2018.10.23

だんじり祭り

9月中旬の岸和田だんじり祭りを皮切りに、泉州ではあちこちの
村でだんじり祭りが開催されます。私の住む村近隣、すぐ近くの
地域では、10月はじめの週末から、3週連続でだんじり祭りが
ありました。その最後が、私の住む町を含めた八か村でなるお祭り。

昔は、今別々に実施している3地域が同じ日に開催していたのですが、
縄張り争い?というか、開催経路など決められておらず、どこかで
2台が鉢合わせるとすぐに喧嘩が始まっていました。どんどん規制が
厳しくなったことと、巨大なだんじりを動かせるだけの若者の数が
いなくなったことなどから、互いの地域が曳き手として助っ人参加
しなければ開催が難しくなってきました。

まだまだ勢いがあり、お祭り存続の危機ではありませんが、スタイルは
大きく変わってきています。
晴天にも恵まれたこともあり、まず、私が参加していたことりに考えら
れないほどの人・人・人。地元の人ではなく、大勢の見物人でした。
脚立を持った人たちが陣取り合戦。道路に侵入する人たちを世話人と
呼ばれる人たちが歩道に戻すのに苦労していました。

また、昔にはなかったアナウンス。「彫師はXXXX、デザインは…」と
放送が流れ、1台ずつの紹介です。順番を待ち、1台ずつなんて、考え
られませんでした。時代とともに変化するお祭りを実感しました。

だんじり祭りと育った私は、結局、笛と太鼓の音に誘われ、6回も見に
行き、ほとんど仕事は手につかずの週末でした。