8月2日丹生高校の優勝で終わった2017全国高等学校ホッケー選手権大会(女子)、立命館高校は1回戦で天理高校に惜しくも1対0で敗退しましたが、結果ではなく、個々の選手が自分のプレーができたかどうかが重要な点でもあり、また、振り返りで部員の皆さんから聞かせてもらおうかと思っています。特に直近の1、2週間での短期目標設定(心・技・体)との関連で十分に練習ができたのかについて聞いてみたいと思っています。
目標の立て方で重要なのは、言うまでもなく挑戦的な目標を立てることが大事ですが、この時にその人の特性が表れます。達成動機の高い人、すなわちやる気の高い人は達成可能性の主観的な割合が50%程度の目標を、一方回避動機の高い人、すなわち失敗を恐れる傾向の強い人は易しい目標あるいは極端に難しい目標を立てる傾向があります。成功とか失敗はかなり主観的な要素でもあり(要求水準)、指導者の適切なアドバイスが必要なことは言うまでもありません。
今回は競技意欲を高めるメンタルトレーニングと言って良いかと思いますが、目標の立て方について述べました。次回も動機づけについてみていきたいと思います。(老ブロガー・ハル)