こんにちは、かわいです。
高大接続の観点から、高校の探究学習と大学の探究学習の報告と討議がありました。
・1つのテーマを立て、問いを継続的に考え続けること
・考えたことをさらに検証したり、さらに調査したり
学びを累積的に積み立てていくこと
探究学習の肝になります。
その土台として、教員間で教科横断で課題意識を統一(=カリキュラムマネジメント)
すること、そのために目標を適した単位で配置していることが重要になりそうです。
探究活動では、SDGsをテーマにしていたり、iPadを用いたりと大学の教育改革で
取り組もうとするアイデアが実施されています。
(金沢工業大学が開発した「THE SDGs アクションカードゲーム X(クロス)」
というカードゲームは面白そうでした。)
高校教育の変化が進む中、高大接続はどういうあり方になるか。
高校生が「自分のテーマ」で探究し、発表し、評価を受けることで、
テーマが育まれるだけでなく、自分が育まれます。自己形成です。
高校段階では大学での学びに向けて目的意識を形成しますが、
大学での学びでは、社会や学びにある価値に向けて目的意識を
再形成、組み替えていくことが必要なのかもしれません。
自然とつながってくると素晴らしいですが、そこには意識的な
学習者への関与が必要になることでしょう。
学ぶという営みを駆動する自己を高校や中学でつくりあげることができれば、
入試のため、成績のため、単位のためといった手段主義的で消費主義的な学び
を超えて自己形成につながる学びをできることでしょう。
かわい