2019.01.21

1期生の若手研究者たち

2週間ほど前、今年、最高に楽しい会食ができました。

2010年にスポーツ健康科学部・同研究科がスタートしました。その時の学部1期生の6人と食事することができました。なんと、内2名が早期修了して昨年、博士号取得。3名が今年の春、博士号取得予定。残りの1名も博士院生として頑張っています。
 加えて、会食には参加していませんが、他大学で今春博士号を取得する1期生の卒業生が、2名いるときいています。

 

 9年前に立命館大学スポーツ健康科学部を選んで入学してきて、自らの努力と精進で、素晴らしい若手研究者に育ってくれたことは本当に嬉しく、誇らしいです。素晴らしい学生との巡り会いに感謝です。

学部・研究科開設の折、「10年後には少なくとも日本一」を目標に掲げました。1期生たちをみて、教え子の成長は、少なくとも日本一と確信できました。

 以下のコメントは、1期生から寄せられたものです。素晴らしい研究者の彼ら、彼女らに今後ともご支援とご指導をお願いします。

 
木戸康平 
2018年4月から学術振興会特別研究員PDとして京都大学に在籍しつつ、コペンハー ゲン大学に留学し、ポスドクとして糖尿病と運動に関する研究・教育活動に邁進しております。立命館で学んだ研究の基礎は当然のことながら、国際共同研究や国際シンポジウム 等を、立命館で多数経験してきたことが糧となり、海外でも滞りなく研究を進めることが できております。今後更なる経験を積み、母校にも還元していきたいと考えております。 
 
藤江隼平 
昨年立命館を早期修了させて頂き、現在はアメリカで研究活動を励んでおります。 
在学中には、先生方から新たなことに挑戦する面白さや共同研究の大切さを学びました。 
指導教員の家光先生には実験に対する様々なアプローチや考え方もご指導頂きました。 
先生方のおかげでここまで成長出来たので、この場をお借りして感謝申し上げます。 
学部一期生として、将来は教員としてスポ健に戻れるよう今後とも精進致します。 
 
小島千尋 
私はこの春から、かねてからの目標であった研究施設で研究員として働くことになりました。この目標を達成することができましたのも、伊坂先生をはじめ諸先生方のご指導のおかげであると深く感謝しております。スポ健では「理論と実践」の両面から研究者としての基礎をたくさん学ばせていただきました。今後はスポ健で学んだことを最大限に生かし、日本の国際競技力向上に貢献できる研究者を目指して努力していく所存です。 
 
笠井信一 
スポ健1期生として入学してから9年目を迎え、4月からは国立スポーツ科学センター(JISS)の研究員として勤務することとなりました。本学部・研究科の特色である「領域横断型の学びや実践」の中で、挑戦する機会をくださった教職員の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。「立命館のR」を胸に新天地でも様々なことにチャレンジし、日本のトップアスリートの競技力向上に貢献していきたいと思います 
  
水野 沙洸 
一期生として入学してからの9年間、振り返ると本当にあっという間でした。今日に至る まで、尊敬する多くの方々に出会い、また支えていただいたこと、ただただ感謝の言葉しかありません。本学で過ごすことのできた9年間は、生涯決して忘れることができない貴重な時間です。本学で培った学びを、新たなステージでも最大限に活かすことのできるよう、これからも精進して参ります。支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。 
   
佐瀬晃平 
私の近況は、自身の研究だけでなく、様々なプロジェクトに参加させていただき、理工学部や薬学部など、他学部と連携をとりながら研究を行っています。専門が異なる方々への発表では、学会とは全く異なる、想像もしない観点からの意見を聞くことができ、とても有意義な経験をさせていただいております。 今後は、3年で修了できなかったので、今年の修了を目指します!
 
<<今週のちょっと、もっと、ほっとな話>> 
先週は卒業論文の口頭試問。来週は修士論文の口頭試問。その後、修士、博士の中間発表、公聴会などが続きます。公聴会(2/11)はどなたでも参加できます。興味のある方は是非お越し下さい。
【忠】