2017.07.15

前期を振り返って

早いもので前期最後の専門演習が終わりました。毎年行っていることですが、後期からの一層の成長と飛躍のために、前期の振り返りと夏期休業の使い方についてお互いの感想も含めて語ってもらいました。
 ”初心忘るべからず”、まず、このゼミに入った目的とそこで学び得られたことについて振り返ってもらいました。スポーツ心理学を深く学びたいといった動機は皆共通したものでしたが、具体的な内容では、試合で負けてしまうのではないかといった失敗不安、追い込まれるとミスをしがちだといった緊張性不安などからなる競技不安の克服について勉強したいと自身の身近な問題を多く取り上げていました。得られたものは、スポーツ心理学の分野の広さと質問紙調査や実験などの方法論の多様性のせいか、いろいろやったという実感とデータ処理(統計学)の”大変さ?”に追われたけど、エクセルの使い方だとか。


今までのスポーツ経験から自らの力を信じ、努力するといった大切な宝物を基に、各自が自らの力を認め、なりたい自分を見定めてしっかり努力してもらいたいと思います。若い時は今のような“自由”に過ごすことのできる時間や状況がこれからもずっと続くように思われ、ついつい決断や実行を先延ばしにしがちですが、“今、ここで”を心がけて行けたらと思います。(老ブロガー・ハル)