2017.11.07

体育授業勉強会

 先日の台風通過以降、一段と秋が深まった感があります。
 先週の三連休、京都には多くの観光客の方々が訪れ、東福寺・清水寺・嵐山など紅葉の名所を含め、多くの観光スポットで「秋の京都」を楽しまれた事だと思います。私の故郷の方々数名も京都観光を楽しんでいたようで、Facebookにはその様子が掲載されていました。嬉しいですね。
 BKCの木々も紅葉して美しい季節となりました。キャンパスを歩いていると、紅葉と青空のコントラストの美しさに、思わず立ち止まって見上げしまいます。


 先日、正門から少し離れた歩道脇に「あけび」を見つけました。幼少期、あけびは私たちのおやつの様な存在で、野山に入り競って見つけたものでした。少し赤身かがった(私たちは「リンゴあけび」と呼んでいました)のが果実が透明で甘みが強く一段と美味しいので、見つけた場所は極秘にして、次の年も取りに出かけました。子どもの頃、山々で作った「基地」やあけび・野イチゴ・山菜のとれる場所は仲間だけの秘密の場所であり、異年齢集団の中で代々引き継がれる場所でもありました。遠い昔の出来事です。

 【智】先生のゼミ(3回生)では、体育実技について指導法の勉強を定期的に行っています。先日はバレーボールの指導法を【智】先生が指導している様子をお伝えしましたが、今回は学生二人が先生役となって、サッカーの指導法について勉強を行いました。

 基本的なスキル(パス・ドリブル・シュート)の習得では、上手く行うためのコツを指導する事により、学習者が上達する事を体感する事が出来ていました。
 また、簡易ゲームでは、学習指導要領にも示されている「ボールを持たない人」の動きに着目して、空いたスペースに入り込んで有利な状況を作り出す事に焦点を当てた指導法を行っていました。

 一時間の体育授業の中で、どのような「学び」があったのかを学習者がしっかりと理解(認識)する事が必要で、獲得した知見(技能や戦術)を確認できる評価が必要です。
 指導後の意見交換では鋭い意見が出され、指導した者も参加した者も多くの事を学んだ時間となったようです。

【司】