2011.08.23

『野球食のレシピ』できました。

 <RecOだより72>
 以前、このブログでも紹介しましたが、RecOで院生達と一緒に作って撮影を行った『野球食のレシピ』が明日8月24日に発売されることになり、その見本が届きました。


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 表紙です。

 野球食シリーズではおなじみの紅ショウガのボールの縫い目。

 今回はお弁当箱。
 バットにあたったボールをイメージして(?)変形させてみました。

 バックのおかずは・・・あ、これ以上は秘密にしておきましょうね(笑)。













 ちょっとだけ中身をご紹介
下)。

 ちなみにこの「エスニックプリン」は手伝ってくれた学部生K君が作成。
 ドキドキしながら作ってくれましたが、できあがりに「す」が入ってしまい、K君、かなり責任を感じて落ち込んでいました。
 でも、私とジェロさん(カメラマン)で話合い「これはこれで個性があっていいんじゃない」ということになり、撮影続行。

 さすが、ジェロさん! 
 手作りならではの表情豊かなプリンになりました。
 とってもおいしそう。
 K君、ありがとう。貴重な体験になったね。

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  となりのマンゴープリンも果肉感たっぷり。
 ヨーグルトと一緒に食べると、きっと笑顔になりますよ〜。

 その後、ジェロさんの事故があり、プリン以上にドキドキしました(汗)が、

(詳しくはこちら↓)

 毎日新聞「エビさんの食べるスポーツ」

 ジェロさんも順調に回復しているようです。
 この本を持ってお見舞いに行って来ます!

 こんなRecOでのエピソードが一品一品に詰まったレシピ。
 全部で114品。
 栄養価もRecOで、ab研の院生達が全て再度計算し直してくれました。

 この夏のRecOの成果物。
 書店で見かけたら、是非一度手に取って、まずは目で味わってみてくださいね。【abc.】







2011.08.22

休暇中の雨

 この間のブログにありますように、大学は8月21日まで一斉休暇中でした。先生方、院生たちは、短い休みを取ったり、全く取らなかったりしながら、実験、研究、試験の採点、たまった仕事の処理などに終われています。

 

雨1)私の方は8/12-14の3日間は家族で和歌山県の白浜に出かけてきました。昨年は、台風が荒れ狂う中での立山・宇奈月への旅行で、雨男の本領を発揮した、と家族から不評でした。今 回は名誉挽回とばかりに、初日、2日目は「猛暑」のピーカン。少し雨が降っても良さそうなほどでした。3日目のしらら浜での海水浴では、その湾だけに雨雲が寄せてきて、"お約束通りの雨"を頂戴しました。今年も雨男の名前は返上できそうにありませんでした。

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2日目に行ったアドベンチャーワールドでは、双子のパンダ、イルカのショー、ペンギン、象のえさやりと動物たちと楽しく過ごしました。息子と娘は、「イルカと泳ぐ」体験コースで、トレーナーの指導のもと、イルカの背びれをつかんでイルカにひっぱてもらったり、イルカとダンスをしたり非常に楽しそうでした。この体験コースは、泳げて、体重100kg以下であれば参加できるので、体重を増やさず次回には参加してみたいと思いました。また、スポーツ健康科学部の卒業生からもイルカトレーナーをはじめ、動物の健康、トレーニングに関わる仕事につく可能性もあると考えました。教え子の指導で、イルカにまたがる夢を思い浮かべました。

 

雨2)8/20()に住んでいる団地の夏祭りがありました。手が足らないということで、日頃、ご町内への貢献が薄いのでお手伝いに行ってきました。この日は曇りの予想でしたが、私が荷物を車で運搬するあたりからパラパラ雨。夕方から夜にかけては、しっかり雨とパラパラ雨の繰り返し。近所のお嬢さんから、「あやりちゃんのお父さん来てるの?」といわれる始末。少し涼しい夜の夏祭りでしたが、担当の『かき氷』は無事に予定数が売れて、ホッとしました。

 

20110822-03-200.JPG雨3)8/21(日)は、息子と第38回全日本中学校陸上競技選手権(奈良市鴻ノ池陸上競技場)で試合観戦。前日の雨を引きずって、試合会場は、降ったりやんだり。全天候型のトラックとはいえ、水の含み具合で、摩擦が微妙に違うので、足をとられたり、滑ったり。雨での体験、感覚から、身体の動き、走路、道具との関係、バイオメカニクスへの関心を持ってもらう選手になってもらえると嬉しいです。今回の全国大会では多くの中学生ボランティア・補助員も活躍していました。彼ら・彼女らが、大会運営・マネジメントを体験から学び、興味を持って欲しいと願っている。ここに集った全国の中学生から立命館大学スポーツ健康科学部の門を叩いてくれることを期待したい。

 

【忠】

 

 

 

 

 

 

2011.08.21

大学院 10月院試に向けた研究室公開を行います

八月も半ばになりましたが、
みなさん、いかがお過ごしですか。

スポーツ健康科学研究科では、10/1(土)  に、
一般・社会人・学内進学・留学生対象の
院試 が行われます。

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出願期間が、8/26 (金) 〜 9/9 (金)
までなのですが、
受験希望者の方に、実際に教員と話したり、
研究計画について相談をしたりする機会を
設ける目的で、8/24 (水) 〜 8/31 (水) まで、
夏期 研究室個別訪問 を実施します。

受験希望の方は、訪問希望日の3日前までに、
以下のフォームから、
(1) 氏名

(2)所属(出身)大学学部

(3)連絡先

(4)本研究科で関心のある領域

(5)訪問希望教員名

(6) 訪問希望日、希望時間帯
を明記の上、応募して下さい。

 

【お問い合わせフォーム↓】

http://www.ritsumei.jp/shs/spas04_j.html

研究科入学希望者の積極的な参加を
期待しています。
それでは、また。失礼致します。
               敦













2011.08.20

合宿真っ最中

多くの体育会運動部は、8月に入ると長期間の合宿に出発して行きます。ラグビー部も8月6日から22日過ぎまで北海道(北見)で活動しています。こういった合宿は、選手よりも裏方と言われるチームマネージャーやトレーナーらの活動の方が大変です。練習道具や備品などの移動だけでも大変です。またトレーナーらは遠征先で選手がケガなどした場合のことをシュミレーションしながら、現地の病院との連携などはじめ様々な準備を進めます。


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今回は、そのトレーナーとして活躍しているラグビー部の川喜多水希さん(2回生)を紹介します。
川喜田さんはラグビー部の指導者はじめ多くの選手らの信頼も厚く、小さな体で猛者の中に入り込み、「ダッシュ!」と指示をする様子には驚かされます。私が練習を見学していた時も、重いタックルダミーを担ぎ選手のリハビリプログラムの準備をしていました。選手らが信頼しているのも当然かなと練習風景を見て感じました。


現在5名のトレーナー(ラグビー部員)が仕事を分担していますが、川喜田さんはケガをした選手のリハビリプログラムの作成⇒実践⇒評価して現場へ復帰させるまで全てを担っています。また毎日20名以上のケガの再発予防を目的としたテーピングを巻くそうです。しかし、入念にテーピングを巻いても、ケガを再発させて川喜田チーム(リハビリチーム)に戻ってくる選手が多いのが残念だと。特に膝の内側靱帯損傷や肉離れのケガが多いそうです。


川喜田さんは高校時代ハンドボールの選手だったことから、球技の格闘技と言われるラグビーの競技特性をよく理解しています。お話を聞きチームの現状分析は、選手以上に客観的に分析できているのではないかと感心します。
他の強豪チームとの体力比較の目は、厳しいものがありました。筋力強化ばかりでなく、「球技の走り」という競技特性をバックス事例に一杯話してくれました。「今秋のリーグ戦は、毛塚主将率いるフォワードばかりでなく、バックスの出来が順位を決める」と課題を教えてくれました。


将来の夢は、社会人のトップチームに関わりたいという意欲を持っています。ぜひ希望が実現することを期待しています。


またこのブログが記載される頃は、北海道の合宿の終盤かと思います。
ケガをした選手が全く出なくて、楽しい合宿だったと報告してくれることを待っています。

【shine】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

2011.08.19

お盆があけて

Hassyです。束の間のお盆休みがあけて、大学院生はじめ研究科内はまた賑わいを取り戻しています。皆さんはいかがお過ごしでしたか。

私は暦通りというか、土日を休み、京都で家族や旧友たちと集まったりしました。
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この歳になるとやはり、皆メタボの心配をしきりにしていました。

幸い、私は「変わっていない」とのこと。スポ健である以上、今後もそうした評価を得られるようにしたいです。

中にはアフリカへのフィールドワークで10キロもの体重の増減をした友人もいました。


今週もずっと実験室で実験していましたが、私はラジオをよくかけています。そのなかで、よくある誇大広告「なんと!1週間で13キロも体重が減った人も居るんです!!」というものを聞きながら、その友人のことを思い出していました。我々としてはどれくらいの科学的根拠が?と思って耳を傾けるのですが、先週も紹介した「ミトコンドリア」なども登場するも、間違った登場の仕方をしていたりします。。。^^;
(今度録音して院生や学部生に学術的に正しく修正してみてもらおうかと思っています。。。)

また、気になるのが、「その有効成分△△が効果的であることが、◯◯学会で発表されたのです!」とよく宣伝されていることです。やはりその成果が認められるのは、学術論文として公表されてこそです。これまでの私の国際学会での様子をご覧いただければわかるように、学会では非常に多くの発表がなされます。そのなかで、学術論文として公表されるのは一部であり、それまでに論文として公表してもよいか、様々な角度から数名の査読者(その分野の専門家であり、論文を書いた本人には誰が査読者かはわからない)が論文を審査し、加筆修正や追加実験等を重ねてようやく1本の論文になるのです。

当然、査読はお互い様で、私たちスポ健教員も査読者として様々な論文を査読しているのです。私も現在2本の論文査読を抱えており、自分の論文を書く暇が無くなっていってしまうのです。。。
(私なんぞは月に平均2〜3本の論文査読ですが、周りで週に4、5本の論文を査読している日本人研究者もいます。。。人が懸命に書いた論文を評価するわけですから、しっかりと読んで内容を理解し、学術的な見解を示さないといけないので本当に大変です。そのかわり、その分野の最新の成果に触れることができ、一番の勉強にもなります。)

直近で査読依頼が来たのはお盆のまっただ中、「あ〜、海外にはお盆は関係ないなー」なんて思いながら、論文の要約を読んで面白いので査読を快諾(始めに要約だけ読むことができて、査読を断ることもできるのです)。実は今日これから数日間、家族サービスでオフにするのですが、しっかりオフにできるのか、、、しっかりとパソコンと関連論文を携えて少々不安な出発です。

2011.08.18

放牧教育とボスの戦略

 夏期に入り、院生のみなさんが毎日実験に取り組んでいる姿を見ていて、自身の院生生活を思い出したりします。


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インテグレーションコアとラルカディアを隔てて、タータンが敷き詰められています。O塚先生、伸先生、Sasaki君、Hamoto君、Yo4da君が実験準備をしていました。こんな風景がとても懐かしく感じました。修士の頃、同学年に9名しかいなかったので、全実験は全員で行っていました。グランドや体育館に埋設されたフォースプレートを走る実験や、トレッドミルを走って血中乳酸の測定シュミレーションをしたり、水中体重計で体脂肪を測定したり、(水中が苦手な私だけ狭い中で溺れそうになったこともあったり(泣))予備実験ばかりしていたことを懐かしく思い出しました(^0^





 学部も修士課程も博士課程も異なる場所で育った私には、それぞれの場所がとても良い勉強になっています。修士の頃は、恩師である豊岡示朗先生が1年間、南アフリカに研修でご不在だったことが幸いし、思考錯誤の中で自由に実験することができました。さらに博士課程においても、指導教官であった永富良一先生は放牧教育で常にスローな私にはぴったりの環境で研究生活を送ることができました。失敗ばかりでしたが、失敗は成功以上の経験ができるチャンスだということを、身を以て学んだ気がしています。

 マイペースで自由に実験できる環境下で、時折、厳しく突つかれたり、急に別の方向に走り出した時はストップを強いられたり、遠くから様子を見守りながら、独創性を養えるような教育をしてくださったと恩師の先生方にはとても感謝しています。研究テーマは全く自由で「報告」「連絡」「相談」さえ怠らなければ、マイペースの私にはとてもありがたい教育でした。その代わり、失敗したら自己責任。時には笑ってすまされないようなシビアなことも多々ありましたが、これも私が受けて来た教育として生かされています。

 博士課程では、運動免疫学で動物実験に移行したので、何が大変かと言えば、財源である指導教員(ボス)に自身の研究への興味感心を引きつけることでした。ボスに興味を持ってもらえれば、どんな内容の研究でも、新しいことでもチャレンジさせてもらえました。私の場合、同期の中で最も要領が悪く、能力も低かったので、実験スタートのOKがもらえるまではかなりの時間を要し、本実験に入ったのは忘れもしない博士2年目の9月からでした。しかし、何度もボスと話すチャンスが出来て、さらに自分がやりたい研究は絶対に譲らず、貪欲に取り組めたことや、スローな私を見守ってくださるボスだったので、とても恵まれていたと感じています。飽きずに?何度も話を聞いてくださった永富良一先生の寛大さにはとても感謝しています。

 単に「実験がやりたい」というだけではなく、「なぜこの実験がやりたいかという背景、実験によってどのようなメリット・価値があるか」をきちんと説明でき、他者を納得させ、引きつけることが出来なければ、財源は動くはずがないことも学んだ博士課程でした。相手の興味を引きつけるための術や、次に進むための方法、実験で必要な高価な抗体などを買ってもらうためのデータ報告の戦術など、ボスとの目に見えない駆け引きを学んだように感じています。

 ある時、ボスには内緒で先に業者さんに抗体を注文し、この実験結果をボスに見せれば、必ず次の実験のOKが出るはず、という確信と掛けをしながら実験にのぞんだこともありました。(ボスは気づいていらっしゃったかもしれません。叱りもせず、黙って見ていてくださったことに本当に感謝しています。)常に研究のことばかりを考えて365日、研究だけに力を注ぐことができた日々がとても懐かしく感じています。

 研究の駆け引きと術は、研究費をゲットする際の申請手段の1つとして生かされているように感じています。もしかすると、放牧教育は、研究者を育てるだけでなく、研究者として生きて行く術を獲得させるための「ボスの戦略」だったのかもしれません。

 試行錯誤の末に失敗することや、結果がでないことの方が多かったのですが、失敗すると成功以上の多くとを学べるメリットがあります。皆が同じレールに乗って研究を走らせている研究室とは異なり、十人いれば十の研究テーマという教育方針で、とても時間はかかりましたが、多くを学んだ大学院での研究生活でした。

 私の場合、ストレートで博士課程に進学したわけではなかったので、最後の掛けでもありました。医学系研究科4年目の夏に「私は研究者になれなければ死ぬ覚悟です」と話したことを思い出しました。永富先生にとっては衝撃的な言葉だったようですが、私自身は決してネガティブな気持ちはなく、後がないぐらいの気持ちで、必死に取り組むことが大好きなので、例え方が悪かったことを反省しています。その影響か、現在も時折、心配して連絡をくださることがあり、ありがたい反面、申し訳なく感じています。。。しかし、この気持ちは現在もずっと持ち続けていて、気づいたら、自分のラボを持つことが目標の1つとして新たに追加されていました。

 様々な指導法があるように、学生・生徒や選手の育て方は十人十色だと思います。指導者を目指しているスポ健の学生さんも多いことでしょう。ある程度、枠にはまった指導方法の柱から、自身の特徴を見つけだし、どんな指導者に成長して行くのか、とても楽しみにしています。香


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7月のヨーロッパスポーツ科学会議の後、リバプールからオックスフォードの国際運動免疫学会へ向かう列車でご一緒させていただいた、京都府立医大のYuko先生と「世界の車窓から」みたい!と話しながら撮影しました。窓の外をよく見ると、「放牧?」の羊や牛たちがたくさんいました。ふと、私が博士課程の頃の教育を思い出しました。嬉しいことに、Yuko先生もブログを読んでくださっているそうです!驚いたことは、学会中、お会いした先生方数名から「ブログ見ていますよ!」と声をかけていただいたことでした!そう言われると、嬉しくて文章もエスカレートしてしまいます(^^;)Yuko先生と研究や将来の話、女性研究者として生きていくための諸々の話...果てることがないくらい話しつづけ、オックスフォードに到着しました。研究の話は2人とも大好きです。いつか共同研究ができればなあと話しています。香







2011.08.17

「8月15日の甲子園」に寄せて

86日に始まった「甲子園」。全国の予選を勝ち抜いてきた高校球児たちが熱戦を繰り広げている。815日は、66回目の「終戦の日」。正午には、一旦プレーを中断して300万人にも上る戦没者への黙祷が。

今年は「太平洋戦争」開戦から70年目の1つの節目の年だ。そんな時、30年近くも前に読んだ一冊の本をふと引っ張り出してみた。猪瀬直樹氏の『昭和16年夏の敗戦』(世界文化社、昭和58)だ。

昭和16(1941)128日の「開戦」よりわずか4ヶ月前の823日、平均年齢33歳の「内閣総力戦研究所」研究生で組織された模擬内閣は、「わが国力の許す所ならず、との見解有力にして、閣議の一致を見るに至らず」(『昭和16年夏の敗戦』p.146)と宣言して「総辞職」していた。

この「総力戦研究所」は、「武力戦」の外、「思想」「政略」「経済」各分野に亘る全面的国家総力戦に関する基本的研究を行なうとともに、「総力戦」を実施するための官吏その他の者の訓練を行なうべき機関として、昭和15(1940)930日勅令第648号「総力戦研究所官制」が公布されて、内閣直属の機関であることが謳われていた。

「総力戦」は、単に「武力戦」だけでなく、経済力を含めた国力の差によって決定することになるため、「モノ」についての数字が鍵となる。彼ら研究生は、その数字を出身官庁や企業で毎日把握していただけに、冷徹に「日米戦争日本必敗」の結論に至ったのだった。

中国大陸での戦線は拡大の一途で泥沼化していた時期。昭和15(1940)422日には「生活必需品」が切符制となり、77日には「奢侈(ぜいたく)品」の製造販売制限制の実施、111日に「ダンスホール」の閉鎖など、国民は「総力戦」を実感していくことになる。そんな時期にあって、「敵性スポーツ」である野球だけが安穏と実施できたわけではなかった。

初戦からほとんどの試合をTV観戦している。どうしても、東北勢に肩入れしながら迎えた815日。サイレンの音を聴きながら、暫し「平和であればこその野球・スポーツ」に思いを寄せていた。  mm生 

2011.08.16

夏休み。

<RecOだより71>

 暑い日が続きますね。
 オープンキャンパスを終えて、RecOもしばし夏休みです。
 休み中に日頃出来ない掃除や、支度を調えます。
 
 今年4月からのRecOだよりを読み返してみると、O結びチャリティーにはじまり、色々な新しい試み、取り組みを確認することができます。
 これらの誕生に関わっていただいたみなさま、ありがとうございました。
 
 これからも8月24日に行われる「立命館の家+」にて、お菓子サークル「SWEET BOYS」による「あおばなスイーツ料理教室」開催等、新しい試みを続けていく予定です。
 どうぞ引き続き、よろしくおねがいいたします【abc.】

 <今週の別腹>
 嬬恋村から、こんなにたくさんの夏の便りをいただきました!
 ありがとうございます。
 
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2011.08.15

夢・目標の一つに

先週末で、夏のオープンキャンパス、学部・研究科のイベントである「サマースクール」、【香】先生が紹介してくれた「ひらめきときめきサイエンス」を終えて、ホッと一息つきながら、夏空を見あげています。ぼーっとしながら、ふと、2年前のことを思い起こしてしまいました。

 

立命館大学スポーツ健康科学部・大学院スポーツ健康科学研究科を開設準備中に、あるジャーナリストから、この学部の将来ビジョンは、と質問されたときに、「宇宙飛行士になるような学生が育てればいい」と答えたことを思い出しました。その理由は、宇宙飛行士になるためには、①健康・体力、②人間力・人格が優れていること、③コミュニケーション力(語学力、対人関係力)、④スペシャリストとしての能力、が求められます。このような人物像は、我々の教学理念である「グローバルな視野とリーダーシップを備え、スポーツ健康科学分野への理解を持ち、社会の発展に貢献する人材の育成」と非常にマッチし、目指すべき目標としてぴったりのイメージです。

 

上記のように答え、教学内容を説明したときに、そのジャーナリストは、「従来のスポーツ系、体育系にはない発想とプログラム内容ですね!」と驚きとともに理解を示してもらった。学部名称だけでは、なかなかイメージしづらい内容もあり、また同名の学部名でも大学によって特徴が随分違うようです。ですので、高校生の皆さんにとっては、学びたいことをしっかり見据えて選んで欲しいと願っています。このブログの一つの狙いは、パンフレット、HPだけでは伝えきれないことをできるだけ伝えたいと願って、連日ブログをアップしています。2年以上も途切れていないのも不思議なくらいですが、熱意ある先生方の賜です。

 

20110815.JPGまだ、学部・研究科開設2年目ですが、学生・院生を彼ら/彼女らが望むキャリアへ向けて発展できるように、教職員一同意識しながら熱を込めて教育しているところです。もちろん、卒業生の中から,未来の宇宙飛行士の誕生も願っています。

 

下の写真は、先日お会いした『宇宙飛行士の山崎直子さん』から頂戴した学部へのメッセージです。「スポーツ健康科学部」という切り口と宇宙飛行士とを結びつける新しい可能性に、期待もしてもらっています。メッセージには、「われら宇宙の子 宇宙へはばたこう!」と力強いメッセージを頂きました。

 

宇宙飛行士を目指す若者たちの入学も待っています。

 

 

【忠】
 
 
 
 
 

2011.08.14

樹義先生が、TV 出演します

八月も半ばになりましたが、
みなさん、いかがお過ごしですか。

スポーツ健康科学部の HEADLINE NEWS でも
取り上げられていますが、
樹義先生 が、8/16 (火) 20:00〜20:54 に
『たけしの健康エンターテイメント みんなの家庭の医学』
出演されます。
(予告編に、ちらっと樹義先生が映っています)

樹義先生は、この番組の中で、ゲストを相手に
「血糖値と筋肉」について、生活改善のアドバイスを行い、
実際に健康運動の指導をされます。
必見です! ぜひご覧下さい!

それでは、また。失礼致します。
                                            敦