2017.11.08

自然と芸術と科学の融合

海近くに、青空がとてもよく似合う“都市”があります。芸術科学都市と呼ばれているところです。
海洋博物館、ソフィア王妃芸術劇場、エミスフェリック(プラネタリウム等が鑑賞できるようです)、フェリペ王子科学博物館、そして展望台がひとつの地区に集合しています。すばらしい場所でした。
(まだまだこの青空は健在です)
(青と白のコントラストは美そのもの)

印象的なところだったので、家に戻って調べてみると、世界的に有名な建築家(サンティアゴ・カラトラバ氏)による設計だそうです。氏は、アテネオリンピックのメイン会場、ワールド・トレード・センター駅などをはじめ、世界各国に数多くの建築を手掛けているとのこと。建築家でもあり、画家、彫刻家でもあるという氏にとって、この融合施設の建築は、氏にとって創造を掻き立てられるものだったかもしれません。

一方で、金融危機の煽り、大型施設の建設・維持だけでなく補修の費用、訪問・利用客数の伸び悩みもあるとか、あったとか。今はどうなのでしょうか(先日の話題で聞くところでは、いまだに大問題で、地元の人には…とか)。日本も2020年のオリンピックを控えて、そのほかも含めて、ここに一つ教訓を見つけることができますね…。

この場所で過ごすだけで、ほぼ一日が過ぎました。今度は、「触らないことが禁じられている」という科学館の中で過ごしてみたいと思います。

ippo