2020.01.09

阪神淡路大震災1.17で思うこと


117日が近づくと、阪神淡路大震災で崩壊した光景が蘇ってきます。

 

京都でもかなりの縦揺れ地震がありました。神戸灘に住む親族から地震発生後に「生きてる~とにかく湯沸かし道具と水を持ってこい!」という一報が入りました。

バイクで西宮まで行くと、光景がどんどん悲惨な状況に変化してきました。

さらに灘方面に向かうと、まるで爆弾が落ちたような光景が入ってきました。

鷹匠中学校(灘区)の全壊状態を見て、全く動けなくなり涙が止まりませんでした。

もし、登校後に震災が起こっていたら、生徒たちはどうなったのだろうかと。

自然災害の恐ろしさを感じたことが、忘れられません。

 

 

その震災における犠牲者の方々への鎮魂の意を込め、神戸の復興と再生への夢や希望を託して「神戸ルミナリエ」が開催されました。

今では、関西の12月(冬)の風物詩として定着し、350万人もの人が訪れる行事になりました。

 

 (AAoka)2020.1.9-1


 

昨年12月の催しでは、「昨年と比べ白色がステキだね」なんて言いながら、訪れた方々は光の中を進んでいきます。

多くの若者らの笑顔が明るく照らされていました。

私は、ここまでよく復興したな~という思いで、歩きました。

 

市役所前の東遊園地で行われる「1.17のつどい」の広告を見て、少し観光気分で歩いた自分が恥ずかしく、この震災で学んだ教訓を忘れてはならないと自分を戒めました。

 

私たちは、もし学生らが学んでいる時間帯に震災が起こったら、どのように協力し対応すればいいのかを日頃から話し合うべきです。

マニュアル通りには対応できませんが、常に意識しておくことが大切だと「1.17」は発信しているのでしょうね。


nao