2017.11.04

卒論も佳境に入り

 台風が東北地方を北上している中、仙台では第35回全日本大学女子駅伝対校選手権大会(通称杜の都駅伝)が開催され、見事3位に入賞しました。昨年までは当地での応援でしたが、今年はテレビ中継を逐いながら声援を送っていました。自然環境といった条件はどのチームにも同じでしょうが、氷雨(暴風雨?)の中、襷をつなげてくれた選手の皆さんやサポーターの皆さんに「よくやってくれたと」感謝しつつ、精神力の強さに感動しておりました。

 競技場面では、特にピンチや危機的な場面ではその人の性格が表れますが、種目によっても若干の違いがあるように見受けられます。総じて個人種目の選手は、チームスポーツの選手よりも行動の原動力となる自己効力感が高い傾向が見受けられますし、小さな成功経験の積み重ねと周りから認められているといった承認がその元になっているといわれております。

 大学生活の集大成とも言うべき卒論、取り組んでいる中で毎年「先生、勉強ってこんなにおもしろいとは知りませんでした」と感想を述べる学生がおります。おそらく、主体的に取り組んだ最後の大仕事(研究)としての偽らざる心境の吐露かと思います。本当に貴重な体験であり、1日1日の大切さを実感しているのではないかと思います。提出締めきりまで後一ヶ月あまり、頑張れ!以下は、ゼミ生の芝君の状況です。(老ブロガー・ハル)


 

 私は「サッカーのペナルティーキックにおける心理的要因とパフォーマンスの関係について」というテーマで卒業論文を進めています。

体育会男子サッカー部に所属しており、日々授業終了後、練習のためにBKCから原谷に通っています。シーズンが長く、試合、遠征などもあった為、卒業論文に取り掛かったのは夏休みの中旬からでした。練習後や練習がオフの日に先生のもとへ行きテーマ決めや実験の方法などを学び、実験を夏休み中に終えることができました。現在はデータ分析や論文などを読み、期限ぎりぎりに終わらせるのではなく余裕をもって提出できるようにと頑張って取り組んでいます。

 このように部活と卒業論文をうまく両立してできているのもクラブの理解はもちろんですが、先生方やゼミの院生の方の支えがあってできていることなので本当に感謝しています。16年間続けてきたサッカーも残り僅か。サッカーも卒業論文も妥協することなく、どちらも良い結果を求めて頑張っています。