2017.10.17

朱雀キャンパス2

 秋雨前線が日本列島に横たわり、先週末から雨が降っています。また、フィリピンの東海上を北上している「台風21号」の影響が今週末から日本列島にも影響しそうな予報が出ています。

 天候が悪いので気温も上がらず、肌寒い日が続いています。実技を伴う講義で運動する学生さんにとっては、体調管理が難しい季節ですね。実技が終わったらしっかりと汗を拭きとり、乾いた服に着替えておきましょう。

 先週末に朱雀キャンパスに行く機会がありました。以前、ブログで少し紹介しましたが、今回は第二弾とさせていただきます。

 千本通に面した入り口から入ると、まず立命館大学の創設者「中川小十郎」先生の胸像が目に入り、胸像の上には明治二年に「藤原(西園寺)公望」公によって書かれた書が掲げられています。


 胸像の後ろには、円形の展示ブースがあります。その中には、「孟子像」が立っています。


 立命館大学の「立命」は、中国の古典「孟子」(盡心章)の一節、「殀壽貳わず、身を修めて以って之れを俟つは、命を立つる所以なり」(人間には、若死にする人もあれば、長生きする人もある。それはすべて天命で決められていること。だから生きている間は、わが身の修養に努めて天命を待つのが人間の本分を全うすることなのである)という考えに由来しています。「立命館」は、人間がその本分を全うするために懸命に勉強に励む場所を意味しています。学問に携わる者として身の引き締まる言葉ですね。

また、西園寺公望公の写真とレリーフが展示されています。


 朱雀キャンパスに行く事があれば、展示ブースの中に入ってみて下さい。

 朱雀からの帰り道、自宅の最寄り駅で電車から降り、西の空を見るときれいな夕焼けを見る事が出来ました。
 
【司】