2018.03.17

明日のアスリートを目指して

 初夏を思わせる暖かな日が続いています。キャンパスでは、在学生の先輩が4月に入って来る新入生や父兄をキャンパスツアーに誘い、彼らの説明に頷きながら、新しい生活の始まりに胸をときめかせているのか、上気した顔でいろいろ質問したりしている初々しい新入生の一団に会ったりしていました。目が会ったりした時には入学おめでとうと声をかけ、学部は何処かなと尋ねたりしていました。

 さて、本題の方ですが、先日縁?有ってリトル・パンサーズ(小学1年生から中学生まで100人あまりのタッグフットボールチーム)のメンタルトレーニングの機会を頂きました(チームの由来等については129日の忠氏のブログをご覧ください)。



中学生以上については経験があったのですが、小学1年生からのグループには、わかるかな?と不安でした。しかし、杞憂に過ぎなかったとも思えるほど、1時間もの間熱心に聞いてもらえましたし、子供たちはしっかりメモをとっていました(大学生とは違う!)。

タッグフットボールは面白い?どこが楽しいのかな?あなたの夢は?どんな選手になりたいのかな?からはじまり、上級生には“聞いて考え、実行する“ことの大切さを説明し、ワークとして「今日の練習で1番よかったこと、うまくできたこと、ほめられたことを思い出してください」それはどんな時でしたか?どうしてうまくいったと思いますか?その時の気持ちはどんなでしたか?1週間前はどうでしたか(毎週土曜日が練習日)。ほめられましたか?次もうまくやれる自信はありますか?そのためには何に気をつけたら良いと思いますか?等々、まずメントレの導入として、自己分析と振り返りをやってみました。何よりもタッグフットボールが大好き!楽しい!と思ってもらえることが子供たちのスポーツの出発点ですが、ボランティアの指導者の方々の指導理念として、あえて勝敗(結果)にこだわることでなく、日々の練習(過程)の充実の中で、それぞれのペースで成長し、アスリートにつながるんだといったことが共有されているように思えました。このクラブ出身者で大学でも活躍している選手がいるとのこと。一人でも多くの出身者が本学につながってくれることを願っています。(老ブロガー・ハル)