2019.01.08

新しいゼミ生たち

新年のごあいさつからあっという間に一週間が経ちました。
昨日から大学の授業も再開。新しいゼミ生(現2回生)との顔合わせがありました。
人数が多く、それぞれの学生が第一希望とするゼミに配属されるわけでありません。
わたしのゼミも、第一希望した学生とそうでない学生との構成になりました。
初の顔合わせは、とても緊張し、また複雑なおもいもしながらの対面となります。
特に、希望するゼミに所属できなかった学生は、どんな思いだろうかとそわそわします。

昨日の顔合わせでは、それぞれがまず自己紹介をし、今、何に興味をもっているのかを
話してもらいました。そのあと、ゼミの方針を少し説明し、とにかくさまざまなことに
挑戦し、楽しんでほしいことを伝えました。

ゼミでの学びの集大成は、やはり卒業論文の執筆になります。
毎年、新しいゼミ生たちに伝えることがあります。
それは、卒業論文は、それぞれが「本当に」やりたいことが定まった時点で6割が終了
しているということです。なんとなく興味があるではなく、心からやりたいが見つかれば、
それは楽しみながら継続することができます。「なんとなく」や「仕方なく」取り組む人
の多くが、徐々にトーンダウンし、最後まで到達しない姿を幾度となく見てきました。

2年という時間は、あっという間に過ぎてしまいます。
自分の興味がどこにあるのか、どういうことにわくわくするのか。
少し離れたところから、自分を眺めてみて、自分の声に耳を傾けてほしい。
ちょっとだけ自分探しの旅になる卒業論文のプロセスを大切に、今からの2年間、ゼミでの
学びを楽しんでほしいと思います。