2017.11.12

マーストリヒトの名物

今回はオランダの名物(食べ物)をご紹介したいと思います。

新しい街に来ると、最初に行くのがスーパーマーケット。そこで食べ慣れている食品が手に入るかどうかのチェックは、そこでの生活基盤を築く上でとても重要です。

オランダはデンマークと同様、酪農が盛んですので、乳製品は豊富で比較的安く手には入ります。特にチーズは様々な種類が取りそろえられていますが、僕はチーズの種類が分からないので、どれが美味しいのか分からず恐くて手が出せません。。(たまに強烈な臭いのチーズもあるので。。)

オランダ、マーストリヒトの名物はフラーイと呼ばれるフルーツパイです。
幾つか種類がありますが、最も人気なのはアップル味(まさにアップルパイ)。
パン屋さんやカフェでも食べれますが、僕がお世話になっているマーストリヒト大学のSchool of Nutrition and Translational Research in Metabolismでは、毎月院生の誕生日のお祝いをするのに、ランチルーム(休憩室?)で皆で一緒にフラーイを食べます。
コーヒーと一緒に頂くフラーイは最高です!




また、とても興味深いのは街で観光客や地元の人が常に食べているのがフリッツと呼ばれるフライドポテトです。アメリカンなイメージがありますが、もともとはベルギーが発祥の地だそうです。
地元の人たちには気軽なスナック菓子(?)として親しまれています。またアメリカのようにフライドポテトをケチャップで食べることはせず、マヨネーズをつけて食べるのが特徴です。

地元料理でのお勧めはZoervleisと呼ばれる馬肉のシチューです(下の写真の右側)。少し甘めですが、寒い晩に食べると体の芯まで温まります。馬肉の代わりに牛肉で提供するレストランもあるようです。
最初に食べた時はやはりフライドポテト付いてました。もちろん、マヨネーズ付(笑)。





しかし全体的にどれを見ても地元料理はカロリーが高めなような気がします。

国ごとの肥満率を比べてみると、オランダの肥満率は10%を超えていて、肥満率3%程度の日本に比べると高めです。

オランダもデンマークと同様に自転車の利用を推奨しており身体活動量は他国と比べると高いと推測されますが、やはり食生活の影響は大きいですね。

satoshi