こんにちは。
この間の土曜日と日曜日、立命館大学びわこ・くさつキャンパスを会場に、
USFスポーツキャンプ in 滋賀 Autumun 2018
が開催されました。
このUSFスポーツキャンプは、一般財団法人United Sports Foundationが
主催し、小学校3年生から6年生を対象に行われる宿泊型のキャンプです。
このキャンプで子どもたちは、メジャースポーツとマイナースポーツ、
チーム競技と個人競技などを考慮して選択された複数の競技を経験します。
今回のキャンプでは、野球、サッカー、バスケットボール、アルティメット
スポーツの四競技のすべてに、キャンプに参加した85人の児童がチャレンジ
しました。
これらの競技を教えてくれる先生は、元プロ選手や元日本代表選手です。
今回、野球は元メジャーリーガーの大家友和さん、サッカーは元プロ選手の
齋藤竜さんから。
バスケットボールは元日本代表の小畑亜希子さん、アルティメットスポーツは、
元日本代表の久保和之さんから。
また、このキャンプでは、スポーツに挑戦するだけではなく、4つに分かれた
チームごとにユニフォームや応援歌を作成したり、ボランティアとして参加
した外国人スタッフによる英語アクティビティに取り組んだりと、友だちも
たくさんつくります。
こうして子供たちは、楽しみながら運動能力を高めながら、社会性を身に
着けていきます。
こんな素晴らしいスポーツキャンプですが、このキャンプ、6月に始まる
企画の作成から講師依頼、後援依頼、フライヤーの作成、参加者募集、
ボランティア募集、関係各所とのやり取り、メディアへのリリース、運営
マニュアルの作成、キャンプ本番の運営までのすべてを、USF事務局の指導を
受けながら、スポーツ健康科学部のインターン3名が担いました。
彼らは今、後援いただいたスポーツ庁や滋賀県、大津市、草津市、京都市の
各教育委員会、そしてスポーツ健康科学部に提出する実施報告書を作成中です。
今回のキャンプの開催に協力いただいたすべてのみなさんに心から感謝します。
このインターンシップは、来月の総括事後研究でのインターンによるプレゼン
テーションで終了します。
この8か月にわたるインターンシップは、確かにハードな局面もありますが、
スポーツイベントを企画運営するすべての要素を学ぶことができるだけではなく、
社会とのかかわりを持つことによって、そこに生ずる社会的な責任とは
どのようなものかを学ぶこともできます。
それは彼ら一人ひとりの成長に繋がります。
また、このキャンプはおよそ30名のボランティアによって支えられていますが、
今回のキャンプでは、その内の約20名がスポーツ健康科学部の学生たちでした。
子どもたちと時間をともに過ごしていると、本当に予期しないようないろんな
ことが起こりますが、また彼らの輝く笑顔に様々な苦労は報いられ、癒され
ます。
あなたもスポーツ健康科学部で、スポーツイベントのすべてを学べる本格的な
インターンシップにチャレンジしませんか。
立命館大学の教員としては、こうした社会に貢献できる有意義な取り組みに、
立命館大学が貢献できたことを誇りに思います。
Apollo