2019.08.17

ラグビー観戦者調査 in 花園

先週は、アジアスポーツマネジメント学会への参加報告をさせていただきましたが、
その前後、2つの観戦者調査を花園ラグビー場で実施してきました。

一つは、8月3日に開催された日本代表対サモア戦です。
サモアは、ワールドカップ期間中に花園で2試合を戦います
3日の調査は、大阪体育大学の藤本先生に取り仕切っていただき、大阪国際大学の舩越先生も参加されました。
立命館大学のスポーツ健康科学部からは、5人の学生が調査員としてデビューしました。
ちょうどオープンキャンパスと重なり、また部活動で参加したくてもできない、という声も聞かれました。
私もApollo先生に担当を代わっていただくなどご迷惑をかけてしまいましたが
たくさんの活動の選択肢があることはとても大切だと思います。
(それにしてもApollo先生、申し訳ありませんでした)

(ゆ)20190817-1

そして、もう一試合は8月10日に開催されたトップリーグカップ戦の決勝です。
10日の調査は、博士課程で同じ研究室であった京都先端科学大学の足立先生とともに取り組みました。
足立先生は立命館大学の産業社会学部の卒業生でもあります。
博士課程で私たちをご指導をくださった松岡先生も駆けつけてくださいました。
スポーツ健康科学部の1回生から4回生まで、13人と、足立先生のゼミの学生さん2人が参加してくれました。
3日の日本代表戦と同様、10日の観戦者調査には、学年や領域を問わず参加し、参加者からは他大学との交流も有意義であるという声が上がっています。

(ゆ)20190817-2

トップリーグカップ戦の決勝に話を戻すと、トップリーグそのものはプロリーグではなく、いわゆる企業スポーツの色が濃いリーグです。
今回は関西圏に本社を置く2チームが決勝に進出してきました。
今年はワールドカップの影響もあり、これまで以上に国際試合が開催され、またトップリーグのスケジュールが変更になっています。
今ラグビーのドラマが放送されていることもあり、ラグビー熱も高まってきています。
3か月後には、ワールドカップも終わります。重要なのはそこからでしょう。
2015年のワールドカップにおける歴史的勝利をきっかけにラグビーの観戦者調査が始まって4年余になります。
これまで調査をお手伝いしてくれた学生たちの多くが、調査員デビューが初のラグビー場、ラグビー観戦でした。
ルールも知らなかった大学生たちが、調査をきっかけに「自分がかかわったラグビー」というように捉えてくれています。
ワールドカップをはじめ調査に関わった学生たちが試合結果などを気にしてくれれば、それはそれで一つのレガシーなのだと思います。


写真は花園ラグビー場での様子
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください。

#国民的アイドルも来場
#学生が震えて喜んでました
#ワールドカップ開催まであと1か月
#「一生に一回」じゃなく「一生に何回でも」
#酷暑の中、お疲れさまでした!