついている子どもたちの笑顔がとても印象的でした。





朝5時に大阪の自宅を出てこられたご家族のお父さんは、「雨でしたけど、子どたちは初めて釣りをして、その場で焼いてくれるニジマスを食べれたことを大喜びしていますと。
今年は10㎞の部に出ましたけど、来年はハ-フマラソンに出ようかな~」と家族で健康イベントを楽しんでおられる様子でした。

この会場は、冬はスキ-場になる場所で、夏は様々なスポ-ツイベントが企画されています。
私はハ-フマラソンに参加してきましたが、約7㎞までを登り続け、3㎞を降ってくる10㎞コースを2周走る設定でした。
緑の中を必死に登るのですが、きつい場所では大勢の小学生らが「ワッショイ、ワッショイ」と応援してくれました。
そして中学校の生徒さんらが、給水、会場の準備や清掃でサポ-トしてくれました。

大会役員の中に、「おもてなし部」があって、サ-ビス係、朝市係、マス釣り係・・・・そしてバンザイ係、応援隊といったセクションで大勢の方々がボランティアとして私たちを迎えてくれました。
特に、走り終わったランナ-が、チア-の方とバンザイ!バンザイ!と自分の頑張りを褒めるコ-ナ-には、大勢のランナ-や子どもたちが列を作っていました(写真)。



私が最も感動したのは、大会前に送られてきたゼッケン引換証の中に写真の葉書が同封されていました。
この大会の魅力は、豊岡・神鍋の方々が地域を挙げて出迎えてくれるところでした。



雨が降らず前日の猛暑(34度)だったら、熱中症で厳しかったかもしれません。
赤のビブスを着た大勢の救護の方々や消防団の方々が見守ってくれていました。
カブトムシ体型の私にとって、7㎞の登りでのヘロヘロ感と急激な降りの膝の痛みは本当に厳しいのですが、来年も参加したくなる「おもてなしランクAAA(私の評価)」の大会でした。
でも一番良かったことは、ファミリ-ジョギングに参加するご両親の思いを聞けたことでした。