2019.12.06

私が割と厳しめな理由

みなさんこんにちは、嶋村です。寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?僕は奈良マラソンが明後日に迫ってきました。実はあんまり走れていません、寒いから(笑)。僕が担当しているクラスの学生さんも出るそうなんですが、とりあえず僕も頑張って完走したいと思います。


さて、学生さんによれば僕はスポ健の先生の中でも割と厳しい方だそうです。それに関して今日は少し言い訳したいと思います(笑)。


僕は別の大学で週一回英語を教えているのですが、そのテキストに日本の大学と西洋の大学の違いについて書かれた文章がありました。それによれば日本の大学は入るのが難しく卒業するのは簡単で、西洋の大学はその逆だそうです。まあ日本の大学といっても一様ではないので色々だと思うし、僕の経験上アメリカの大学院しか知りませんが、アメリカの大学ではめちゃくちゃ勉強させられるというのは本当だと思います。僕は大学院がアメリカの大学でしたが、すごく忙しかったことを覚えています。そして言語学科の他の学生が毎年は言い過ぎかもしれませんが結構な頻度で一人二人と博士を諦めて去っていく姿を見ていました。まあ大学院と学部では事情が違ってくると思いますが、アメリカの大学院で博士を取るというのはなかなか大変です。僕が師事していた先生たちは世界的に著名な言語学者で優しい先生たちでしたが、研究にはとても厳しかったです。その有名な言語学者が納得できるような論文を書かないといけないのはかなりのチャレンジでした。


なのでこのアメリカの大学院のノリで日本の大学に勤めることになって最初に勤めた大学ではいろいろ加減がわからず苦労しました。けれどアメリカ時代の先生たちが何時間も研究に関して相談に乗ってくれたという経験もあるので、僕も個人的に英語や P の授業の研究で相談に来る学生にはなるべく時間をかけて話すようにしています。


それで思うのですが、勉強できるできないは置いておいて、卒業できるとか学位を取れるという要因の一つに先生と学生のコミュニケーション(と信頼関係)ってあると思うんですよね。僕のクラスでも勉強が苦手でもなんとかしようとして研究室に来る学生さんは結構います。逆にずっと再履修している学生はあんまり来ませんね。まあ僕のことを嫌ってるのかもしれませんが(笑)、困っているのなら相談に来て欲しいと思っています。個人的に話すと僕は優しいですよ(笑)。


まあというわけで今日は取り止めもない話をしてしまいましたが、ネタが特にないからです。


また来週。