不思議なもので、出張は、最初に企画始めた時は楽しいのですが、
だんだん重なってくると、苦痛を感じてきたり・・・(笑
先々週金曜日は、有馬温泉観光協会へヒアリング(日帰り)
先週火曜日夕方から木曜日は、鹿児島で運動とコミュニティに関するヒアリング(2泊3日)
金曜日は浜松へサービスラーニングの打ち合わせで出張(日帰り)
明日、明後日は愛媛で子どもの運動に関わるヒアリング(1泊2日)
来週の水・木はアジア太平洋大学で大学生協の会議(1泊2日)
です・・・
そうこうするうちに、2014年度の新入生が入学するまで、
残すところ2週間。
ほとんどの出張が移動時間が長く、現地滞在が短い、
というスケジュールで・・・
ついでに、年度の終わりになっているので、飲み会も多く・・・
いや、こんなことを書くんじゃなかった・・・
さて、最近TPPの話が世の中で多く出ています。
TPPは単純に言えば、国の間の壁を低くして、
モノや情報の流れを良くしていこう、というものになります。
賛成する人は、日本の国は輸出・輸入がよりスムーズにされることで、
国自体が良くなっていく、と考えていて、
反対する人は、開放する事だけでなく、将来も見据えた上で、
戦略的に保護していく事も重要だ、ということになっています。
特に、農業がどうあるべきか、という話と関わってきます。
現在、米を輸入する際にかかる関税が、778%かかっています。
1000円の米を輸入すると、1000円+7780円(関税)=8780円になります。
これだけ見ると、関税はない方が良いのではないか、と思うかもしれませんが、
食料の自給率、つまり日本国内で生産されない物は、
平成23年度でカロリーベース39%、生産額ベースで66%です。
(参考 http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/pdf/23slide.pdf)
つまり、安価な輸入食料が日本で生産されたものよりも量が多い、
ということになります。
当然、スーパーに行けば、輸入牛肉と国産牛肉の価格差は大きく、
日常的に買う物は輸入牛肉が多いと思います。
だから、食べ物が安くなれば良いので、関税は廃止した方が良い、
と言うこともできると思います。
ただ、輸入している食料は、世界中で取りあっているモノも多く、
ちょっとした天候の不順で、価格が大幅に上がっていきます。
最近では、大豆も中国の購入量が増え、価格は上昇している傾向にあります。
以前にも、小麦価格の上昇から、小麦を使っている製品の多くが、
値上げがされた時がありました。
もし、世界的な穀物を巡る競争の中で、日本が買い負けたら、
日本国内に食品が入らなくなり、危機に陥る、という可能性もあります。
そのため、一定の保護をして、何かあった時のための食料を確保しよう、
という保護する、という考え方もできます。
これは、立場が違う考え方なので、どちらが正しいとは言い切れません。
むしろ、その人が何を基盤に考えているのか、という考え方の違い、
によるものになります。
私自身は、安全や消費の側面から見ると、
地産地消と言われるようなできる限り地域で生産し、消費していく、
と言う方が望ましいと思ってはいるのですが。
今日はこのあたりで。
ではでは。
PS:宴会が多すぎ・・・先々週は2日、先週は3日、今週は1日。
財布も貧乏になっていきます(T_T)
2次会控え目で3月末まで走りきってみます・・・