2018.05.19

MRを知る 体験型学習

今週の基礎演習Dクラス(1回生)は、
MRを知るという授業でした。
MRIは、かねてから設置されていましたが、
本年度から新しい装置に入れ替えがありました。
これにより、立命館大学スポーツ健康科学部は、
国内のスポーツ系の学部で唯一3TのMR 装置
を設置する大学となったそうです。


まずY先生からMRについての基本的な説明に加え、
利用にあたっての注意事項、危険性の説明などをしていただき、
その後S先生から、実際にMR室内で、画像を用いながら
スポーツ健康が各領域におけるMRの必要性などを
大変わかりやすく教えていただきました。

私はこれまで10回近く患者としてMRを利用してきたので、
MRは、スポーツ健康とは程遠いイメージのものでした。
しかしながら、今回、普及や選手育成、
強化に対して重要な知見をもたらすことを知りました。
また、病院では、なぜその検査が必要なのかと
患者自身が考えることの重要性を教えていただいたように思います。


両先生からMRを用いた院生・学部生の論文の紹介をしていただき、
その後、2人の学生が実際にMRの撮影対象となりました。
撮影だけではなく、その画像を見ながら、
ここからどのような研究ができると思いますか?
どんな研究をしてみたいですか?
というS先生からの問いかけは、
大変恵まれた環境だからこその問いだと思います。
今回の授業で、MRを知り、体験した学生達には
S先生の問いを考え続けてほしいなと思います。


普段何気なく通っているところの扉を開けるとMR室があります
立命館大学スポーツ健康科学部は大変恵まれた環境において、
様々な形で学生の興味を引出し、社会に貢献する学びができる場所です。


MRの紹介はこちら https://www.ritsumei.ac.jp/shs/news/article.html/?id=362

写真はクラスDのMR体験の様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。


#大学施設を有効に利用しよう
#撮影に臨んだ2人はアスリート並みの大腿部
#私はMRの中で熟睡できます