2016.08.03

子どもの力

出張で出かけるときに乗る飛行機…ときどき揺れることがあります。

最近出かけた飛行機で、今までになく大きく上下運動してくれました。
機内の乗客たちが「うわぁ…!」と声を上げるほどでした。
ジェットコースターが好きな私でも、ひじ掛けにしがみつくような揺れ。

そのとき、私の横に座っていた2歳くらいの女の子は、それまで静かだったのに、
機体が大きく揺れるほど「きゃっきゃ(*^^*)」と本当に楽しそうに声をあげて笑うのです。

その声に、私は救われた気がします。この子が楽しい状態なら、落ちることはないかな、と。




先日、近所の野球少年たちが試合に出かける前だったのでしょう。
ユニフォームをしっかり着こなして、友だち数人と集まっていました。

私は車でその傍をゆっくりとすり抜けようとしたとき、その少年たちは私の車の伴走をし始めました。
私が少しだけスピードを上げると、がむしゃらに走って張り合ってきました。

車の窓を開けて、「試合、がんばってね」というと、「はい!」と。
4年生くらいだったと思います。
面白いなぁと思いました。
一見するとこんな無謀に思えることを、私はいつからやらなくなったのだろうとも思う瞬間でした。

ありのままの自分を表現することで、いつの間にか大きな影響を及ぼしているのです。
子どもはどうしてそういう存在なのでしょう?

忘れていないつもりでしたが、そんな子どもたちの姿や声を見聞きしていると、
忘れてたかも…と思ったり、
今の自分がこれでいいのかなと感じさせられます。

みなさんは、最近、どんな人に影響を受け、どんな自分に気づきましたか?