2019.12.07

西京極から知恩院のライトアップへ

11月の最終日は、関西大学ラグビーAリーグの視察に西京極陸上競技場に行ってきました。
リーグの最終戦で、立命館大学対同志社大学、京都産業大学対天理大学の試合が開催されました。
コアなラグビーファン、各大学のOB、現役メンバーの家族、大学関係者等々で4,000人以上の人が西京極集まりました。
早めにスタジアムに行ってどういった層どのチームの応援をするのか、興味深く見ていました。
調査を実施していないので、確かなことは言えないのですが、
立命館大学の応援している方々は、他大学に比べ「身内」が多いように思いました。
これは決して悪いことではなく、日ごろ選手や部活動と縁のある人たちが応援に来ているということです。

(ゆ)20191207-01

人々がスポーツに傾倒していくきっかけの一つに、重要な他者の影響があります。
・お父さんが野球をやっていたから自分も野球を始めた。
・仲のいい友達がラグビーをしていたから、ラグビーをみたいと思った。
・高校の先輩に誘われて、大学の入学をきっかけにラクロス部に入部した。
・仲良くなった人がバスケ部だったから応援に行き始めた
というようなことです。
運動部活動に所属する学生にとって、自身が取り組むスポーツに興味を持ってもらえるチャンスは日々の学生生活の中にあります。
授業で一緒になる他の学生全員は大学スポーツを見に来てくれる可能性がとても高い潜在的な観戦者です。
ですので、近い将来、スタンドが現役の学生で埋め尽くされるようなことが起これば良いなぁと思っています。
西京極の後は、僧侶たちによる様々な企画が実施されていることを聞き、浄土宗の総本山である知恩院まで赴いてきました。

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この時期、日ごろにもまして京都は紅葉を見る人々であふれており、知恩院も夜間特別拝観が実施されています。
人々が知恩院に訪れるきっかけは、ライトアップされた紅葉ですが、この機会を活かすような取り組みがされていました。
掲げられたテーマは、「お坊さんに会いに行こう」です。
知恩院に滞在してもらい、訪れた人に宗教の本質を持ち帰ってもらえるような法話を実施したり、
単純になんだか楽しかった思えるような演出が様々企画を実施しているように見受けられました。
ほとんどがお坊さんによって企画され、実施されているというのも特徴です。
私が訪れた日は、ライトアップに加え、三門で和尚さんだらけのバンドがライブを開催していました。
「坊主・オンステージ」らしいです。

(ゆ)20191207-03



本当は法話を聞きたかったのですが、この日は開催されていませんでした。
それでも、和尚さんたちが誰かにとっての重要な他者になれるように取り組む新たな挑戦を静寂の中で体験でき、単にライトアップされている紅葉を見るよりもずっとワクワクした良い時間が過ごせました。


知恩院のライトアップに関する情報は
https://www.chion-in.or.jp/special/lightup_aut/

写真は西京極の試合と知恩院のライトアップ、そして「坊主・オンステージ」
撮影:ゆ
写真の無断転載はご遠慮ください

#ラグビー部の皆さん、シーズンお疲れさまでした。
#Apollo先生にもスタンドでお会いしました。
#事務室のSさんもラグビー部の応援に。
#スタジアムでスポ健の人に会うのも、
#とてもうれしいです。