「日本語は、難しいよ~」「敬語の使い方が、めっちゃ難しいよ~」と話す馮吉爾(ヒョウ 大学院博士前期課程)さん。
日本に来て、まだ5ヶ月目の中国からの留学生です。
中国にいる時、独学で日本語を勉強しました。
「読んで書くことは、かなりできるようになったけど、話すことが難しいよ~」と言います。
女子大生のように、可愛い日本語で話すようになりたいと。
中国で、どのように日本語を学んだの?と聞くと、日本のアニメ(ワンピ-ス)で勉強したそうです。
彼女にとって、アニメは日本語学習の最高の教材だと言います。
漫画で、場所、雰囲気を見ながら使われている言葉を学ぶそうです。
女の子のキャラクターが話す日本語を頑張って覚えているのだけど、先輩方や先生と話している時、仲のいい仲間と話すような話し方(タメ口)になってしまい、「そこは、〇〇のように話す方がいいですね」と指導されています。
馮さんとの共同研究で、データ分析をサポートしている亀井誠生さん(BKC社系研究機構研究員)は、「馮さんは、たった5ヶ月でこんなに聞き取れて話ができることは凄い!」と褒めています。
私は亀井さんといつも話すのですが、「正直に言って、俺たちの日本語は変だよね! 関西弁、京都弁、草津弁?」「俺たちが、女子大生が使う可愛い日本語指導ができるのかな?」と不安を持ちながら、「馮さん、この言葉の最後の“よ”を使わない方が、可愛い感じかな~」と伝えています(笑)。
今週末は、研究室仲間らと四川料理のランチに行き、中国の文化・スポーツ事情を教えてもらってきます。
馮さんは、「京都は、ヒトが少なくて良い町だよ!」と言いいます。
「エッ マジ?」 さすが2630万人が住む上海出身者ですね。
nao