後期は、毎週水曜日に、衣笠キャンパスで授業がある。
先週の水曜日、11月3日は、文化の日だけど、授業があった。
衣笠キャンパスの正門を入ると、ずっーと向こうの正面に、石碑がある。
前から、何かな、と気になっていた。
早く着いたので、ちょっと立ち止まって見てみた。
立命館 その由来の碑
今や立命館はゆるぎないものとなりつつある
この名は日本近代の幕開けとその建設に大きな役割を果たした西園寺公望が一八六九(明治二)年に同志を糾合して邸内に開いた私塾にはじまる
それは中国古代の革新思想を代表するひとりであった孟子のことばから採られている
殀寿(ようじゅ)貳(たが)わず身を修め以て之を
俟(ま)つは命を立つる所以(ゆえん)なり
生涯公望に師事した中川小十郎が一九00(明治三三)年京都法政学校(後に大学)の創立後まもなく一九一三(大正二)年立命館大学としてその名称を受け継いだのであった
わが立命館の第二世紀初頭にあたり父母教育後援会の貴重なお申し出を受けてこの石碑が建てられる
二00一年 春
立命館総長
長田 豊臣 記
孟子の言葉の意味は、
「「人間には、若死にする人もあれば、長生きする人もあるが、それはすべて天命で決められていることである。だから生きている間はわが身の修養(勉強)に努めて天命を待つのが人間の本分を全うすることなのである」という考えです。したがって、「立命館」は人間がその本分をまっとうするための場所を意味しています。」(立命館大学HPより)
だそうだ。
この碑の裏には、次のように書かれていた。
建立 二00一年 春
贈 立命館大学父母教育後援会
立命館創始一三0年・学園創立一00周年・立命館大学アジア太平洋大学開学を記念して
初代会長 植村仁一
二代会長 小川正義
三代会長 垣内 剛
四代会長 宮本郁夫
ともあれ、父母教育後援会というのは、大変ありがたい存在である。学生さんは、様々な奨学金を受け取ることが可能である。
びわこ・くさつキャンパスの人は、あまり、衣笠キャンパスに行く機会は、ないかも知れない。
が、衣笠キャンパスに行く機会があったら、一度みてくださいね。
【 智 】(20101103 立命館大学衣笠キャンパスにて)