2018.05.17

暑くなりましたね。

こんにちは、shinoです。

かなり暑くなってきました。
日中はかなり暑く感じます。



朝夕の気温差が大きいので体調を崩さないようにしないといけないですね。

私は、先週末、研究会で講演をさせてもらいました。
関節リウマチの研究会で、関西を中心とした若いドクターが中心となって行っている研究会です。
若いと言っても私と同年代ぐらいです。
その研究会から依頼をいただき、先週末に講演をしてきました。

内容は、私が行っている基礎研究のテーマで、
腱や靭帯が骨に付着している部位の構造に関してです。

私の主な研究のテーマは、『スポーツ傷害』なのですが、
その中でも臨床研究と、基礎研究を行っています。
臨床研究は、実際にスポーツ傷害を患った人に対する治療や、リハビリテーション、
トレーニングに関する内容となります。
それに対し、基礎研究は、スポーツ傷害の病態解明を目的として、解剖や組織学、動物実験を行っています。

ということで、私は基礎研究として『腱や靭帯が骨に付着している部位』という人の体の中でも
極々小さい部分を、飽きもせず、10年以上研究しています。
この分野もまだ分からないことが多くあり、もっと知りたいと思う気持ちで、
ここまで研究を続けてきています。
分からないことを明らかにするというのは非常に面白いです。
研究している人は少なからずそう思っている人が多いと思います。

最近、関節リウマチの研究において、その『腱や靭帯が骨に付着している部位』に注目が集まっており、
そのため、今回、私が講師として呼ばれました。

普段、講演をする時は、整形外科の先生や、理学療法士、アスレチックトレーナーなどのスポーツ従事者に
行うことが多いのですが、今回は、整形外科の先生より内科や小児科の先生が多く参加されていました。

講演では、質問の内容や、発言される意見もやはり分野が異なると違っていました。
視点が異なる分野の先生や研究者の方と話をすると、
考え方が異なっている部分や、同じように考えている部分が見えてきて、
私にとっても非常に勉強になるディスカッションとなりました。

新しいことに積極的に参加することで、自分に新しい視点をもたらしてくれ、
それが次のステップにつながっていくと思います。

特に、スポ健は、様々な分野に気軽に触れることができる学部だと思うので、
いろいろな事に興味を持ち、取り組んで、自分をどんどん成長させて欲しいと思います。